AI活用見直し、原因はデータ不足 IT先進企業の古野電気
AI活用見直し、原因はデータ不足 IT先進企業の古野電気
「人工知能(AI)を使った需要予測などに必要なデータを用意できなかった。一度、これまでの取り組みを見直すことになった」。
こう話すのは船舶用電子機器最大手の古野電気IT部の峯川和久部長だ。古野電気は2023年末にデータビークル(東京・港)のデータ分析ツール「dataDiver(データダイバー)」や「dataExpress(データエクスプレス)」を導入。24年の1年間をかけて需要予測や生成AIの業…