致死率は低いが死ぬ可能性のある手術を控えてるので、最近はそろそろ死ぬかもしれないと思いながら生きている。
そうすると、これを食べられるのは最期かもしれないとご飯を選び、届く頃には死んでるかもと思いながら通販サイトで注文している。来年のカレンダーはもらったけど使えるかは分からない。
自由に動けないから友人には会えないし、そもそもこんな状況になっていることは身内以外に言えていない。そしてテーマパークが好きだから最期に行きたかったなと最近はよく思う。
それに手術が成功しても暫くは色々な制限が待っているのはわかっている。
身内には仕事をしなくていいのが羨ましいと言われたけど、健康で好きな場所に自分の足で行けて、制限がない生活を送れているそっちのほうが羨ましい。ないものねだりなんだろう。
でも仕事から解放されたのはとても嬉しい。通院しながら仕事してた頃はストレスがひどかった。医師から仕事NGと言われて安堵してしまった。
死を待つ気分というのはなんとも妙なもので、10代の頃なんて簡単に死にたいなんて思ってたけど、いざ死ぬかもとなったらあれも食べたかった、これもしたかったと後悔が募るばかり。