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#AQM

あ、今日読んだ漫画

家族

#推しが死んだ朝 【完】 評論(ネタバレ注意)

「推し」にまつわる2篇を収録。 『日々、推す』前後編。 『推しが死んだ朝』全四話。表題作。 『日々、推す』 女子高生の日々希(ひびき)は、親友の姫麗(きらら)とつるんで、男性二人組ユニットの地下アイドル「アルカディア」、特に紫苑くんを推していた…

#奸臣スムバト 1巻 評論(ネタバレ注意)

西暦1236年、ジョージア王国。 かつて大貴族として王都・トビリシでブイブイ言わしていたオルベリアン一族は、反乱失敗・追放同然のイスラム圏への亡命から数代かけてジョージア王国に復命したものの、王国領アルメニアの一番端、スィウニク領主に封じられる…

#朱のチーリン 2巻 評論(ネタバレ注意)

『三国志』蜀の後期に活躍した武将・姜維の、オリジナルキャラが結構活躍する、創作性の強い伝記フィクション。 『朱のチーリン』2巻より(向井沙子/小学館) 中国歴史もの漫画は、『封神演義』、『蒼天航路』、『キングダム』のようにハネる作品があったか…

#IDOL×IDOL STORY! 6巻 評論(ネタバレ注意)

『NEW GAME!』の aqm.hatenablog.jp 得能正太郎の新作は、アイドル・オーディション・リアリティショーもの。 デビューの座とアイドルの高みを目指して、仲間&ライバルとしてシノギを削る少女たち。 『IDOL×IDOL STORY!』6巻(得能正太郎/芳文社) 渚 美海…

#スキップとローファー 11巻 評論(ネタバレ注意)

岩倉美津未(いわくら みつみ)、15歳(その後16歳)。 「石川県のはしっこ」、学年8人の中学から、東大法学部卒・中央省庁官僚を経て地元の市長となる大志を抱いて、叔父の住む東京の「高偏差値高校」に進学。 同級生8人の中学とはまったく違う大都会・東京…

#新九郎、奔る! 18巻 評論(ネタバレ注意)

室町後期(戦国初期)の武将、北条早雲の幼少期からの伝記もの。享年64歳説を採用。 ja.wikipedia.org 中世代を舞台にした作品ながら、現代の話し言葉を大胆に採用、横文字もガンガン出てくる。おっさん達の政争劇は作者の本領発揮なイメージ。 『新九郎、奔…

#モノクロのふたり 1巻 評論(ネタバレ注意)

不動花壱(24♂)は優秀な若手社員として社内で名を馳せるサラリーマン。 思春期までは絵画に夢中だったが、母子家庭の母が亡くなったことを契機に自身と妹の生活のため筆を折り、バイトと仕事に明け暮れて現在に至る。 『モノクロのふたり』1巻より(松本陽…

#藤子・F・不二雄トリビュート&原作アンソロジー F THE TRIBUTE 【完】 評論(ネタバレ注意)

現役で実力派で第一線級の漫画家たちによる、藤子・F・不二雄作品群の二次創作短編集。 自分は電子書籍で買いましたが、 「どうしたの?」ってぐらい価格が高くて、 「紙版が豪華装丁か版のサイズがデカいかなんかで、電子版がそれに引っ張られてんの?」 と…

#TimeTuberゆかり 1巻 評論(ネタバレ注意)

女子高生のゆかりはお台場のタワマン住まいだったが、いい加減な父親はタワマン購入の借金をゆかりに押し付けて失踪、音信不通、行方不明。 『TimeTuberゆかり』1巻より(秋本治/集英社) なんで糸電話なのかを説明すると漫画で4ページぐらいかかるので省略…

#アンダーク 新しい透明な力のすべて 1巻 評論(ネタバレ注意)

現代、日本。 地球から僅か10光年の距離に、人類に発見されることなく存在していた黒い巨星が、爆発。 『アンダーク 新しい透明な力のすべて』1巻より(アキリ/小学館) その爆発は地球に磁気嵐とオーロラを起こし、時期を同じくして若年層の原因不明の高熱…

#乙嫁語り 15巻 評論(ネタバレ注意)

19世紀の中央アジアを舞台に、エピソードごとに主人公が移り変わる「夫婦」「嫁入り」をキーワードにした群像劇として続いて15年目ぐらいの15巻。 見てきたかのように当時の文化の活き活きとした描写し、衣類やタペストリーの刺繍類の変態的なまでに美しい精…

#灰仭巫覡 2巻 評論(ネタバレ注意)

現代から少し未来?、何らかの理由で科学が衰退?した代わりに、巫覡(ふげき、シャーマニズム)によって?それまで見えていなかったものが視えるようになった?世界。 それまで「天災」としか認識されていなかった現象が、神(あるいは化物?あるいは妖怪?…

#ヤニねこ 6巻 評論(ネタバレ注意)

ボロアパートで暮らすヤニねこは猫耳で美少女だったが、ぐーたらでだらしなくて下品で臭くて汚いヤニカスだった。 『ヤニねこ』6巻より(にゃんにゃんファクトリー/講談社) そんな彼女の、ぐうたらでだらしなくて下品で臭くて汚くて可愛くてちょっとエロい…

#クプルムの花嫁 6巻 評論(ネタバレ注意)

「クプルム」ってなんだろう?と思って調べたらラテン語でcuprum 、英語のcopperで「銅」だそうです。 『クプルムの花嫁』6巻より(namo/KADOKAWA) 直訳で「銅の花嫁」というよりは、「妖怪・銅叩きの花嫁」という感じ。カニいいな。 新潟県 燕三条(…

#MFゴースト 21巻 評論(ネタバレ注意)

『MFゴースト』は『頭文字D』と同じ世界観。 あっちが基本的に90年代を舞台にした作品であるのに対し、こっちは202X年が舞台の続編という位置づけです。大体20〜30年後?という感じ。前作の登場人物たちがおじさんになって脇役で大量に登場。 前作主人公の藤…

#主君と旅する幾つかの心得 1巻 評論(ネタバレ注意)

銀河のあまたの星ぼしが群雄割拠な勢力たちに統治される宇宙。 『主君と旅する幾つかの心得』1巻より(速水螺旋人/白泉社) 銀河帝国の名門、ケモ耳が特徴のメリークリスマス公爵家の6女・メルガレッタは、20人ぐらいいる兄弟姉妹たちの家督後継争いに嫌気…

#アカイロフラグ 【完】 評論(ネタバレ注意)

『ハイスコアガール』シリーズ等で著名な押切蓮介の恋愛もの連作短編集。 『アカイロフラグ Summer』 「ネットの掲示板」が存在する程度の現代。 『アカイロフラグ』より(押切蓮介/KADOKAWA) 借金苦で荒れた家庭と馴染めない学校生活、いずれにも居場所が…

#ローズ ローズィ ローズフル バッド 5巻 評論(ネタバレ注意)

神原正子、40歳、独身、職業漫画家。賃貸の一軒家に5つ下で世話役アシスタントを務める妹と二人暮らし。 『ローズ ローズィ ローズフル バッド』5巻より(いくえみ綾/集英社) 少女漫画家を志してデビューしたものの、23歳の時に少女漫画とは畑違いのゆるキ…

#FX戦士くるみちゃん 7巻 評論(ネタバレ注意)

2008年、中学3年の少女・くるみの母親は、単身赴任の夫に内緒で家計をFXの豪ドル円につっこみ、リーマンショックによる金融危機で2000万円の損失を出して自殺した。 『FX戦士くるみちゃん』7巻より(炭酸だいすき/でむにゃん/KADOKAWA) 2014年、20歳の大…

#SPY×FAMILY 14巻 評論(ネタバレ注意)

凄腕スパイ・暗号名「黄昏」に下った新たな指令は、妻と新小学生の子どもを調達して敵国の名門校のPTAに潜入し、平和を脅かす危険な黒幕に近づくこと。 『SPY×FAMILY』14巻より(遠藤達哉/集英社) 任務のために孤児院で適当に選んで引き取った娘・アーニャ…

#怪獣カムイ 1巻 評論(ネタバレ注意)

「ジャケ買い」ならぬ、「アキバblog買い」の「作者買い」です。 アキバblogの記事を見て、 akibablog.blog.jp 「あの『地球から来たエイリアン』の作者の新作」と知って、 aqm.hatenablog.jp 買って読みました。 現代日本。 正体不明の巨大生物(怪獣)「震…

#朱のチーリン 1巻 評論(ネタバレ注意)

自分は割りと『三国志』に関しては「にわか」で、社会人になるまで触れてきませんでした。 『三国志』の英雄たち、登場人物がシンプルすぎる似たような名前ばかりで区別がつかず、苦手意識がありました。 なので『三国志』の定番、横山光輝『三国志』や、コ…

#馬刺しが食べたい 【完】 評論(ネタバレ注意)

美術部員の女子高生・梅野かえでは、コンクールに半分ウケ狙いで馬刺しの油絵を出展したところ、大賞を受賞。 学校はかえでの受賞を祝すのと、半分ウケ狙いで、学校の玄関にかえでの受賞作品を展示。 『馬刺しが食べたい』より(桜井さよる/集英社) かえで…

#ルリドラゴン 2巻 評論(ネタバレ注意)

女子高生・ルリは、ある朝目覚めると頭から2本のツノが生えていた。 通学前の慌ただしい時間帯にツノに驚く母が言うには、ルリの父親はどうやらドラゴンらしかった。 納得いかないまま登校したルリは、そのツノを周囲にゆるく驚かれつつ普通に授業を受けてい…

#新九郎、奔る! 17巻 評論(ネタバレ注意)

室町後期(戦国初期)の武将、北条早雲の幼少期からの伝記もの。享年64歳説を採用。 ja.wikipedia.org 中世代を舞台にした作品ながら、現代の話し言葉を大胆に採用、横文字もガンガン出てくる。おっさん達の政争劇は作者の本領発揮なイメージ。 『新九郎、奔…

#リアル 16巻 評論(ネタバレ注意)

なんか知らん間に電子書籍も売ってんですね、コレ。調べたら2019年に既刊を全部、電子書籍化とのこと。 言わずと知れた『スラムダンク』作者・井上雄彦の不定期連載継続中の2作のうちの1作。もう1作は講談社の『バガボンド』。 自ら監督した『スラムダンク』…

#灰仭巫覡 1巻 評論(ネタバレ注意)

「この作品は人を選ぶと思います」 と 「自分は面白かったです」 を同時に言うと、 「自分はお前と違って『理解れる側』だ」 というマウントとってるみたいな意味が、意図せず、自然と、生じてしまうので、言葉というのは難しいものだと思います。 さて。 こ…

#ペリリュー ―外伝― 3 ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 評論(ネタバレ注意)

徴兵・動員されたと思しき若者・田丸は昭和19年夏、南太平洋パラオ諸島のサンゴ礁に囲まれたわずか13平方kmの小さな島・ペリリュー島で一等兵として軍役についていた。 飛行場を備えたこの小さな島は戦略的要衝として、日本軍守備隊1万と米軍上陸隊4万が相争…

#サボタージュ・サマー 1巻 評論(ネタバレ注意)

長谷川 湊(はせがわ みなと)(22歳 ♀)は、スタイリストを志して都内の美容院でアシスタントとして働いていたが、美容院の経営の悪化に伴い店は閉店、突然無職に。 『サボタージュ・サマー』1巻より(天野茶玖/芳文社) 次の職場を探すでもなく実家で油を売っ…

#ヤニねこ 5巻 評論(ネタバレ注意)

ボロアパートで暮らすヤニねこは猫耳で美少女だったが、ぐーたらでだらしなくて下品で臭くて汚いヤニカスだった。 そんな彼女の、ぐうたらでだらしなくて下品で臭くて汚くて可愛くてちょっとエロい日常。 『ヤニねこ』5巻より(にゃんにゃんファクトリー/講…