タイ鉄鋼業界で相次ぎ大型M&A 内需背景、国際競争の舞台に
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【バンコク=高橋徹】東南アジア最大の内需を抱えるタイの鉄鋼業界で、大型のM&A(合併・買収)が相次いでいる。最大手のサハウィリア・スチール・インダストリーズ(SSI)が英国で高炉を買収。世界首位アルセロール・ミタル(ルクセンブルク)はタイ2位のGスチールの筆頭株主となり、東南アに進出する。自動車や家電向けに品質の高い鉄の需要が伸びるタイが国際競争の舞台となっている。
英北東部ティーズサイドの欧州
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