韓国次期外相、林氏に「共演」提案 関係構築に意欲

【ソウル=甲原潤之介】韓国の次期外相候補の朴振(パク・ジン)氏は22日、林芳正外相との関係づくりに意欲を示した。音楽好きという両氏の共通点に関する記者の質問に「林氏は音楽に造詣が深い。韓日間は不協和音が多い」と「共演」を申し出た。
朴氏はギター弾きとして知られる。林氏は2021年、英国で開いた主要7カ国(G7)外相会合の夕食会でジョン・レノンの「イマジン」をピアノで演奏し話題になった。
朴氏は「もし韓日外相で共演することになったら『釜山港へ帰れ』はどうか」と選曲も提案した。釜山が2030年の国際博覧会(万博)を誘致していると紹介した。「日本が支持してくれたら大きな助けになる。経済交流のためなら喜んで共演する」と言及した。