No.3で回答した者です。お返事ありがとうございます。 片道だけの移動なんですね。うーむ・・・ 大宮から越後湯沢まで新幹線に乗った後、越後湯沢～金沢で「はくたか」に乗られますよね。 この前提条件であれば、「乗継割引」を適用させるくらいかなあ・・・と思います。 まず、通常通り切符を購入する場合、新幹線から在来線特急列車へ当日中に乗り継ぐ場合には「乗継割引」を適用させる事ができ、乗継先の在来線特急列車の特急料金が半額になります。 今回の場合だと、大宮～越後湯沢の新幹線特急券と越後湯沢～金沢の「はくたか」特急券を同時に購入すると、「はくたか」の特急料金が半額になるわけです。 一方、「トクだ値」だと大宮～越後湯沢の運賃・料金と越後湯沢～金沢～小松の運賃・料金を別々に計算する事になります。 JRの運賃・料金というのは長距離になればなる程、値上がり方が小さくなりますので、最初にJRに乗られる駅から最後に下車される駅までの切符を通しで購入した方が安くなる事が多いです。 とりあえず、一つ一つ比較してみましょう。 まず、出発駅を大宮として、最終下車駅を小松駅とします。 【窓口で通常通り切符を購入する場合】 (a)運賃：大宮→小松 ・片道乗車券：7250円(3630円) (b)新幹線特急料金：大宮→越後湯沢 ・自由席特急券：2520円(1260円) ・指定席特急券：3030円(1510円) (c)はくたか特急料金：越後湯沢→金沢(乗継割引適用) ・自由席特急券：1550円(770円) ・指定席特急券：1910円(950円) (d)サンダーバード・しらさぎ特急料金：金沢→小松 ・自由席特急券：730円(360円) ・指定席特急券：1240円(620円) ※()内は小児運賃・料金 片道あたり(a)＋(bのどちらか)＋(cのどちらか)＋(金沢～小松でも特急に乗るならdのどちらか)を合計した額になります。 仮に全て指定席を取る場合、大人1人あたり12190円or13430円(金沢～小松で特急に乗る乗らないの違い)になります。 【トクだ値を利用する場合】 (a)とき：大宮→浦佐 ・トクだ値25％(通常期)：4710円(2350円) (b)たにがわ：大宮→越後湯沢 ・トクだ値30％(通常期)：4170円(2070円) (c)運賃：越後湯沢→小松 ・片道乗車券：4840円(2420円) (d)はくたか特急料金：越後湯沢→金沢 ・自由席特急券：2710円(1350円) ・指定席特急券：3320円(1660円) (e)サンダーバード・しらさぎ特急料金：金沢→小松 ・自由席特急券：730円(360円) ・指定席特急券：1240円(620円) このようになります。 このうち、「トクだ値」で「とき」にお乗りになる場合は大宮→越後湯沢の設定がありませんので、大宮→浦佐の料金で出してあります。もし大宮→浦佐のトクだ値を利用する場合は、越後湯沢から先は権利放棄していただくという形で乗車可能です。 「たにがわ」に関しては大宮→越後湯沢の設定がありますので、そちらを利用なさると良いでしょう。 片道あたり(aかbのどちらか)＋(c)＋(dのどちらか)＋(金沢～小松でも特急に乗るならeのどちらか)を合計した額になります。 仮に大宮→越後湯沢「たにがわ」のトクだ値を基準に計算すると、全て指定席を取ったとして大人片道1里あたり12330円or13570円(金沢～小松で特急に乗る乗らないの違い)になります。) という事で、「トクだ値」を利用するよりは通常通り切符を購入した方が乗継割引が効くだけ安いですね。 片道だけだと特に利用できるオトクな切符もありませんので、素直に窓口で切符を買うしかないと思います。 なお、質問者さんは所沢からご出発との事ですが、例えば武蔵野線の新秋津駅や、山手線の池袋駅からJR線に乗って大宮まで行き、大宮から新幹線に乗るような場合でも、新秋津なり池袋なり、JRの駅で最初に乗車し始める駅からの通しの切符を買った方が安くなる事が多い事も覚えておいて下さい。