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2017-06-16

ヒモの類いが家にいた

もう過去の話だが、

ヒモの類いが家にいた。

といっても、いまだによくわからなくて、あの人はヒモではなかったのかな?

なかなか珍しい体験のような気がするのでここに書いておく。

その時の私は25才。5年前の話。

大学卒業後、就職して3年経ったほどだった。先に行っておくが、別に裕福なわけではない。

田舎から上京し、働いて得るお給料生活していた。まあ普通

当時の給料は多くもなく少なくもなく、という感じ。

ヒモの類いの人との出会いについては割愛するが、いつからか家に住み着く形になった。

家賃や、光熱費などは私が負担

その他は、朝食・夕飯を作ってあげて一緒に食べるという感じ。(食材費はもちろん自分)

たまに一緒に出掛けるときは割り勘か、奢り・奢られの感じ。

ヒモの類いの人は、私の朝の出勤と共に出かけ(たまに寝てるときもあったけど)、夜になったら適当時間に家に帰って来た。

私が仕事の間、何をやっていたのかはわからなかったのだが、融通のきくタイプヒモだったので、お小遣いをあげるわけでもなく生活できていた。なので比較的楽だった。

ヒモじゃなくなった経緯と夜の生活に関する話は割愛。(聞きたい?)

変わっていた点としては、

相手普通ヒモと違って浪費しないタイプだったこと

あと、相手は6つほど年上だったこと

感想としては、

お小遣い欲しいとかめったに言わなかったし、そんな負担なく、でも養っている感がちょっぴり感じられて悪くない感じだった。

作ったものもおいしそうに食べてくれて、それがまたかわいらしい感じだったし、時々仕事のことで愚痴ったりしても、ただ純粋にウンウン聞いてくれたなあ。悪いことしたかな。

ここにきていろいろまとめると、普通ヒモとしてくくってはかわいそうな気がしてきたが、

あの人は一体なんだったのだろう、そして彼は元気だろうか。

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