登録日:2012/04/15(日) 13:53:59
更新日:2024/12/01 Sun 01:39:49
所要時間:約 14 分で読めます
【概要】
新・光神話パルテナの鏡とは、
任天堂から発売された
ニンテンドー3DS専用ソフトである。
2012年3月22日発売。
分類はアクションシューティング。
ディレクターは
カービィやスマブラでお馴染み
桜井政博。
本作は25年前に発売されたFCソフト「光神話パルテナの鏡」の続編の形をとっているが、主人公ピットと
女神パルテナは「
大乱闘スマッシュブラザーズX」に際し、メデューサを始めとする往年の敵達は本作において大幅にイメージチェンジを遂げている。
前述にもあるが
主人公はピットでパルテナではない。
任天堂の
お約束。
鏡もそんな出ない。
一部の操作系統及びやり込み要素もスマブラに近く、
(Xのクリアゲッターに近い「宝物庫」や「奇跡パズル」、フィギュアそのものの「おドール」など)
本作で初めてピットを知った/興味を持った世代への配慮も各所にみられる。
後に発売された
スマブラfor、
スマブラSPも、本作と類似する要素がいくつか登場している。
そして何より様々な局面でキャラクターが喋りまくる。
シリアスもあるにはあるが基本的に終始ギャグ満載で物語は形成されており、
神話の世界なのに現実に実在するもの、パロディ、
メタ発言などやりたい放題である。
発売当時
コロコロコミックのタイアップでは
ゴゴゴ西遊記、
妖怪ウォッチで知られる小西紀之先生が単発でツインベロス戦まで漫画を執筆。
ちなみに「伸びろ棒」や『ウィスパーヨーヨー』等の
外道戦法で知られる氏だが光の女神パルテナが使いピット君に関してはそんな戦い方ほぼなくクレバーな激戦を見せてくれた。
飛べない天使なこともガッツリ触れられている。
【戦闘】
主人公ピットは翼を持てど飛べない天使だが、女神パルテナの「飛翔の奇跡」を以って大空を駆け、手にした武器「
神器」を以って3Dシューティング形式で群がる敵を討つ。
飛行ルートは女神パルテナが奇跡により自動で誘導してくれるので、プレイヤーは敵弾の回避と攻撃に専念できる。
だが「飛翔の奇跡」には使用限度(一回につき5分以内)があり、章ごとの舞台に十分近づいたところで地上戦に移行する。
ここからはピット自身の足でステージを駆け、地上の敵と戦いながらステージのボスを目指す。
ステージの難易度(ホンキ度)は、出撃毎に「悪魔の釜」の中に、このゲーム内において通貨の役割をする「
ハート」を投じることによって決定する。
このハートは
ゲーム中、主に敵を倒すことで獲得でき、ホンキ度を上げれば貰える量もグンと多くなり、ステージ上で獲得できる神器もよりよい性能のものが手に入る。
神器について詳しくは
神器(新・光神話パルテナの鏡)の項目にて。
また、ステージの道中でいくつか神界の乗り物が登場する事もある。
詳しくは
神界の乗り物(新・光神話パルテナの鏡)の項目にて。
以下、本編のネタバレを多分に含みます。ご注意ください。
【ストーリー】
25年前にピットによって倒されたはずのメデューサが謎の復活を遂げる。世界に混沌を呼ぼうとするメデューサを止める為に再びピットとパルテナは冥府軍と戦う事になる・・・
9章にて、ついにメデューサが倒された。闇の女神が打ち倒され、ようやく冥府軍の脅威が去った…と思いきや、メデューサ復活の裏には真の冥府の主、「冥府神ハデス」の存在があった。メデューサを上回る脅威、そして冥府軍ではない、新たな勢力との戦闘が幕を開ける。
自然軍編(10章〜14章)
あらゆる願いを叶える事が出来る"願いのタネ"を守護していた聖鳥フェニックスが墜ちた知らせを聞いた人々はタネを巡って大規模な戦争を始めた。
しかしそこへ、謎の神「自然王ナチュレ」が姿を現す。
彼女は自然軍を率いて自然を破壊し、互いに滅ぼし合い、自らだけが食物連鎖から逃れようとする人間達を根絶しようと目論んでいた・・・
オーラム軍編(15章〜17章)
自然軍と冥府軍の争いに突如乱入してきた宇宙からの侵略者「オーラム軍」。
世界を支配しようとする彼らを止める為、パルテナ軍、自然軍、そして冥府軍がまさかの共同戦線を張る事になってしまう。
そして、オーラム軍を迎え撃つ為にやってきた「太陽神ラーズ」。彼は果たして敵か?味方か?
光神話パルテナの鏡史上、最も壮大な物語が幕を開けた・・・
混沌の遣い編(18章〜22章)
オーラム軍との激闘から三年、目を覚ますと、ピットは指輪になっていた。
それだけでは無く、これまで人々を加護してきたパルテナが軍を率いて、人々に暴虐の限りを尽くしていたのだ。
何故パルテナは人々を苦しめるのか?その謎を解き明かすためにピットは敵だったはずの自然王ナチュレと共にパルテナ軍に戦いを挑む・・・
冥府神ハデス編(23章〜25章)
冥府の真の支配者であるハデスを倒す為、ピットは三種の神器を装着して戦うが、神器は一瞬で壊され、返り討ちにあってしまう。
彼を倒すのは絶望的かと思われたその時、パルテナは神器の神であるディントスの力を借りる事を提案する。
遂に、魂を蹂躙する冥府の神との最終決戦が始まろうとしていた・・・
【登場人物】
<パルテナ軍>
CV:
高山みなみ
本作の主人公にして、女神パルテナ親衛隊隊長。実に25年ぶりの主演作品である。
復活した冥界女王メデューサによるエンジェランド侵攻を阻むべく、女神パルテナの奇跡の力を借りつつ単身戦いに赴く。18章では色々あって魂が指輪となって、肉体のみが暴走し、ボスとして登場。
詳しくは当該項目にて。
CV:
久川綾
天界エンジェランドを治める、美しき光の
アホの娘女神。
地上の人間に加護を与える非常にありがたい神様であり、女神再臨の際には、人々は大きな声援をもってこれに応えた。しかし20章では、諸事情によりボスとしてピットの前に立ち塞がる。
詳しくは当該項目にて。
パルテナ親衛隊一般兵。
金色の装甲に身を包み、天使の弓矢で戦う。
たまに宝箱に入っており、一定時間自動で戦いのサポートをしてくれる。
他にも、筋肉ムキムキのイカロスマッチョ、大盾と槍を備えたイカロスナイトがいる。
(ちなみに、イカロスマッチョとイカロスは別の種族であり、イカロスを鍛えてもイカロスマッチョにはならない)
また、「イカロスの衛星」なる神器があり、その名の通りイカロスを象っており、矢のような弾を飛ばす。
前作のあっけなく散る印象が強いためか、本作でもピットとパルテナからはあまり頼りにされておらずその事について何かとネタにされている。
<冥府軍>
CV:進藤尚美
9章のボス。かつてパルテナに追放された、冥府の女神。
血も凍る眼差し、ヘビの頭髪、大胆な横乳が異彩を放つ。
25年前の戦いにおいてピットが
三種の神器を用いて討伐したが、復活。
今なお止まぬパルテナへの憎しみと支配への野望を抱きながら冥府軍を率い、エンジェランドと人間界へ侵攻する。
本作では端正な顔立ちをしているが、本気を出すと前作のように一つ目になる。
また、ギャグばかりの本作の登場人物の中では貴重なマジメ要員。
だがショタコン疑惑が…
本作では最初に戦う1章のボス。
前作よりパワーアップしているのだが、ピットからは舐められっぱなし。
…というか実際かなり弱く、おドールの説明文にも「今のピットの敵ではない」とか書かれちゃう始末。
ワンって鳴いてみろ!!
CV:皆川純子
2章のボス。本作が初登場の冥府軍。
メデューサの復活から間もなくして現れ、一夜で荒野に城を築き、冥府軍を率いて人間界に侵攻した。
纏った甲冑の随所から魔力がにじみ出ており、冥府軍の紋章の入った
マントを羽織っている。
マグナとは何か因縁があるようだが…。
ちなみに、通り名こそ"魔王"だが、その実態は(恐らく)女性。
本編では解りにくいが(パッと見男性にも見える)、おドールの胸部や本編終盤で再登場する際の声を見る限り、女性だと思われる。
CV:高塚正也
3章のボス。前作にも登場したが、本作では通り名と同じく首が三つに増えている。
更に頭がそれぞれ異なる人(龍?)格を持っており、性格もそれぞれ違う。
王道な真ん中、穏やかな右、粗暴な左ってところ。
が、この手合いの例に漏れず頭同士の仲はあんまりよろしくない。
彼らとの戦いは空中戦で背中を走る事も可能で、戦闘開始から一定時間経過するとパルテナの援護で撃墜される。
空中戦で一回、地上戦で二回戦うことになるのだが、空中戦の倒し方によってボスの会話パターンが変化する等、小ネタが豊富である。
余裕があれば彼らの会話を全パターン聞いてみるのもいいだろう。
4章のボス。死者の魂を冥府に運ぶ死神たちの根城「死神砦」のリーダー的な死神。
普段の外見は普通の死神と変わらないが、敵を発見すると真の姿を現す。
…元は普通の死神だったのだが、運搬するハズの魂をつまみ食いし続けていたら現在の姿になったようだ。
足の小指が弱点部位、パルテナに「ビッ死に」と略されるなど、結構
ネタキャラ。
ちなみにトドメを刺す時は頭部を攻撃しないと終わらないので注意。
CV:鈴木麻里子
5章のボス。前作にも登場した青い人魂のような敵。
終始けだるそうにしている。
終盤に再び登場するがまさかの展開に…。
詳しくは当該項目にて。
CV:伊藤栄次
7章のボス。前作ではメデューサの髪のヘビとして登場したが、本作ではぽっちゃりした体型になっている。
変身能力を備えており、前作の姿もその時の名残のようである。
ひょうきんな性格だが、冥府軍でも屈指の実力者でもあり
パルテナからメデューサよりも地位が格上ではと問われるが
本人的にはそういう上下関係は
どうでもいいらしい。
でも、ピットとパルテナからは何かとシカトされ扱いが悪い。
中盤に再び登場するが…。
冥府の魔物たち
冥府軍の一般兵その1。大きな1つ目の魔物で、大量にあらわれては球を飛ばして攻撃をしてくる。弱いけれど、高ホンキ度では脅威になることもしばしば。
鼻眼鏡のようなした「メガネハナーン」、口だけの魔物「ミック」と合体して、顔のような「モノミックハナーン」になることも。
冥府軍の一般兵その2。手持ちの武器でピットに殴りかかる。不気味な姿だが、性格はドジで、こちらへ向かうときに転んだりすることもある。
派生として、遠距離から
ミサイルやレーザーを放つ「ボックンキャノン」や、炎上や弱体の魔法を放つ「ボックンメイジ」、専用の鎧を着て前方からの攻撃を防ぐ「ボックンズム」などが存在する。
見つかると独特の
BGMが流れ騒ぎながら子死神を呼び出す前作の
トラウマキャラその1。
その厄介さは本作でもBGMもそのままに健在であり、ピットからは露骨に嫌悪感を抱かれている。
ストーリーでヤラレチャッタ時に十字キーの下を押し続けると…?
茄子を投げ当ててピットをナスにし、攻撃不能にさせる前作のトラウマキャラその2。
前作では病院でナースに回復してもらったが、本作ではパルテナの奇跡の力によって時間経過で回復するようになっている。
ナースがナスを治してくれるという…。
本作初登場のナスビ使いの亜種(?)。
お米が盛られたどんぶりに腰かけて宙に浮いている、燃えさかる一つ目玉のテンプラ(?)。
その名に違わず、ピットをテンプラ(エビ天)にする攻撃を行う…のだが、テンプラとナスビとは決定的に異なる点がある。
テンプラにされるとナス化同様攻撃不能で移動しかできなくなるのだが、この状態で追いかけてくるテンプラ使いと接触すると、
どんぶりに乗せられておいしく頂かれ、一撃でヤラレてしまう。テンプラにされたら死に物狂いで
逃げるべし。
一見ただのドクロに見えるが、うっかり攻撃してしまうと大変な事に…。
詳しくは当該項目にて。
紫のオーラを纏う緑色の巨大な骸骨。
三種の神器以外で倒せず、触ると如何なる状況でも即ヤラレてしまう恐ろしい敵。
死神とは別の専用BGMが流れ、ホンキ度最低でも登場する。
<その他のキャラクター>
CV:乃村健次
巨大な剣を振るう人類最強クラスの傭兵。一部のステージでは共闘するNPC、及び操作キャラクターとして戦ってくれる。
本作では数少ない純粋な人間だが、冥府軍兵士を相手に無双する戦いぶりにはピットをして「本当に人間ですか?」と疑うほど。
ピットとは魔王ガイナスの討伐戦において共闘し、その実力を認め合う。
ガイナスとの関係や神への意味ありげな伝言などその人物背景には語られていない謎が多いが、それらは物語では全く明かされる事はない(本人も面倒だから想像に任せると発言している)。
これは2章がピットにとって「神々の戦いの物語の序章」で、マグナにとって「魔王と勇者の戦いの最終章」であるということである。
ガイナスを打倒して彼の物語は終わった…はずだったのだが、物語後半にて再登場。諸事情あって肉体を失ったピットに力を貸してくれる。
これで今度こそ本当に出番が終わったかと思われたのだが…。
ちなみに、特徴的なビジュアルの彼の大剣は神器「マグナの巨塔」としてプレイヤーも使用可能。
他の巨塔とは一線を画すクセのある神器だが、使いこなせれば非常に強い。
なお、(神器なので当たり前だが)本物と違って弾が飛ばせる。ただし射程はあまり長くない。
スマブラforでは
アシストフィギュアとして参戦。
スマブラSPでは残念ながらリストラされたがスピリットでは登場している。
「ボクのおシリを拝もうったって、そうはいかないからね!」
「ンなもん見たかねえよ!」
CV:高山みなみ
6章のボス。邪神パンドーラの持つ、冥府の怪物を生み出す「真実の魔鏡」をピットが蹴破ろうとしたとき、鏡に写った黒いピットも蹴破り現れた。初登場時は邪念に満ち溢れ、破壊衝動が暴走していたが、
以降は一部のステージでは共闘NPC、及び操作キャラクターとして戦ってくれる。
性格はピットとは真逆で攻撃的。一人称も「俺」。
不完全な状態で生まれたため、その魂は冥府軍には所属しておらず、自身を「自由の翼」と称する。
「言っておくが、オレに飛翔の奇跡は必要ない。空はオレのものだ!」
ピットとは「同じ姿をしていて気に入らない」と最初は反目していた。
「なぜ、オレがコピーだと言える!? いまオレは生きているぞ!」
しかし、実際はピット同様パルテナへの忠誠心は厚く、終盤ある場面で2人の天使による共闘は作中屈指の胸熱展開である。
ここまで見ると典型的な
ダークヒーローのような役割だが、世界観が世界観なためあんまりな扱いも…。
詳しくは当該項目にて。
CV:
大友龍三郎
冥府軍とパルテナ軍との戦いには関わらずに、傍観を決め込んでいた海の神。
個人的に冥府軍が気に入らないという理由からパルテナの支援要請に応じ、タナトスの海底神殿に向かうピットに道を開いてくれた。
7章の空中戦でしか出番がないため影が薄い。
またストーリー中の登場は立ち絵のみだが、しっかりポリゴンモデルも存在しており、おドールでのみ拝める。
銀河の海を縄張りとしている所謂宇宙海賊たちであり、星座を狩る事を生業にしているならず者集団。
8章で三種の神器が星座ごと奪われてしまい奪還するために敵対する。
船長は威張り散らしてただけで何故か今の地位になっているが、部下達からは嫌われている。
8章のボス。銀河に生息する巨大なタコのような怪獣。
星賊の船に突然現れる。(ピットは冥府軍の仕業ではないかと推測していた。)船長をそのまま丸飲みした後、ピットの存在に気づいて襲い掛かる。
生物だがどこか機械染みた姿である。
CV:
大塚芳忠
25章(最終章)のボスで、今作の黒幕。真の冥府の支配者。
メデューサのパルテナへの恨みを利用し、彼女を復活させて操り地上へ侵攻させていた。23章では彼の心臓がボスとなる。
冥府神だけに実力はあるのだが性格は…。
詳しくは当該項目にて。
21章のボス。元は冥府由来の邪神だが、ハデスさんですら手を焼いていた問題児。
全身灰化してもなお動き回れる生命力、神ですら獲物と見なし、その魂を喰らおうとする攻撃性、更に狡猾な知性を有しており、
行動原理が「世に混沌を呼ぶこと」であるなど、とんでもない化け物。
自然軍に捕まってとある場所に幽閉されていたのだが…。
彼に関連する事件とその顛末については当該項目にて。
<自然軍>
冥府神ハデスの策略により大規模な戦争を始めた人間達に対し、その愚かさに鉄槌を下さんと動き出した第三の勢力。
敵キャラクターは名前の通り植物や自然の恵みなどのモチーフが多い。
特に実力がある者は幹部になり本作では3人の幹部が登場するが、実際はもっといるらしい。
CV:
大本眞基子
自然を破壊し、互いに滅ぼし、自らだけが食物連鎖から逃れようとする人類を初期化爆弾なるもの(12章では初期化爆弾ジェネレーターがボスとなる。)を用いて滅ぼさんとするロリ神。
人間の味方であるパルテナ軍、全ての命を奪わんとする冥府軍と敵対する。
出番は多いがなにげにストーリー中の登場シーンはほぼ立ち絵のみで、ポリゴンモデルは初登場時の幻影とおドールでのみ見ることができる。
詳しくは当該項目にて。
11章のボス。全身岩でできた自然軍幹部。
その名の通りの怪力を誇り岩石の装甲を身に纏っているが、むきだしのお尻が弱点。
無口な性格、というか口がないので喋らない。
CV:徳山靖彦
13章のボス。月の神殿を擁する爺や口調で話す老人風の自然軍幹部。
姿の見えない潜伏兵を用いたり、後述の
ブラックピットをけしかけたりと、老獪な戦い方を好む。
月の神殿で「何か」を封印していたようだが…。
物語では言及されなかったが、本来はナチュレの参謀も務めてた模様。
CV:
小松由佳
14章のボス。雷の強さと速さを備えた
セクシーダイナマイツクールビューティー。自然軍最強の幹部。
外見年齢の設定は16~17歳であり、それ相応の服装や性格をしておりパルテナを
おばさん扱いする恐れ知らず。
だが冥府軍最高幹部である魔神タナトスを一騎討ちの末に下すなど、マジやばでちゃけパねぇ実力の持ち主。
ピットとの戦いではタナトス戦の後なので、もし万全な状態だったらどれくらい強かったのか…。
アロンやロッカと違いピットとの戦い後浄化寸前でナチュレに回収されたのか存命しており、後に少しだけ再登場する。
スマブラforでは
アシストフィギュアとして参戦している。
マグナと異なり、スマブラSPでも引き続きアシストで参戦しており、
スピリットでも登場。
特定のスピリットを台座にして召還する方法でのみ入手できる。
自然軍の闘志達
冥府軍におけるモノアイやミックのポジションの栗で出来た自然軍の一般兵士。
命令に忠実で天然素材なので食べても美味い。
巨大な魚の骨のような自然軍の連結砲台。
体を攻撃すると破壊できるが頭が弱点でそこを狙いたい。
スマブラfor3DS版のステージに登場している。
花の形をしている自然軍の主力砲台。
長距離のビームを放つが発射中やその直後が隙だらけ。
お世話は水やり程度でいいが、枯らしてしまうと自然王にお仕置きされる。
巨大な岩石の形をした自然軍。
見た目通り動きは鈍重で攻撃力は高い。
頭の葉っぱが弱点。
近寄ると自分から突撃して爆発する自走爆弾。
仕掛けても逃げられるならこっちから近寄れば良いという至極単純な理由で誕生した。
巨大なダンゴ虫の自然軍。
ドスドスと同じく攻撃力が高いが、こちらは転がって移動するのでスピードもある。
しかし転んでしまうと弱点のお腹を出して隙だらけに。
普段は透明になっており攻撃する時に姿を現す単細胞の生命体。
静寂のアロンのお気に入りでもある。
<浮遊大陸群オーラム>
世界を飲み込む為、パルテナ軍・冥府軍・自然軍の三つ巴の戦いに突如乱入してきた、宇宙からの脅威。
銀河を渡り歩き、争いの起こっている場所に現れ、その場の兵力をコピー・複製し、資源を取り込んで無限に肥大化する軍勢。
星を削って吸い上げて取り込み、冥府軍や自然軍の兵士たちをコピーした兵士を生産し、神々の戦いに割って入る。(おドールによると、敵兵のコピーには捕獲・無力化が必要らしく、ピットのコピーはできなかった模様。)
蜂のように各兵士に確固とした意思はなく、一つのブレインを中心にオーラム全体がまるで一つの生き物のように非常に合理的に役割をこなす。(15章ではオーラム大陸の核、16章ではオーラム要塞リアクターがそれぞれボスを務める。)
元々敵対していたパルテナ軍・冥府軍・自然軍の三軍がその脅威に対抗するために手を組まざるを得なかった程の強敵。
<その他の登場キャラクター>
10章のボス。人間は立ち入れず、ピットでもパルテナの補助がなければ活動が厳しい火山地帯に居る巨鳥。
名前通りの不死鳥で、倒されてもしばらくすれば復活するらしい。
何でも願い事をかなえられるという「願いのタネ」を守護しており、タネを狙ってやってきた冥府軍を悉く撃破した。
同じくタネの確保にやってきたピットと戦い倒されるが…?
CV:
稲田徹
オーラム出現に際し突如として現れた、自称太陽の使い。
某ファンタスティックヒーローのような出で立ちと能力でオーラム軍を次々と蹴散らし、ピットの手助けをする。
パルテナ、ハデス、ナチュレの三神でさえ知らなかったオーラムの脅威を調べ上げており、その力に興味がある模様。
17章のボス。太陽神ラーズの狙いは、オーラム軍の圧倒的な力であった。
そのためピットにオーラムを統率するオーラムブレインを破壊させ、自身が合体することでオーラムを支配し、神々に挑戦を挑む。
当初は上手くいっていたかに見えたが、逆にラーズがブレインに取り込まれて意識を完全に支配され、最期はその力を利用され続け、爆死した。
その後は自身の炎の力がロケットエンジンの様な推進力となり、オーラムブレイン要塞ごと宇宙を渡って行く事となった。
CV:大塚芳忠
19章のボス。ある事情により彼の所有物である「光の戦車」を借りようとするピットと対峙する。
彼の棲んでいる塔は神界の乗り物が有るなど、元は天界の関係者だった事が示唆されている。
出会った時点で既に精神体同然の状態であり、ピットとの戦いが終わると消滅した。
厳格で難解な口調で話すが、彼の棲んでいる塔の侵入者避けのトラップの多くは、
地雷や立体迷路、高圧電流や氷の床といった床関係のトラップばかりなので、浮遊能力を持っている事が多い冥府軍の魔物相手にはあまり意味が無いなど、どこかうっかりした一面もある。
ちなみに中の人はハデスさんと同じ。
CV:矢田耕司
神器を司る神で、ピットが使用する様々な
ヘンテコな神器は全て彼が生んだ代物。彼が創り出した真・三種の神器が24章のボスとなる。
他にも
インテリア等も手掛けているらしく、「物体の創造」が彼の神としての本質なのかもしれない。
本人は神々の戦いには無関心だが、その気になればハデス以上の行いも平然とやってのけるほどの力を持つ本作最強クラスの神。
スマブラSPではマスタースピリットで登場しており、アドベンチャーモードで解放すると道場が開く。
通常、必殺、投げワザの威力が下がるがアイテムを使用した時の攻撃力と回復量が上がる武装流を習う事ができる。
マグナと同じ本作では数少ない純粋な人間だが、どこにでもいそうな至って普通の少女。
しかし、ある場面で重要な役割を担っていたりする。
詳しくは当該項目にて。
上記の少女と同じく、どこにでもいそうな至って普通の犬だが…。
見た目は顔がある苺が乗ったケーキ。
攻撃せず予測しにくい動きで逃げるだけだが、倒すとハートがたくさん貰えるボーナスキャラ。
実は頭の上にある苺っぽいのが本当の目。
一見宝箱に見えるが、近づくと本性を現し宝箱を開けようとした者を襲ってくる。
…と、ここまではRPGによくいるいわゆるトラップ系の敵キャラ。
しかし、現した本性が何故か女性の美脚である。
見惚れているとその美脚で痛撃な蹴り技を食らうので戦う時は覚悟を決めて挑むべし。
敵キャラだが特定の軍に所属しておらず、ナチュレ様のワナ、ハデスさんのプレゼント、ディントスのコピーなど様々な局面で登場する。
「ピット、追記修正の準備を!」
「わかりました!パルテナ様!」
- 昔のほうはお店があってクレジットカード(本当に有った)も使えたのに。 -- 名無しさん (2013-12-09 11:42:48)
- ブラックピットは一応パルテナ様の味方なんだよね(パルテナ軍じゃないだけで)エンディングではピット君とも仲良く飛んでるし -- 名無しさん (2014-01-28 17:08:20)
- ブラピは本来の意味の方でのツンデレなんだと思う -- 名無しさん (2014-02-13 19:49:28)
- 中の人がプリキュアの声優をやった人が意外に居る。 -- 名無しさん (2014-03-25 08:17:34)
- 生徒会役員共で言うと、天草→ハデス、七条→パルテナ、萩村→ナチュレ(見た目も)、津田→ピットって感じだな -- 名無しさん (2014-03-25 09:17:47)
- ↑それだとパルテナ様とのフラグが一番立ってないじゃないか。 -- 名無しさん (2014-04-30 11:59:35)
- ツインベロスだけ前作組の中で思い出されてないようなって思ったけどパンドーラも前作のこと言及されてないっけ 逆にタナトスは前作プレイヤーでも影薄だった気もするが -- 名無しさん (2014-08-05 19:58:54)
- アロンはスマブラのフィギュア説明で冥府軍にスカウトされかけてたらしいとか -- 名無しさん (2014-09-26 22:40:09)
- スマブラ3DSの電光のエレカのフィギュアの文面の最後の歌唱力あたりがあやしいというウワサってあるが実際そうなの? -- 名無しさん (2014-09-26 23:03:23)
- コビル、キーバー、ロックマンにウラノスといったザコ敵がリストラされたのはちょっと腑に落ちなかったな。別に思い入れがあるわけじゃないが。 -- 名無しさん (2014-09-27 02:06:42)
- 桜井さん新作作ってくれないかな。 -- 名無しさん (2014-11-01 18:23:01)
- 天界漫才はスマブラWiiUで新録されるけどね。 -- 名無しさん (2014-11-01 18:32:53)
- ↑4 それは今回のフィギュア説明文を担当した戸田の勝手な推測。桜井がそうだと言わないと公式ではない。 -- 名無しさん (2014-12-11 13:50:10)
- ↑そういえば『DX』でもキングクルールの説明文に「大食漢」なんて記述があったな。エレカのそれと同じく原作で言及されてないからな。 -- 名無しさん (2014-12-11 14:02:55)
- スマブラ3DSで何でパンドーラのフィギュアないんだ...。せめて邪神の姿の方でも登場させてほしかった。 -- 名無しさん (2015-01-05 00:06:21)
- オーラムのコピー兵を見て、スマブラXのザコレンジャー思い出した。 -- 名無しさん (2015-02-13 03:25:36)
- スマブラの天界漫才によるとブラピは今自然軍らしいな 完全にポケモンのグリーンみたいなライバルポジか -- 名無しさん (2015-07-29 00:27:33)
- 次回作はメインキャラにナースが追加される希ガス、他キャラのように大幅改変を加えてね -- 名無しさん (2015-07-29 21:08:41)
- ↑6 さすがに推測ってことはないでしょ。dxでリックが「しもべ」って表記されてたみたいに原作の裏設定の可能性もあるかと。そういう決め付けは良くない。 -- 名無しさん (2015-07-30 18:21:03)
- 星賊とかクラーケンとかフェニックスとかも加筆しようと思ったけどさすがに多すぎるか... -- 名無しさん (2015-07-30 20:12:34)
- 最近急激にアンチが増えて悲しい -- 名無しさん (2015-11-06 00:01:04)
- 構想段階では28章まであったとの事。 -- 名無しさん (2016-01-12 23:22:13)
- ↑3 桜井曰くスターフォックスの続編になる可能性もあったが、もしそうなってたらスタフォが贔屓云々で叩かれてたかもしれん。スマブラのスタフォ組2人は昔から強キャラ扱いされて尚更。 -- 名無しさん (2016-04-12 12:52:21)
- 何気に声優が豪華。 -- 名無しさん (2016-05-06 14:44:27)
- あのアニメがマイニンテンドーのギフトに。 -- 名無しさん (2016-06-08 19:24:20)
- ↑4 あー、確かにありえそう -- 名無しさん (2016-06-08 21:05:23)
- 仮にそうなってたら零も発売してなかったかもしれん -- 名無しさん (2016-06-08 21:22:53)
- かつてコロコロで小西先生(西遊記や妖怪ウォッチの人)がこの作品のギャグ読みきりを書いていたが、まさか原作も似たようなノリだとは思わなかった……連載で見てみたかったなぁ -- 名無しさん (2017-03-07 21:47:00)
- ↑4 勿体無い 3ds1番の傑作ソフトなのに -- 名無しさん (2018-07-25 14:04:38)
- 続編出ないかなぁ インタビュー的に厳しいか
- ↑ 桜井氏が9周年記念にツイートしてたけどやっぱり難しいっぽい。 -- 名無しさん (2021-04-10 21:40:01)
- ↑ 本当惜しいよなぁ…発売からかなり時間が経った今でも普通に楽しめる神ゲーなのに…ギリシア神話ベースなのに最高神のゼウスが出て来なかったり結局自然軍との決着はつかないままだったりブラピの動向だったり語られなかった設定とか掘り下げれば新作を作れる余地はあると思うんだが…また25年待たされてもいいから新作やりたいなぁ…。 -- 名無しさん (2021-12-08 18:56:17)
- どこかでペロッと移植してくれないかなって言ってて何かのフラグの可能性…? -- 名無しさん (2022-11-23 21:19:21)
- やっぱり続編は厳しそうね…。 -- 名無しさん (2023-07-04 22:44:11)
- 会社の問題で出ないと言われていたマリルイも新作出たし、希望は捨てたくない -- 名無しさん (2024-12-01 00:42:04)
最終更新:2024年12月01日 01:39