
【2025年】おすすめ登山用テント26選!登山スタイルでテントを選ぶならコレ
登山用テントといっても様々なタイプがあります。軽量コンパクトな縦走登山向きのタイプから、山の中でじっくりと過ごすためのベースキャンプ向けテントなど、登山スタイルに応じたテント選びは、どれがいいのか迷ってしまいます。
そこで、今回は登山スタイル別に最適なテントの特徴と選び方、2025年最新おすすめモデルを紹介します。
2024/08/27 更新
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目次
登山用テントとは?
出典:PIXTA
そもそも登山用テントは、どのような特徴があるのでしょうか?わかりやすいように、一般的なオートキャンプ用テントと比較しました。
ただし、テントは多種多様。当然、例外はありますが、おおむねこのような違いがあります。
登山用テント | 一般的なオートキャンプ用テント | |
---|---|---|
重量 | 軽い | 重い |
収納サイズ | ザックに収納可能なサイズ | 自動車などでの運搬前提の収納サイズ |
防水防風性 | 過酷な悪天候にも耐えられる | 登山用テントほどは考慮されていない |
素材耐久性 | 比較的弱い | 強い |
設営撤収性 | 簡単、短時間で可能 | 煩雑、時間がかかる |
居住性 | 狭く快適性に欠ける | 広く快適 |
サイズ当たりの価格 | 高い | 安い |
登山用テントの種類
ひとことで登山用テントといっても様々なモデルがあります。代表的な違いを紹介します。
自立式/非自立式
自立式 撮影:筆者、非自立式 出典:楽天市場/アウトドアスタイル・ベルモ
テントの立ち上がり方の違いです。
自立式
テントだけで地面に立つことができるテント。ポールをテントに通す、または、ポールでテントに吊り下げるだけでテントの形になります。
メリット | デメリット |
---|---|
・設営撤収が容易 ・設営後の移動が簡単 ・ペグを打てないところでも設営可能 ・耐風性が高い | ・自立させるため複数のポールが必要で、非自立式に比べ重く収納がかさばる ・しっかり形になる分、設営に自由度が少ない |
非自立式
テントだけでは自立できず、ガイロープ(張り綱)を張り、ペグで固定しないと立つことができません。
メリット | デメリット |
---|---|
・ポールが少なく、軽量でコンパクト収納 ・設営の自由度が高く、自分なりにアレンジが可能 | ・ペグが打てない場所では設営は難しい ・設営後の移動は不可能 |
ダブルウォール/シングルウォール
シングルウォール 出典:楽天市場/白馬ブルークリフ楽天市場店、ダブルウォール 撮影:筆者
テントを構成する生地の枚数の違いです。
シングルウォール
防水透湿性がある1枚地(シングル)でテントを構成します。
メリット | デメリット |
---|---|
・設営撤収がスピーディー ・軽く収納がコンパクトになる | ・通気性がよくない ・内部結露しやすい ・前室を作ることができない(できるものもある) ・耐水性が低い |
ダブルウォール
通気性があるインナーテントの上に、防水性があるフライシートを被せる2枚地(ダブル)で構成します。
メリット | デメリット |
---|---|
・通気性がいい ・内部結露しにくい ・前室を作ることができる ・耐水性が高い | ・生地が2枚になるので重く収納がかさばる ・シングルウォールに比べ設営撤収に手間がかかる |
吊り下げ式/スリーブ式
撮影:筆者
テントを設営する方式の違いです。
吊り下げ式
立てたポールの下にフックでテントを吊り下げて設営する方式です。
メリット | デメリット |
---|---|
・設営撤収がわかりやすい ・ダブルウォールの場合、フック部分に空間ができるので換気性が良い | ・フック部分に荷重がかかるのでポールへの負担になり破損の可能性がある ・フックが外れると倒壊の恐れがある |
スリーブ式
テントに配置された筒状のスリーブにポールを通して設営する方式です。
メリット | デメリット |
---|---|
・ポール全体に荷重がかかるので負担が少なく破損しにくい | ・設営撤収に慣れが必要 ・ダブルウォールの場合、スリーブ部分に空間が少ないので換気性で劣る |
総合すると、初めての登山用テントなら「自立式・吊り下げ式・ダブルウォール」がイチ推しですが、好みやスタイルもあるので、ショップ等で試してみることをおすすめします。
登山向けテントの選び方
縦走登山やロングトレイル派から、長期間一つの山域でじっくり過ごしたい人など登山スタイルは人ぞれぞれです。その中でも代表的な2つのスタイルに分けて選び方を紹介します。
登山向けテントの選び方
- 軽量性重視タイプ|とにかく軽さを求める人に(長期縦走登山・ウルトラハイク等)
- 居住性重視タイプ|軽さより広さ・居住性を重視したい人に(ベースキャンプ登山・テント泊を楽しむ等)
軽量性重視タイプ|とにかく軽さを求める人に
居住性重視タイプ|軽さより広さ・居住性を重視したい人に
タイプ別ソロ登山用おすすめテント26選
さて、ここからは実際に、ソロ用登山用テントを「軽量性重視タイプ」「居住性重視タイプ」の2種類のおすすめを紹介。あなたにピッタリのモデルは見つかるでしょうか?
一緒に2人用も紹介していますので、もっと広さが欲しい人は参考にしてみてください。
軽量性重視タイプ|おすすめ14選
▼1人用
▼2人用
3シーズン使用可能なテント
ヘリテイジ クロスオーバードーム f
最小重量 | 540g |
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使用サイズ | H95×W200×D75cm |
収納サイズ | テント:8.5φ×16cm ポール:38cm |
ウォール | シングル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | スリーブ式 |
最軽量クラスのシングルウォールテント
500g台という最軽量クラスのシングルウォールテントです。前室を作ることができるフロントフライシートがオプションされているので居住性をアップすることができます。ただし、強度よりも軽量コンパクト化を最優先させたモデルなので十分に苦慮して使う必要があります。
▼2人用
MSR ハバハバシールド1
最小重量 | 950g |
---|---|
使用サイズ | H94×W216×D76cm |
収納サイズ | - |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | 吊り下げ式 |
軽さと居住性を両立
サイドウォールをまっすぐ立ち上がるので、広い居住性を確保できるのが特徴。大きな出入り口、前室など快適装備とともに、軽量な素材を使用し軽さと居住性を両立したテントです。
▼2人用
ビッグアグネス フライクリークHV UL1 ソリューションダイ
最小重量 | 907g |
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使用サイズ | H102×W218×D97cm |
収納サイズ | 12×47cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | 吊り下げ式 |
最軽量クラスのダブルウォール
アメリカでのULテントのベストセラー。フライクリークはビッグアグネスの代名詞ともいえるテントです。軽量で強度・UVカット効果が高いソリューションダイファブリックを使用しています。
▼2人用
エクスペド Mira I HL
最小重量 | 1150g |
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使用サイズ | H105×W215×D70cm |
収納サイズ | 37×13 cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 半自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | 吊り下げ式 |
夏のトレッキングに最適
大きな細かいメッシュのパネルで通気性が高く、夏のトレッキングに最適なテントです。壁が立ち上がり気味なので、広い居住スペースなのも特徴です。
▼2人用
ヘリテイジ HI-REVO
最小重量 | 960g |
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使用サイズ | H100×203×93cm |
収納サイズ | テント:φ11.5×28cm ポール:38cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | スリーブ式 |
軽量で丈夫なスリーブ式ダブルウォール
風に強いスリーブ式、軽量でありながら、3カ所のメッシュベンチレーターなど快適性も犠牲にしていないテント。スピーディーに装着できるフライシートで設営も早いのも特長です。
▼2人用
ZEROGRAM Thru Hiker 1p ZEROBONE (日本限定カラー)
最小重量 | 978g |
---|---|
使用サイズ | H100×W210×D85cm |
収納サイズ | φ14×39cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 半自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | 吊り下げ式 |
設営3分 結露なしテント
フライとインナー、フットプリントが連結されているので、一度に設営できるのが特長のテント。結露しにくい素材を使用しているのでテント内で快適に過ごせます。
アライテント SLドーム
最小重量 | 980g |
---|---|
使用サイズ | H95×W210×D120cm |
収納サイズ | テント:27×21×9cm ポール:38cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | スリーブ式 |
1kgを切って2人用の広さ
2人用のサイズでありながら、軽さ最優先、すべてにおいて軽量な素材を使用したテント。フロアが薄いので専用のフットプリント(アンダーシート)が付属しています。繊細な素材を使用しているので、設営撤収時は丁寧に扱う必要があります。
モンベル マイティドーム1
最小重量 | 1080g |
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使用サイズ | H105×W210×D90cm |
収納サイズ | テント:φ14×30cm ポール:φ5×40cm |
ウォール | シングル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | スリーブ式 |
優れた防水透湿性のシングルウォールテント
優れた防水透湿性・通気性を持つブリーズドライテック™プラスをテントに使用したシングルウォールテント。コンパクトなので自転車ツーリングにもおすすめのテントです。
▼2人用
プロモンテ VB-12Z
最小重量 | 1100g |
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使用サイズ | H100×W205×D90cm |
収納サイズ | テント:28×18cm ポール:40×9.5cm |
ウォール | シングル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | 吊り下げ式 |
珍しい前室付きのシングルウォール
通常は前室が無いシングルウォールテントですが、このテントは前室が搭載された珍しいシングルウォールテント。素早い設営・撤収などシングルウォールの良さと便利な前室が欲しい人に。
▼2人用
ニーモ タニ オズモ 1P
最小重量 | 1120g |
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使用サイズ | H103×W202×D105cm |
収納サイズ | - |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | 吊り下げ式 |
日本の山岳シーンのためにデザインされたテント
高温多湿の日本に対応し軽量なうえ快適なテント。濡れた状態での伸縮性が低いOSMO™ファブリックを採用、たるみを抑えられるため雨や風の影響を受けにくいのが特長です。
▼2人用
オールシーズン使用可能なテント
雪山対応のスノーフライ(※)のオプションが発売されている軽量テントを紹介します。
※スノーフライ
スノーフライは日本のテント独特のパーツで、インナーテントを覆うように使い、保温力や耐風性能を向上させるために使われます。3シーズンテントのフライシートとは違い通気性があるので、密閉していても窒息しにくいようになっています。その反面、防水性が低いので、雨や雨交じりの雪には耐水性能が低いという欠点があります。
したがって、冬山でも天候に応じ、雪の場合はスノーフライ、雨交じりの場合や雪が無い場合は、3シーズン用フライシートを使い分ける必要があります。
ファイントラック カミナドーム1
最小重量 | 1130g |
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使用サイズ | H100×W205×D90cm |
収納サイズ | テント:8×15×25cm ポール:39cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | スリーブ式 |
軽量性と居住性を両立
日本の優れた繊維技術により、耐久性と快適性を両立しながら、高い軽量性も兼ね備えたテント。強度を保ちながら壁を立ち上げ頭部のスペースを確保しています。
ファイントラック カミナドーム1スノーフライ
最小重量 | 740g |
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使用サイズ | ー |
収納サイズ | 14×11.5×24cm |
ウォール | ー |
自立式/非自立式 | ー |
吊り下げ式/スリーブ式 | ー |
カミナドーム1用のスノーフライ
▼2人用
モンベル ステラリッジ テント1 本体
最小重量 | 800g(フライシート含まず) |
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使用サイズ | H105×W210×D90cm |
収納サイズ | テント:φ13.5×29cm ポール:φ5×41cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | 吊り下げ式 |
山岳テントの定番
山岳のテント場では必ず目にする定番テント。世界トップクラスの軽量性と過酷な環境での使用も安心できる耐風性を実現しています。フライシートは別売りです。
モンベル ステラリッジ テント1 レインフライ
最小重量 | 340g |
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使用サイズ | ー |
収納サイズ | φ9.5×20cm |
ウォール | ー |
自立式/非自立式 | ー |
吊り下げ式/スリーブ式 | ー |
ステラリッジ テント1専用3シーズン用フライシート
モンベル ステラリッジ1 スノーフライ
最小重量 | 710g |
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使用サイズ | ー |
収納サイズ | φ13×30cm |
ウォール | ー |
自立式/非自立式 | ー |
吊り下げ式/スリーブ式 | ー |
ステラリッジ1 専用のスノーフライです
▼2人用
プロモンテ VL-17
最小重量 | 1190g |
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使用サイズ | H100×W205×D90cm |
収納サイズ | テント:25×ø14cm ポール:40×9.5cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | 吊り下げ式 |
軽量・コンパクトに主眼を置いたテント
雪山も含めオールシーズン使用可能で軽量・コンパクトに主眼を置いたテント。風に強いポール、速乾性に優れたポリエステルを使用しているなど耐久性も高くなっています。
プロモンテ VL15S
最小重量 | 約685g |
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使用サイズ | ー |
収納サイズ | ー |
ウォール | ー |
自立式/非自立式 | ー |
吊り下げ式/スリーブ式 | ー |
VL17専用スノーフライ
▼2人用
アライテント エアライズ1
最小重量 | 1360g |
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使用サイズ | H100×W100×D205cm |
収納サイズ | テント:φ14×29cm ポール:38cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | スリーブ式 |
山岳で長く愛されるテント
自分自身の力で移動する「人力移動」がコンセプト。軽量山岳テントとして多くのユーザーが使う定番テントです。軽量でコンパクトでありながら強度や機能を維持していることが特長です。
口コミ・レビュー
一人なら十分な広さ
一人なら十分な広さです。
部屋で組み立てたときは、大きく感じましたが、実際外で使うと小さく見えます。中は大きな荷物も一緒に入るせいか狭く感じます。
しかし少し狭いくらいの方が、テント内が早く温まるのではないかな?と思うし、軽量コンパクトになることを優先して考えても完成度の高いテントだと思います。
不満をあえて言うなら、テントの骨組みの部分のパイプを折りたたんだ時の長さが少し長くてパッキングする時にちょっと困るかな。折りたたむ部分が少ない方が強度が増すと考えれば我慢出来る範囲ですね^_^
出典: 楽天市場
アライテント エアライズ1用 外張
最小重量 | 570g |
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使用サイズ | ー |
収納サイズ | ー |
ウォール | ー |
自立式/非自立式 | ー |
吊り下げ式/スリーブ式 | ー |
エアライズ 1 用のスノーフライ
▼2人用
居住性重視タイプおすすめ12選
▼1人用
▼2人用
3シーズン使用可能なテント
プロモンテ BOKUNO-KICHI-1
最小重量 | 約860g |
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使用サイズ | H105×W205×D90 前室40cm |
収納サイズ | - |
ウォール | シングル |
自立式/非自立式 | 非自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | - |
自由さ満点“僕の基地”
自由度満点の非自立式テント。ポールは付属していないので、別途要したり、トレッキングポールを利用したり、周囲の木などに張り縄で支えたりなど、自分のスタイルに合わせて自由自在。のんびり過ごしたい人におすすめです。
▼2人用
ビッグアグネス コッパースプール HV UL1
最小重量 | 1080g |
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使用サイズ | H97×W224×D97cm |
収納サイズ | - |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | 吊り下げ式 |
タープを作れるテント
トレッキングポール等を使い前室のテントを上に跳ね上げタープのようにすることができるテント。ちょっとした日差し除けに便利です。
▼2人用
ニーモ アトム オズモ 1P
最小重量 | 1280g |
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使用サイズ | H105×W210×D90cm |
収納サイズ | - |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | スリーブ式(一部吊り下げ式) |
初めのテントにおすすめ
シンプルで設営しやすい工夫がされているテント。ゆとりのある居住性、扱いやすいテント素材など、初めてのテントにおすすめです。
▼2人用
アライテント オニドーム1
最小重量 | 1290g |
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使用サイズ | H97×W148(最大230)×D122(就寝部82)cm |
収納サイズ | φ13×30cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | スリーブ式 |
ペグダウン無しで前室が作れる
通常はテントをペグダウンして作る前室を、フレームにより作ることができるテント。ペグダウンできないような環境でも前室を作ることができます。また、ツノのように張り出した両端のスペースを小物スペースとしても有効に使うことができる便利なテントです。
口コミ・レビュー
使ってみた感想
先週、北八ヶ岳の双子池で初めて使用しました。従来使用していたダンロップのテントに比べて非常にコンパクト/軽量で良かったです。思ったより前室が狭かったですが、登山靴やガスバーナー等は十分置けたので問題なしです。テント内も一人であれば大型ザックを入れても十分でした。 全体的に非常に満足しています。
出典: 楽天市場
▼2人用
ザ・ノース・フェイス マウンテンショット1
最小重量 | 約1310g |
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使用サイズ | H105×W220×D90cm |
収納サイズ | Φ15×47cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | スリーブ式と吊り下げ式併用 |
日本の山岳フィールドでの使用を想定したテント
高温多湿で雨が多い日本の山岳フィールドでの使用を想定し、ジッパー開閉式のベンチレーションフードや防水性の高いバスタブ構造のフロアなどをデザインしたテント。靴やバーナーなどを保管できる広い前室も特長です。
▼2人用
ヘリテイジ エスパース ソロ アルティメイト
最小重量 | 1340g |
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使用サイズ | H105×W210×D100cm |
収納サイズ | テント:φ12×30cm ポール:43cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | スリーブ式 |
換気性が高いテント
テント前面にベンチレーションを配置し、テント後方も解放できるので、テントの前後をスムーズに風を通すことができます。換気性が高いので結露も少なく快適なテント泊を楽しめます。
▼2人用
アライテント トレックライズ 1
最小重量 | 1460g |
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使用サイズ | H105×W210×D110cm(前室張出45cm) |
収納サイズ | テント:φ14×30cm フレーム:38cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | スリーブ式 |
解放感のある居住性を持ったテント
大きなベンチレーターと、メッシュで夏の暑い日中でも熱がこもりにくいテント。広めのフロアで居住性が高く、トレッキングはもちろん、ツーリングにもおすすめです。
▼2人用
ZEROGRAM EL CHALTEN ZEROBONE v2 1.5P
最小重量 | 1583g |
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使用サイズ | H100×W210×D105cm |
収納サイズ | 16×16×42cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | 吊り下げ式 |
簡単設営撤収と結露ほぼ無しの快適性
フライとインナー、フットプリントを連結して一度に設営できる一体型構造で簡単な設営撤収が特長。結露がほぼ発生しないテント素材や広い居住空間、風に強い柔らかなポールで快適に安心してテント泊ができます。
▼2人用
アアイテント ドマドーム1PLUS
最小重量 | 1680g |
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使用サイズ | H104×W200×D75(最大135)cm 土間:奥行50cm 入口部分110cm |
収納サイズ | テント:φ19×32cm ポール:38cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | スリーブ式 |
前室に“土間”があるテント
前室の一部にフロアがある珍しいテント。例えば、室内には置く必要はないけど、地面には直接置きたくないような食器やクッカーなどを置くのに便利です。テント泊をさらに便利に楽しくするテントです。
▼2人用
MSR エリクサー1
最小重量 | 1780g |
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使用サイズ | H100W×W218×D84cm |
収納サイズ | - |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | 吊り下げ式 |
室内広々、快適な居住性を実現
MSR のバックパッキングテント・シリーズの中では最も居住性が高いモデル。箱型に近い空間で快適な居住空間を実現しています。丈夫な生地を使用し、初心者でも安心して扱うことができます。
口コミ・レビュー
いいです!
これで4つ目のテントですが、いいですねえ^_^
なにより立ち上げるポールの天井部分に左右に渡すポールにより、左右部分が直角近くに立ち上がり居住性抜群です!
前室も台形で必要十分なスペースを確保出来ます。
ちょっとだけの不満は、重量と仕舞寸法がやや重く大きいですね。
まあ、この居住性を確保するためなら仕方がないかな^_^;
出典: 楽天市場
▼2人用
オールシーズン使用可能なテント
MSR アクセス1
最小重量 | 1370g |
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使用サイズ | H104×W213×D84cm |
収納サイズ | 46×15cm |
ウォール | ダブル |
自立式/非自立式 | 自立式 |
吊り下げ式/スリーブ式 | 吊り下げ式 |
積雪時も対応できる居住性が高いテント
テントは保温性を考慮し、メインポールと交差する台形型のポールで、居住性とともに強風、積雪に対応するオールシーズンテント。短期の雪山登山やバックカントリースキーなど、スノーアクティビティに最適なテントです。
▼2人用
テントを長持ちさせるための5つのポイント
お気に入りの登山用テントはできるだけ長持ちさせたいもの。使用するときや保管するときにちょっと気を付けるだけで長持ち具合が変わってきます。
テントやポールは風が大敵

設営撤収時に突風であおられ、テントを飛ばされて岩や木でキズつけたり、ポールが曲がったりすることが結構あります。特にテントは転がっただけで表面にキズがたくさん入り、そこから劣化が始まるということも。
設営撤収はペグダウン・リリースのタイミングを風の強さ・向きを見極めながら慎重に行いましょう。
また、設営後も風にあおられて破損することもあるので、できるだけ風の影響を受けにくい場所に設営し、入り口を風下にするようにしましょう。
ポールのショックコードも劣化する

ポールを内部でつないでいるショックコードも、時間の経過とともに劣化します。劣化すると伸縮しなくなり、組み立てづらくなり不便です。
ポールを畳むときは、真ん中、または真ん中に近いところから畳むようにすれば、ショックコードに掛かる張力が均一化し長持ちします。
防水コーティングの劣化を抑える

フライシートやフロアの防水コーティングは、水や汚れが付着したまま長時間放置すると劣化が早まります。
使用後はテント内外の汚れや砂を落とし、風通しが良いところで陰干して完全に乾くのを待ち保管するようにしましょう。ただし、長期間屋外で干しておくことは紫外線にさらされるのでNGです。
ジッパーも故障する

テントのジッパーを動かす場合、生地や砂を噛んだまま無理に動かして破損するケースがあります。ジッパーの開閉時に噛んでしまったり滑りが悪い場合は、無理に動かさず、逆に戻してやり直すなど、丁寧に対応するようにしましょう。
フットプリントを使ってフロアを保護

テントの下に敷くフットプリント(グラウンドシート・アンダーシート)はテントフロアの防水性を高めるとともに、フロア生地の保護にも役立ちます。フロアを砂や小石、岩の擦れから守るために、できるだけフットプリントを使うようにしましょう。
お気に入りの登山用テントを見つけよう

登山を始めると、必ず一度はやってみたくなるのが山でのテント泊。一度やったら最後、その魅力にどっぷりとはまってしまう人も。そんなときの頼もしい相棒がお気に入りの登山用テント。
あなたも、お気に入りの登山用テントをみつけて、テント泊にどっぷりとはまってみませんか?
今回紹介したテントをすべておさらい
軽量重視×1人用
軽量重視×2人用
居住性重視×1人用
居住性重視×2人用
登山テントに関連するおすすめ記事
▼テントの設営方法・撤収方法も一緒にチェックしよう
▼タイプ別にテントをチェックしよう
▼テントと一緒に寝具も揃えよう