upload
「upload」とは、コンピューターやスマートフォンの端末にあるファイルをインターネットで接続されたリモートサーバーに送信することを表現する英単語である。
「upload」とは「upload」の意味
「upload」とは、コンピューターやネットワークを介して、あるファイルやデータを自分のコンピューターから別の場所(通常はサーバーなどのリモートコンピューター)に送信することを指す動詞である。uploadの過去形はuploadedである。例えば、「I uploaded the file to the server yesterday.」という文は、「私は昨日そのファイルをサーバーにアップロードした」という意味になる。uploadの過去分詞形もuploadedである。例えば、「The uploaded video is now available to watch.」という文は、「アップロードされた動画は今見ることができる」という意味になる。uploadは名詞として使われることもある。例えば、「The upload of the file took a long time.」という文は、「そのファイルのアップロードには長い時間がかかった」と名詞として扱う。また、「I did the upload of the video myself.」という文は、「私はその動画のアップロードを自分で行った」という意味である。uploadの三人称単数現在形はuploadsで、「He always uploads his photos to social media.」という文は、「彼はいつも自分の写真をソーシャルメディアにアップロードする」と訳す。
uploadはさまざまなシーンで利用される。
1.ファイル共有:GoogleドライブやDropboxなどのオンラインストレージサービスを利用してファイルをuploadすることにより、第三者や異なるデバイス間で共有できる。
2.webサイトのupload:webサイトを作成する場合は、HTMLやCSS、JavaScriptなどのファイルをuploadする必要がある。また、webサイトで写真や動画を公開する場合もファイルをuploadする。
3.メールの添付ファイル:メールにファイルを添付する場合も、ファイルをuploadして送信する。
4.SNSの投稿:SNSに写真や動画を投稿する場合も、ファイルをuploadする必要がある。
5.商品登録:ECサイトやフリマアプリなどに売りたい商品を登録する場合も、商品画像や説明などの情報をuploadする。
「upload」の発音・読み方
「upload」の発音記号は「ʌ'plòud」である。日本語での表記や読み方はアップロードだが、英語らしく発音するなら「アァップロート」と、「ド」より「ト」と硬く発音すると英語らしくなる。「upload」の語源・由来
「upload」の語源は、英語の「up(上に)」と「load(荷物を積む)」から来ている。上に乗せる、上に積み込むのような意味があり、自分のパソコンやスマートフォンから、インターネットに接続されている別のパソコンのサーバーにデータファイルを送信することをいう。コンピュータネットワークの構成でいえば、サーバーが中心で上となり、その下にあたるのが自分のパソコンやスマートフォンとなる。よって、サーバーに送ることがupload。この言葉は、インターネットが広まった頃に生まれた新しい言葉といわれている。「upload」の使い方・例文
「upload」を使った例文は以下のとおり。1.I upload pictures of my pets on Instagram.
訳:私はインスタグラムにペットの写真をアップロードしている。
2.Please wait for a while until the upload is completed.
訳:アップロードが完了するまでしばらくお待ちを。
3.Are you going to upload the camp scene to YouTube?
訳:あなたはキャンプの様子をYouTubeに投稿する?
4.The system automatically uploads the data to the cloud for backup purposes.
訳:システムはバックアップのために自動的にデータをクラウドにアップロードする
5.I need to upload the report to the company's server before the deadline.
訳:私は納期前に報告書を会社のサーバーにアップロードしなければならない。
「upload」の対義語
「upload」の対義語は「download」である。日本語ではダウンロードと表記する。意味は、「upload」が自分のコンピューターからファイルなどを送信することを指すのに対し、「download」は、他のコンピューターやサーバーから自分のコンピューターにファイルなどを受信することを指す。「download」を使った例文は以下のとおり。
1.I need to download the new version of the software to my computer.
訳:私は新しいバージョンのソフトウェアを自分のコンピューターにダウンロードする必要がある。
2.You can download the movie from the streaming service and watch it offline.
訳:ストリーミングサービスから映画をダウンロードしてオフラインで視聴できる。
3.The file is too large, so it may take a while to download.
訳:ファイルが大きすぎるため、ダウンロードに時間がかかる場合がある。
アップロード
アップロードとは、ローカルに位置するコンピュータに存在するファイルを、ネットワークで接続されたリモートのコンピュータに伝送することである。
アップ(up)とは、上流のことで、ネットワークの接続関係において、より中心部に近い側のことを意味している。従ってアップロードとは、ネットワーク上のより中心部に近い側にデータ(ファイル)を送るという意味である。
この逆をダウンロード(download)と言い、ネットワークの中心部から、ローカル側のコンピュータにファイルを伝送することを意味している。
アップロード先のコンピュータは、多くの場合サーバー機である。アップロードの目的はさまざまである。Webサーバーによるホームページの公開では、ローカル側で作成したHTMLファイルや画像ファイルなどをFTPクライアントソフトを使ってアップロードを行う場合がある。また代表的なWebブラウザには、HTTPプロトコルを使って、画像などのローカルデータをサーバーにアップロードできる機能がある。
アップロード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/12 09:01 UTC 版)
アップロード (Upload) は接続されたコンピュータ間に存在するデータ(ファイルなど)を下流ノードから上流ノードへ転送する事をさす。日本語では「上げる」という言い換え方もある。また、これを送信と言い換えることもあるが、上流ノードの指示で下流ノードから上流ノードへ転送するアップロードは受信である。対義語としてはダウンロードが挙げられる。もともと「ロード(load)」と言う単語自体にデータ転送の意味があり、それに付随してこの語が派生して使われている。
概要
この概念は、パソコン通信が使われ始めた1970年代後半 - 1980年代(日本では1980年代中盤)より使われるようになってきた。当時のコンピュータネットワークは「ホストコンピュータ→端末」という関係がはっきりしていたため、「上流→下流」ないしは「上り→下り」の範疇で扱われた。
しかしインターネットともなると中継が幾つも入るためにこの関係はやや曖昧となり、P2P通信に代表されるような本来は双方向通信に在っても、一方的に大きなデータ量を相手側に送りつける状態を指してアップロードと呼ぶ傾向も見られる。
本来は通信上において「サーバ側に端末側からまず受信要求を行い、そのサーバから来た送信請求に応じて端末側からデータを送信する」という形態を取るが、受信要求や送信請求はユーザーに意識されないため、単に情報(データ)を自分のパソコンや端末機から送信する行為を指してアップロードと呼ぶ傾向も見られる。
元々は電子掲示板に書き込んだり、電子メールを送信したりする行為も、これらサービスを提供するサーバへのアップロードであるが、今日ではデータの集合であるファイルを送信する行為をアップロード・受信する行為をダウンロードと呼び、これは先に挙げたP2P通信でも同様の傾向も見られる。
これらアップロードでは、特にサーバにファイルなどのデータを送信、これを一般の不特定多数がアクセス可能な状態に置くことも可能である。
電子掲示板への文章のアップロード
また電子掲示板は自分の書いた内容をアップロードする事で、即座に第三者の閲覧が可能な状態にする事ができるが、これに絡む問題も数多く発生している。
荒らし行為や脅迫・誹謗中傷などの形で取り沙汰された事例を挙げるまでも無く、利用者間では匿名であるからと無節操にアップロードする行為も問題とされる。事件性に関連しては2ちゃんねるの項を参照。またインターネットスラングとしてアップロードはしばしば「うp」と呼ばれる。
問題視されるアップロードの例
アップロードする事で、誰でもインターネットを通じて情報を第三者に公開・提供することができるが、その送信コンテンツの著作権やこれに付随する送信可能化権を持たないものであって、他人が著作権等を所有するものを無断でアップロード及び一般に公開する行為は、一般的には著作権侵害(送信可能化権の侵害)となる。
著作権侵害以外でも、アップロードするファイルの内容によっては違法行為となる場合があり、警察によるP2P監視システムを利用したサイバーパトロールや一斉検挙により、検挙されるものが後を絶たない[1]。 実際、日本において、2013年にファイル共有ソフト関連で検挙された者の内訳[2]は、著作権関連が66%、猥褻物陳列が19%、児童ポルノ禁止法違反が15%となっている。
特に日本では1990年代後半にWarez(不正コピーソフト)問題に絡み、サーバ上に一般不特定多数からアクセス可能な状態に市販されていたアプリケーションソフトウェアのコピーをアップロードした人が逮捕・有罪となっている。
また著作権法における非親告罪化に関して、「TPP関連法案国会審議」に基づく同法の改正案が可決成立し、非親告罪化規定が、TPP11協定発効日である2018年(平成30年)12月30日から施行される事が決定した[3]。
ダウンロード側の責任
日本では、2010年1月1日に施行された著作権法の改正により、違法と知りながら著作物または実演等をダウンロードする事自体が違法(著作権侵害)となった。さらに2012年10月1日には改正著作権法により一般に市販されている商用の著作物または実演等(有償著作物等)である音声及び映像に関して、違法コンテンツと知りながらダウンロードする行為に刑事罰が科される事となった。
ただし、本改正では動画共有サイト(YouTubeなど)で再生時にPC機器に一時的に保存されるキャッシュについては、ダウンロード違法化の対象外とされている。そのため、違法アップロードされた動画をストリーミング再生で視聴しただけでは罪には問われない。
脚注
- ^ “著作権侵害事件” (2014年1月17日). 2014年1月17日閲覧。
- ^ “現在も約15~20万人がP2Pファイル共有ソフトを使用、ネットエージェント調査” (2014年1月17日). 2014年1月17日閲覧。
- ^ “平成30年12月30日施行 環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(TPP11協定)の発効に伴う著作権法改正の施行について | 文化庁”. www.bunka.go.jp. 2018年11月8日閲覧。
関連項目
アップロード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:49 UTC 版)
アップロードできる動画形式は非常に広く、現在流通しているほとんどの動画形式に対応している。ニコニコ動画などと違い、必ずYouTube側で再圧縮が行われるので、自前で圧縮せずにオリジナルファイルのアップロードが可能。 音声は、YouTubeはステレオまたは5.1チャンネルでサンプルレート96 kHzまたは48 kHzを推奨しているが、現時点では5.1チャンネルでの再生はできない。 尚、プレーヤーの右下のメニューによって画質が選択できるがアップロードされた動画の画質によって選択できる画質は限られるので、どの動画でも下記の画質で表示できる訳ではない。また、広告動画はメニュー上にない為、画質を選択できない。 アスペクト比は自動的に判断され正しい比率で再生できる。 卑猥な動画など過激な描写を含む動画は視聴者からの通報などにより、メンバー登録による18歳以上の年齢認証が設定されるが、年齢認証は検証の手段が無い簡易的なものなのであまり有効ではないため、場合によっては年齢認証ではなく、ガイドライン違反として削除されることもある。尚、年齢認証の必要な動画はYouTube側の独自の判断で決められる為、テレビで放映できるようなものも、嫌がらせの通報により年齢認証が必要となってしまうことがある(特に、暴力シーンがあると判断されたアクション映画のクリップ、路上でのストリートファイト等)。 投稿した動画が著作権侵害や過激な性描写などの理由で3回削除されるとアカウントと同時に過去にアップロードした全ての動画が警告なしに削除される。 基本は長さ15分までの動画ファイルをアップロードできる。電話番号やSMSによる認証を行うと15分を超える長さの動画ファイルをアップロード、投稿できるようになる。 2009年7月21日に初の3D動画がアップロードされ、2015年11月11日に「Google Cardboard」に対応し、すべての動画でヴァーチャル3Dが視聴できるようになった。 2015年6月7日には、アメリカの映像制作会社が8Kスーパーハイビジョンの動画アップロードに成功した。しかしながら、負荷がかかるため、対応した再生機器は少ない。 ちなみに、今回アップロードされた8K第一弾の映像もアメリカ製のカメラで撮影した6K映像を125%アップスケーリングして8K映像にしており、撮影した元の映像は8Kではない。
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アップロード
「アップロード」の例文・使い方・用例・文例
- 明日確認してマーケットにアップロードします。
- どうしても彼らを生で見てみたい。アップロードしてくれて本当にありがとうございます。
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- 彼からそれをアップロードして欲しいと要望されました。
- あなたはそれをアップロードしたらすぐに知らせて下さい。
- 7月18日のお客様打ち合わせ後に送付された資料をアップロードしました。
- 再度アップロードしましたので確認してください。
- 中山は機密情報を不正にインターネット上にアップロードしたのではないかと疑われていた。
- 記録された映像はスマートフォンを使ってインターネットにアップロードできる。
- 彼が死ぬ前に,エヴリンは彼の頭脳をスーパーコンピューターにアップロードする。
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