日本人メジャーリーガーの道を切り拓いたのが野茂さんであったことを考えると、やはりそこは「三振がとれる投手」が活躍できる可能性があったのではないかなと思います。
それを考えると、江夏さんと江川さんはメジャーで活躍できた可能性は結構あったのではないかなと思います。
野手は80年代以前の日本の球場は甲子園以外は狭いところばかりだったので、野手が活躍できた可能性は低かったと思います。ただ、長嶋さんは天才だったからワンチャンあったかもしれません。
サブマリナーはメジャーで誰も成功していません。ロッテにいた渡辺さんというサブマリナーが日本代表にいたこともありますが、結構打たれているんですよね。
また福本さんが空前絶後の盗塁王になれたのは、当時はお金持ちでもおいそれと買えなかったビデオカメラを自腹で購入して各投手の癖を盗んだという努力があったからです。「この癖が出たら絶対に牽制球は投げてこない」というのを知ってるんだもの。そりゃ強いですわな。だから投手が頻繁にマイナーと入れ替わるメジャーだと相手投手の癖を盗むのは難しかったのではないかなと思います。
また野手についていえば、もしあの時代に今のような「日本で活躍すればメジャー行き」という道があったならもっと本気で野球に取り組んでくれたのかなと思うのは、清原さんですね。日本では手を抜いていてもあれだけ活躍できたので本気で野球に取り組みませんでした。
もしかしたら、俊足強肩で長打力もあり、身体能力のバケモノだった秋山さんのほうがメジャーで活躍したかもしれませんね。
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