【2025年版】ザ・ノース・フェイスの登山向けバックパック、全シリーズ大解説！

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どんな登山で使う？3つのカテゴリと容量をチェック

ザ・ノース・フェイスの登山用バックパック（リュック、ザック）には大きく分けて3つのカテゴリがあり、ほとんどの登山シーンをカバーできます。

それぞれの用途に最適な素材や機能を搭載。例えば一般登山・トレッキング用は、収納に便利なポケットやクッション性の高いヒップベルトなどを備え快適性重視。アルパインクライミング用は、軽量でかつ耐久性が高い生地を使用し、アックスを装着できるなど過酷な環境でも安全に使用できるようになっています。

また、各カテゴリにおけるシリーズの一覧と容量のラインナップは以下のとおり。

※容量の数字は目安で、実際の容量はモデルごとに異なります（単位：リットル）。

安全で快適な登山を楽しむために、まずは主な使用シーンを想定して、カテゴリやシリーズを絞り込んでいくとよいでしょう。

ここからは、カテゴリごとにシリーズの違いや展開モデルを紹介していきます。

一般登山・トレッキング用バックパック

一般登山・トレッキング用のバックパックは、歩行時の安定性と背負いやすさ、収納ポケットなどの機能が豊富なものがラインナップされています。

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テルス｜初めてでも安心の定番ロングセラーモデル

テルスは小容量～中容量クラスの一般登山用シリーズ。日帰りトレッキングからテント泊までカバーするモデルが揃っています。歩行安定性が高いデザインで、軽量性と耐久性を両立。豊富なポケット類、コンプレッションベルトなどの利便性を高める機能も充実しています。
ザ・ノース・フェイスの登山用バックパックの定番で、初心者も使いやすいシリーズです。

テラ｜長期縦走に対応する大型モデル

テラは大容量クラスの一般登山用シリーズ。耐久性が高く重量があるものを背負っても安心な素材を使用しています。長時間背負っても快適な通気性が高いバックパネルで、長期の縦走登山やバックパッキング旅行にも最適です。
J字のファスナーでフロントからも内部にアクセスできるなど、使い勝手の高さも魅力。ポケット類も豊富で、テルスの大型版というイメージです。

ウラノス｜快適性にこだわった新定番モデル

ウラノスは暑い時期を含む3シーズンに最適な一般登山用シリーズです。背面は体とのフィット性が高く、優れた通気性の構造（トランポリンバックパネル構造）で、荷重のブレや背中のムレを軽減。背面長可変（35,45のみ）、自立しやすいボトムなど、登山者の快適性を追求しています。

ノーム｜使い方次第で幅が広がる軽量モデル

ノームは軽量性重視の一般登山用シリーズ。バックパックの形状保持のためのフレームを除き軽量化した、フレームレス構造が特徴で、背中へのフィット感が高いのもメリットです。マットにもなる背面パッドやヒップベルトは取り外せるので、さらなる軽量化も可能。幅広い用途に使用可能なバックパックです。

エフピー｜高機能なスピードハイク向けモデル

歩いて登るだけでなく走ることも想定して作られた、軽量でフィット感に優れたスピードハイク向けのモデルです。ショルダーハーネスや簡易雨蓋のストレッチポケット、ヒップベルトの大型ポケットなど、バックパックを背負ったまま装備を出し入れできる機能が充実。取外し可能な背面パッドも付属しています。

アルパインクライミング用バックパック

高度な登山技術を必要とするアルパインクライミングで使用するバックパック（テクニカルパック）は、軽量性や耐久性とともに、ギアの脱着に迷わない操作性、安全に携行できる収納性が求められます。雪が付着しにくい作りなので、積雪期の一般登山でも使用できます。

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ヴェルト｜ミニマムな機能に絞ったシンプルモデル

ヴェルトは、無駄を省いた最小限の機能に絞ったクライミング用バックパック。超軽量な素材を使用していますが、ボトムなどの耐久性が必要な部分は補強しています。小型ながらもロープやアックスを固定する機能を搭載し、厳しい環境下でのクライミングに対応しながらも、シンプルでミニマルなデザインが特徴です。

ファントム｜バランスに優れた汎用性の高いモデル

ファントムは、操作性とスピード性を重視したシンプルなアルパインクライミング用バックパック。軽量でありながら、切り裂き強度が高い素材を使用し、厳しい環境下でも安心して使用できる耐久性を持っています。ロープやアックスを保持できるホルダーとともに、スキーやポール用の収納スペース、取り外し可能なフレームシートを備えるなど、機能性が高いのも特徴です。

※ファントム50は9月以降発売予定です

コブラ｜雪山登山もOKな大容量モデル

コブラは、冬季にも使える実用性重視のアルパインクライミング向け大容量バックパック。強靭で雪が付着しても水分を含みにくい素材で、クランポンポケット搭載など冬山での使用を考慮しています。大容量ながらも無駄を省き軽量化されているのが特徴です。

※コブラ52は9月以降発売予定です

バックカントリー用バックパック

スキーやスノーボードで雪山を楽しむための機能を搭載したのがバックカントリー用バックパック。激しい動きにも追随できる構造で、スキーやスノーボード、ヘルメットなど、バックカントリーで必要なギアを固定し携帯できます。また、万が一のためのビーコンやスコップなどの、安全装備を収納できるスペースも搭載。雪山登山やスノーハイクにも使えます。

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チュガッチ｜あらゆるスノースポーツに対応したスタンダードモデル

チュガッチはあらゆるスノースポーツに対応したバックカントリー用バックパック。近場のサイドカントリーが楽しめる小容量タイプから、小屋泊にも対応する中容量タイプまで揃っています。スノーボードキャリーはすべてのモデルに搭載されており、スキーキャリー（Aフレーム）は18を除く3モデルに搭載されています。

アークティック｜マルチに使いたいバックカントリースキーヤー向けモデル

アークティックは本格的なバックカントリースキーツアーに対応したバックパック。スキーキャリーはAフレーム・ダイアゴナルの両方に対応しています。中容量ながらバックカントリー用としては大型で、春のロングツアーや小屋泊ツアーもカバー。コンプレッションにより、中身が少なくても安定しやすい仕様となっています。
耐摩耗性が高く軽量な素材なので過酷な環境でも安心して使用でき、雪山登山でも活躍します。

ザ・ノース・フェイスならピッタリのバックパックがみつかる

以上、ザ・ノース・フェイスの登山用バックパックをまとめて解説しました。3つのカテゴリと10のシリーズで、ほとんどの登山シーンをカバーしているのが、わかっていただけたと思います。

これらの豊富なモデルの中からピッタリのバックパックを見つけて、自分らしい登山を楽しみましょう。

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