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SBI新生銀行、公的資金返済が問う「上場している意味」
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SBI新生銀行が公的資金の返済に乗り出す。3300億円のうち、まず1000億円を返済し、東京証券取引所への再上場もめざす。同行に残る公的資金はバブル経済崩壊後の平成金融危機の「最後の宿題」と言われてきた。SBIホールディングスが奇策を仕掛けてから3年4カ月。同行の公的資金問題は終結に向け大きく前進する。
「いろいろ『裏技』を検討したが、どうしても法的な課題をクリアできなかった」。SBI新生銀行に...