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ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

厚労省「キャリア」の中途採用

昨日コロナ・ワクチン接種と死亡者増の因果関係をめぐる国会議員の勉強会のことに触れましたが、会に呼ばれ、時に罵声を浴びていた厚労省の官僚が、権限を有する立場の人でなく、「上司」から「行け」と言われて無理やり駆り出された若手職員のように見えて…

ワクチンと死亡事例 国会議員の勉強会

超党派の国会議員による「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会(会長・川田龍平参院議員)の動画を見ました。ワクチン被害者遺族の会の方や医療関係者などが話をしていましたが、これは「天上界」(web)では話題になっても、「地上…

「隙」を突かれて

今日はごく短く。 W杯サッカーで、先日日本代表がドイツに勝って盛り上がっていたので、昨日テレビで(珍しく)コスタリカ戦を通して見ました(見てしまいました)。結局後半35分の相手ゴールが決勝点になり、ファンには残念な結果となりました。 一瞬の隙突…

「東日本大震災に匹敵する大災害」

人口動態統計によると、今年2022年は21年よりも死亡者数が激増していて、8月までの累計で、すでに死者の増加数が戦後最大なのだそうです。とりわけ、今年の2月は、昨年2月に比べ、約1万9000人も死者が増えているとのこと。web上でワクチン接種とこの死者の増…

「夫は守られなくて、佐川さんは守られた」

「森友」問題にかかわる財務省の公文書改竄と関係者の人事異動により、自分一人に責任が押しつけられると鬱病を発症し、命を絶った近畿財務局職員・赤木俊夫さん。妻の雅子さんが、夫の死の真相を知るため、当時の財務省理財局長・佐川宣寿(のぶひさ)氏を…

使い勝手のよい国民

昨日サッカーの日本代表がドイツに勝ったあとの「反応」「反響」などには、「国民性」というか、内面化される「日本人」性なるものについて、考えさせられました。 ひとつめは直後の試合会場での出来事。試合が終わったスタジアムでは、日本人サポーターが現…

W杯サッカー ドイツに勝利すれど……

カタールで開催中のW杯サッカーでサウジアラビアがアルゼンチンに勝って「おーっ」と思いましたが、今度は何と日本がドイツに勝ってしまいました。もし、ドイツに勝てるとしたら初戦しかない、チャンスはあるかも、くらいには思っていましたが、本当に勝つと…

萩生田発言報道が引っかかる

今日はごく手短に。 Twitterを眺めていたら、お前が言うな! という声をあちこちで目にしましたが、自民党の萩生田政調会長が一昨日(21日)に「岸田内閣は……国民の信頼回復に全力を挙げるべきだ」と述べたという報道があります。 自民・萩生田政調会長「岸…

「政治主導を偽装した官僚専制」

最近安倍政権を「行政独裁」とか「官僚専制」と特徴づける人がぽつりぽつりと現れているように感じます。言葉として断片的には以前にも耳にしていましたが、筋立てた話を2つほど知りました。 日曜の毎日新聞朝刊に、ノンフィクション作家・保阪正康さんとジ…

ワシントン条約会議の小さな記事

昨日毎日新聞を眺めていて小さな記事に目がいきました。見出しが「象牙の国内取引禁止決議案否決 ワシントン条約会議」となっていたので、なんで「否決」なんだろうと訝しく思いました。 ご存じのとおり、ワシントン条約は、絶滅のおそれのある野生動植物の…

11月27日 都の英語スピーキングテストのこと

東京都の英語スピーキングテストまであと一週間となりましたが、ここに来てもなお「異論」の噴出が止まりません。都教委は「着実に準備」「確実に実施」と説明していますが、業者に委託した試験監督のアルバイト募集からして杜撰な感じです(文言が与える印…

「はんこ」と「写真」

あまり詳しくは書けませんが、行きがかり上、「身寄り」がなく亡くなった方の遺品の整理をすることになり、数日いろいろなものを片付けたのですが、予想どおりというか、たくさんの写真が出てきてしまい、どうしたものかと困惑しました。結局、何枚かだけは…

国会議員の「セーフティーネット」

昨日(11月17日)衆院の憲法審査会で議員任期延長の規定が議論されたそうです。このコロナ禍と物価高・円安下、一般国民の苦境は続きます。中には失業・廃業の危機にさらされる人もいる中、これは、国会議員が緊急事態にかこつけて、自分たちの失職を「防止…

「俗世」は品格のないニュースに事欠きません

先日叔母が亡くなり通夜に行ったのですが、最近は読経が済むと僧侶が挨拶というか、法話をすることが多くなってきた感じがします。話の内容はある程度定型化されているかも知れませんが、次の日(告別式)のこともあるし、参列者を前に何を話すのかは、なか…

三浦瑠麗氏の#

昨日Twitterを眺めていたら「#三浦瑠麗をテレビに出すな」というハッシュタグが立っているのに気づきました。いつもの「炎上」かと思ってそのまま通り過ぎましたが、今日も相変わらず立ったままだなあと思ったので、覗いてみたのですが、やっぱりというか、…

「戦争のできない国」と「国防意識」

ウクライナ南部の拠点都市ヘルソンからロシア軍が撤退し、報道を見ると、市民がウクライナ国旗を身にまとって国歌を唄うなど、街はお祝いムードに包まれています。覆面ストリートアーチストとして知られるバンクシーがウクライナのキーウ近郊に現れ、幾つも…

鶴瓶さん、怒る

今日も短く。 昨日のblogで「政治への怒り」について触れたのですが、昨晩哲学系ユーチューバーじゅんちゃんのTweetを見ていたら、いました、いました、怒ってる人が。 これは、11月10日付「古舘伊知郎チャンネル」の動画(の一部?)のようです。ゲストの笑…

本気で怒るよりどころ

先週発表された読売新聞とJNN(TBS)の最新の世論調査によると、岸田内閣の支持率は30%台で、内閣発足以降最低を更新したとのことでした。 ※( )内は前回との増減 2022年11月 電話全国世論調査 質問と回答 : 読売新聞オンライン 内閣支持率が最低更…

次は寺田に杉田、細田、萩生田……

今日は本当に短く。 昨晩葉梨法相が辞任しました。事実上の更迭と言われています。急転直下で驚きます。「(法務大臣とは)朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのは、そういう時だけという地味な役職」など、葉梨大臣の一連の発言は、「失…

政治家とユーモア

岸田内閣の閣僚たちの失態が続きます。今度は葉梨康弘法務大臣の問題発言です。一昨日の夜、身内の自民党岸田派(武井俊輔外務副大臣)のパーティーで挨拶をし、その際「法務大臣は、朝、死刑のハンコを押して、昼のニュースになるのはそういう時だけという…

褒めすぎる教育 親切すぎる教育

子どもは(叱るより)褒めた方が伸びるというのが、子育てや教育の「主流」になったのはいつ頃だったでしょうか。一昔前の話をしても、とは思いますが、「スポ根」ものが流行っていた1960・70年代に、そんなことを言う親や教師はごくごく少数だったでしょう…

寺田総務大臣の進退と政界

旧統一教会と故安倍晋三氏の深いつながりが世に知られてからもう4ヶ月近くになります。その間、安倍氏どころか、国でも地方でも、自民党を中心に多数の議員がこの教団と関係をもち、中には選挙支援と引き換えに政策協定を結んでいたことが明らかになるなど、…

「インバウンド」報道に思うこと

今日は短く。 今年の秋は寒暖差が大きく、天候もまずまずの日が続いたためか、家の周りの楓(まだ1/3くらい)や銀杏が紅葉していて、毎日楽しく眺めています。昨日、土日に北関東を旅行してきたという妹がお土産を届けてくれたのですが、あちこち色づいた紅…

世耕・中野訴訟 世耕氏の尋問

自民党の世耕弘成・参院幹事長が中野昌宏・青山学院大学教授(専門:社会思想史)を相手に、Twitterの投稿記事の削除や謝罪文の投稿などを求めた損害賠償訴訟。先週11月4日に東京地裁で本人尋問がありました。この訴えは中野氏がTwitter上で世耕氏を「原理研…

中間選挙を迎えるアメリカ

『宇治拾遺物語』という鎌倉時代(13世紀)の説話集に「猿沢の池の竜の事」という話があります。今は知りませんが、むかしは国語(古文)の教科書にも載っていた話だと思います。 「鼻蔵」と呼ばれる僧侶が若いときに、奈良にある猿沢の池の端に、「◇月◇日、…

北朝鮮のミサイル「乱射」のこと

連日北朝鮮からミサイルが飛ばされているようです。こんなに短期間に、さながら「狂ったかのように」次々とミサイルが「乱射」されたことはありません。Jアラートで警戒や避難が呼びかけられた地域はたまったものではありません。大事な仕事や約束、行事が…

尾形聡彦さんの「Arc Times」を見て

7月末に朝日新聞社を退職された尾形聡彦さんが設立した新しいオンラインメディア「Arc Times」を眺めています。11月2日付のゲスト・金平茂紀さんの回はなかなかおもしろかったです。 金平さんは、亡くなった筑紫哲也さんとNEWS23で一緒に仕事をしていたとき…

「時間がたてばどうせ忘れるんでしょ」

我が家の隣にある大銀杏が3年ぶりに美しく色づいて、快晴の空に一段と映えてうれしくなります。秋の深まりを感じます。 しかし、政治世界の方は季節の移ろいを感じるような世界とは隔絶されていて、不快なことが多いです。 先週10月24日、事実上更迭された「…

寺田総務大臣の疑惑

今日は短く。 寺田稔総務大臣にかかわる一連の報道は、統一教会問題とは別個だと思って、個人的にやや軽く見てきたところがありますが、関係する政治団体の政治資金収支報告書の会計責任者の名前がすでに亡くなった人というのを知ると、さすがにこれは何か隠…

「#教師のバトン」再論

2021年3月、文科省が人材確保目的で、現場の教員に教師という仕事の魅力を語り継いでもらおうとして始めたものの、結果的に、労働環境の改善を訴える声のリレーになったために、教師の苛酷な労働実態が明らかとなってしまった「#教師のバトン」――今も続いて…