HP開設当初からご覧いただいている方はお気づきだとと思いますが
こんなに時間をかけた作品を販売するのは初めてです(#^.^#)
クリックで大きな画像をご覧いただけます。
5/18 表裏ともに1930代フランスボタンを付けたのでもっとかわいくなりました。
「時間をかけて一つの作品を作ろう」
二か月ほど前、そう思いました。
京都でも今の店舗では「売ってください」といわれることも多いこの作品、
今までの雑誌掲載作品の中で、一番手間のかかる作品でしたがこれをを作ろうと思いました。
数年前も今も変わらず多くの方たちに助けてもらっています。
身体的な問題で数年前には身辺整理をしたこともありました。
よくなったわけではありませんので
無理はききませんが 少しずつ進めてきた作品が一つ完成しました。
表はイギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、チェコなどいろんな国のアンティークレースを、
裏はフランスのアンティークブラウスを贅沢に使いました。
ボタンもアメリカ、フランス、ドイツの古いもの。
ドイツのドイリーは「ふた」としていただいてもそのままドイリーとして使っても。
製作時間も何時間という単位ではないので販売用に作ることはもうないと思います。
この作品の売上全額は東日本大震災の義援金とさせていただきます。
木曜から三日間開催のアニバーサリー会期中にお嫁入りできなかった場合は
ネットで販売し義援金にさせていただく予定です。
本日から店舗に置いていますので手に取ってご覧いただければ幸いです。
メイキング
ヘキサゴンだと意外と数が必要なのです。
違う柄のレース50枚をフランスコットンに縫いとめていきます。
生地が厚くなっているため時間はかかりますが
一枚の布でヘキサゴンパッチをする要領で進めていきます。
周りとのバランスを考えてつなげていきます。
表からアイロンをかけ、台紙を取り除きます。
レースパッチ部分、ドミット芯、アンティークブラウス、裏地のリネンをバッグ型に裁断。
ミシンで袋に仕立てていきます。
返し口をまつってステッチし、ヘキサゴンの形でハンドキルトしボタンをつけ、ハンドルをつけて完成です。
ハンドルは軽くはさんでいる状態ですのでお手持ちのものがあれば交換可です。
※5/19 soldout