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STS-118とは? わかりやすく解説

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STS-118

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/07 15:37 UTC 版)

STS-118
徽章
ミッションの情報
ミッション名 STS-118
シャトル エンデバー
乗員数 7
発射台 LC39-A
打上げ日時 2007年8月8日 06:36:42 UTC
着陸または着水日時 2007年8月21日 12:33:20 UTC
ミッション期間 12日17時間55分34秒
高度 226 km
軌道傾斜角 51.6°
航行距離 848万9253 km[1]
乗員写真
前列左から、マストラキオ, モーガン, ホーバー, ケリー, コールドウェル, ウィリアムズ, ドルー
年表
前回 次回
STS-117 STS-120

STS-118は、国際宇宙ステーション(ISS)への往来を目的として、2007年8月にスペースシャトルエンデバーによって行われた12日間に渡る有人宇宙飛行である。8月8日にフロリダ州ケネディ宇宙センターのLC39-Aから打ち上げられ、8月21日にケネディ宇宙センターのNASAシャトル着陸施設に着陸した。

これは、STS-107でのコロンビア事故前の最後のフライトである2002年11月のSTS-113以来の、エンデバーのフライトである。STS-118のパイロットのCharles Hobaughは、STS-107ではカプセルコミュニケーターを務めていた。 もしコロンビア事故がなかったら、コロンビア号の29回目の飛行はこのミッションに使われ、ISSへの唯一の飛行となっていたはずである。

このミッションは、ISSのプログラムではISS-13A.1と呼ばれ、S5トラスと曝露機器の予備品を載せた船外プラットフォーム(ESP-3)と、SPACEHABモジュールで補給品をISSに運ぶことを目的としていた。このミッションの後には、2010年末までに20回のスペースシャトルの飛行が計画されている。

このミッションでは、メディアの関心は、エンデバーの打上げ時に外部燃料タンクから剥離して落下した断熱フォームの衝突により、オービタの下側の耐熱タイルに生じた小さな損傷穴に集中した。断熱フォームの衝突は、コロンビアの事故の原因でもあったが、損傷は比較的小さく、致命的な位置でもなかった。帰還後の、2007年8月31日、NASAは、損傷を受けたタイルはオービタ整備施設で取り除かれたが、再突入時の熱によるオービタへのダメージは見られなかったと発表した[2]

乗組員

出典

  1. ^ NASA (2007年). “STS-118 Mission Status Report #27”. NASA. 2007年11月26日閲覧。
  2. ^ NASA (2007年8月31日). “NASA's Space Shuttle Processing Status Report”. NASA. 2009年8月9日閲覧。

外部リンク




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