アルバイトの厚生年金、社会保険

あなたのように、ほとんど常時雇用に近い勤務形態の場合は、アルバイトであろうが臨時雇用であろうが、名称はともかくとして、会社は厚生年金、健康保険、雇用保険、労災保険などを手配しなければならないことになっています。 これら社会保険を手配するにあたって、会社は多額の費用がかかりますので、法に反して入ってない企業が多く、社会問題にすらなっています。 幸いあなたが勤務する会社は、きちんとルールを守り、社会保険を手配してくれるわけですから、あなたは、ラッキーとしかいいようがありません。 労災保険は会社が全額支払いますので、あなたの負担はゼロです。業務中や、通勤、退勤時の交通事故などでも強い味方になる制度です。 厚生年金は、国民年金だけの場合に比べて、あなたがリタイヤしたあとの年金支給額が大幅に優遇されており、しかも、保険料の半額を会社が負担します。あなたの支払う（といっても、天引きですが）保険料は、あなたの給与に比例しますが、たいした金額ではありません。 健康保険は、これもいざというときに、いりろな付加給付などがあって、国保より恵まれていますし、保険料も、多くの会社では３分の２程度を会社が負担していますので、これも得です。 雇用保険の保険料もたいしたことはありませんし、職を失ったときの強い味方です。 いずれも、あなたが支払う保険料は給与の額（標準報酬月額といいます）に比例しますし、健保などは、健康保険組合毎に従業員と会社の負担比率が異なりますのでので、会社にご確認ください。