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2011-02-15

ふたりのおっちゃん

昔、といっても5年前ぐらいかな。

コンピュータエンジニアをしていましたが、

自分の才能に幻滅して仕事を辞め、約半年何もやる気が起きずその後警備員をしていた。

その時に、ほかの警備会社で元公務員おっちゃんがいて、

そのおっちゃんは、仕事は真面目で、時々現場であってもいつもピシッと仕事をしていた。

そのおじちゃんと話す機会があって、なんで公務員をやめたのかと聞いたら

仕事完璧にやろうとするストレスに、耐えられなくて辞めたということだった。

その後性懲りもなく、またコンピュータエンジニアになり、また辞めてしまった。

そして、職業訓練を受けた。

そこで、食べ物屋で店長10年位していたおっちゃんと席が近くよく話していた。

(あまりおっちゃん風でもなかったかな・・)

そのおっちゃんは、私から見たら頭が切れる人で、瞬発的な頭の良さっていうことを時々感じることがあった。

だけど、おっちゃんは職業訓練数か月後に就職が決まっていないという風の便りに聞いた。

そしてこの二人の共通に思ったことは、すごい残念でもったいないということだ。

前者のおっちゃんは、公務員という安定した職業なのにもったいないという思い。

後者おっちゃんは、絶対にその頭の良さを生かして仕事をして欲しいという思い。

また、このおっちゃん二人から、様々なもの物事の積み重なりに上で、今があるという事実

を知った。様々な人生の分岐点をたどり今現在といる。

そうしたことから、もっと深く、広い視点で物事を見ないと、現実現在が見えず

そうした現実現在が見える・感じられる私でありたい思う。

ネット用語情弱とかDQNとか、マーケティング用語でPPMとか同様に

人やモノをカテゴライズする言葉がある。

カテゴライズするというのは、現実をある位置から見た断面であり、

意思決定や判断を助ける道具でもある。しかし、それは断面であり

全体でなく、そして、その断面は、切り方を間違えばまったく

意思決定の結果に、期待したものができない。

からもっと、多く様々な側面を見る。

つまり、現実現在を直接触れること。多様な意見に耳を傾けることなどが必要ではないかと思う。

今という現実が、稚拙カテゴライズを生みやすいとうことであってもだ。

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