山梨知事、米加州でグリーン水素を講演 国際会議に招待
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山梨県の長崎幸太郎知事は6日、米カリフォルニア州で27〜28日に開催される気候変動の国際会議「CRC2サミット」に招待され、県が普及をめざす「グリーン水素」をテーマに基調講演すると発表した。2024年11月の訪米時に会談した米カリフォルニア大スクリップス海洋研究所の地球温暖化研究の権威、ヴィーラバドラン・ラマナサン教授から講演依頼を受けたという。
県によると、会議には環境保護政策を進める加州のギャビン・ニューサム州知事をはじめ、米国の研究者や起業家、海外からはケニアやバチカン市国の関係者らが出席予定という。長崎氏は「県の取り組みの最前線を紹介し、海外ともネットワークを構築して国際的な水素社会のビジョンづくりを進めたい」と話した。
長崎氏は水素エネルギーの利用を促進する米国の官民合同組織「ARCHES(アーチズ)」とともにグリーン水素の活用に関する共同宣言を現地で発表することも計画している。25日に渡航し、3月2日に帰国する予定。