ヤマト運転手、DM500通破棄 沖縄
ヤマトホールディングスの子会社、沖縄ヤマト運輸(沖縄県糸満市)の10代男性運転手が、昨年12月から今年1月の間に、商品カタログなどが入った約500通のダイレクトメール(DM)を破棄していたことが2日、同社への取材で分かった。男性は「配達が終わらなかった。問い合わせが来る可能性が少ないものを捨てた」と認め、4月に退職した。
沖縄ヤマト運輸によると、男性は昨年10月に契約社員として入社。事業者向けサービス「クロネコDM便」を担当していたが、配りきれないものを同県うるま市の林に破棄した。今年4月、捨てられた大量のDMを見つけた近くの住民が、同社へ通報し発覚した。
同社は「反省し、おわびする。今後は社員の育成をしっかりしたい」としている。〔共同〕
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