インターネット回線を選ぶ5つのポイント
インターネットを使うなら光回線かモバイル回線がおすすめ
高速かつ安定の光回線
光回線(光ファイバー)とは、インターネット回線の一種で、一般的に高速で安定しています。アナログ電話よりも安いひかり電話を利用でき、アンテナを付けなくても地デジやBS・CSを見ることができるテレビサービスを提供している事業者も多く、他の回線と比べ、オプションサービスが充実しています。
光ファイバーケーブルを使ってインターネットに接続しており、光回線を利用するには、基本的に回線の接続工事が必要です。
光回線でインターネットがつながる仕組み
プロバイダとは?
プロバイダとは、インターネットサービスプロバイダ(ISP)の略称で、自宅のパソコンやスマホとインターネットをつなぐための「接続サービス」を提供する通信事業者のことです。
インターネットを利用するためにはプロバイダとの契約に加え、インターネット回線を提供する回線事業者との契約が必要です。プロバイダと回線事業者は役割が分かれていますが、NURO 光やビッグローブ光のように両者の役割を提供するサービスが主流となってきています。
外でも使えるモバイル回線
モバイル回線とは、インターネット回線の一種で、電波が届く場所であれば室内・室外どちらでもインターネットを利用できます。
持ち運びのできるモバイルWi-Fiルーターという小型で軽量な通信端末で、インターネットに接続します。電波でつながるため、ケーブルは不要です。
モバイル回線でインターネットがつながる仕組み
プロバイダを選ぶ前に決めることは?
インターネット回線には大きく分けて「光回線」「モバイル回線」「CATV」があります。ネットゲームや高画質の動画の視聴など大容量の通信をする方、家族みんなでインターネットを利用する方であれば「光回線」、外でも家でもインターネットを利用したい方、すぐに使いたい方は「モバイル回線」などご自身のインターネットの利用状況に応じて決めましょう。
ADSL回線、CATV回線とは
インターネット回線の種類には、光回線とモバイル回線のほか、ADSL(エーディーエスエル)回線とCATV(ケーブルテレビ)回線もあります。
ADSL回線とは電話回線を使ってインターネットに接続する通信サービスです。 ソフトバンクおよびNTTが提供するADSL回線はすでに新規受付を終了しています。 ADSLをご利用中の方はいずれインターネットが利用出来ない状況となるため、光回線への切り替えを検討しましょう。
CATV回線とはケーブルテレビ用の回線を使ってインターネットに接続する通信サービスです。 最近ではケーブルテレビの会社がCATV回線とは別に、「光回線」も提供していることがあります。
光回線とモバイル回線、どちらにするか決めるポイントは5つ!
インターネットを使い始めたいけれど、何から決めればよいのか分からない方は、まずは、インターネットの中でも光回線、モバイル回線のどちらにするかを決めましょう。
どちらにするか選ぶポイントは、5つあります。このポイントをもとに、自分に合った回線を選びましょう。
- 外出先で利用するかどうか
- 回線速度や回線が安定していることを重視するか
- データ通信量("ギガ")に制限がないことを重視するか
- 料金をなるべく抑えたいか
- 早く使い始めたいかどうか
早速それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう!
POINT1 ネットを使う場所から回線を選ぶ
光回線が使えるのは自宅だけ
光回線は、自宅など特定の場所でのみ使えるインターネット回線です。引っ越しなどで他の場所で使用したい場合は、手続きが必要で、使用できるようになるまでに日数もかかります。
有線で使用する場合は、LANケーブルの届く範囲でのみインターネットが使用できますが、ルーターを用意すれば、Wi-Fi(無線LAN)の電波が届く範囲であればどこでもインターネットが使用できるようになります。
モバイル回線は外でも使える!
モバイル回線は、自宅に限らず電波が届く場所であればどこでも使えるインターネット回線です。使用したい場合は、「モバイルWi-Fiルーター」を持ち運ぶだけでOK。引越しが多い方にもおすすめです。
本当にどこでも使えるの?
「モバイルWi-Fiルーター」とパソコン・スマホの間に壁や天井、家具などの障害物があったり、ルーターから離れた場所で使用したりするとインターネットの速度は遅くなります。
POINT2 ネットの速さから回線を選ぶ
光回線は安定&速い!
ダウンロード(下り)通信速度の回線別比較
光回線は、一般的に利用できるインターネット回線の中で、外部環境による影響が一番低く安定しており一番高速です。通信速度はほとんどが下り最大1Gbpsで、地域によっては5Gbpsや10Gbpsなどさらに高速な光回線もあります。
さらに、IPoE対応のプロバイダを選ぶことにより、さらに安定した高速通信が期待できます。
IPoE対応のプランを探す
モバイル回線はスマホと同じくらいの速さ
モバイル回線は、スマホと同等の通信速度が期待できますが電波状況による影響が一定程度あります。通信速度は一般的に、下り最大500Mbps前後、上り最大60Mbps前後です。一部、通信速度を公開していない事業者もあります。
モバイル回線を長期で契約する前に、モバイル回線を数日レンタルして通信速度を確かめるのもおすすめです。モバイル回線のレンタルも価格.comで比較できます。
国内Wi-Fiレンタル比較
Mbps、Gbpsとは
bpsとは、bits per secondの略で、1秒間に送れるデータ通信量を表す単位のことです。
1Gbps=1,000Mbps=1億bps
という関係になっており、例えば300Mbpsと1Gbpsとでは、1Gbpsの方がデータの送受信速度が速いということです。数値を見るときは、「bps」の前についている英字が「M」か「G」か確認しましょう。
下り、上りとは
bpsの数値と併記されている「下り」とはダウンロード、「上り」とはアップロードのことです。ビデオ通話や高画質の動画、大容量データのダウンロードをストレスなく行いたい方は「下り」の数値を、メールを大量に送ったり動画をアップロードしたりする方は「上り」の数値をチェックしましょう。
例えば、「下り速度 最大1Gbps」の回線の場合、その回線のダウンロードの最大通信速度は1Gbps、ということです。ただし、この通信速度は理論上の最大通信速度となり、実際の通信速度は、インターネットを利用する環境(通信設備の状況や他回線の干渉など)によって低くなります。LANケーブルを使い有線LAN接続をすることによって速度が改善する場合もあります。
LANケーブルの選び方
POINT3 使い放題かどうかで回線を選ぶ
光回線はみんなでたくさん使っても大丈夫!
基本的に光回線には通信制限がありません。しかし、短期間で上り通信を数十GB単位で利用すると、一定の期間インターネットの通信速度が遅くなる場合があります。
モバイル回線にも使い放題のプランあり!
1か月に使用できるデータ通信量に制限があるプランとないプランがあります。例えば「UQ WiMAX」のギガ放題のプランを選択すれば、3日間で10GB以上など、短期間で大量に使わない限り、制限なく使えます。データ通信量に制限があるプランで、規定通信量を超えた場合や短期間で大量に使った場合は、一定の期間インターネットの通信速度が非常に遅くなります。
POINT4 料金から回線を選ぶ
光回線は工事費がかかるけれどキャッシュバックに期待
光回線を使うのにかかるお金は大きく分けて、初期費用と工事費と光回線月額料の3つです。
- 初期費用は平均2,000円ほどです。契約事務手数料や申し込み手数料などとも呼ばれます。
- 工事費は平均28,000円ほどですが、新規契約特典のキャッシュバックなどにより少額の負担になるか無料になる場合がほとんどです。回線工事費や基本工事費などとも呼ばれます。
- 光回線月額料は平均4,500円/月ほどです。
その他、特別な工事などが発生した場合の工事費や、有料オプション、光電話の通話料などは別途料金が発生します。
モバイル回線は初期費用がほとんどかからない!
モバイル回線(レンタルを除く)を使うのにかかるお金は大きく分けて、契約事務手数料とデータ端末代金とモバイル回線月額料の3つです。
- 契約事務手数料は平均3,400円ほどです。申し込み手数料などとも呼ばれます。
- データ端末代金は0円のプランがほとんどですが、費用がかかる場合もあり、その場合の平均的な費用は36,000円ほどです。
- モバイル回線月額料は平均4,300円/月ほどです。
その他、ユニバーサルサービス料が毎月2〜3円ほどかかり、有料オプションなどは別途料金が発生します。
インターネット利用1年目にかかる料金比較
- ※各回線の一般的な料金を表しています
- ※キャッシュバックなどの特典を考慮していません
"しばり"や解約金はプロバイダによって違う!
契約期間は光回線は2年や3年、モバイル回線(レンタルを除く)は契約期間の定めがないプランが多いです。
解約金は、プロバイダによって金額や発生タイミングが大きく異なります。「最低利用期間」より前の解約や「更新月」以外の解約は解約金が発生しやすいです。例えば、1年ほど使ったあとに解約したい場合、0円で解約できるプランもありますが、光回線の場合平均13,000円、モバイル回線の場合平均23,000円ほどの解約金を払うことになります。
光回線の一部のプランでは、最低利用期間前に解約すると受け取り済みのキャッシュバックを返金しなければならない場合もあります。ただし、もし解約金を支払わなければならない場合でも、他社の解約金をキャッシュバックする特典を実施しているプロバイダもあるため、そのようなプロバイダを選んで乗り換えをするのもおすすめです。
POINT5 利用開始までの早さから回線を選ぶ
光回線は使用開始まで1か月くらいかかる
光回線を新しく契約する場合、回線工事が必要となり、戸建ての場合は約1か月程度、マンションの場合は約2週間〜1か月程度で利用できることが多いです。
なお、人気のプロバイダや引っ越しシーズンなどで工事が混みあっている場合や設置場所の状況などによっては、上記の期間が長くなります。インターネットが使えない期間を作らないためにも、プロバイダへの申し込みは早めがおすすめです。もし光回線が使えない期間が発生してしまう場合は、申し込みをしたプロバイダが提供するWi-Fiレンタルサービスを利用したり、そのサービスがなければ、一時的に短期間のWi-Fiレンタルサービスを利用するのがおすすめです。
ADSL/CATV/ダイヤルアップや、光ファイバーから光ファイバーへ乗り換える場合は、インターネットが使えない期間を作らないで乗換えができる場合があります。
国内Wi-Fiレンタル比較
モバイル回線は1週間ほどで使えるようになる!
モバイル回線は工事が不要のため、届いたその日から使えて、引越し後でもすぐにインターネットが楽しめます。プロバイダごとに端末到着までの日数は異なりますが、一般的に、申し込み後約1週間程度で届き、簡単な設定ですぐに利用できます。 なお、受付時間などの条件がありますが、即日発送に対応しているプロバイダもあります。
プランによって利用開始までの期間はさまざま
回線 | プラン | 申し込みから利用開始までの目安 |
光回線 |
光コラボレーションサービス(新規) |
最短10日〜1か月程度 |
光コラボレーションサービス(転用) |
およそ10日〜2週間程度 |
auひかり |
およそ1〜2か月 |
NURO光 |
およそ1か月程度 |
その他(BBIQ・eo光・コミュファ光など) |
およそ1〜3か月程度 |
フレッツ光(新規) |
およそ1〜3週間程度 |
フレッツ光(プロバイダ乗り換え) |
およそ1週間程度(※1) |
モバイル回線 |
WiMAX・ワイモバイルなど |
最短翌日〜1週間程度 |
※1 申し込み時、クレジットカード支払いをご登録で、最短30分で利用可能なプランも
※ 上記は各回線の最短での開通までの目安となっており、設備状況や地域などにより提供までに時間が前後する場合があります。あらかじめご了承ください。
おさらい:光回線とモバイル回線、どちらにするか決めるポイントは5つ!
ここまで、光回線とモバイル回線、どちらにするかを決める5つのポイントについてみてきました。回線速度が速い光回線か、様々な場所で使えるモバイル回線か、どちらにするか決めることはできたでしょうか。
インターネット回線を使うには申し込みが必要
光回線が設置されているだけではインターネットは使えない!?
「新しく住む家の物件情報に、インターネット接続可、光ファイバー対応と書いてあったけれど、いざ入居してみたら、すぐには使用できなかった。」こんな経験はありませんか?このようなことが起きるのは、光回線を使用するのにあたって、「回線事業者」と「プロバイダ」という2つの会社が関わってくるからです。
インターネット接続に関係する2つの会社
インターネットをご利用いただくには、「回線事業者」と「プロバイダ」の両方との契約が必要となります。インターネット接続可という物件は、回線事業者によってインターネット回線の工事がすでに施されていますが、プロバイダとの契約は自分で行う必要があります。プロバイダとは、回線事業者から提供された回線を、インターネットに接続するためのサービスを提供している通信事業者のことです。基本的にはプロバイダと契約をしなければインターネットには接続できません。
インターネットが利用できるまでの期間は?
お申し込みをしたプロバイダや回線事業者、ご自宅の設備状況によって、1週間〜2か月など開通までの時間はさまざまです。多くの方が引越しをするシーズンなどは、工事スケジュールの都合で遅くなるケースもあります。すぐに利用したい方は、工事不要のモバイル回線を選ぶか、一時的に短期間のWi-Fiレンタルサービスを利用するとよいでしょう。
インターネット回線の申し込みは価格.com経由がおすすめ
以前は、回線事業者とプロバイダを別々に契約するのが主流でしたが、最近では、回線事業者とプロバイダを一度に契約できるようになってきています。価格.comでももちろん、1回の申し込みで回線事業者とプロバイダが契約でき、インターネットが使えるようになります。
インターネット回線の申し込みの仕方としては、下記のような方法があります。
- 価格.com経由で申し込み
- プロバイダの公式サイトで申し込み
- 携帯電話ショップや家電量販店経由で申し込み
- 不動産会社や引越し業者経由で申し込み
- 訪問販売の仲介業者経由や、自宅に届くチラシに記載の電話番号から申し込み
対面や電話で申し込みを行う場合、おすすめのプランをスタッフが教えてくれ、質問もその場でできるため、インターネット回線の契約初心者に向いているでしょう。価格.comでも電話でプラン選びの相談が出来ます。価格.com プロバイダ相談窓口
一方で、プランを自分の目で比較して決めたい方や、自分で調べながらゆっくり選びたい方には、対面や電話での申し込みではなく、価格.comのウェブサイト経由の申し込みがおすすめです。
価格.comではたくさんのプランから、人気のプランやお得なプランを絞り込め、プラン同士を比較でき、自分のペースで申し込みが出来ます。ここから先は、光回線とモバイル回線についてそれぞれ、プランの選び方やインターネット使用開始までの流れを説明していきます。
光回線が気になる方モバイル回線が気になる方はこちら
光回線の4つの契約方法
まずは使っているインターネット回線がどこの会社のものか確認
現在インターネットを使っている方は、新しいプロバイダと契約する際に、解約や乗り換えの手続きのため自分の契約している会社の確認が必要です。
契約先が分からない方は、契約書などの書面や申し込み当時のメール、クレジットカードの利用明細や請求書、銀行口座の引き落とし状況などを確認して支払い先を調べてみましょう。
工事なしで新しいプロバイダに切り替え
フレッツ光、もしくは光コラボレーションサービスをご利用の場合、フレッツ光の回線設備をそのまま使用できるため、契約種別を上手に選ぶと、工事なしで新しいプロバイダに切り替えることもできます。そこでここでは、フレッツ光か光コラボレーションサービスかの見分け方をご紹介します。
まず、光回線の料金をNTT東日本または西日本のみに払っている場合、フレッツ光をご利用いただいてる可能性が高いです。次に、光コラボレーションサービスですが、下記が一例となります。
エキサイト光、ドコモ光、ビッグローブ光、DTI光、excite MEC光、GMOとくとくBB光、hi-hoひかり、IIJmioひかり、SoftBank 光、@nifty光、@T COMヒカリなど
NTTと光コラボレーション事業者の関係
光コラボレーションサービスは2015年2月1日から始まった比較的新しいサービスです。これまで回線事業者であるNTT東日本・NTT西日本が「フレッツ光」というサービス名でユーザーに光回線を直接提供していたところ、プロバイダに自社の回線を卸売りしました。これにより、さまざまなプロバイダがフレッツ光と同じ回線をレンタルしてユーザーに提供できるようになりました。これを光コラボレーションサービス、略して光コラボと呼んでいます。株式会社NTTドコモの提供する「ドコモ光」やソフトバンク株式会社の提供する「SoftBank 光」が光コラボレーションサービスの一例です。
フレッツ光と光コラボレーションサービスの違い
Yes/Noチャートで分かる!あなたにおすすめの契約種別
光回線の契約方法には大きく分けて4種類あります。下のYes/Noチャートに答えてご自身に合った契約方法を見つけましょう!
契約種別診断Yes/Noチャート
「事業者変更」で工事が不要に
光コラボレーションサービスをご利用中の方が、「事業者変更」の手続きを行うと、他の光コラボレーションサービスへ工事不要で移行できます。
ただし、「事業者変更」に対応したプロバイダは多くないため、たくさんのプロバイダの中から選びたい方は「新規契約」をし、現在契約中の光回線を解約するのがおすすめです。
※ 事業者変更と同時に光アクセスサービスのタイプ変更・移転等を行う場合、工事が必要なケースがあります。
「転用」や「プロバイダ乗り換え」で工事が不要に
フレッツ光のプロバイダをご利用中の方が、プロバイダを解約して「転用」の手続きを行うと、光コラボレーションサービスへ工事不要で移行できます。また、フレッツ光の別のプロバイダに「プロバイダ乗り換え」の申し込みを行い、プロバイダを解約すると、工事不要でプロバイダを新しくすることができます。
ただし、「転用」や「プロバイダ乗り換え」に対応したプロバイダは多くなく、特典の金額も「新規契約」に比べると少なめです。より高額なキャッシュバックを受け取りたい方は「新規契約」をし、現在契約中のフレッツ光とプロバイダを解約するのがおすすめです。
※ 転用と同時に速度などを変更する場合は工事が必要なケースがあります。
光回線のプランを選ぶ8つのポイント
回線事業者のおすすめの選び方
回線事業者を選ぶには、「対応エリア」「料金」「セット割引」「回線速度」「契約年数」「利用開始までの日数」の6つのポイントを押えましょう。
回線事業者を選ぶポイント
・対応エリア
光回線は回線事業者によって提供エリアが異なります。価格.comではお住まいの都道府県を選択すると、そのエリアで提供されている回線事業者のプランのみが表示されるので便利です。細かい提供エリアは、申し込み前に申し込みページで確認できます。
・料金
月額料金や工事費は回線事業者によって異なります。プロバイダによっては月額料金の割引を契約開始から一定の期間を行っていますが、その割引が終わったあとのことを考えると、月額料金が予算内の金額かどうかは確認しておくと良いでしょう。価格.comでは割引期間中と割引終了後、どちらの月々の費用もプランの詳細ページで確認できるので、長い目で見たときによりおトクな回線事業者を選ぶことが出来ます。
・セット割引
ご自身の使っているスマホとのセット割がある回線事業者を選ぶのも一つです。ドコモのスマホをお使いの場合「ドコモ光」の料金が割引、auのスマホをお使いの場合「auひかり」の料金が割引など、スマホの料金が毎月割引となるかもしれません。
・回線速度
光回線の通信速度はほとんどが下り最大1Gbpsですが、地域によっては5Gbpsや10Gbpsなどさらに高速なインターネットが使えるプランを提供する回線事業者もあります。ゲーム・動画をストレスなく楽しみたい方やビデオ通話や大人数での通話をストレスなく行いたい方は、このような回線事業者を選ぶのがおすすめです。
・契約年数
契約期間は光回線は2年や3年プランが多いですが、中には契約期間の定めがなく違約金がないプランもあるため、2年未満の使用を考えている方におすすめです。
・利用開始までの日数
現在お使いの光回線の契約更新日が近づいているなど、開通を急いでいる方は「利用開始までの日数」を確認しましょう。新規契約の場合、回線事業者によっては申し込みから最短10日〜2週間で利用開始できますが、一方で、2か月ほどかかってしまう回線事業者もあります。
エリア内だったらラッキー!地域特化型の「電力系光回線」は要チェック
光回線の回線事業者には、「NTT東日本・NTT西日本」「KDDI」「So-net」のほか、地域限定で展開している「eo光」「MEGA EGG」「BBIQ」「コミュファ光」などの電力系光回線があります。
電力系光回線とは、中部電力や関西電力、中国電力、四国電力、九州電力などがグループ会社を通して運営しているインターネットです。インターネット通信で利用する光ファイバーも自前の光ファイバー網を敷いているので光コラボレーションサービスのようにNTTの光ファイバーを借り受ける必要はなく、一般的な下り回線速度である1Gbps以外にも、5Gbpsや10Gbpsなどを選べることもあります。
回線事業者とプロバイダの両方の役割を担う
またプロバイダと光ファイバー回線をセットで提供しているため、申し込み〜支払いが一社でまとまり、引越しや万が一のトラブル時に、回線事業者とプロバイダどちらに問い合わせればいいの?と迷いづらく安心です。
プロバイダのおすすめの選び方
同じ回線事業者のサービスを複数のプロバイダが取り扱っているケースがよくあります。例えば、株式会社NTTドコモの運営する「ドコモ光」というサービスは、「@nifty」や「GMOとくとくBB」「OCN インターネット」など様々なプロバイダが扱っています。では、同じ回線事業者で比較した際、プロバイダごとにどのような違いがあるのでしょうか。
回線事業者を決めたあと、プロバイダを選ぶ際のポイントは、「特典」「オプション」の2つです。
プロバイダを選ぶポイント
・特典
キャッシュバックや支払い料金割引などの特典の充実度は、プロバイダによって大きく異なります。価格.comでは、特典を加味した1か月あたりの料金目安(=実質費用)をプロバイダごとに比較できるため、よりおトクなプロバイダへ申し込めます。
・オプション
オプションの中には、無料で利用できる標準サービスと有料で利用できるオプションサービスがあります。同じ回線事業者でも、プロバイダによって標準サービスとオプションサービスの内容は様々です。迷惑メールチェックやインターネットを使い始める際の訪問サポートサービス、ホームページ更新などが別途料金を払わずに利用できることもあります。そのほか、月額料金を払えばセキュリティソフトやオンデマンド映像配信サービスが利用できたりすることもあります。こういったサービスの利用を考えている方は、標準サービスや有料のオプションサービスをチェックしましょう。
プロバイダを選ぶポイントは?
プロバイダを選ぶポイントには、料金、契約期間、データ量、会員サービスなどがあります。
インターネットの利用には月額料金、工事費(モバイル回線は不要)、初期費用が掛かりますが、キャッシュバックや月額割引なども実施しているため、特典を踏まえて選ぶとよいでしょう。
契約期間は解約のタイミングによっては違約金が掛かるケースがあるため、引越しなどで途中解約の可能性がある場合は契約期間も確認しましょう。データ量は光回線の場合、無制限ですが、モバイル回線は月間や数日の利用量に応じて速度制限となる場合があり注意が必要です。また、プロバイダではひかりテレビなど会員向けのコンテンツ、訪問設定無料など様々なサービスを用意しています。サービス面やサポート面で決めるのもよいでしょう。
プロバイダ申し込みからインターネット使用開始までの流れ
1プロバイダへ申し込む
価格.comでプランを比較して価格.com経由でご希望のプロバイダへお申し込みください。なお、「事業者変更」で契約をする場合は、現在ご契約中の光コラボレーションサービス事業者から事業者変更承諾番号を発行してもらい、その番号とお客さま番号を申し込み時に入力する必要があります。
2設置場所状況確認および工事予定日の連絡を待つ
回線事業者またはプロバイダから開通工事日の連絡があります。
3現在お使いのプロバイダの解約日を決める(該当者のみ)
工事日が決まったら、現在お使いのプロバイダの公式サイトで解約方法を確認し、インターネットが利用できない期間が発生しないよう解約日を決め、手続きを行います。光回線が通っているマンションにお住まいの方でも、NTT東西以外の光回線(NURO光回線やau光回線など)を新しく契約する場合、工事日当日に工事が出来ない可能性があるため注意が必要です。今お使いの電話番号をそのまま利用したい方も、解約日の設定には気を付けましょう。プロバイダが提供するメールアドレスを利用していていた方は、残したい場合は残す手続きを行いましょう。プロバイダからレンタルしている機器などがあれば返却を行います。
4工事の立ち会いをする
戸建の場合は最寄りの電信柱から電話線の配管や エアコンの通気口を利用して光ファイバーケーブルを部屋に引き込みます。1時間程度立ち会い工事が必要です。マンションの場合は配電盤(MDF)から宅内までの配線の導通確認のため、30分程度立ち会いが必要です。
5インターネットを使う準備をする
光回線接続工事後に、回線事業者またはプロバイダからもらうONU(光回線終端装置)とパソコンを接続します。複数台接続する場合や無線LANを使用したい場合、スマホなどのLANケーブルを挿せない端末でインターネットを使用する場合は、別途ルーターが必要です。ONUに無線LAN機能が付いている場合は別途ルーターは基本的に必要ありません。ルーターはプロバイダでレンタルすることも可能ですが、ご自身でルーターを用意することも可能です。
無線LANルーター(Wi-Fiルーター)の選び方
6初期設定を行う
送付されてきた資料を見ながら、プロバイダの情報入力などを行い、パソコンやスマホを設定すればめでたく開通です。「簡単初期設定CD-ROM」がついてる場合は設定が比較的簡単ですが、設定に不安がある場合はプロバイダの出張サポートを依頼するのも良いでしょう。プロバイダによっては無料で出張サポートが受けられる場合があります。
モバイル回線が気になる方光回線が気になる方はこちら
モバイル回線のプランを選ぶ14のポイント
自分に合ったプロバイダの契約方法は?
モバイル回線の利用方法には、2年など長期間契約する方法と短期間レンタルする方法があります。長期間契約の場合、毎月定額で利用料がかかり、契約をやめたい場合やめる時期によっては違約金が発生します。
一方でレンタルの場合、Wi-Fiルーターを購入する必要はなく、契約期間が2日間から1日単位で柔軟に選べるなど長期契約の縛りもありません。例えば、帰省や一時帰国、国内出張、引っ越し時など、限られた日数でインターネット回線が必要な場合のご利用に便利です。
国内Wi-Fiレンタル比較
回線事業者のおすすめの選び方は?
モバイル回線の回線の回線事業者には、「docomo」「au」「SoftBank」「UQコミュニケーションズ」などがあります。回線事業者を選ぶ際は、「対応エリア」「セット割引」「速度や制限」の3つのポイントを押えましょう。
回線事業者を選ぶポイント
・対応エリア
回線事業者によって「対応エリア」つまりインターネットが使える場所外が異なります。申し込み前に価格.comのプランの詳細ページや、回線事業者の公式サイトなどで確認ができます。
・セット割引
ご自身の使っているスマホとのセット割がある回線事業者を選ぶのも一つです。SoftBankのスマホをお使いの場合「SoftBank回線」のモバイル回線料金が割引、auのスマホをお使いの場合「UQ WiMAX」の料金が割引など、スマホの料金が毎月割引となるかもしれません。
・速度や制限
モバイル回線の通信速度は下り最大500Mbps前後、上り最大60Mbps前後ですが、回線事業者によって異なります。また、一部、通信速度を公開していない事業者もあります。ゲーム・動画を楽しみたい方やビデオ通話や大人数での通話を行いたい方は、通信速度の速い回線事業者を選ぶのがおすすめです。
さらに、回線事業者によっては、3日間で10GB以上利用しても通信制限がない場合もあります。短期間で、インターネットをたくさん利用する方は、通信制限がない回線事業者を選ぶのがおすすめです。
WiMAXとは?
WiMAXとは無線通信技術の規格の1つです。ワイモバイル、SoftBankなどの他のモバイル回線と、インターネットを利用する仕組みは基本的に変わりません。大きな違いは、WiMAXでは端末によってauの4G LTEが利用できる点です。WiMAXのエリア外だったとしても別の電波であるauの4G LTEを利用するという選択が可能です。また、WiMAXは複数のプロバイダからサービスを提供されており、特典内容が豊富で、各社で競い合っています。
WiMAX(ワイマックス)料金比較
ルーター端末のおすすめの選び方は?
モバイルWi-Fiルーター端末を選ぶポイントは「使う場所」「バッテリー駆動時間」「サイズ/重量」「通信速度」です。
ルーター端末を選ぶポイント
・使う場所
屋外でモバイル回線を使いたい方は、据え置き型のホームルーターではなく持ち運び可能なモバイルルーターを選びましょう。
・バッテリー駆動時間
モバイルWi-Fiルーターを利用する場所で充電をする環境が無い方はなるべくバッテリー駆動時間が長いものを選ぶと良いでしょう。
・サイズ/重量
持ち運ぶ際や設置する際に邪魔にならないか心配な方はなるべく小さいものや軽いものを選ぶと良いでしょう。
・通信速度
下り最大速度は440Mbps〜558Mbpsと、ルーター端末によって大きな差はありませんが、中には東京都、埼玉県、愛知県、大阪府などの一部エリアのみ、下り最大速度が1.2Gbpsのルーター端末もあります。
家族や大人数で使う際は「最大同時接続台数」にも注目しましょう。一般的に、モバイルルーター(持ち運び)よりもホームルーター(据え置き)の方がより多くのスマホやパソコンをWi-Fiにつなげられる傾向にあります。
プロバイダのおすすめの選び方は?
同じ回線事業者・同じ端末で比較した際の各プロバイダの違いとしては、「料金」「特典」「解約違約金」「データ通信量制限なしプランの有無」「利用開始までの日数」「契約年数」「オプション」があります。
プロバイダを選ぶポイント
・料金
月額料金は回線事業者によって異なります。プロバイダによっては月額料金の割引を契約開始から一定の期間を行っていますが、その割引が終わったあとのことを考えると、月額料金が予算内の金額かどうかは確認しておくと良いでしょう。価格.comでは割引期間中と割引終了後、どちらの月々の費用もプランの詳細ページで確認できるので、長い目で見たときによりおトクな回線事業者を選ぶことが出来ます。
・特典
キャッシュバックや支払い料金割引などの特典の充実度は、プロバイダによって大きく異なります。価格.comでは、特典を加味した1か月あたりの料金目安(=実質費用)をプロバイダごとに比較できるため、よりおトクなプロバイダへ申し込めます。
・解約違約金
モバイル回線金は、例えば、1年ほど使ったあとに解約したい場合、平均23,000円ほどの解約金を払うことになります。一方で、1年ほど使ったあとであれば0円で解約できるプランもあります。プロバイダによって金額や発生タイミングが大きく異なるため、短期間の契約を検討している方は注意してプロバイダを選びましょう。
・データ通信量制限なしプランの有無
プロバイダによっては1か月に使用できるデータ通信量に制限がないプランを提供しているので、データ通信量の制限を超えてインターネットが遅くなるのが心配な方は「月間データ通信量制限の有無」に注目しましょう。例えば「UQ WiMAX」のギガ放題のプランを選択すれば、3日間で10GB以上など、短期間で大量に使わない限り、制限なく使えます。
・利用開始までの日数
すぐにインターネットを使えるようにしたい方は「利用開始までの日数」を確認しましょう。プロバイダによっては最短で申し込み当日にデータ端末が発送されますが、一方で、申し込みから1〜2週間ほどかかってしまうプロバイダもあります。
・契約年数
契約期間はモバイル回線は3年プランが多いですが、中には契約期間の定めがないプランや1年の利用後は違約金がないプランもあるため、3年未満の使用を考えている方は契約期間の年数に注目しましょう。
・オプション
オプションの中には、無料で利用できる標準サービスと有料で利用できるオプションサービスがあります。同じ回線事業者でも、プロバイダによって標準サービスとオプションサービスの内容は様々です。メールアカウントの作成や迷惑メールチェックサービスの利用などが別途料金を払わずに利用できることもあります。そのほか、月額料金を払えばセキュリティソフトや端末補償サービスが利用できたりすることもあります。こういったサービスの利用を考えている方は、標準サービスや有料のオプションサービスをチェックしましょう。
プロバイダ申し込みからインターネット使用開始までの流れ
1プロバイダへ申し込む
価格.comでプランを比較して価格.com経由でご希望のプロバイダへお申し込みください。
2現在お使いのプロバイダの解約日を決める(該当者のみ)
端末の受取日が決まったら、現在お使いのプロバイダの公式サイトで解約方法を確認し、インターネットが利用できない期間が発生しないよう解約日を決め、手続きを行います。プロバイダが提供するメールアドレスを利用していていた方は、残したい場合は手続きを行う必要があります。プロバイダからレンタルしている機器などがあれば返却を行います。
3端末を受け取る
プロバイダからルーター端末がご自宅に届きます。プロバイダごとに端末到着までの日数は異なりますが、通常は申し込み後、約1週間程度で届きます。即日発送に対応しているプロバイダもあります。
4利用開始
モバイルWi-Fiルーターの電源を入れ、スマホ等のWi-Fiの設定画面でルーター固有のネットワーク名を選択します。パスワードの入力が求められるので、プロバイダから通知されているパスワードを入力すれば接続完了です。