外為8時30分 円、反落し102円台前半で始まる 対ユーロも反落
24日早朝の東京外国為替市場で、円相場は反落して始まった。8時30分時点では前日17時時点に比べ23銭の円安・ドル高の1ドル=102円16~19銭近辺で推移している。米経済指標が市場予想より良かったことで、米量的金融緩和の早期縮小観測が広がった。前日のニューヨーク市場で円売り・ドル買いが優勢になった流れを引き継いだ。
東京市場早朝に102円10銭前後にあった損失覚悟の円売り・ドル買い注文を巻き込み、円の下げが加速する場面があった。円は8時15分すぎに102円23銭近辺、8時30分すぎに102円33銭近辺にまで下げ幅を広げた。
円は対ユーロでも反落して始まった。8時30分時点では同96銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=132円09~13銭近辺で推移している。円売り・ドル買いにつれて対ユーロでも円売りが先行している。
ユーロの対ドル相場は反発して始まった。8時30分時点では同0.0064ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.2928~31ドル近辺で推移している。前日の海外市場で1ドル=101円台前半まで円買い・ドル売りが進んだことを受け、ユーロに対しても一時ドル売りが強まった。早朝の東京市場でユーロの対ドル相場は高値圏で取引されているが、新規の取引材料に乏しく方向感は出ていない。〔日経QUICKニュース(NQN)〕