経団連会長、大型連休の分散「導入すべき」
日本経団連の御手洗冨士夫会長は19日の記者会見で、政府が掲げた大型連休を地域ごとに分散する構想について、「地域活性化、観光振興の点で非常にいい」と前向きな見解を示した。企業活動への悪影響を懸念する声もあるが「生産システムの維持や家族の休日を合わせる調整はいるが、大いに議論し、十分な準備期間を持って導入すべきだ」とした。
地方自治体の首長や首長経験者らが相次ぎ新党結成に動いていることについては「地方から改革へ立ち上がったのは新しい動き。経団連で道州制の問題を扱ってきただけに興味がある。見守っていきたい」と語った。