Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

#AQM

あ、今日読んだ漫画

☆☆☆☆☆

#メダリスト 12巻 評論(ネタバレ注意)

現役時代を不完全燃焼で終えた新米コーチ・明浦路 司(あけうらじ つかさ)(26歳♂)が、高い身体能力を持ち競技への情熱を燃やす小学5年生の少女・結束(ゆいづか) いのりと出会う、フィギュアスケートもの。 『メダリスト』12巻(つるまいかだ/講談社) …

#だんドーン 6巻 評論(ネタバレ注意)

表紙は「幕末の四大人斬り」と称される薩摩藩士・田中新兵衛。 ja.wikipedia.org ja.wikipedia.org 今巻中のエッセイで作者が 「倫理観が大人向け・青年誌向けのキャラ」 と言明する暗殺者。 『だんドーン』6巻より(泰三子/講談社) モーニング誌で連載、T…

#スナックバス江 16巻 評論(ネタバレ注意)

ヤンジャンのギャグ枠を守って連載7年経過、昨年アニメ化も果たした1話8ページのギャグ漫画。 『スナックバス江』16巻より(フォビドゥン澁川/ 集英社) 北海道は札幌市は北24条、氣志團のボーカルみたいなルックスの婆さんママと金髪のチーママ・明美が営…

#まいにち鳥びより 【完】 評論(ネタバレ注意)

『おいしい関係』で、 『おいしい関係』4巻より(槇村さとる/集英社) 「見つめるって愛なんだ」 と語られていたことを思い出しました。 散歩好きの漫画家による実録エッセイ。 『まいにち鳥びより』より(鳶田ハジメ/フレックスコミックス) 「バードウォ…

#ハクメイとミコチ 13巻 評論(ネタバレ注意)

動物たちと三頭身の小人(こびと)たちが、互いに言葉を通じ合って社会を形成して暮らす、童話のような世界観。 『ハクメイとミコチ』13巻より(樫木祐人/ KADOKAWA) で、一緒に暮らす2人の女の子を主人公にした日常もの。 アニメ化済み、前巻からきっちり…

#推しが死んだ朝 【完】 評論(ネタバレ注意)

「推し」にまつわる2篇を収録。 『日々、推す』前後編。 『推しが死んだ朝』全四話。表題作。 『日々、推す』 女子高生の日々希(ひびき)は、親友の姫麗(きらら)とつるんで、男性二人組ユニットの地下アイドル「アルカディア」、特に紫苑くんを推していた…

#戦奏教室 9巻 評論(ネタバレ注意)

歩兵や騎兵が剣や槍で、弓兵が矢を撃って戦う、中世ぐらいの文明レベルの世界、「樹木歴」1294年。 『戦奏教室』9巻より(空もずく/十森ひごろ/集英社) 『AKIRA』っぽい絵だな、と思ったらこの人の名前も「アキラ」でちょっと笑ってしまったw 幼くして拾…

#ふつうの軽音部 5巻 評論(ネタバレ注意)

いい表紙だ。 高校新入生の鳩野ちひろ(15・♀)は、高校に入ったら軽音部に入ろうと、ど素人の陰キャながら意を決して高価なフェンダー・テレキャスター(ギター)を購入。 軽音部に入部したものの、待っていたのは微妙ながら確実に存在する、「思ってたのと…

#魔男のイチ 1巻 評論(ネタバレ注意)

どっかで見た絵とペンネームと思ったら、『アクタージュ』の作画の先生かー。 aqm.hatenablog.jp aqm.hatenablog.jp ja.wikipedia.org Wikipedia見ると、読み切り3作を挟んで4年ぶり?の連載なんかな。 その間、『【推しの子】』のカラーイラストの彩色もや…

#平成敗残兵すみれちゃん 4巻 評論(ネタバレ注意)

ネットでちょっとバズった「すしカルマ」巻でーす。 すみれちゃん、31歳。 10代でアイドルとしてメジャーデビュー、そこそこ活躍したものの、その後の人生を保証するようなブレイクには至らず。 『平成敗残兵すみれちゃん』4巻より(里見U/講談社) 現在は…

#【推しの子】 16巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

読者の 「【推し】を幸せにしてくれなかった作家を恨む気持ち」 は、物語の美しさを読者に納得させられなかった作家の力量不足の産物でしょうか。 それとも、物語を差し置いて【推し】の幸せだけを最優先でピンポイントに願う読者のエゴでしょうか。 「【推…

#映像研には手を出すな! 9巻 評論(ネタバレ注意)

人見知りで空想癖な妄想屋で監督肌のタヌキ顔のチビ・朝倉。 『映像研には手を出すな!』9巻より(大童澄瞳/小学館) 銭ゲバ風なリアリストなネゴシエーターでプロデューサー肌のノッポ・金森。 と、 財閥令嬢で役者の両親の娘で有名読モでキャラデザ・動画…

#BEAST COMPLEX 4巻 【完】 評論(ネタバレ注意)

完結済みの『BEASTARS』の、世界観を同じくするスピンオフ短編集。 『BEAST COMPLEX』4巻より(板垣巴留/秋田書店) なんかサブスクでアニメの最終章やってるらしい広告をどっかで見ました。 そのプロモーションも兼ねて、『SANDA』も完結して手が空いてる…

#ローカル女子の遠吠え 11巻 評論(ネタバレ注意)

勤勉ながらデザイナーの仕事に適性を見出せず、東京から地元の静岡にUターン転職した有野りん子(27)。 『ローカル女子の遠吠え』11巻より(瀬戸口みづき/芳文社) 仕事をバリバリこなしメロンパンも肉まんもバリバリ食って「メロンパンはそんな音しない」…

#邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん Season12 評論(ネタバレ注意)

マリア悪い顔しとんな。あとスカジャン女子大好き。 高校の「映画を語る若人の部」に入部したプレゼン下手の映子が、毎回好きな邦画を1本トンデモ説明でプレゼンして部長がツッコむ話。 昭和の少女漫画リスペクトな画風。 ネタはほぼ無限に供給され続ける上…

#その着せ替え人形は恋をする 14巻 評論(ネタバレ注意)

何かを暗示するかのように、珍しく表紙でコスプレしていない海夢、まるで原点回帰、1巻か最終巻のような表紙。 『その着せ替え人形は恋をする』14巻より(福田晋一/スクウェア・エニックス) 祖父の弟子として雛人形作りの職人を夢見て修行中も、趣味がなく…

#藤子・F・不二雄トリビュート&原作アンソロジー F THE TRIBUTE 【完】 評論(ネタバレ注意)

現役で実力派で第一線級の漫画家たちによる、藤子・F・不二雄作品群の二次創作短編集。 自分は電子書籍で買いましたが、 「どうしたの?」ってぐらい価格が高くて、 「紙版が豪華装丁か版のサイズがデカいかなんかで、電子版がそれに引っ張られてんの?」 と…

#平和の国の島崎へ 7巻 評論(ネタバレ注意)

30年前、国際テロ組織「LEL(経済解放同盟)」により羽田発パリ行きの航空機がハイジャックされ、機はテロリストによって中東の空港に降ろされた。 乗客は全員、殺害されるか、もしくは洗脳され戦闘員としての訓練を施されLELの構成員、テロリストに育て上げ…

#灰仭巫覡 2巻 評論(ネタバレ注意)

現代から少し未来?、何らかの理由で科学が衰退?した代わりに、巫覡(ふげき、シャーマニズム)によって?それまで見えていなかったものが視えるようになった?世界。 それまで「天災」としか認識されていなかった現象が、神(あるいは化物?あるいは妖怪?…

#めんつゆひとり飯 8巻 評論(ネタバレ注意)

黒髪おさげで八重歯で面倒くさがりで何でも麺つゆで食う女・面堂 露(めんどう つゆ・26歳独身)、略して"めんつゆ"がヒロインの、お料理・グルメ4コマ。 『めんつゆひとり飯』8巻より(瀬戸口みづき/竹書房) 八重歯アピールのためかほぼ口半開きでアホの…

#ウィッチウォッチ 19巻 評論(ネタバレ注意)

『SKET DANCE』『彼方のアストラ』の作者の現作。 乙木守仁は、超人的な身体能力を持つ鬼の末裔であることを隠して普通に暮らしていた。 守仁の高校入学を控えた春休み、長期出張で海外へ出発する父と入れ替わりに、魔女の聖地に修行に出ていた幼馴染のニコ…

#多良さんのウワサ 1巻 評論(ネタバレ注意)

『東京入星管理局』、『冒険には、武器が必要だ!~こだわりルディの鍛冶屋ぐらし~』の窓口基の、 aqm.hatenablog.jp aqm.hatenablog.jp 新作、というよりは、あとがきによると 「コツコツ描いてたら1巻が出ました!やったー!」 とのことです。すごい精力…

#劇光仮面 6巻 評論(ネタバレ注意)

「こんな奴いたっけ?」 と思ったら、今巻からの新キャラでした。 「こいつのコスプレだけなんか90年代以降じゃない?」 と思ったら、その由来も今巻で描写されてました。 主人公たちだけじゃなくて、いろんなヤベー奴がいるなあ… 『劇光仮面』6巻より(山口…

#ドカ食いダイスキ! もちづきさん 1巻 評論(ネタバレ注意)

自分自身が10代の頃の成長期に割りと健啖家だったこともあって、カトリックにおける「七つの大罪」の一つに ja.wikipedia.org 「暴食(貪食)」が含まれることに、昔から納得のいかなさを少し感じていました。 そんな、7つしかない「大罪」にカウントするほ…

#だんドーン 5巻 評論(ネタバレ注意)

表紙は中村半次郎(後の陸軍少将・桐野利秋)。 西郷隆盛ほどではないものの、池波正太郎『人斬り半次郎』 人斬り半次郎 幕末編 (角川文庫) 作者:池波 正太郎 KADOKAWA Amazon 人斬り半次郎 賊将編 (角川文庫) 作者:池波 正太郎 KADOKAWA Amazon 以下、たび…

#山を渡る -三多摩大岳部録- 7巻 評論(ネタバレ注意)

伝統の三多摩大学 山岳部は人数不足で廃部の危機に瀕していた。 『山を渡る -三多摩大岳部録-』7巻より(空木哲生/KADOKAWA) 部員は3年2人、2年1人のわずか3人。 新入生で見学に来たのは、秋田生まれの運動嫌い、長野生まれの虚弱体質、北海道生まれの読書…

#姫様“拷問”の時間です 16巻 評論(ネタバレ注意)

国王軍と魔王軍が衝突する世界。 国王軍の王女にして第三騎士団の団長・姫は、意思を持つ聖剣エクス(ツッコミ役)と共に魔王軍に囚われの身となった。 戦局を有利に導くべく、魔王軍はあらゆる手を使って敵の幹部である姫から秘密の情報を引き出そうとする……

#主君と旅する幾つかの心得 1巻 評論(ネタバレ注意)

銀河のあまたの星ぼしが群雄割拠な勢力たちに統治される宇宙。 『主君と旅する幾つかの心得』1巻より(速水螺旋人/白泉社) 銀河帝国の名門、ケモ耳が特徴のメリークリスマス公爵家の6女・メルガレッタは、20人ぐらいいる兄弟姉妹たちの家督後継争いに嫌気…

#ローズ ローズィ ローズフル バッド 5巻 評論(ネタバレ注意)

神原正子、40歳、独身、職業漫画家。賃貸の一軒家に5つ下で世話役アシスタントを務める妹と二人暮らし。 『ローズ ローズィ ローズフル バッド』5巻より(いくえみ綾/集英社) 少女漫画家を志してデビューしたものの、23歳の時に少女漫画とは畑違いのゆるキ…

#FX戦士くるみちゃん 7巻 評論(ネタバレ注意)

2008年、中学3年の少女・くるみの母親は、単身赴任の夫に内緒で家計をFXの豪ドル円につっこみ、リーマンショックによる金融危機で2000万円の損失を出して自殺した。 『FX戦士くるみちゃん』7巻より(炭酸だいすき/でむにゃん/KADOKAWA) 2014年、20歳の大…