♭ おたずねくださり、ありがとうございます ♯
(人目の方)
題名にひかれて録画していた、古いアメリカ映画をみた。
制作された時代は60年以上前なのに、ちっとも古さを感じさせなかった。時代を超えた名作だからであろう。
なんともすごい映画だった。。「素晴らしき映画」カナ。
映画は問う。
一度しかない人生。やり直しは、きかない。いちばんだいじにしなければならないのはなにか?
映画は、主人公に厳しい試練を課す。
人生に失望した彼を助けようと、(天におわす)神さまは地上に天使を派遣する。
ふつう「天使」というのは英語では「エンジェル」ともいい、かわいいものである。が、この映画の天使はオッサンだ(まさに型破り)。オッサンは死んだので天国にいき、天使になっているだけのこと(天使はだれでも、死にさえすりゃなれるらしい)。ただし、オッサン天使には羽根がついていない。で、「2級天使」と呼ばれている(まだ神さまに羽根をもらえておらず、地上に降りてなにかいいことをすればもらえるらしい)。
この2級天使がじつに笑わせてくれるのだ(彼が主人公といろいろやり取りをするのは映画のクライマックスシーン)。
はたして、天国はあるのか?神さまや天使は存在するのか?天使はホントに羽根をはやしているのか?…みんなわからない。
(現実ではわからないけれど、映画では「天国はあり、神も天使もいる」)。
神さまは2級天使に命じて失望した人を救おうとする。その2級天使はまだ羽根がなく、それがほしかったらなにかいいことをしなければならない。
ほんとうにおもしろい話だった。
ところで、あのオッサン。いや2級天使は主人公を助けたし、羽根をもらっただろうか?
「なんでこんなに早く?」 暮れに、散歩で見つけた。
確かに水仙です。