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新・光神話パルテナの鏡

登録日:2012/04/15(日) 13:53:59
更新日:2024/12/01 Sun 01:39:49
所要時間:約 14 分で読めます




撃ちまくり!バトリまくり!


【概要】

新・光神話パルテナの鏡とは、任天堂から発売されたニンテンドー3DS専用ソフトである。
2012年3月22日発売。
分類はアクションシューティング。
ディレクターはカービィやスマブラでお馴染み桜井政博

本作は25年前に発売されたFCソフト「光神話パルテナの鏡」の続編の形をとっているが、主人公ピットと女神パルテナは「大乱闘スマッシュブラザーズX」に際し、メデューサを始めとする往年の敵達は本作において大幅にイメージチェンジを遂げている。
前述にもあるが主人公はピットでパルテナではない。
任天堂お約束
鏡もそんな出ない。

一部の操作系統及びやり込み要素もスマブラに近く、
(Xのクリアゲッターに近い「宝物庫」や「奇跡パズル」、フィギュアそのものの「おドール」など)
本作で初めてピットを知った/興味を持った世代への配慮も各所にみられる。
後に発売されたスマブラforスマブラSPも、本作と類似する要素がいくつか登場している。

そして何より様々な局面でキャラクターが喋りまくる。
シリアスもあるにはあるが基本的に終始ギャグ満載で物語は形成されており、
神話の世界なのに現実に実在するもの、パロディ、メタ発言などやりたい放題である。

発売当時コロコロコミックのタイアップではゴゴゴ西遊記妖怪ウォッチで知られる小西紀之先生が単発でツインベロス戦まで漫画を執筆。
ちなみに「伸びろ棒」や『ウィスパーヨーヨー』等の外道戦法で知られる氏だが光の女神パルテナが使いピット君に関してはそんな戦い方ほぼなくクレバーな激戦を見せてくれた。
飛べない天使なこともガッツリ触れられている。

【戦闘】

主人公ピットは翼を持てど飛べない天使だが、女神パルテナの「飛翔の奇跡」を以って大空を駆け、手にした武器「神器」を以って3Dシューティング形式で群がる敵を討つ。
飛行ルートは女神パルテナが奇跡により自動で誘導してくれるので、プレイヤーは敵弾の回避と攻撃に専念できる。

だが「飛翔の奇跡」には使用限度(一回につき5分以内)があり、章ごとの舞台に十分近づいたところで地上戦に移行する。
ここからはピット自身の足でステージを駆け、地上の敵と戦いながらステージのボスを目指す。

ステージの難易度(ホンキ度)は、出撃毎に「悪魔の釜」の中に、このゲーム内において通貨の役割をする「ハート」を投じることによって決定する。
このハートはゲーム中、主に敵を倒すことで獲得でき、ホンキ度を上げれば貰える量もグンと多くなり、ステージ上で獲得できる神器もよりよい性能のものが手に入る。
神器について詳しくは神器(新・光神話パルテナの鏡)の項目にて。
また、ステージの道中でいくつか神界の乗り物が登場する事もある。
詳しくは神界の乗り物(新・光神話パルテナの鏡)の項目にて。

以下、本編のネタバレを多分に含みます。ご注意ください。











【ストーリー】

25年前にピットによって倒されたはずのメデューサが謎の復活を遂げる。世界に混沌を呼ぼうとするメデューサを止める為に再びピットとパルテナは冥府軍と戦う事になる・・・


【登場人物】

<パルテナ軍>

CV:高山みなみ
本作の主人公にして、女神パルテナ親衛隊隊長。実に25年ぶりの主演作品である。
復活した冥界女王メデューサによるエンジェランド侵攻を阻むべく、女神パルテナの奇跡の力を借りつつ単身戦いに赴く。18章では色々あって魂が指輪となって、肉体のみが暴走し、ボスとして登場。
詳しくは当該項目にて。

CV:久川綾
天界エンジェランドを治める、美しき光のアホの娘女神。
地上の人間に加護を与える非常にありがたい神様であり、女神再臨の際には、人々は大きな声援をもってこれに応えた。しかし20章では、諸事情によりボスとしてピットの前に立ち塞がる。
詳しくは当該項目にて。

  • イカロス
パルテナ親衛隊一般兵。
金色の装甲に身を包み、天使の弓矢で戦う。
たまに宝箱に入っており、一定時間自動で戦いのサポートをしてくれる。
他にも、筋肉ムキムキのイカロスマッチョ、大盾と槍を備えたイカロスナイトがいる。
(ちなみに、イカロスマッチョとイカロスは別の種族であり、イカロスを鍛えてもイカロスマッチョにはならない)
また、「イカロスの衛星」なる神器があり、その名の通りイカロスを象っており、矢のような弾を飛ばす。
前作のあっけなく散る印象が強いためか、本作でもピットとパルテナからはあまり頼りにされておらずその事について何かとネタにされている。


<冥府軍>

  • 冥界女王メデューサ
CV:進藤尚美
9章のボス。かつてパルテナに追放された、冥府の女神。
血も凍る眼差し、ヘビの頭髪、大胆な横乳が異彩を放つ。
25年前の戦いにおいてピットが三種の神器を用いて討伐したが、復活。
今なお止まぬパルテナへの憎しみと支配への野望を抱きながら冥府軍を率い、エンジェランドと人間界へ侵攻する。
本作では端正な顔立ちをしているが、本気を出すと前作のように一つ目になる。
また、ギャグばかりの本作の登場人物の中では貴重なマジメ要員。
だがショタコン疑惑が…

  • 魔獣ツインベロス
本作では最初に戦う1章のボス。
前作よりパワーアップしているのだが、ピットからは舐められっぱなし。
…というか実際かなり弱く、おドールの説明文にも「今のピットの敵ではない」とか書かれちゃう始末。
ワンって鳴いてみろ!!

  • 魔王ガイナス
CV:皆川純子
2章のボス。本作が初登場の冥府軍。
メデューサの復活から間もなくして現れ、一夜で荒野に城を築き、冥府軍を率いて人間界に侵攻した。
纏った甲冑の随所から魔力がにじみ出ており、冥府軍の紋章の入ったマントを羽織っている。
マグナとは何か因縁があるようだが…。

ちなみに、通り名こそ"魔王"だが、その実態は(恐らく)女性。
本編では解りにくいが(パッと見男性にも見える)、おドールの胸部や本編終盤で再登場する際の声を見る限り、女性だと思われる。

  • 三ツ首龍ヒュードラー
CV:高塚正也
3章のボス。前作にも登場したが、本作では通り名と同じく首が三つに増えている。
更に頭がそれぞれ異なる人(龍?)格を持っており、性格もそれぞれ違う。
王道な真ん中、穏やかな右、粗暴な左ってところ。
が、この手合いの例に漏れず頭同士の仲はあんまりよろしくない。
彼らとの戦いは空中戦で背中を走る事も可能で、戦闘開始から一定時間経過するとパルテナの援護で撃墜される。
空中戦で一回、地上戦で二回戦うことになるのだが、空中戦の倒し方によってボスの会話パターンが変化する等、小ネタが豊富である。
余裕があれば彼らの会話を全パターン聞いてみるのもいいだろう。

  • ビッグ死神
4章のボス。死者の魂を冥府に運ぶ死神たちの根城「死神砦」のリーダー的な死神。
普段の外見は普通の死神と変わらないが、敵を発見すると真の姿を現す。
…元は普通の死神だったのだが、運搬するハズの魂をつまみ食いし続けていたら現在の姿になったようだ。
足の小指が弱点部位、パルテナに「ビッ死に」と略されるなど、結構ネタキャラ
ちなみにトドメを刺す時は頭部を攻撃しないと終わらないので注意。

CV:鈴木麻里子
5章のボス。前作にも登場した青い人魂のような敵。
終始けだるそうにしている。
終盤に再び登場するがまさかの展開に…。
詳しくは当該項目にて。

  • 魔神タナトス
CV:伊藤栄次
7章のボス。前作ではメデューサの髪のヘビとして登場したが、本作ではぽっちゃりした体型になっている。
変身能力を備えており、前作の姿もその時の名残のようである。
ひょうきんな性格だが、冥府軍でも屈指の実力者でもあり
パルテナからメデューサよりも地位が格上ではと問われるが
本人的にはそういう上下関係はどうでもいいらしい。
でも、ピットとパルテナからは何かとシカトされ扱いが悪い。
中盤に再び登場するが…。

冥府の魔物たち

  • モノアイ
冥府軍の一般兵その1。大きな1つ目の魔物で、大量にあらわれては球を飛ばして攻撃をしてくる。弱いけれど、高ホンキ度では脅威になることもしばしば。
鼻眼鏡のようなした「メガネハナーン」、口だけの魔物「ミック」と合体して、顔のような「モノミックハナーン」になることも。

  • ボックン
冥府軍の一般兵その2。手持ちの武器でピットに殴りかかる。不気味な姿だが、性格はドジで、こちらへ向かうときに転んだりすることもある。
派生として、遠距離からミサイルやレーザーを放つ「ボックンキャノン」や、炎上や弱体の魔法を放つ「ボックンメイジ」、専用の鎧を着て前方からの攻撃を防ぐ「ボックンズム」などが存在する。

  • 死神
見つかると独特のBGMが流れ騒ぎながら子死神を呼び出す前作のトラウマキャラその1。
その厄介さは本作でもBGMもそのままに健在であり、ピットからは露骨に嫌悪感を抱かれている。
ストーリーでヤラレチャッタ時に十字キーの下を押し続けると…?

  • ナスビ使い
茄子を投げ当ててピットをナスにし、攻撃不能にさせる前作のトラウマキャラその2。
前作では病院でナースに回復してもらったが、本作ではパルテナの奇跡の力によって時間経過で回復するようになっている。
ナースがナスを治してくれるという…。

  • コメト
打撃しか効かない小さいクラゲのような生物。
どこかの世界の宇宙生物に似ているが…。あーあー!!

  • テンプラ使い
本作初登場のナスビ使いの亜種(?)。
お米が盛られたどんぶりに腰かけて宙に浮いている、燃えさかる一つ目玉のテンプラ(?)。
その名に違わず、ピットをテンプラ(エビ天)にする攻撃を行う…のだが、テンプラとナスビとは決定的に異なる点がある。
テンプラにされるとナス化同様攻撃不能で移動しかできなくなるのだが、この状態で追いかけてくるテンプラ使いと接触すると、
どんぶりに乗せられておいしく頂かれ、一撃でヤラレてしまう。テンプラにされたら死に物狂いで逃げるべし。

一見ただのドクロに見えるが、うっかり攻撃してしまうと大変な事に…。
詳しくは当該項目にて。

  • オーン
紫のオーラを纏う緑色の巨大な骸骨。
三種の神器以外で倒せず、触ると如何なる状況でも即ヤラレてしまう恐ろしい敵。
死神とは別の専用BGMが流れ、ホンキ度最低でも登場する。


<その他のキャラクター>

  • マグナ
CV:乃村健次
巨大な剣を振るう人類最強クラスの傭兵。一部のステージでは共闘するNPC、及び操作キャラクターとして戦ってくれる。
本作では数少ない純粋な人間だが、冥府軍兵士を相手に無双する戦いぶりにはピットをして「本当に人間ですか?」と疑うほど。
ピットとは魔王ガイナスの討伐戦において共闘し、その実力を認め合う。
ガイナスとの関係や神への意味ありげな伝言などその人物背景には語られていない謎が多いが、それらは物語では全く明かされる事はない(本人も面倒だから想像に任せると発言している)。
これは2章がピットにとって「神々の戦いの物語の序章」で、マグナにとって「魔王と勇者の戦いの最終章」であるということである。

ガイナスを打倒して彼の物語は終わった…はずだったのだが、物語後半にて再登場。諸事情あって肉体を失ったピットに力を貸してくれる。
これで今度こそ本当に出番が終わったかと思われたのだが…。

ちなみに、特徴的なビジュアルの彼の大剣は神器「マグナの巨塔」としてプレイヤーも使用可能。
他の巨塔とは一線を画すクセのある神器だが、使いこなせれば非常に強い。
なお、(神器なので当たり前だが)本物と違って弾が飛ばせる。ただし射程はあまり長くない。

スマブラforではアシストフィギュアとして参戦。
スマブラSPでは残念ながらリストラされたがスピリットでは登場している。

「ボクのおシリを拝もうったって、そうはいかないからね!」
「ンなもん見たかねえよ!」


CV:高山みなみ
6章のボス。邪神パンドーラの持つ、冥府の怪物を生み出す「真実の魔鏡」をピットが蹴破ろうとしたとき、鏡に写った黒いピットも蹴破り現れた。初登場時は邪念に満ち溢れ、破壊衝動が暴走していたが、
以降は一部のステージでは共闘NPC、及び操作キャラクターとして戦ってくれる。
性格はピットとは真逆で攻撃的。一人称も「俺」。
不完全な状態で生まれたため、その魂は冥府軍には所属しておらず、自身を「自由の翼」と称する。
「言っておくが、オレに飛翔の奇跡は必要ない。空はオレのものだ!」

ピットとは「同じ姿をしていて気に入らない」と最初は反目していた。
「なぜ、オレがコピーだと言える!? いまオレは生きているぞ!」
しかし、実際はピット同様パルテナへの忠誠心は厚く、終盤ある場面で2人の天使による共闘は作中屈指の胸熱展開である。

ここまで見ると典型的なダークヒーローのような役割だが、世界観が世界観なためあんまりな扱いも…。
詳しくは当該項目にて。

  • 海神ポセイドン
CV:大友龍三郎
冥府軍とパルテナ軍との戦いには関わらずに、傍観を決め込んでいた海の神。
個人的に冥府軍が気に入らないという理由からパルテナの支援要請に応じ、タナトスの海底神殿に向かうピットに道を開いてくれた。
7章の空中戦でしか出番がないため影が薄い。
またストーリー中の登場は立ち絵のみだが、しっかりポリゴンモデルも存在しており、おドールでのみ拝める。

  • 星賊
銀河の海を縄張りとしている所謂宇宙海賊たちであり、星座を狩る事を生業にしているならず者集団。
8章で三種の神器が星座ごと奪われてしまい奪還するために敵対する。
船長は威張り散らしてただけで何故か今の地位になっているが、部下達からは嫌われている。

  • 星獣クラーケン
8章のボス。銀河に生息する巨大なタコのような怪獣。
星賊の船に突然現れる。(ピットは冥府軍の仕業ではないかと推測していた。)船長をそのまま丸飲みした後、ピットの存在に気づいて襲い掛かる。
生物だがどこか機械染みた姿である。



以下、本編9章以降のネタバレにつき注意


















CV:大塚芳忠
25章(最終章)のボスで、今作の黒幕。真の冥府の支配者。
メデューサのパルテナへの恨みを利用し、彼女を復活させて操り地上へ侵攻させていた。23章では彼の心臓がボスとなる。
冥府神だけに実力はあるのだが性格は…。
詳しくは当該項目にて。

21章のボス。元は冥府由来の邪神だが、ハデスさんですら手を焼いていた問題児。
全身灰化してもなお動き回れる生命力、神ですら獲物と見なし、その魂を喰らおうとする攻撃性、更に狡猾な知性を有しており、
行動原理が「世に混沌を呼ぶこと」であるなど、とんでもない化け物。
自然軍に捕まってとある場所に幽閉されていたのだが…。
彼に関連する事件とその顛末については当該項目にて。


<自然軍>

冥府神ハデスの策略により大規模な戦争を始めた人間達に対し、その愚かさに鉄槌を下さんと動き出した第三の勢力。
敵キャラクターは名前の通り植物や自然の恵みなどのモチーフが多い。
特に実力がある者は幹部になり本作では3人の幹部が登場するが、実際はもっといるらしい。

CV:大本眞基子
自然を破壊し、互いに滅ぼし、自らだけが食物連鎖から逃れようとする人類を初期化爆弾なるもの(12章では初期化爆弾ジェネレーターがボスとなる。)を用いて滅ぼさんとするロリ神。
人間の味方であるパルテナ軍、全ての命を奪わんとする冥府軍と敵対する。
出番は多いがなにげにストーリー中の登場シーンはほぼ立ち絵のみで、ポリゴンモデルは初登場時の幻影とおドールでのみ見ることができる。
詳しくは当該項目にて。

  • 剛力のロッカ
11章のボス。全身岩でできた自然軍幹部。
その名の通りの怪力を誇り岩石の装甲を身に纏っているが、むきだしのお尻が弱点。
無口な性格、というか口がないので喋らない。

  • 静寂のアロン
CV:徳山靖彦
13章のボス。月の神殿を擁する爺や口調で話す老人風の自然軍幹部。
姿の見えない潜伏兵を用いたり、後述のブラックピットをけしかけたりと、老獪な戦い方を好む。
月の神殿で「何か」を封印していたようだが…。
物語では言及されなかったが、本来はナチュレの参謀も務めてた模様。

  • 電光のエレカ
CV:小松由佳
14章のボス。雷の強さと速さを備えたセクシーダイナマイツクールビューティー。自然軍最強の幹部。
外見年齢の設定は16~17歳であり、それ相応の服装や性格をしておりパルテナをおばさん扱いする恐れ知らず。
だが冥府軍最高幹部である魔神タナトスを一騎討ちの末に下すなど、マジやばでちゃけパねぇ実力の持ち主。
ピットとの戦いではタナトス戦の後なので、もし万全な状態だったらどれくらい強かったのか…。
アロンやロッカと違いピットとの戦い後浄化寸前でナチュレに回収されたのか存命しており、後に少しだけ再登場する。
スマブラforではアシストフィギュアとして参戦している。 
マグナと異なり、スマブラSPでも引き続きアシストで参戦しており、スピリットでも登場。
特定のスピリットを台座にして召還する方法でのみ入手できる。


自然軍の闘志達

  • ポックリ
冥府軍におけるモノアイやミックのポジションの栗で出来た自然軍の一般兵士。
命令に忠実で天然素材なので食べても美味い。

  • トツコツ
巨大な魚の骨のような自然軍の連結砲台。
体を攻撃すると破壊できるが頭が弱点でそこを狙いたい。
スマブラfor3DS版のステージに登場している。

  • ダリオス
花の形をしている自然軍の主力砲台。
長距離のビームを放つが発射中やその直後が隙だらけ。
お世話は水やり程度でいいが、枯らしてしまうと自然王にお仕置きされる。

  • ドスドス
巨大な岩石の形をした自然軍。
見た目通り動きは鈍重で攻撃力は高い。
頭の葉っぱが弱点。

  • コロコロ爆弾
近寄ると自分から突撃して爆発する自走爆弾。
仕掛けても逃げられるならこっちから近寄れば良いという至極単純な理由で誕生した。

  • メガンタ
巨大なダンゴ虫の自然軍。
ドスドスと同じく攻撃力が高いが、こちらは転がって移動するのでスピードもある。
しかし転んでしまうと弱点のお腹を出して隙だらけに。

  • フラージ
普段は透明になっており攻撃する時に姿を現す単細胞の生命体。
静寂のアロンのお気に入りでもある。


<浮遊大陸群オーラム>

世界を飲み込む為、パルテナ軍・冥府軍・自然軍の三つ巴の戦いに突如乱入してきた、宇宙からの脅威。
銀河を渡り歩き、争いの起こっている場所に現れ、その場の兵力をコピー・複製し、資源を取り込んで無限に肥大化する軍勢。
星を削って吸い上げて取り込み、冥府軍や自然軍の兵士たちをコピーした兵士を生産し、神々の戦いに割って入る。(おドールによると、敵兵のコピーには捕獲・無力化が必要らしく、ピットのコピーはできなかった模様。)
蜂のように各兵士に確固とした意思はなく、一つのブレインを中心にオーラム全体がまるで一つの生き物のように非常に合理的に役割をこなす。(15章ではオーラム大陸の核、16章ではオーラム要塞リアクターがそれぞれボスを務める。)
元々敵対していたパルテナ軍・冥府軍・自然軍の三軍がその脅威に対抗するために手を組まざるを得なかった程の強敵。


<その他の登場キャラクター>

  • 聖鳥フェニックス
10章のボス。人間は立ち入れず、ピットでもパルテナの補助がなければ活動が厳しい火山地帯に居る巨鳥。
名前通りの不死鳥で、倒されてもしばらくすれば復活するらしい。
何でも願い事をかなえられるという「願いのタネ」を守護しており、タネを狙ってやってきた冥府軍を悉く撃破した。
同じくタネの確保にやってきたピットと戦い倒されるが…?

  • 太陽神ラーズ
CV:稲田徹
オーラム出現に際し突如として現れた、自称太陽の使い。
某ファンタスティックヒーローのような出で立ちと能力でオーラム軍を次々と蹴散らし、ピットの手助けをする。
パルテナ、ハデス、ナチュレの三神でさえ知らなかったオーラムの脅威を調べ上げており、その力に興味がある模様。


  • 戦車の主
CV:大塚芳忠
19章のボス。ある事情により彼の所有物である「光の戦車」を借りようとするピットと対峙する。
彼の棲んでいる塔は神界の乗り物が有るなど、元は天界の関係者だった事が示唆されている。
出会った時点で既に精神体同然の状態であり、ピットとの戦いが終わると消滅した。
厳格で難解な口調で話すが、彼の棲んでいる塔の侵入者避けのトラップの多くは、地雷や立体迷路、高圧電流や氷の床といった床関係のトラップばかりなので、浮遊能力を持っている事が多い冥府軍の魔物相手にはあまり意味が無いなど、どこかうっかりした一面もある*1
ちなみに中の人はハデスさんと同じ。

  • 神器神ディントス
CV:矢田耕司
神器を司る神で、ピットが使用する様々なヘンテコな神器は全て彼が生んだ代物。彼が創り出した真・三種の神器が24章のボスとなる。
他にもインテリア等も手掛けているらしく、「物体の創造」が彼の神としての本質なのかもしれない。
本人は神々の戦いには無関心だが、その気になればハデス以上の行いも平然とやってのけるほどの力を持つ本作最強クラスの神。
スマブラSPではマスタースピリットで登場しており、アドベンチャーモードで解放すると道場が開く。
通常、必殺、投げワザの威力が下がるがアイテムを使用した時の攻撃力と回復量が上がる武装流を習う事ができる。

マグナと同じ本作では数少ない純粋な人間だが、どこにでもいそうな至って普通の少女。
しかし、ある場面で重要な役割を担っていたりする。
詳しくは当該項目にて。

上記の少女と同じく、どこにでもいそうな至って普通の犬だが…。

  • ケーク
見た目は顔がある苺が乗ったケーキ。
攻撃せず予測しにくい動きで逃げるだけだが、倒すとハートがたくさん貰えるボーナスキャラ。
実は頭の上にある苺っぽいのが本当の目。

  • ミミッ子
一見宝箱に見えるが、近づくと本性を現し宝箱を開けようとした者を襲ってくる。
…と、ここまではRPGによくいるいわゆるトラップ系の敵キャラ。
しかし、現した本性が何故か女性の美脚である。
見惚れているとその美脚で痛撃な蹴り技を食らうので戦う時は覚悟を決めて挑むべし。
敵キャラだが特定の軍に所属しておらず、ナチュレ様のワナ、ハデスさんのプレゼント、ディントスのコピーなど様々な局面で登場する。



「ピット、追記修正の準備を!」
「わかりました!パルテナ様!」

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最終更新:2024年12月01日 01:39

*1 本人は「盲点であった、不覚」と自省しているが、「一人しか住んでないし、しかもその一人が強いなら問題ない」とハデスは語っている。