熱伝導率が高く、中華料理を作るのに適した中華鍋。大火力で豪快に調理できることから、キャンプの焚火調理などでも使用されています。しかし、商品によって値段や形状が違い、鉄製やチタン製といった素材の種類もさまざまなので、どれを選ぶべきか悩みますよね。
そこで今回は、中華鍋のおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。中華鍋の使い方や手入れの仕方、育て方などもあわせて解説。ぜひお気に入りの中華鍋を見つけて、自宅で本格的な中華料理を楽しみましょう。
日本野菜ソムリエ協会主催「ベジフルカルテコンテスト」にて、金賞を3度受賞。健康・美容・アスリートなどテーマに沿った野菜料理に定評があり、企業・自治体などへのレシピ提供多数。「楽しく、美味しく、健康な生活を!」をコンセプトに、主婦目線のアイデアを盛り込んだ料理教室「オレンジキッチンクッキングスタジオ」を主宰している。 野菜ソムリエ・アスリートフードマイスター・食生活アドバイザー等の資格多数。読売新聞ヨミドクターで今日の健康レシピ「田代由紀子のアスリートレシピ」を連載中。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
中華鍋は、自宅で本格的な中華が楽しめる調理器具ですが、キャンプでの使用にもうってつけ。鍋が振りやすい屋外で、高火力の焚き火で調理すれば、家で作ったときとはひと味違うおいしいキャンプ飯が楽しめます。キャンプの充実度をアップさせたい人も要チェックですよ。
鉄製の中華鍋は通常のフライパンと違い、使い始めや手入れ方法が特殊。使い始めには、サビ止めコーティングをはがすためのから焼きや、油をなじませる油ならし(シーズニング)をします。詳しい手入れ方法や育て方は、コンテンツの後半でご紹介しているのでチェックしてくださいね。
中華鍋を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
本格的な中華料理を楽しみたい人は、鉄製の中華鍋がうってつけ。熱伝導率が高く短時間でムラなく食材に火を通せるため、炒めものはシャキシャキに、揚げ物はカラッと仕上がります。
ただし、鉄製の中華鍋は重くて鍋を振りにくいという声もあるため、事前に自分が扱える重さか確認しましょう。またサビつきやすい素材なので、使用後は洗剤を使用せずに洗うことを心がけてください。
鉄製の中華鍋は、製造方法により打ち出し式とプレス式にわけられます。特徴やメリットが違うため、自分が重視したいポイントに合わせて選びましょう。
本格的な調理をしたい人は、プロも使用する打ち出し式がおすすめ。打ち出し式とは、鉄を数千回も手作業で叩いて作られる手法で、鍋底は厚く頑丈でありながら、コンロの火が当たる側面のカーブは薄いため、熱伝導が高いのが特徴です。食材にすぐ火が入るため、時短調理にもってこいですよ。
低コストの鉄製中華鍋を探す人は、プレス式がぴったりです。プレス式は、鉄板を中華鍋の形に機械で一気にプレスすることで作られるもので、打ち出し式よりも安価に購入できるのが魅力。鉄製のなかでも軽いため、扱いやすく調理が簡単にできるのもポイントです。
中華鍋は鉄製以外にも、チタン製やアルミ製、ステンレス製などがあります。いずれも鉄製より扱いやすく気軽に導入しやすいので、鉄製だと敷居が高いと感じる人は、そのほかの素材に注目しましょう。
チタン製の中華鍋は、軽量で扱いやすいものがほしい人にうってつけ。重さが鉄の60%程度なので、腕や腰に負担がかかりにくく力が弱い人でも扱いやすいのが魅力です。頻繁に中華鍋で調理したり、家族分の食事をまとめて作ったりする人におすすめですよ。
チタン製の中華鍋は、サビにくい点もうれしいポイント。鉄製とは違って手入れする手間を削減できるので、必要なときにすぐ使えるのもメリットです。チタン製の中華鍋は高価な商品が多くラインナップしていますが、その分強度が高く耐久力に優れているため、長く愛用できるでしょう。
アルミ素材とステンレス素材を組み合わせた多層構造の中華鍋は、料理をできるだけヘルシーに作りたい人におすすめ。鍋の表面に焦げ付きにくい加工がされているため、油を大量に使用しなくても快適に調理できます。チタン製同様、手入れが簡単な点もメリットです。
ただし表面の焦げ付きにくい加工は、使っているうちに剥がれてしまう可能性があります。鉄製のように新しく油でコーティングする方法では手入れできないため、一度加工が剝がれたら食材がくっつくようになる点には要注意。から焼きはせず、金属製のヘラの使用を控えるなど対策をしましょう。
中華鍋には、北京鍋と広東鍋の2種類があります。適した調理方法が異なるので、自分が想定している用途に合わせて使いやすい形状を選びましょう。
主にチャーハンや炒めものを作るなら、柄付きの北京鍋を選びましょう。北京鍋はフライパンと似た形状なので、片手で鍋を振りながら食材を炒める場合に適しています。なじみのある形で扱いやすいため、はじめて中華鍋を使う人でも取り入れやすいでしょう。
ただし北京鍋は、調理中に手を離すとバランスを崩して倒れる場合がある点には留意してください。できるだけ短時間で作れる料理に使用し、調理中は手を離さないことが重要です。また力が弱い人にとっては、片手で鍋を振りづらいと感じる場合も。慣れないうちは両手を使うなど工夫しましょう。
両端に持ち手がついた広東鍋は、揚げものや蒸し料理をするときにおすすめ。北京鍋に比べて底が浅く広いため食材に熱が伝わりやすく、鍋の中の温度をしっかり維持できるのが魅力です。鍋の両側に持ち手がついているため、五徳の上でも安定感があります。
広東鍋は炒める料理にも使えますが、使い方にはコツが必要です。シーソーのようなイメージでゆする必要があり、普通のフライパンとは違う炒め方なので、慣れるのに少し時間がかかる場合も。不安な人は火をつけずに振り方の練習をするなどして、使い方を把握しておくとよいでしょう。
中華鍋のサイズは、作りたい料理の量に合わせて選びましょう。1人分の量を作るなら直径27cm以下、2~3人分の量なら直径28~30cm程度の中華鍋がぴったりです。通常のフライパンよりも大きめですが、炒めものは量がかさみやすいため、鍋を振ってもこぼれない程度の余裕があるとよいでしょう。
4~5人分以上の料理を調理する場合は、直径30~36cmの中華鍋が理想です。しかし、大きい中華鍋はコンロの大きさによっては扱いにくいこともあります。また、大きいサイズになるほど重量も増すため、大きさと重さのバランスを考慮しながらチョイスしましょう。
使用環境や使い方などに応じて、必要な仕様も確認しておきましょう。IHクッキングヒーター対応のものや、熱くなりにくい柄がついた中華鍋があるので、適したものをチョイスしてください。
自宅でIHクッキングヒーターを使っている場合は、IH対応の中華鍋をチョイスしましょう。中華鍋はガス火対応のものが主流ですが、IH対応の中華鍋も増えています。IH対応の中華鍋は、ヒーターと密着するように底が平らに作られているのが特徴です。
ただしIH対応の中華鍋を使う場合、チャーハンや炒めものを作る際に、ガス火調理のように持ち上げて振ることができない点は注意しましょう。常にヒーターと鍋が接した状態でゆすりながら調理する必要があります。鍋底が広めに作られているものだと熱が伝わりやすくおすすめですよ。
素手で中華鍋を使用したい人は、柄の素材にも注目しましょう。天然木などの熱伝導率が低い素材の柄なら、鍋つかみやふきんを使わず扱えるので便利。普通のフライパンのように気軽に使えますよ。ただし、長く使っていると柄と鍋のつなぎ目がゆるむことがあるので、定期的に点検しましょう。
鍋と柄が同じ素材の中華鍋も多く出回っていますが、柄にも熱が伝わるのが難点で、調理中は鍋つかみなどが必須です。ただ、柄と鍋のつなぎ目がないため、耐久性が高くぐらつきにくい点は魅力。中華鍋を長く使い続けたいなら、柄も鍋と同じ素材で作られたものも検討してください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||||||
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全体の幅 | 全体の奥行 | 全体の高さ | 鍋の幅 | 本体重量 | 容量 | 本体素材 | 持ち手の素材 | 対応熱源 | 持ち手タイプ | |||||
1 | パール金属 鉄製 北京鍋 | ![]() | 長く使うほどよさが出る、品質を追求した日本製中華鍋 | 27cm | 42.5cm | 15cm | 不明 | 950g | 不明 | 鉄 | 不明 | ガス | 片手 | |
2 | カンダ 神田鉄鍋 鉄プレス北京鍋|001051 | ![]() | 使うほど油なじみがよくなり、長く愛用しやすい | 36cm | 不明 | 11cm | 不明 | 不明 | 不明 | 鉄黒皮 | 不明 | ガス | 片手 | |
3 | ジェットスロウ おやじ中華鍋 | ![]() | キャンプにぴったり!焚き火でも使える高温対応中華鍋 | 22.3cm | 39.2cm | 5.8cm | 不明 | 約0.75kg | 不明 | 鉄、黒皮鉄 | 不明 | 片手 | ||
4 | 遠藤商事 TKG|鉄 打出 北京鍋|APK-13 | ![]() | 熱伝導性が高く、一気に炒める料理に最適 | 27cm | 不明 | 7.6cm | 不明 | 900g | 不明 | 鉄 | 不明 | ガス | 片手 | |
5 | 江部松商事 中華両手鍋 | ![]() | 熱の伝わりや油の乗りが良く焦げつきにくい | 内寸30cm | 内寸30cm | 外寸8cm | 不明 | 0.93kg | 不明 | 鉄 | 不明 | 両手 | ||
6 | エムテートリマツ 山田鉄打出中華鍋|017002012 | ![]() | 揚げたり蒸したりする中華料理を作るときに大活躍 | 不明 | 30cm | 8.5cm | 不明 | 1580g | 不明 | 鉄 | 不明 | ガス | 両手 | |
7 | 遠藤商事 TKG|鉄プレス 木柄 北京鍋|APK-12 | ![]() | 手になじんで持ちやすい、見た目もかわいい木柄付き | 33.0cm | 不明 | 不明 | 不明 | 1.3kg | 不明 | 鉄 | 不明 | 片手 | ||
8 | 山田工業所 打出木柄 中華鍋 | ![]() | 好みが選べる、豊富なサイズ展開が魅力 | 24.0cm | 41.4cm | 10.7cm | 不明 | 0.745kg | 不明 | 鉄 | 不明 | 片手 | ||
9 | 髙儀 KANUCHI OUTDOOR|アウトドアミニ中華鍋 | ![]() | アウトドアでの調理がこれ1台で叶う | 34cm | 18cm | 10cm | 18cm | 0.424kg | 700mL(満水時) | 鉄 | 木 | 不明 | 片手 | |
10 | 山田工業所 鉄打出片手中華鍋 | ![]() | 手打ちでつくられる本格的な一品。焦げつきに強い | 不明 | 30cm(直径) | 不明 | 不明 | 0.5kg | 不明 | 鉄 | ガス | 片手 |
全体の幅 | 36cm |
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全体の奥行 | 不明 |
全体の高さ | 11cm |
鍋の幅 | 不明 |
本体重量 | 不明 |
容量 | 不明 |
本体素材 | 鉄黒皮 |
持ち手の素材 | 不明 |
対応熱源 | ガス |
持ち手タイプ | 片手 |
打出し製法で作られた、熱伝導率の高い鉄製の北京鍋です。使えば使うほど油なじみがよくなり、一層使いやすくなります。一気に炒める調理に最適ですが、揚げ物、煮物、蒸す、焼く、茹でるなどあらゆる調理にも対応しています。
全体の幅 | 27cm |
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全体の奥行 | 不明 |
全体の高さ | 7.6cm |
鍋の幅 | 不明 |
本体重量 | 900g |
容量 | 不明 |
本体素材 | 鉄 |
持ち手の素材 | 不明 |
対応熱源 | ガス |
持ち手タイプ | 片手 |
使えば使うほど油がなじみ、一層使いやすくなるお鍋です。炒め物・揚げ物・煮物・蒸す・焼く・茹でるなどあらゆる調理に対応。手になじむ木柄付きが便利ですね。
全体の幅 | 33.0cm |
---|---|
全体の奥行 | 不明 |
全体の高さ | 不明 |
鍋の幅 | 不明 |
本体重量 | 1.3kg |
容量 | 不明 |
本体素材 | 鉄 |
持ち手の素材 | |
対応熱源 | 不明 |
持ち手タイプ | 片手 |
炒める・揚げる・煮る・茹でるなどの様々な調理がこれ1つでこなせるミニ中華鍋です。持ち運びに便利な18cmコンパクトサイズかつ取り外し可能な木柄で、アウトドアなどの屋外での調理にもぴったり。初回シーズニング不要なところもうれしいポイントです。
全体の幅 | 34cm |
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全体の奥行 | 18cm |
全体の高さ | 10cm |
鍋の幅 | 18cm |
本体重量 | 0.424kg |
容量 | 700mL(満水時) |
本体素材 | 鉄 |
持ち手の素材 | 木 |
対応熱源 | 不明 |
持ち手タイプ | 片手 |
鉄製の中華鍋では、使い始めや日々のお手入れの際にひと工夫することを育てるといいます。育てることで焦げ付きを防いだり、火が通りやすくなったりするなどたくさんのメリットがありますよ。手入れ方法や育て方を簡単に紹介するので、ぜひ試してください。
新品の中華鍋は、サビ止めのコーティングを落とすためのから焼きをしましょう。中性洗剤をつけたスポンジで軽く洗ってから中華鍋を中火にかけ、白い煙が出たら強火に変えます。鍋の表面が青白っぽく変化したら火を止め、自然に冷ましてから再度洗剤で洗いましょう。
次は鍋に油をなじませる油ならし(シーズニング)。油を鍋全体にひき、中火で熱します。なじんだら油を捨て、野菜くずを入れて中火で炒めましょう。慣らし炒めが終わったら、洗剤を使用せずに鍋を洗います。水気を拭き取り、表面にキッチンペーパーなどで薄く油を塗ったら完了です。
中華鍋の使用後に洗うときは、洗剤を使用しないことがポイント。たわしなどを使ってお湯で洗ったあと火にかけて水分を飛ばし、キッチンペーパーなどで薄く油を塗ったら手入れ完了です。洗剤を使うとコーティングした油が落ちて、サビつきの原因となるため控えましょう。
中華鍋は通販のほかに、コーナンなどのホームセンターや、ニトリなどの小売り店でも購入可能です。中華鍋の代表的なメーカーには、鉄製中華鍋を多く販売している山田工業所や、チタン製が主流のティファールなどが挙げられます。選び方に迷ったら、人気メーカーから選ぶのもよいでしょう。
通販でも店舗でも、中華鍋を購入する際の選び方は変わりません。どの中華鍋がよいのか悩んだときには、ぜひ今回ご紹介した選び方を参考にして、自分にぴったりの1点を購入してくださいね。
今回は中華鍋に絞って紹介しましたが、炒め物にはフライパンも便利。以下のコンテンツでは、さまざまな素材のフライパンのおすすめ人気商品と、その選び方を紹介していますので、あわせてチェックしてください。
1位: パール金属|鉄製 北京鍋
2位: カンダ|神田鉄鍋 鉄プレス北京鍋|001051
3位: ジェットスロウ|おやじ中華鍋
4位: 遠藤商事|TKG|鉄 打出 北京鍋|APK-13
5位: 江部松商事|中華両手鍋
ランキングはこちら最後に、プロが愛用するおすすめの中華鍋をご紹介します。
料理家が愛用!長持ちで使えるおすすめお鍋11選
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