タム7400形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/10 06:30 UTC 版)
「国鉄タ2600形貨車」の記事における「タム7400形」の解説
1959年(昭和34年)11月16日に1両(タ2603)の専用種別変更(カセイソーダ液→濃硫酸)が行われ、形式名は新形式であるタム7400形(タム7400)とされた。その後1両(タ2604→タム7401)の追加改造工事が行われ、合計2両がタム7400形(タム7400 - タム7401)として運用された。 落成時の所有者は曹達商事であり、その常備駅は上越線の渋川駅であった。1966年(昭和41年)9月29日に常備駅は函館本線の豊沼駅へ移動した。貨物列車の最高速度引き上げが行われた1968年(昭和43年)10月1日ダイヤ改正対応では全車(2両)が北海道内を常備駅としていたため道内専用とされ、走り装置は改造されることなく運用された。この際識別のため記号に「ロ」が追加され「ロタム」となり黄色(黄1号)の帯を巻いている。更に北海道内専用を意味する「ロ」を丸で囲んだ通称マルロが使用され、タンク体には同色で「道外禁止」と標記された。 1974年(昭和49年)8月3日に最後まで在籍した1両(タム7400)が廃車となり同時に形式消滅となった。
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