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横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

フリークエントフライヤーの数に驚く

2010年06月30日 14時27分53秒 | ビジネスetc
 大阪からの帰り、伊丹空港からの便に大幅な遅延が生じるとのことで、1時間早い便を30分遅らせて、その便に振り替えてもらうという対応を経験した。結果的にはその出発時刻も少々遅れたものの、当初登場予定から15分ほど早めに羽田に到着することが出来て、航空会社の臨機応変な対応に感心した。こうした対応は、さすが日本の航空会社ならではと思う。

 2便を一つにまとめる、ということだから、当然満席(機材はボーイング777-300)となって、搭乗口は人であふれかえった。そこで気がついたのだが、優先登場が出来る上得意のフリークエントフライヤーの数の多さだ。少なくとも100名位いる。ほとんどがスーツ姿のおじさんなのだが、時々利用する鹿児島便では平日でもそんなことは無いので、いかに東京大阪間の業務移動が多いのかを改めて認識した。プレミアムクラスも満席で、航空会社にとっては、確実に収入が見込まれるドル箱路線だと思う。

 ところで、京阪神には空港が3つもある。伊丹、関空、神戸だ。関空は市街地からのアクセスに難があり、どうしてこんなところに作ったのだろうかと、お役人の先見の明のなさと調整力のなさに呆れる(これは首都圏の成田も同じようなものか・・・成田は首都圏という圧倒的な需要量があるので、まだ救われているが)。多少時間がかかっても市街地からの料金がリーズナブルであれば我慢も出来るが、これもまた割高だ(あの橋を渡ることで料金がグンと増える)。私も何度も関空を使ってみたが、「飛行機好き」でもなければ東京大阪間移動にはちょっとしんどいだろう。

 関空は伊丹を廃港することを前提として造成されたと聞くし、最近では大阪府の橋下知事によって伊丹廃港が語られたりしている。ただ、実際問題、伊丹が無くなって、関空(あるいは神戸)を使うしか無くなったら、私をはじめ、多くのビジネス客にとっては関空は不便になるので、大半が新幹線に移ってしまうはず。航空会社は東京大阪間の優良ビジネス顧客を大幅に失ってしまうのは間違いないので、航空会社にとっても大打撃だろう。国はJALに続いてANAまでつぶせないという政治力が働き、伊丹廃港は結局はうやむやになってしまって、現状の3つの空港が税金を食い続ける構造が温存されるように思えてならないが・・・

オープンソース空間情報ソリューションとビジネス戦略

2010年06月30日 00時25分07秒 | OSGeo/FOSS4G
 「オープンソース空間情報ソリューションとビジネス戦略」という、いささか仰々しいタイトル、実はこれで3回目となる、大阪市立大学大学院創造都市研究科での、隊長から私に課せられたものである。

 本日、例によってみなとみらいから羽田、伊丹経由で梅田に向かう。この土日にも羽田経由で出かけていたこともあるし、たまたま今日も同じ搭乗口だったので、なんだか気分がリフレッシュしない・・・と、思っていたら、この飛行機。
 モヒカンジェット!

そして、梅雨前線の分厚い雲を過ぎたら、黒富士。
 頭を雲の上に出し~♪

 よし、今日はなんか良いことがありそう、と思えてきた。

 さて、1時間少々の講義+30分の質疑応答のスタイルで行われるが、実のところ、講義で作成するスライドの内容は毎年大幅に変わっている。昨年のスライドで力説したこと、一昨年のスライドで説明したことは、読み返しても賞味期限切れだ。それだけ、一年一年の変化は大きい。会社を設立して8年少々、FOSS4Gの事業を開始して6年、傍目には順調に推移してきたように見えるかもしれないが、先駆者であるが故の試行錯誤や、Web特有の激しい事業環境の変化に大きな影響を受け、この3年間だけでもとてつもなく大きな内部変化をしてきた。

 普段は走り続けており、その変化を自覚する機会はあまりないのだが、年に1回のこの機会は、私がそれを振り返るのにはとても良い機会である。しかも”業界”内の参加者が少ないだけに、平易に説明をする必要があり、故に物事の本質が浮かび上がる。さらにそのあと、恒例の懇親会で学生の皆さんと楽しく意見交換が出来る。もちろん、ラガワン先生やOSGeoJP@大阪在住の皆さんとの議論も出来る。今夜も本当に楽しく過ごすことが出来た。このような機会を今年もいただけたことに感謝である。