登録日:2010/10/10 Sun 01:08:32
更新日:2025/02/26 Wed 07:38:24NEW!
所要時間:約 35 分で読めっぞ
【プロフィール】
種族:
サイヤ人(下級戦士)
出身地:惑星ベジータ
誕生日:不明
誕生年:エイジ737年
身長:成人時点175㎝
体重:成人時点62㎏
職業:農家
利き手:両利き
趣味:鍛錬、戦闘
好きな乗り物:
筋斗雲
好物:なんでも
苦手なもの:
コーヒー(苦いから)、
ビール(大人になってからは克服)
【概要】
エイジ737年に惑星ベジータで生まれる。
少数民族の
宇宙人である戦闘民族
サイヤ人の数少ない生き残りで、本来は地球の生物を滅ぼす為に赤ん坊の頃に送り込まれた。
サイヤ人としての
「カカロット」という本名を持ち、同じサイヤ人である
ベジータからはこの名で呼ばれている。
生まれた時の戦闘力はアニメだと2。
ラディッツやベジータの発言から「戦闘力が低いから強者のいない辺境の惑星に送り込もう。
大猿の変身を考慮すればこの程度の戦闘力でも十分だろうし」という判断のもとに地球へ送られた。
なお、このことについて本人は全く気にしておらず、ベジータに落ちこぼれと言われた際にも「
そのおかげでオラはこの地球に来れたんだ。感謝しなきゃな」と返している。
アニメオリジナルエピソードTVSP『たったひとりの最終決戦』では父である
バーダックから「クズがッ!」と吐き捨てられ、軽んじられていた。
なお『
DRAGON BALL- 放たれた運命の子供』および『超』では両親に愛されており、上記のTVSPとは送り込まれた経緯が少々違う。
こちらでは
フリーザの行動を怪しんだバーダックが資産価値がなくフリーザの目に止まりそうのない地球に逃したという設定になっている。
また、原作では生まれたばかりの赤ん坊のまま送られたが、こちらでは保育ポッドにより3歳前後に育った状態で送り出された。
こうして惑星ベジータの消滅を逃れて無事地球へと落着した
ポッドは
亀仙人の弟子の
孫悟飯に発見され、彼の下で育てられた。
悟空という名は「空から来た」ことに由来して名付けられた。
ただし、サイヤ人は対象の星の生物を絶滅させるための「命令」が施されており、当初は手が付けられない程に暴れる子供だった。
『銀河パトロール ジャコ』での悟飯の話だと、家に連れて行く時点で既に達人でなければ危ないほどの戦闘力を持っていたようだ。
だが、ある時谷底に落下した際に頭を打って記憶を失い、うってかわって穏やかな性格になった。
名前や設定の由来はいわずもがな「
西遊記」の孫悟空であり、尻尾を持っているのも猿のイメージから。
サイヤ人の名前である「カカロット」は「
キャロット(人参)」と『西遊記』に登場する孫悟空が生まれた花果山から。
西遊記の孫悟空にはケツを見せても尻尾が無いというのは秘密
「ドラゴンボール」自体が「
Dr.スランプ」を終了させる為に始まったような漫画だった。
だが当初はあまり人気が無かったので、悟空に「闘う事が好き」というキャラクター性を付加したらしい。
恐らく数ある日本の漫画のキャラクターの中でも、飛び抜けて高い知名度と人気を誇る。
海外でも強い人気を持ち、今もなお愛されるキャラクターである。
【性格・活躍】
※年齢に関しては約8年の死亡期間を含む
●幼年期・少年期(12歳~15歳) - 本編開始~ピッコロ大魔王編
良く言えば純粋、悪く言えばバカ。
ずっと山奥で悟飯翁と暮らしていた為に世間知らずで常識知らず。
ただし頭の回転が悪い訳ではなく、戦いの中での技の応用や機転は効く。
「股を触らないと男女が判別できない」というアレな部分を持っているが、そもそも男女の定義すら分かっていない。
旅に出るまでは男女の股の違いや数字の正確な数え方すら分かっていなかった。しかしステンレスは知っていて自動車も知識としては知っていたことから最低限の教育や都の情報は教えられていたようだ。
恐ろしい程の大食漢で、子供の頃はすぐに腹を空かせていた。
そのため、空腹時には力が出ず、格下の相手にやられることも多かった。
基本的に大らかで、あまり物事に頓着しない。
また、強い奴と闘うのは好きだが、相手を殺す事にこだわりはしない。
あくまで「絶対に負けない」為に闘うのであり、ある意味求道者のような面を持っている。
ただしサイヤ人の本能なのか、一旦怒りを爆発させると手を付けられない時がある。
人生の師とも言える武術家・亀仙人の下で共に修行した親友の
クリリンが殺害された時は、明確に殺意と復讐心を顕わにした。
ピッコロ大魔王一味との戦いでは上記の通り殺意むき出しで、対決した相手を皆殺しにしているが、
レッドリボン軍での戦いでも躊躇なく相手を殺した事が何度かある(それも割とギャグ的描写有りで)。
鶴仙流に一時付け狙われたのも
桃白白をなんやかんやあって殺したためである(後で復活したけど)。
海外のファンが『ドラゴンボールのキャラが生涯で倒した全キャラと一緒に写真撮影したら』というファンアートを描いた際にも
大半がこの時期のキャラで埋まっていた。蛸とか魚とかロボットの
メタリック軍曹とかもいたが…。
というか青年期以降で倒したキャラはヤコンとブウだけだった。
逆に言うと、「まだ命の重さがわかっていなかった子供」が、仲間たちとの交流や死を経て「命の大切さを理解する人間」になった時期だったのかもしれない。
助けたウミガメを生かすか殺すか「ホントにうまいのかなあ」と食欲で判断し、「豚肉好きか?」とウーロンを非常食とも見ていた彼が、ボラの死を嘆くウパを見捨てられずにドラゴンボールを使っての蘇生を決意し、クリリンの死に涙を流して激昂するほどに変わったのである。
後々サイヤ人という素性が明らかになる悟空だが、
この頃にピッコロ大魔王の全力の攻撃を受けても無事だった事に「貴様、人間か…?」と慄かれた際には、「
シッポがあるから人間ではないかもしれない」と寂しげに語っており、既に心のどこかでは
自分が他の人間とは違うと違和感を持っていた模様。
あれだけ多種多様の人種のいるドラゴンボール世界の地球でシッポがあるだけで「他の人々と違う」と違和感を持つのも中々凄いことである
ついでに、第1話でブルマと初対面時に「人間見たのも初めてだ」と発言したので読者から「じいちゃんの孫悟飯は人間ではないのか」と質問されたこともある
●青年期(18歳~30歳) - マジュニア編~セル編
神様の下で修行し、(身長的な面も含めて)かなり成長を遂げた。
ちなみにマジュニアを打ち破った後で「神になれ」と凄い勧誘を受けてたりするが、拒否している。
曰く「あんな場所で過ごすなんて耐えられない」。
言動にもかなり落ち着きが見えており、精神的にも大きく成長している。
兄のラディッツから自身の正体を聞かされた際にもそれほどの動揺はなく受け入れつつも悪事の誘いは断り、養父の仇という大猿が自分だとベジータ戦で気付いたときは流石に動揺したが、その後は自身を「地球育ちのサイヤ人」「穏やかな心を持つサイヤ人」と定義している。
また社会的な常識も身に着けており
自動車の免許を持っていて家族でドライブに行くこともある。
(アニメ版では
人造人間襲来前の修行期間にピッコロと免許を取りに行くオリジナルストーリーがあるが、原作ではラディッツ襲来前に取得したのか家族三人でドライブしている扉絵がある)
「相手を殺す事にこだわらない」という部分が強くなっており、
宿敵である
ピッコロや、ベジータとは死闘を繰り広げるも、殺す事はしなかった。
ただ、一度見逃そうとして騙されたラディッツを自分諸共ピッコロに始末してもらったり、全力が通じないフリーザ相手にナメック星を諸共にするのもやむなしと特大の元気玉の使用を決断する等、
「もはや自分の力でどうにも出来ない・全滅しそう」という場合には敵の殺害も止む無しと判断するので、
不殺主義だったわけではない。
勝負が付くまでは全力を叩き込むが、倒れた相手への止めは好まない、というスタンスが近いだろうか。
そして、クリリンやベジータを殺害した宇宙の帝王フリーザ相手には完全に「プッツン」し、伝説の
超サイヤ人に変身した事も相まって一人称が「オレ」に変化、「このクズ野郎」等、普段は使わない言葉遣いで怒りを顕わにした。
その一方で罪のない者達を殺してきたサイヤ人が滅びた事そのものは「だから滅びた」と因果応報であったと断言し、
それを「なんとなく気に入らないから滅ぼした」と嘯くフリーザに「今度はこのオレが貴様を滅ぼす」と切り返すなど、
意外な
レスバ議論戦闘力の高さを見せたりしている。
さらには星の消滅が差し迫った状況でのフリーザのフルパワーに対し「時間を稼がせるわけにはいかん」と理解しつつも「クリリンの仇」「戦士として悔いが無いよう最高の状態で倒す」という意地から戦闘続行にこだわり、
その変わりようは
界王様から「
もう孫悟空ではない、怒りの戦士 超サイヤ人だ」と評されている。
とはいえ、フリーザにフルパワーの反動が出始めて勝負にならなくなった時点でフリーザを存分に恐怖させたことに「もうオレの気は済んだ」と見切りをつけてフリーザを見逃そうともした。
しかしその言葉に逆上したフリーザは無謀な攻撃をしたことで自滅。命乞いをするフリーザに「そうやって命乞いしてきた者を何人殺してきたんだ!」と罵倒しながらも見捨てる事ができず気を分け与えるが、結局再度フリーザは悟空を攻撃し、悟空はそれに対して全力の攻撃を叩き込んで撃破する。
遂にクリリンの仇を討った悟空だったが、そこには勝利の喜びはなく、ただただ虚しさだけが残ることになった。
セル編では序盤こそ「まだ悪い事してないだろ」「強い奴と戦いたいし」という事で、事前に
人造人間が現れる情報を察知しても「自分達を鍛える」という後手な対処法を取ってはブルマに言われる心臓病で危うく死に掛けたこと、自分が天界の事を教えてなかった未来では
悟飯がちゃんとした環境で強くなれなかった事等を知らされていた事も影響したのか、心臓病から復帰した後は
精神と時の部屋で悟飯をさらに修行させ、超サイヤ人にまで育て上げたり、
尚且つ完全体の
セルを殺すつもりで瞬間移動かめはめ波を放ったり、珍しく勝負が付いたも同然のセルに止めを刺すよう悟飯に警告したりと、この頃からより結果を優先させるようになった。
サイヤ人編以降、「悟空自身」を狙って来た敵が大被害を出し続けていることには内心こたえていたのか、セルゲームで死んだあとは何とか生き返らせる方法を探す仲間たちに生き返ることを断り、息子と仲間への別れを告げた後、天国へと旅立っていった。
尚、界王様の修行を終えた後、どういうわけか超能力に目覚めたような描写がある。
他人の記憶を読むリーディング、思考に介入して自身の声を届けるテレパシー、心臓病の薬飲んで寝てる間に起きた事を大体把握した、と発言する等。
さらにナメック星編後は後述の通り瞬間移動能力まで習得、ブルマから「今やなんでもあり」と評されている。
●中年期(37歳) - 魔人ブウ編
さすがにこの歳になるとかなり落ち着いてきており、あまり滅多な事は言わなくなった。
天下一武闘会への参戦を悟飯たちに告げ、たった1日だけではあるが現世に舞い戻った。
だが、
魔人ブウという想定外にも程がある災厄が地球を襲う事になる。
最初こそ、当初最大の敵と思われた
ダーブラを見ても余裕こいていたが(石化能力を喰らうと格上だったとしても危険なのだが)、自分と戦いたいあまり再び悪に堕ちたべジータの相手をしてる間に、その影響もあって気が蓄積していき魔人ブウが復活。
べジータと2人掛かりで倒そうと提案するも、バカ王子が自爆。
ついでに悟飯もフェードアウト、だがブウはノーダメージ。自分に残された時間も段々無くなっていくと、八方塞りな最悪の事態に見舞われる。
その結果ブウを確実に倒せる戦士の育成に全ツッパするため、フュージョン戦士が完成するまで、地上の人間を見殺しにしてでも時間を稼がざるを得なくなった。
この時のやりとりは台詞だけ切り抜かれてサイコパス、クズロット呼ばわりされたり、ひどい時には彼の台詞の大意そのものが誤解されたり散々な扱いを受けているが悟空の台詞は合理的で、ここではピッコロやクリリン、
あのデンデですら同意している)。
その後、
あの世→界王神界で悟飯に再会、ついでに
老界王神にも対面するが、機嫌取りのために
勝手にライバルの嫁と
事前に相談はするも息子の彼女を差し出そうとするくせに、
自分の嫁だけは絶対に差し出さない(曰く
アイツはプリプリじゃないし、やったらオラが殺される)という爆笑なやり取りを見せた。
最終的には老界王神の命を譲られることによって蘇生し、べジータ・
サタン・ふとっちょのブウの協力、そして何より地球(+あの世)のみんなの元気を集めて過去最大級の威力を持つであろう超元気玉にてブウを撃破した。
べジータと交わす最後のサインのやり取りは名場面である。
よく超サイヤ人3ならブウに勝てたという自身の台詞から、じゃあ最初からそうしろと読者等に責められる事も多いが
ブウ編に直接介入したのは「たまたま1日だけ下界に来ていた」というただの偶然で本来は死者故にこの世側の戦いには介入できないという立場だったので、
ピッコロやベジータに「死んでいる自分よりも若い者に後を任せたい/任せたかった」という心情を吐露しており、セル編での台詞等も考慮すると自分がいたら地球に平和が訪れず、
皆が自分を頼ってしまうという状況が繰り返される事に危機感を抱いていたが故の行動である。
また、実際の所(少なくとも時間制限を度外視すれば)ブウより強かったことは確からしく、今まで自身の勝敗を断言した事がほとんど無い悟空が勝利を断言し、ピッコロも勝てると踏んでいたくらいなので時間さえあれば勝てていたのは間違い無いだろう。
なお、結局再び復活してからはまた考えが変わったようで、「超」では「いつ地球に危機が訪れるかわからないから農作業しつつ修行もする」と自分が先頭に立って戦うことを明言しており、復活したフリーザとの再戦では「若い戦士を失いたくはない」という理由でかつてとは逆に年少者の戦闘参加を禁止している。
また、やむを得なかったとはいえ何年も妻と子供を放ったらかしにしてしまった負い目を感じていたようで、以前と比べれば家族サービスも増やすようになっていった。
●壮年期(52~53歳) - ドラゴンボールGT
原作最終話からおよそ5年後、天界にて
ウーブとひたすら修行しており、基本は相変わらず。
久々に神殿から我が家へ帰宅しようとした際に、ピラフ達の手違いで子供の肉体にされてしまった。
使用から1年以内に再び集められなければ地球が破壊されるという究極ドラゴンボールを求め、
孫娘と
ライバルの息子と共に宇宙へ飛び立つ。
ハプニングにより、次男はハブられた。
身体が子供になったことで大分子供っぽい思考にはなっているが、流石に10歳の
パンよりかは精神年齢は遥かに大人。
大人の状態と戦闘力は大して変わらないが、超サイヤ人3の負荷が激増した他、瞬間移動が超サイヤ人4にならないと使用できなくなった。
最後の
邪悪龍戦で、死んだと思われたところで復活を遂げた後、地球、さらに全宇宙から送られる元気を集め、
最強の
「超ウルトラ元気玉」を完成させ、超一星龍を完全に消し去った。
その後、マイナスエネルギーが浄化されたドラゴンボールと融合し、
クリリンやピッコロ等、往年の親友に挨拶を終えた後にドラゴンボールと共にどこかへ消えていった。
一説によれば、自然の摂理の具現たる邪悪龍を力でねじ伏せたことで、悟空自身が一種のドラゴンボール状態になってしまったので、地球がドラゴンボール抜きでちゃんと復興出来るか見守る為に
神龍と共に消えたとか。
100年後には昔のままの大人の姿で精神体か何かのようにあちこちに現れたりしつつ、自分の子孫らの成長を見守っていた。
モチーフである西遊記の孫悟空のように、数々の冒険と試練を超え、存在そのものが神の領域に行ってしまったとも取れる。
悟空が子供になり、それに伴い瞬間移動も使えなくなったのは、次世代の子供であるパンたちの物語に、悟空をどう絡ませるかを考えたとき、本作の段階で孫悟空はすでに50歳代となり、強くなりすぎて成長を描くことが難しかったことと、あえて悟空を子供に戻して様々な制限を設けたほうがドラゴンボール探しで宇宙を旅する冒険の幅も膨らむだろうという理由からである。
結局、超サイヤ人4になる際やOP/EDを除き、大人に戻ることはなかった。
悟空は生きているのか死んでいるのかわからないというイメージのラストシーンは『
ドラゴンボールGT』を立ち上げた時から決められており、「あったけえな……神龍の背中」という台詞は、かなり以前の段階から発案され、最終話のために暖められていた。
脚本担当の前川は超一星龍の攻撃で深い穴の底に沈んでからのことについて、「そこで死んだのかもしれないし、そうでない別のものになったのかも知れない。その判断は、ご覧になられた皆さんの想像に、おまかせします」とコメントしている。
また、ベジータだけが唯一その行き先に気付いていると語っており、「私の勝手な想像では、もしかしたらチチのところにだけは、たまにフラっと姿を見せに来ているかも知れない」とコメントしている。
超サイヤ人4になる際の自身の回想で、「戦いを優先する人生を送ってきたが、こういうのも(家族や仲間との団欒)いいもんだ」とチチに呟いていた場面は名シーンである
【戦闘能力】
サイヤ人の落ちこぼれではあるが、「戦えば戦う程強くなる」というサイヤ人の特色はしっかりと受け継いでおり、
数々の強敵と戦う事で戦闘力を増大させてきた。
公式で出た数値をざっと書くと、
- 出生時=2
- 少年期=10~260(ピッコロ大魔王戦)
- 青年期=416~150,000,000(フリーザ戦・超サイヤ人覚醒時)
……最後の桁がおかしすぎるような気もするが、ドラゴンボールにはよくある事なので気にしないで欲しい。
尚、超サイヤ人に変身すると戦闘力が50倍に跳ね上がるという設定がある。
これ以降は明確なデータがないので不明だが、ざっと数十億以上は行っていると思われる。
体の頑丈さも人間をはるかに超えており、
少年期の初登場の時点で、マシンガンで撃たれても痛がるだけで傷一つ負わず(本人曰く「体をステンレスのように鍛えてる」)、
村人によって
斧を脳天に振り下ろされても、斧の方が砕けてしまうほどだった。
純粋な戦闘力以上に、格上の相手に対しても喰らい付ける戦闘に対する天才的なセンスを持っている。
また、亀仙人、神様、界王様といった数々の人物に師事した事で技のレパートリーも多く、純粋な戦闘力で負けている闘いも創意工夫で勝ち続けてきた。
一方で自分で一から開発した技というのは
龍拳くらいしかなかったりするが、理論上の技で考案者含めて誰も扱えたことが無かった界王拳や元気玉を完成させた実績はある。
人格形成孫悟飯(じっちゃん)や亀仙人の影響が大きいことから発想そのものがサイヤ人と異なる部分があり、
セルと戦う際に周囲がシンプルに戦闘力向上を目指して消耗の激しい超サイヤ人第二~第三段階への強化へ進む中、方針を転換して「平常心で第一段階でいられるようにして慣らす」と第四段階を会得したことに表れている。
一応第二段階は修行の間に自然と習得し、その状態でも余力があったので第三段階にもあっさり変身してみせたが、
ベジータやセルもすぐに気付いた第三段階のデメリットはもちろんのことながら、第二段階も消耗や精神面のデメリットを考えてあっさり不採用に至った。
『超』での亀仙人に言わせると戦闘力勝負の方がむしろ悟空らしからぬ姿勢らしく、初心である「よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく休む」を再確認したことで
身勝手の極意に近づいている。
【主な技】
「ジャーン、ケーン」の掛け声の後に、ジャンケンの形に応じた拳を繰り出す。「グー」はパンチ、「チョキ」は
目潰し、「パー」は張り手。
悟空曰く「オラのじっちゃん(孫悟飯)だけの技」なのだが、亀仙人(変装してジャッキー・チュンになっていた)は見たことがあるらしく、的確な防御を繰り出していた。
単純ではあるが、「パー」と言っておいてグーを出すなど、考えればフェイントや応用も利くため決して弱くはない。
レッドリボン軍編以降は使われなくなった。
素早い動きで幾人も増えたかのように錯覚させる。
ジャッキー・チュンが使ったのを見て覚え、自分のものとしていった。
後に二重、三重と残像拳を増やして、フェイントや攪乱に大いに役立てていく。
獣になりきって襲い掛かる。ジャッキー・チュン相手に使った一発ネタ。
狂拳はアニメでは使用していない。
ご存知、ドラゴンボールの代名詞的な技。亀仙人が使ったのを見ただけで習得し、以後は独自に発展させてきた。
意外とバリエーション豊富で足で撃ったり気弾状にして任意でコントロールするなど幅広い使い方をしている。
原作では黄色い光線だが、アニメやゲームでは青白い光線で放たれている。こちらの方が馴染みのある人が多いだろう。
第23回大会で披露した悟空が独自強化したかめはめ波。
悟空は「とっておき」と言っており、おそらく決め技のつもりで開発したと思われるがピッコロを恐怖させつつも大したダメージは与えられなかった。
…そして、これ以降普通のかめはめ波に立場を奪われて全く使われなかった悲しい新必殺技でもある。
まぁ、殆ど違いもないのでこれ以降に使ったかめはめ波に超が混じっていた可能性も高いが。因みにハッチヒャック戦でも使用している。
一方でゲー作品では「悟空は超サイヤ人になると界王拳も元気玉も使えなくて必殺技が大幅に減る」という問題を解消するために、超サイヤ人状態の悟空の最強技になっていた事もあるので扱いが悪いとも言い難い点はある。
たまに「スーパーかめはめ波」になってた事もあるけど。
「バカヤローッ!!!!」
フリーザが最後に放ったエネルギー波を押し返した技。
それまでのかめはめ波と異なり、片手で放っており、アニメでも光線の色は黄色。
原作では放った後の悟空の悲痛な表情が印象的。また、PS2のドラゴンボールZでは野沢氏の「バカヤロー」が好評。
GTオリジナル技。超サイヤ人4の状態で使用。光線の色は当初は青だったが、超17号戦以降からは赤色になり、現在の
ゲーム等ではこちらが主流。
両手に気を溜め、それを収束して放つようだが、普通にそのまま放ってる場合もある。
額から強烈な閃光を放って、相手の目を眩ます技。クリリンの話ではそれほど難しい技じゃないらしい。
天津飯が使ったのをラーニング。別にハゲてなくても使える。「気」を発光させているらしい。
目つぶしという性質上、格上の相手にも通じるので、時間稼ぎや逃走などに利用できる便利な技。
悟空の場合は、大猿ベジータ相手に元気玉を作る時間を稼ぐために使用した。
「天津飯!技を借りるぜぇ!!」
クラウチングスタートの姿勢から勢いよく飛び出し、連続攻撃を浴びせ、強烈なボディブローからトドメにかめはめ波を放つ。
悟空が使う技の中でも結構容赦のない技で、ピッコロ(マジュニア)を一時戦闘不能に追い込んだ。
元は
クリリンの技。いつの間にか使えた模様。
ブウに背後から不意打ち目的で放ったが、効果はなかった。劇場版『地球まるごと超決戦』では大猿悟飯の尻尾を切り落とした際に使用。
『超』の宇宙サバイバル編では
ジレンに対して使用した。
原作では悟空はクリリンの気円斬を見ていないはずだが、どうやって真似たのかは不明。ベジータかフリーザから真似たのか、それとも描写されていないところで教えてもらったのか。
界王様から授かった技。
肉体に負荷をかける事で脅威的なパワーアップを果たし、自身の力を倍化することができるが、
コントロールが非常に難しい技で、あまり強く使いすぎると体を壊してしまう。
使いこなせるようになっていた悟空にすら「2倍以上は超えてはいかんぞ」と釘を刺していた当たり、その難しさがうかがえる。
原作では超サイヤ人になってからは使わなくなった(ただし劇場版やアニメオリジナル回等では使用している)。
アニメ版では『スーパー界王拳』というロマン技も使用。
界王様は原理を考案しただけで、自分では使うことができず、悟空が初めて実戦技として完成させた。
原作で最後に使用したフリーザ戦では完全に制御できる倍率としては10倍、
制御できない倍率としては20倍、劇場版『超サイヤ人だ孫悟空』では一瞬とは言えまさかの100倍まで繰り出しており、そののちの悟空がどこまで倍率を引き上げられたかは不明。
久しぶりに映像作品で使用した『超』でも超サイヤ人ブルーの状態だったとはいえ10倍までしか描写されていなかったが『宇宙サバイバル編』では超サイヤ人ブルー20倍界王拳を披露した。
界王拳と同じく、北の界王様から授かった技。やはり界王様自身も使うことはできず、悟空の代で初めて完成を見た。
様々な生物の「元気」を少しずつ分けてもらい、一気に放つ技。
元気を集める範囲や量も調節できるが、あくまでも分けてもらっているだけなので個々から集める量を増やす場合は相手の同意が必要な模様。
元気を分けるという意思を持ったうえで手を上にあげるというのが主な同意方法であるらしく、
魔人ブウ編ではちょっと挙げてみようと思って手を挙げた人物が元気を持っていかれて驚くシーンがある(このせいでサタンの出番に繋がることとなった)。
フリーザ戦後、漂着したヤードラット星で習得。
場所ではなく、人の気配を目印にし、その人物のいるところに一瞬で移動する。
見知った気を感じられるなら、どんなに離れていても移動できるが、逆に言えば生物の居ない場所、知人がいない場所は、この技ではどれだけ見知った所であっても移動できない。
- サイヤ人の気を感じ取って瞬間移動
- その感じ取った気はブロリーが暴れた星に残っていたものであり、本人が発していた気ではなかった
という描写があったため、知人や生物がいない場所でも感知できる気があれば瞬間移動できると思われる。
原作中でも、新しいドラゴンボールを作るためにナメック星人の協力を受けに行く際、悟空自身はピッコロ以外のナメック星人とはほとんど面識がなかったのだが、
「ピッコロと似た気を探す」という方法で彼らの移住した新ナメック星にたどり着いている。
ただ、この時は地球からでは遠すぎて探せなかったため界王星で場所を調べてもらった上で探っており、見知った人がいても悟空の気の探知範囲に移動範囲は制限されるという別の問題が示されている。
また神の気を纏うビルスとの戦いでは(ゴッドの変身が解けた状態ではあるが)使用しているため、感じ取れるのであれば神の気を基準に移動も可能である様子。
魔人ブウ編では一瞬だけ亜空間に移動して緊急回避する場面が見られたため、自分の気を目印にする事も可能な模様。
超スピード移動ではなく、違う空間を直接つなげたワープであり、あの世と現世を渡ることすらできる。単なる移動技だが、様々な場面で活躍した。
戦闘中においても、相手に先読みされずに距離を詰めることが出来るので、ゼロ距離かめはめ波などのコンボも使える。
使用時に眉間に中指と人差し指を突く仕草をするがこれは悟空がこの技の為に集中している時の癖でしかなく、
セルとの戦いや魔人ブウ編で元気玉を溜めている場面なんかでわかる通り別にこのポーズはしなくても使える。
『ドラゴンボール超』に登場したヤードラット星人もこのポーズを使っているためもしかしたら教わったのかもしれない。
また、かなりの集中力が必要なため、瞬間移動を臨機応変に連続使用しながら格闘戦をしかけるといった複雑な使用法は(少なくとも悟空では)できない。
とはいえ、相手の側を瞬時に移動できるという点で悟空も多用しており、
- フルパワーのかめはめ波を上空で溜めて「(地球が破壊されるので)地上へ撃つはずがない」→「本当に撃つ気か!?」とセルを動揺させてから瞬間移動で目の前に移動して超至近距離から放つ
- あの世から現世のブウの背後に現れるなり気円斬でぶった切る
という凶悪過ぎる連携も何度か使ったりもしている。セルとブウじゃなかったら普通に即死技である
ヤードラット星人はこの他にもいろいろな特殊能力を持っていたが、時間がなかったため、悟空が習得できたのはこの瞬間移動だけだった。
それでもとても苦労したらしい。
上述したように異次元空間を移動する技であり、劇場版ではメタルクウラ、
PS2ゲーム「Sparking」のOPムービーではブウと同時に使用した際に異次元空間内で鉢合わせて異次元空間内での激突を行っている。
また劇場版では移動シーンが描写された際に通常時でありながら超サイヤ人状態のような姿で描写されたこともある。
GTでは子供の姿になった事で一時的に使用不可になり、後に超サイヤ人4状態ならば使用可能になり、最終的にはピッコロの激励を受け子供の姿でも使えるようになった。
アニメオリジナルの技。金色の龍のオーラを纏い、相手に突撃する。
悟空単体では最強の技であり、数少ない悟空の決め技。
ゲームによっては前述の元気玉吸収の後に放つこともある。
実はピッコロ大魔王を倒した技の派生であるらしい。
ゲームオリジナルの技。原作における3次元的な攻撃の連携をプレイヤーの操作で再現する事はできなかったのを、必殺技として落とし込んだもの。
超武闘伝では悟空と超サイヤ人状態の悟空しかこの系統の技が用意されていなかったが、以後のドラゴンボールの格ゲー作品では殆どのキャラが同様の技を使うようになり、
一括して「メテオ技」として扱われるようになった。
悟空のメテオ技は作品によって攻撃方法が変わるものの、伝統的に「メテオスマッシュ」の名前が受け継がれている。
近年の格ゲーでは「メテオスマッシュ」はフリーザ戦で放った連続攻撃(最後に逆足で蹴り飛ばす技)が使われている。
映画『ブロリー』で使用。
手の平を上下に掲げてオーラを放ち、相手の動きを封じる技。
暴走する
ブロリーの動きを一時的に封じたが破られてしまい、模倣されて逆に自分が動きを封じられてしまった。
漫画版『ドラゴンボール超]]使用。
相手に掌を向けて破壊のエネルギーを放ち、消滅させる。
合体
ザマスの肉体を崩壊させることに成功したが、マイを人質に取られ中断せざるを得なくなった。
【変身形態】
サイヤ人、およびサイヤ人の血を引いた者がシッポを生やした状態で満月を見ることで変身できる形態。
悟空は原作で描写があるうちで2回(ピラフ城に囚われたときと初出場の天下一武道会の決勝)、さらに原作開始前に育ての親の孫悟飯を死なせてしまったときと、その前に最低でももう1回は変身をしている模様。
(孫悟飯が死ぬ前「満月の夜に出歩いてはいけない、化け物が出るから」と教えていることと、占いババの館での亀仙人とのやり取りから、死ぬ前から悟空の変身の件を知っていた様子。)
大猿化については周囲が悟空に対して徹底して隠し通し、また亀仙人による月の破壊や神様によるシッポが再生しないようにする処理が行われた事により大猿化そのものが不可能になっていた。またベジータの様にエリート戦士なら意識を保てるが、下級戦士である悟空は大猿化の度に自我を失っていたため、悟空が真実を知ったのは大猿化したベジータと対峙した時であった。
当然ながら敬愛する孫悟飯を殺したのが他ならぬ自分自身だった事に悟空は大きなショックを受ける事になってしまった。
GTにて再度尻尾を復活させたのち、ツフル星から見た地球を月に見立てて黄金の大猿へと変身し、その力を取り込んだ超サイヤ人4へと変身できるようになった。
1000年に一度現れるという、サイヤ人伝説の最強戦士。
一番の親友であるクリリンが目の前で爆殺された怒りから変身した。
悟空の場合はここから更に発展させた超サイヤ人3への変身を見せており、更に続編となる『
GT』では超サイヤ4、『
超』では超サイヤ人ゴッド、超サイヤ人ゴッド超サイヤ人へと覚醒している。
詳しくは該当項目で。
身体が勝手に動く事であらゆる危機を回避できる技。
本来は
天使の系譜が使用する「神の御技」。
力の大会において開眼した。神々ですら習得は困難だと言われている。
アニメ版では追い詰められた時にしか変身できず、自分の意思で自由に変身はできない形態とされている。漫画版ではその後見習い天使メルスとの修行を経て会得し自分の意思で変身可能になった。
本来「技術」に区分されるものなのだが、悟空の場合は
瞳が銀色に輝き、青白いオーラを纏う、
髪がほんの少しだけ逆立ち銀髪に変化する。
【孫家事情】
原作ではセル編序盤で、
チチに「結婚してから今まで、一銭でも稼いだことあっか!?」と激怒され、「そ、それを言われるとつれぇが……」と返していることから、それまで収入を伴う仕事をしてないのがうかがえる。
これについては、悟空は第23回天下一武道会で優勝しているため、賞金の50万ゼニーを稼いでいるはずであり、矛盾してるのでは?
ともよく言われるが、戦いが終結した直後に皆が気付かないうちに夫婦揃って会場から居なくなってしまっていたので、貰っていない可能性が高い。
ちなみにこの会話の背景は、「やっと数年ぶりに帰って来たと思ったら、息子に修行させたい」と言い出して、チチの怒りを買ったという場面である。
良くこの会話の一部分だけ抜き出されるので誤解されるが、早い話「まともな親をやれ」と怒られてる場面であり、「収入が無いヒモ男を怒る鬼嫁」とかいう場面ではないのに注意。
悟空もこのチチの説教に思うところがあったようで、平和になったら働く事を約束している。
なんだかんだ言ってチチも悟空の提案を「地球のため」と受け入れている辺り、今まで会えなかった鬱憤が爆発しただけな感じだが。
実際、この後のセル編では悟空と一緒にいる時間が増えた事もあってか、チチも滅多な事は言わなくなっている。
孫家の家計がどうなっているかと言うと、チチも主婦としてはかなり懸命に働いているが、家の外に出て稼いでいる描写はない。それでは何故食っていけたのか? それはチチの父親(悟空の舅)である牛魔王がかつて蓄えていた莫大な財宝を切り崩していたのである。
アニメオリジナル描写も込みだと悟飯の教育とストレス発散の買い物、家庭の食費(※サイヤ人は大食い)で大分使い込んでおり、魔人ブウの時代になると流石に資産が枯渇し始めてたようで、チチは「お父の財産も先が見えて~」と発言していた。
逆に言うと結婚から10年以上、夫婦による収入が無くても悟飯を都の学校に入れさせる余裕があったと言うことである。
車も持ってるし、上記の件も「親として働け!」と言うだけで、(その時は)金が無いとは言っていない。
ちなみに悟空も一応家計のために全く何もしていなかったというわけではなく、「Z」の冒頭ではちょっとした修行がてらに木を殴り倒しながら薪を集める描写がある。
また「Z」
映画第一作では全長3m以上はある
巨大魚を捕獲して家に運んでおり、そもそも本編以前は魚や熊などの動物を狩っていたので、猟師として家庭を支えていたとも言える。
さらに後年作られたアニメ「超」では、なんだかんだ自分の作った野菜に愛着が沸いている様子も見られ、特に大根は自信作で味も絶品。
悟空の作った野菜は近隣の住人からも評判が良く、街でも高く売れるとの事である。
なお、「超」では働き始めた理由の一つとして牛魔王の財産の枯渇も挙げられている(上記の金銭面での不自由がなくなったことに対して、上記の悟空の行動を危惧したチチによって「全部使った」と誤魔化されている)。
さすがの悟空も家族を養うための金がないと言われれば働く気になった模様。
これらの描写を鑑みるに、職業は農家という事で収まりそうである。要は自営業である。
また「超」では野菜を卸しに行った帰り、強盗に襲われた際は、当然返り討ちにしている。
一応、悟飯翁亡き後は一人で自給自足で逞しく生きていたし、亀仙人の修行の一環でアルバイトをしていたシーンや、お金が必要と理解すると試合に出て稼いでいたシーンもあるので、働く事自体が苦手とか働き方が分からないと言う訳ではないと思われる。
メタ的に言ってしまえば、ドラゴンボール自体がバトル漫画と化して生活風景を表すシーンが描写されなくなっていった影響で「働いていない」と見られてしまっていたともいえる。
ただ、原作では悟飯に「父ちゃんが生きて帰ったらまた釣りにでも行こうな」と語りかけたり、ラディッツにさらわれた際には声を掛けたりと、何も産まれた悟飯を無視して修行一辺倒にかまけていたわけではなく、ちゃんと父親をやっていた。漫画の中で描かれなかっただけである。
妻のチチに対しても、悟飯の潜在力に気付きながらも彼女の教育優先の意向を尊重していたことを言及している。
またサイヤ人編では悟飯を真っ先に心配する、人造人間編の序盤では悟飯をヤジロベーの救出に向かわせるなど、息子を守ろうとする描写も多く、セルゲームで悟飯に任せたのも悟飯が自分を超える器になった事を父親として喜んでいたと見る事もできる。
ブウ編では悟飯に「おめえがでっかくなったところを近くで見たかった」と父親として息子の成長を見届ける事ができなかった後悔も漏らしているなど、
なんだかんだで息子達に対する愛情については描写されている限りかなり強い。
「ここまでよくやったな悟飯、すごかったぞ!」
さらに「原作の漫画の悟空しか知らない」&「その他のコンテンツの悟空も見た」という人では悟空の印象が変わるほどに、アニメオリジナルやその他コンテンツでその模様が補完&強化されている。
そのため、特に悟飯からは多大な尊敬と敬意を抱かれており、セル編で実力が完全に逆転していたにも関わらず、
ブウ編が始まるまで、父を知らぬ弟に「孫悟空は宇宙で一番強い」と教えていた模様。
そもそも「ドラゴンボール」という漫画ではその特性上、主要キャラの生活面はほとんど描かれなかった。
例えばヤムチャ、天津飯、チャオズと言った面々も、普段の生活はどうしているのかなど一切不明である。
しいて言えば、ヤムチャ、ウーロン、プーアルはカプセルコーポ―レーションに、クリリンはカメハウスに居候しているらしいぐらいしか描写が無い。しかもクリリンは妻子を得てもまだスケベジジイの一戸建てに、ヤムチャは子供を産んだ元カノの屋敷に住み続けている模様。
つまり生活費を稼いだり社会貢献したりといった描写が無い、まるでニートかヒモ、という描写は悟空に限らずZ戦士ほぼ全員が該当したのである。
作中「労働を対価に賃金を得た」と言えそうな戦士キャラが、修行中の悟空・クリリンのほかは暗殺依頼を請け負った桃白白ぐらい、というほどである。
(唯一例外はクリリンで『超』では警官(ちなみに平巡査の模様)をしているが、それも原作では存在しない設定だった)
悟空とベジータは作中ではっきり言及されたから目立っただけで、他のキャラもたいがい似たり寄ったりであった。
【家族構成】
【余談】
- ファミコンジャンプやその続編、バトルスタジアムDON、ジャンプスーパースターズ等のジャンプ系のクロスオーバーゲームにも当然のように参戦。
原作でもドラゴンボールを探している最中にペンギン村に迷い込み、ドクタースランプのアラレちゃん達と出会った事がある。
- 悟空が次回予告の際に言う「オッス! オラ悟空!」は野沢雅子のアドリブで、本編で使われた言葉だと誤解している人も多い。
『神と神』では劇中で破壊神ビルスに対して後少しで言いそうになったものの界王様に「お前ももういい歳じゃろ!!」と止められた。
- 野沢雅子は第3作の鬼太郎キャスト変更を当初はがっかりしたが、その後『ドラゴンボール』で孫悟空役に決定した際、
当時は同じ局系列で2作品の主役はできないという不文律があり、この件がなければ孫悟空を演じることができなかったため、「今思うと凄くツイていた」と振り返っている。
鬼太郎第5作終了(打ち切り)後に『改』、『超』の後に第6作が放送されるなど縁があり、後者に関しては野沢がそのまま目玉おやじにスライドしている。
- 野沢氏は悟空のほかにも悟飯、悟天、バーダック等の声も兼任しているが、ギャラは一人分だった。
- バカ画像の中に少年悟空が「オラ、農家になりてぇ!」と言っているイラストが描かれた看板がある。
それが悟空が実際に農家になることを予知していたかどうかは定かではない。しかも道着が長袖の悟天のデザインであるという矛盾の塊
この項目が面白かったなら……\オラに元気を分けてくれ!/
- 努力の天才というか才能そのものはそんなにない気がする、横に悟飯って潜在能力のお化けが居るせいかもしれないけど -- (名無しさん) 2022-11-25 18:46:00
- 超の漫画版だと苦戦描写が多すぎて、正直新形態になっても強くなってる気がしないと言うか… -- (名無しさん) 2023-01-30 19:44:11
- ナッパのときの戦闘力はいくらくらいなんだろうか -- (名無しさん) 2023-03-07 00:03:06
- 原作、アニメ、ゲーム等でコミカルな場面でツッコミ側になるのはかなり珍しい -- (名無しさん) 2023-03-20 19:07:40
- なんだかんだ悟飯から尊敬されてるよね、いつもなんとかしてくれる不思議な雰囲気がある -- (名無しさん) 2023-03-22 03:07:57
- 少年漫画の主人公で孫娘までいるのに今なお現役主人公なのが凄いというか、ある意味とんでもない主人公よね... -- (名無しさん) 2023-07-09 15:53:07
- 昔の反動か超ではベジータ上げるために悟空下げるようなシーンがたまにあるのがなんか気になる -- (名無しさん) 2023-08-05 20:06:49
- 主人公のバトルはつまらないって言われがちだけど悟空のバトルはほとんど面白いのが凄い -- (名無しさん) 2023-08-09 23:25:35
- 報告にあった荒らしコメントを削除しました。 -- (名無しさん) 2023-08-31 00:04:12
- 「死んでもドラゴンボールで云々」とかいう薄情なイメージがよくあるけど超のアニメでは悟天とかチチがザマスに殺された事についてはしっかりと怒っていて悟空も人の親だとわかり少し嬉しかった。漫画じゃこの辺りカットされてたけど。 -- (名無しさん) 2023-08-31 05:36:59
- 西遊記の孫悟空って尻尾なかったっけ?天界で二郎真君と戦った時に祠に化けてやり過ごそうとしたら尻尾の処理に困って幟にしたせいでバレる場面があったと思うけど -- (名無しさん) 2023-09-22 22:49:43
- GTのラストは概念的な神になってるのかな。lainみたいな -- (名無しさん) 2023-10-11 22:33:54
- 身長175cmで体重たった62kg?あんなにムキムキなのに -- (名無しさん) 2024-02-13 08:43:57
- 気円斬を使うところを見てない←まぁ、原作でもベジータやフリーザ、18号もクリリンの技見ているか関係者とはいえホイホイ似たような技使ってるし一定の技量があれば結構簡単に思いつける程度の技なのかも。 -- (名無しさん) 2024-03-03 13:42:02
- 映画スーパーヒーローで悟空にベジータが極限リラックスしてる状態から攻撃していくことの重要性を説いてたけど、悟空が普通にやってなかったかなそれ… -- (名無しさん) 2024-04-21 14:19:07
- 悟空は戦い関連の事ならめちゃくちゃ頭が働くけど、戦いと無関係の事には興味ないからか基本的に脳筋になりやすい -- (名無しさん) 2024-04-24 19:35:54
- ↑4 身長体重が設定されてるキャラの面々から察するに、おそらく三回目の天下一武道会の頃の数値だと思う -- (名無しさん) 2024-05-05 12:02:06
- ↑18真の天才とは常識を打ち破る者のことだから -- (名無しさん) 2024-05-09 03:16:51
- バカ王子っている? -- (名無しさん) 2024-05-10 10:30:36
- 例のアニオリ回ばかり取り沙汰されるから勘違いされがちだけど、原作軸だと乗り物の運転はむしろ得意な方だと思われる -- (名無しさん) 2024-07-27 02:23:29
- ありがちな誤用なんだけど、『壮年』は本来中年より若い年代を指す言葉だよと(五十代くらいを指す定着した言葉がないからだけど) -- (名無しさん) 2024-08-16 00:06:16
- 悪い敵を倒すヒーローなZ時代が一番人気だけど、悟空本人は無力化の手段であってなるべく殺したくないんよな。見逃した悪党のその後の悪事は考慮してないっぽいし -- (名無しさん) 2024-08-16 00:29:41
- ↑ナッパも特戦隊も半殺しで止めてるからね。ベジータが確実にトドメ刺すから全部無意味になってるけど -- (名無しさん) 2024-08-26 01:34:21
- >野沢氏は悟空のほかにも悟飯、悟天、バーダック等の声も兼任しているが、ギャラは一人分だった。⇐ブラックやわ…。声優さんには頭が下がります。 -- (名無しさん) 2024-10-03 08:15:13
- ↑3ピッコロとかベジータみたいになんだかんだでライバルになって分かりあえるってのを信じてたんだと思う。(悪い言い方敵がこなくても戦闘が楽しめるってちょっと黒い理由もあるとは思うけど。)だからこそフリーザと分かり合えなかった時の複雑な顔が意味深。 -- (名無しさん) 2024-10-18 15:46:32
- なんかかんや約束はきっちり守ってるよね。結婚以前に性別すら理解してなかった頃のチチとの結婚の約束も思い出したら同意したし、トランクスの未来について黙っててほしいという願いも「オラは口がかてえほうだ」できっちり19号&20号襲来まで秘密にして口を滑らせなかったし -- (名無しさん) 2024-11-14 16:18:13
- GT見てたらいきなり「一度見た技は効かない」みたいなこと言い出して、そんな設定あったっけ?と思ったがやっぱりあれはGT限定の設定なのな -- (名無しさん) 2024-12-03 02:27:06
- ちゃんと秘密は守ってくれる。嘘をつくのが苦手なのか頭脳面でのフォローはピッコロに頼りがちだけど -- (名無しさん) 2024-12-04 22:39:50
- 身勝手の極意が一番大好きです -- (名無しさん) 2025-01-01 16:18:49
- 頭打つ前は狂暴なサイヤ人のカカロットさん。頭打った後は戦いを楽しむ純粋な孫悟空。 -- (名無しさん) 2025-01-09 20:51:38
最終更新:2025年02月26日 07:38