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エレザード

登録日:2014/01/12 Sun 00:13:55
更新日:2024/11/09 Sat 23:09:29
所要時間:約 5 分で読めます





エレザードとはポケットモンスターシリーズにX・Yより登場するポケモン


■目次

■データ


全国図鑑No.695/コーストカロス図鑑No.047
英語名:Heliolisk
分類:はつでんポケモン
高さ:1.0m
重さ:21.0kg

タイプ:でんき/ノーマル
タマゴグループ:ドラゴン/怪獣
性別比率:♂50♀50

特性:かんそうはだ(みずタイプの攻撃を受けると無効にし最大HPの1/4回復するが、ほのおタイプの攻撃で受けるダメージが1/4増える。
          天候が雨の時に毎ターン最大HPの1/8回復し、天候が晴れの時に毎ターン最大HPの1/8ダメージを受ける)
  /すながくれ(天候が砂嵐の時に回避率が1.25倍になり、タイプに関係なく砂嵐のダメージを受けない)
隠れ特性:サンパワー(天候が晴れの時に特攻が1.5倍になるが、毎ターン最大HPの1/8ダメージを受ける)

HP:62
攻撃:55
防御:52
特攻:109
特防:94
素早さ:109
合計:481

努力値:素早さ+3

エリキテル→エレザード(たいようのいし)

■エリキテル


全国図鑑No.694/コーストカロス図鑑No.046
英語名:Helioptile
分類:はつでんポケモン
高さ:0.5m
重さ:6.0kg

タイプ:でんき/ノーマル

■概要


エリマキトカゲをモチーフにしたポケモン。
発電する時はこのエリマキを勢いよく広げ、太陽のように輝く。
進化前のエリキテルもそうだが、発電時は何故か目を閉じる。眩しいのだろうか。

エレザード一匹で高層ビルに必要な分の電気エネルギーを作り出すことができる。
ゲーム中でミアレシティが停電になった時にも、エレザードが活躍したに違いない。
さらに電気で筋肉を刺激することで、100mを5秒で走る脚力を発揮する。

「たいようのいし」で進化する6匹目のポケモンで、史上初のくさタイプではない進化形となった。


■ゲームでのエレザード


進化前のエリキテルは、砂漠に生息する図鑑説明に基づき、9番道路に低確率で出現する。
ミアレシティジムリーダーシトロンの切り札。
彼のリュックサックから伸びるアームのうちの一本は、エレザードを模した「ソーラーチャージャー」になっている。


■対戦でのエレザード


激戦区の100やガブリアスを超える素早さを誇り、特防も高いが、物理耐久は紙。
そのため、典型的な短期決戦型の速攻アタッカーとしての運用が主流。
でんきタイプの特殊アタッカーとしてはライバルも多く、特にサンダースライコウには種族値では完全に劣る。
しかし、上記の2匹とはノーマルタイプ複合であることや技の豊富さで差別化が可能。

ノーマル技の「ハイパーボイス」はでんきを半減する相手に等倍で通じる上、「みがわり」も貫通と汎用性が高い。
また、サブウェポンが非常に豊富で、幅広い相手に対応することができる。

特に意外なことは、砂漠に生息する設定であるにもかかわらずなみのり」を覚えられるという点。
秘伝要員としてだけでなく、天敵となるじめんタイプに対して安定した対策技を持つポケモンとなっている。
その他、高威力・広範囲でノーマル・でんき技に耐性を持つナットレイジバコイルドリュウズにも有効な「きあいだま」も使用可能。
「あくのはどう」は半減されづらく、ノーマルの耐性を活かしてタイプ一致技を受けたゴーストを狩る時に便利。

でんきタイプには珍しく、「でんじは」が通じないじめんタイプにも有効な「へびにらみ」を使えるのが強み。
専用技である「そうでん」は「このターン相手の技のタイプをでんきタイプにする」と言う効果を持つ。
苦手なじめんタイプやかくとうタイプの技を半減で受け止める事が可能。
だが、相手が技を出す前に当てなければならない上、上記の通りエレザードの物理耐久は低いため、過信は禁物である。
じめん・かくとうには素の種族値で先制できる相手が多いとは言え、「こだわりスカーフ」持ちの可能性もある。

ダブル・トリプルでは味方の「ひらいしん」持ちの無償降臨や「そうでん」で味方の技を通しやすくする等、シングル以上の活躍が可能。
りんしょう」パでも主力として使える。
レア技の「パラボラチャージ」も相手複数に当てればそこそこの回復量が期待できる。
耐久自体は高くないが、少しでも生き延びる確率を上げるのには使えるといったところだろう。

特性が全て天候関係という珍しいポケモン。
デフォルトでは、みず無効+天候雨で強化「なみのり」or必中「かみなり」と幅広く恩恵が受けられる「かんそうはだ」が人気。
一方で、アタッカーとしてもう少し欲しい火力を補うための「サンパワー」も注目される。
「すながくれ」はこの2つに比べるとややマイナーだが、砂嵐を無効にすることでタスキ潰しが効かないというメリットはある。

「かんそうはだ」と「サンパワー」をどちらを特性に据えるかで戦略もまるで違ってくる。
前述のとおり対応できる相手は数多くいるものの、タイミングを誤ると一瞬で落とされてしまうこともザラである。

「サンパワー」持ちのポケモンの中では、「はかいこうせん」をタイプ一致で撃てる唯一のポケモン。
さらに「こだわりメガネ」を持たせれば、その威力はなんと506にもなる。
まさにしねしね光線の名がふさわしい技となろう。
ちなみにメインウェポンになりうる「10まんボルト」でも、タイプ補正+「こだわりメガネ」+サンパワーならその威力は300を超える

しかし第六世代に入り天候特性にもターン制限が設けられたため、いつまでもこの破壊力が発揮できるというわけではない。
何よりエレザードの場合は一瞬でも相手に攻撃のチャンスを与えたら瞬く間に落ちてしまう危険性があるので、
「サンパワー」を採用する場合はダブル・トリプルで相方に天候を変えさせた上で立ち回る方がいいかもしれない。

「かんそうはだ」の場合は、雨パでの運用においてメリットが多く、みずタイプに対して圧倒的有利に立ち回ることができる。
「なみのり」の強化、HP回復など、「サンパワー」に比べると対応できる幅も広がる。
が、天候を変えられてしまうとすぐに形勢逆転されてしまうので注意したい。
また、雨パの中にあえて「サンパワー」持ちのエレザードを入れておくことで、雨パに対抗しようと天候を晴れに変えた相手に不意打ちを食らわせることも出来る。


■ポケダンでのエレザード


みんなのトラウマ。

溜め技ながら超火力かつ部屋技の「かまいたち」・単体超火力の「かみなり」・2マス先を攻撃可能な「でんこうせっか」等の強力技のオンパレードでこちらの体制を半壊させてくる。下手すりゃ全滅する
ダメージを与えても周囲攻撃「パラポラチャージ」でこっちのHPを吸ってくる。

が、ポケダンといえば「敵のレベルが高いと、習得技がランダムになるので上記の技を引きにくくなる」はず…と思いきやそうは問屋が卸さない
石進化であるエレザードは全技の習得がLv.1。おまけに進化前の技は殆どLv.1技にある他の石進化とは違い習得技は上記4つの他は「かいでんぱ」「そうでん」「じゅうでん」の合計7種類しかない。つまり習得している可能性は限りなく高い。

「ほ、ほら。進化形って序盤出てこないじゃん。Lvを上げればある程度対応できるはず」と考えている方。甘い
そもそも『』はポケモンの配置がおかしい事になっており、なんとコイツは序盤から出現する

序盤から出現するのだ

とても大事な事なので2回言いました。
その為調査隊はエレザードから逃げる毎日を過ごしているのである。


■アニメでのエレザード(エリキテル)


エリキテルは、2013年7月に放映された先行アニメにて、ゴーゴートと共にビオラの姉・パンジーのポケモンとして出演。
本編でもパンジーの手持ちとして登場している。

エレザードは原作同様シトロンのポケモンだったが、シトロンの手持ちではなくミアレジムを乗っ取ったシトロイドの手持ちとして登場する。
第9話におけるシトロンとシトロイドの対決でシトロイドが使用。
シトロンのこともちゃっかり覚えていたようで、対戦前には彼の姿を見て喜びながら跳ねていた。

シトロンのホルビーと対決。
あなをほる」を使うホルビーに対し、シトロンも覚えさせていなかった「じならし」で対抗、さらに「かげぶんしん」も「パラボラチャージ」で封じて優位に立つ。
しかし、シトロンの機転で「あなをほる」と「かげぶんしん」を組み合わせた戦法で翻弄され、使い手であるシトロイドも混乱してしまう。
最後は「あなをほる」で吹き飛ばされると同時にホルビーの「マッドショット」を食らって敗北した。

その後はシトロンの手により改善されたシトロイドと共にミアレジムを守っている模様。





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最終更新:2024年11月09日 23:09