
休憩をランクアップ!モンベル「L.W.トレールチェア」なら “軽さ”も “快適性”も妥協なし
山での休憩タイムにあると便利な折りたたみチェア。だけど、重くてかさばるイスを山に持っていくかどうかは悩むところ。
そんな悩みを解消するのが、モンベル「L.W.トレールチェア」です。軽量・コンパクトで持ち運びの負担になりにくい優れもの。
今回は、特徴や気になる座り心地を紹介します。サイズ違いのモデルと比較もするので、ぜひチェックしてみてください。
2023/12/26 更新
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目次
アイキャッチ画像撮影:TAKAHASHI
山でもっと快適に休憩したい……を叶えるギアあります

山に登っていて「イスがあったら、もっと快適なのになぁ」と思うこと、ありますよね。
ザックに入れて持って行くから軽いものがいいけれど、耐久性や座り心地も気になるところ……そんなシーンに理想的なイスがモンベルにありました。
それは超軽量な折りたたみチェア「L.W.トレールチェア」。
コンパクトかつ軽量だけど快適性も諦めていない、登山だけでなく様々なアウトドアシーンで役立つアイテムです。
「L.W.トレールチェア」が気になってた人、ちょうどいいイスを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
モンベル「L.W.トレールチェア」の特徴
バックパックに入れて山に持っていくことを前提に作られた「L.W.トレールチェア」。3サイズで展開されていますが、最小の「L.W.トレールチェア 26」の特徴を実際に手にとって見ていきましょう。
4つの特徴
- コンパクトな収納性
- 設営・撤収が一瞬で完了
- 安定感のある丈夫なつくり
- メッシュの収納袋付き
コンパクトな収納性
「L.W.トレールチェア」のL.W.は、Light Weight(ライトウェイト)の略称。その名の通り、重さは375g(ケース含む)とイスとは思えない軽さ。500mlのペットボトルよりも高さはありますが、直径は細めなので持ち運びやすい点も特徴です。

収納ケースから出してみると、よりコンパクトさを実感します。本体の重さは345gとペットボトル1本分より軽いので、登山以外にも公園に行く際にバッグに入れて持ち歩いても邪魔にならないサイズ感。
設営・撤収が一瞬で完了
設営手順は、収納袋から出して座面を開く、たったそれだけ。わざわざ説明する必要がないくらい、数秒でイスの設置が完了しすぐに休憩できます。
安定感のある丈夫なつくり
フレームは軽さと強度を併せ持つアルミニウム合金。3本脚それぞれを2本で支える構造が、約80kgまで耐えられるタフさと安定感につながっています。
下部には滑り止めも付いているので、ぬかるんだ場所でも安心して座れますよ。

座面になる部分は、ウレタンコーティングされた600デニール・ポリエステルを採用。強度が高く、しっかりと体重を受け止めてくれるタフさがあります。
メッシュの収納袋付き

通気性のある半メッシュの収納ケースが備わり、単体での持ち運びにも便利。ケース下部はメッシュではないので、使用後に接地面が汚れていてもバックパックに気にせず収納できる点もありがたいです。
【使用感をレポート】気になる座り心地は?
ここからは、実際の座り心地に加え、テーブルやバーナー使用時の相性もチェックします。
ハリのある座面で安定感抜群
地面からの高さが26cmなので、設営した時点ではだいぶ低いなと感じましたが、座ってみたらものすごくしっくりときます。これは、実際に座ってみないとわからない部分でした。
三角形の座面と3本脚による安定感、すごくいいです。しっかりとハリのある座面なので、着席の際に沈み込むこともなく座りやすい。フレームの安定感も抜群で、ガタつかないのもポイントです。
予想外に調理しやすい高さ

登山の楽しみといえば山ごはん。そこで、高さ約8cmのミニテーブル上でバーナーを使用したところ、非常にバランスが良く使いやすい。座面高は、登山時にバーナーを使うときに最適な高さになっていることがわかりました。
普段の山行では、凸凹した岩などに座って休憩することが多いのですが、それと比べたら雲泥の差。イスなので当然、見たい景色の方を向いて座れますし眩しい時は向きを変えるだけのこと。地面に直に座るよりも身体への負担も少なく、とても快適で贅沢な気持ちになります。
背もたれがないので、寄りかかってのんびりすることは叶いませんが、膝に肘をついてボーッとする、これが案外リラックスできます!
おすすめの使用シーン

「L.W.トレールチェア」は登山での休憩のクオリティを上げるギアとして非常におすすめです。
山頂でのランチタイムにはもちろん、道中の小休憩をはじめ、子ども用のイスとしてファミリーハイクでも活躍します。登山口でのバス待ちにもあると重宝しそう。
また、地面が濡れている時でも気にせず座って休憩できる点もメリットです。
・登山時の休憩
・登山口でのバス待ち
・テント泊登山でのくつろぎタイム
・キャンプでの作業用
・釣り
・ガーデニング
・子ども連れでのイベント参加
・テーマパークのパレード待ち
登山に適した「26」と「33」の2モデルを比較

「L.W.トレールチェア」のモデルは、座面の高さ別に26cm、33cm、40cmの3種類。今回は、バックパックのサイドポケットにスッキリと収まる「L.W.トレールチェア 26」と「L.W.トレールチェア 33」の2モデルを比較します。
基本スペック
L.W.トレールチェア 26 | L.W.トレールチェア 33 | |
![]() | ![]() | |
本体重量 | 345g | 400g |
総重量 | 375g | 435g |
使用サイズ (高さ×幅×奥行き) | 26×28×24cm | 33×35×32cm |
収納サイズ | 直径7×35cm | 直径7×43cm |
座面高 | 26cm | 33cm |
耐荷重 | 約80kg | 約80kg |
価格(税込) | 3,630円 | 4,070円 |
素材 | 本体:600デニール・ポリエステル [ウレタンコーティング] フレーム:アルミニウム合金 |
トレールチェア 33の方がサイズが大きく重量はあるのですが、耐荷重はどちらも同じ約80kgとなっています。
違いは高さと座面のサイズ
トレールチェア 26とトレールチェア 33の違いは、座面のサイズと座面高の高さ。トレールチェア 33も名前の通り座面高が33cm。写真の通り、トレールチェア 33の方がひとまわり大きく、お兄さんといった佇まいです。

両チェアに、条件を同じくして標準体型の男性に座ってもらい比較しました。
膝の曲げ具合に違いがあり、座面の位置が高いトレールチェア 33の方がゆとりある使用感。その分、クッカーを使用をする場合はややかがみ込む必要があり、トレールチェア 26の方が作業はしやすいです。

背後から見てみると、トレールチェア 26ではややお尻がはみ出しています。ただし、座っている本人は、三角形の座面としっかりとしたフレームのおかげで不安定な感じもなく、窮屈さも感じないとのこと。
筆者も座り比べてみましたが、クッカーでの調理にはトレールチェア 26の方が作業しやすさを感じました。逆に、ただ座ってのんびりしたい場合はトレールチェア 33の方が膝まわりにゆとりがありリラックスできます。
収納時の大きさ比較
手に持って比較してみると、かなり大きさに違いがあるのがわかります。容量28Lの日帰り登山向きバックパックのサイドポケットにはどちらのサイズも収納できますが、やはりトレールチェア 26の方が収納性は良くコンパクト。登山に持って行くなら、トレールチェア 26がおすすめです。
トレールチェア 33は収納サイズば大きいけれど、その分、座面も大きくなり安定感や座りやすさが増すので、キャンプから登山まで幅広く活用したい人に最適。
サイズ選びのポイント
L.W.トレールチェアのサイズ選びは、どんなシーンで使用したいか考えると選びやすくなります。
「L.W.トレールチェア 26」がおすすめの人
・登山での使用がメイン
・日常でも携帯したい人
・とにかく荷物をコンパクトにしたい人
・公共交通機関での移動が多い人
「L.W.トレールチェア 33」がおすすめの人
・オートキャンプなどでの使用がメイン
・大柄な人
・足をなるべく伸ばしたい人
・車での移動が多い人
L.W.トレールチェアで休憩の快適性がグッとあがる!

荷物を軽く・コンパクトにまとめたい登山には、気軽に持ち運びできる「L.W.トレールチェア 26」が最適。安定感ある座り心地と頑丈なつくり、サッと広げるだけの簡単設営も魅力です。
山行やキャンプはもちろん、釣りやイベントなどでも重宝することまちがいなし。
ザックに忍ばせて、アウトドアシーンをより快適に楽しみましょう!
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