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スリル_(布袋寅泰の曲)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > スリル_(布袋寅泰の曲)の意味・解説 

スリル (布袋寅泰の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 10:11 UTC 版)

スリル
布袋寅泰シングル
初出アルバム『King & Queen
B面 サイバーシティーは眠らない
リリース
規格 8cmCD
ジャンル ポップ・パンク
レーベル 東芝EMI
作詞・作曲
プロデュース 布袋寅泰
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1995年度年間62位(オリコン)
  • 布袋寅泰 シングル 年表
    • スリル
    • (1995年)
    King & Queen 収録曲
    RUNAWAY! JOHNNY!!!
    (1)
    スリル
    (2)
    TWO OF US
    (3)
    ミュージックビデオ
    「スリル」 - YouTube
    テンプレートを表示

    スリル」は、布袋寅泰の楽曲である。1995年10月18日に東芝EMIより10枚目のシングルとして発売された。

    概要

    GUITARHYTHMプロジェクト終了後、初のシングル。シングルとしては2ndの『BEAT EMOTION』以来2枚目となるオリコン1位を獲得した。

    布袋曰く「スリルとスピードとスピリット。僕の音楽のキーワードを象徴する曲です。ポップな中に実験を織り込んでいる」。

    CDジャケットで布袋が着用している革ジャンはクロムハーツである[2]

    ライブ

    本作発売後の1995年12月21日 - 22日、横浜アリーナにおいて『TOKYO Inter-Live '95 サイバーシティーは眠らない』と題したライブを行った。バンドメンバーは前年の『GUITARHYTHM SERIOUS! CLIMAX ARENA TOUR』から一新し、辻剛HIROSHI中幸一郎森岡賢が参加。このうち森岡以外の3名は翌年開催のツアー『King & Queen TOUR』『SPACE COWBOY TOUR』にも帯同することとなる。

    収録曲

    全作曲・編曲: 布袋寅泰。
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「スリル」森雪之丞布袋寅泰
    2.「サイバーシティーは眠らない」布袋寅泰布袋寅泰
    合計時間:

    曲解説

    1. スリル
      藤井フミヤコーラスとして参加している。
      ベストアルバム『ALL TIME SUPER BEST』に"PUNKY VERSION"という別アレンジで収録されている。
      江頭2:50のテーマ曲としても知られている[注釈 1]。江頭本人を自身のライブに招待したときには「スリルはエガちゃんのおかげで売れたもんね」と話したという。一方でツイッター上では「ハッキリ言って迷惑」と綴っていたり[4]、ブログ上で「江頭さんとは仲が良いの?」と訊ねられたことに関して「スリルは大好きな曲だから、こういうことを言われると本当に悲しい」と語っている[5]など、この楽曲に関しては複雑な心境だと思しき発言も多い。2017年11月に『めざましどようび』に出演した際には、「はじめはどうなのかなと思いましたけどね。困ったことになってるなぁと」「今となれば彼は彼。彼もまた素晴らしい人。ジャンルは違いますけど命かけてますからね」と複雑な心境ながらも江頭を称賛するコメントを述べつつ、「でも、江頭のテーマではない」と付け加えている[6]
      2021年、江頭が布袋に手紙で公認を願った[7]が、布袋は「僕にとっても、ファンのみんなにとっても大切な曲なので」と公認を断りつつも、「(登場曲に使うことを)誇らしく思う」「僕からのエールだと思って使ってほしい」と容認の構えを見せた[8]
      このほか、DDTプロレスリング男色ディーノの入場曲としても使われている[9]
      本曲のPV(MV)は中野裕之が担当。このPVは2014年12月にCS日本の音楽番組で放映された際、視聴者がてんかん発作になったことが2015年に報告された[10]。このPVは放送業界基準を超過する点滅が使用されていた[10]。放送業界は「スリル」リリースから2年後の1997年に起きた「ポケモンショック」により、光の点滅等の映像に関するガイドラインを策定している。
      2012年にコナミ音楽ゲームREFLEC BEAT colette』、2013年に『jubeat saucer』にて楽曲使用。
      2016年6月24日に放送されたテレビ朝日ミュージックステーション』で、BOØWY時代からの「B・BLUE」、COMPLEX時代からの「BE MY BABY」とともに自身の35周年オールタイムメドレーとして披露された[11]
    2. サイバーシティーは眠らない
      Sputnik The Next Generationに提供した「CYBERSPACE PARTY」のセルフカバー
      PERSONZJILLがコーラスとして参加している。

    吉井和哉との共演

    吉井和哉とは、「スリル」で2度共演している。

    • 2006年10月6日、フジテレビ僕らの音楽』の吉井和哉出演回に、布袋がゲスト出演。吉井のボーカルで「スリル」を共演した[12]。ベースはKenKen、ドラムは平田智美。
    • 2021年1月31日、布袋の無観客配信ライブ「HOTEI 40th ANNIVERSARY Live“Message from Budokan”〜とどけ。Day 2(Adventures)〜」に、吉井がサプライズでゲスト出演。吉井のボーカルで「スリル」を共演し、さらに2020年11月25日発売の布袋のコラボレーションアルバム『Soul to Soul』より、吉井とのコラボレーション曲「Dangerous feat. 吉井和哉」を披露した[13]。(「スリル」は半音下げたバージョン)

    タイアップ

    主なカバー

    収録アルバム

    脚注

    注釈

    1. ^ 「スリル」以前はワイルドハーツの「シェイム・オン・ミー」であり、ナインティナイン矢部浩之が1995年12月25日放送の『笑っていいとも!クリスマス特大号』のコーナー「どっちが似ててもいいとも!ものまね紅白歌合戦」で、矢部が江頭のモノマネで登場した際に本曲をBGMに使ったことで、当時『いいとも!』のスタッフであった片岡飛鳥が『めちゃ2イケてるッ!』で使用し出したのが由来である[3]

    出典

    1. ^ 10月度「ゴールド・アルバム」他認定作品」『The Record』第433号、日本レコード協会、1995年12月1日、5頁。 
    2. ^ “CHROME HEARTS パーティー”. HOTEI OFFICIAL BLOG 「BEAT主義日記」. (2008年4月25日). https://www.hotei.com/blog/2008/04/chrome-hearts.html 
    3. ^ “江頭2:50 めちゃイケで江頭2:50が登場する際のテーマ曲 作曲した布袋寅泰との裏話”. ライブドアニュース. (2018年3月20日). https://news.livedoor.com/article/detail/14461886/ 2023年6月9日閲覧。 
    4. ^ “江頭さんの行動に、布袋寅泰さんも尊敬の念を抱いた”. ロケットニュース24. (2011年3月23日). https://rocketnews24.com/2011/03/23/江頭さんの行動に、布袋寅泰さんも尊敬の念を抱/ 2020年2月12日閲覧。 
    5. ^ “海の笑顔 スタジオの笑顔”. HOTEI OFFICIAL BLOG 「BEAT主義日記」. (2010年8月11日). https://www.hotei.com/blog/2010/08/post-253.html 
    6. ^ “布袋寅泰、江頭2:50を称賛「素晴らしい人」 - 「スリル」使用の本音とは”. マイナビニュース. (2017年11月4日). https://news.mynavi.jp/article/20171104-a045/ 2020年2月12日閲覧。 
    7. ^ 江頭2:50 (12 January 2021). 布袋よ、聞いてくれ!「スリル」 (YouTube). エガちゃんねる EGA-CHANNEL. 2021年1月29日閲覧
    8. ^ 江頭2:50 (28 January 2021). すごいことが起きました… (YouTube). エガちゃんねる EGA-CHANNEL. 2021年1月29日閲覧
    9. ^ 男色ディーノDDTプロレスリング公式HP(2021.1.29Lastaccess)
    10. ^ a b “点滅映像で親子てんかんの発作/衛星放送の音楽番組”. 四国新聞. (2015年2月27日). https://www.shikoku-np.co.jp/national/culture_entertainment/20150227000598 
    11. ^ “布袋寅泰 MステでBOOWY「B・BLUE」COMPLEX「BE MY BABY」など今夜披露”. Billboard JAPAN (阪神コンテンツリンク). (2016年6月24日). https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/39166/2 2021年6月15日閲覧。 
    12. ^ “僕らの音楽 - セットリスト - フジテレビ”. フジテレビジョン. (2006年10月6日). https://www.fujitv.co.jp/ourmusic/profile.html?ep=127 
    13. ^ “布袋寅泰、吉井和哉が40周年記念生配信ライブにサプライズ出演+アーカイブ配信開始”. BARKS. (2021年1月31日). https://www.barks.jp/news/?id=1000196085 2021年2月16日閲覧。 

    外部リンク


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