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80分の1丁目16番地 https://blog.goo.ne.jp/isao_exejp

16番鉄道模型(1/80、16.5ミリゲージ)のペーパー車両製作日記を中心としたブログです。

仕掛品の山に囲まれた昭和のモデラーisaoが、ふと目にとまったブツを取り出しては作り、また放置する(ごく一部が完成に至る)という過程を写真とともに綴っていきます。車両製作記が中心ですが、レイアウトの話題や実物ネタもたまに登場します。 大好きな中央東線がメインテーマにしたはずが、フタを開けてみれば9割以上が他の話題という大風呂敷ブログ(笑)ですが、どうぞ末永くチェックしてやってください!

isao
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住所
八王子市
出身
中野区
ブログ村参加

2010/02/03

  • 富士急行モハ3100形の製作・その8

    2023年も残り2週間を切りました。一応、“仕掛り品完成の年”を目標にしていた今年ですが、出来たものもあれば引き続き眠りについた物もあります。まあ一番多かったのは起こすことさえしなかった車両たち・・・でしょうか。笑ということで残り2週間の悪あがきをしたいと思います。国鉄が続いたので私鉄電車でいきましょう。表題のとおり富士急行の名車モハ3100形です。前回までの製作記は2016年10月12日の投稿が最終のようで実に7年ぶりですが、実は昨年4月にモーター交換をしたのでちょっとだけ顔を出しています。そのモーター交換、製造中止となったEN22モーターを家中からかき集めるためこの車両も供出対象となり、FK-130SHに換装したというものです。そもそもペーパー製2両編成の片台車駆動に両軸のEN22は贅沢な使い方なので...富士急行モハ3100形の製作・その8

  • モハ165も完成

    「急行つがいけ」の編成仕立てを続けます。部品を組み合わせただけなので完成ってほどのことでもありませんが、前回のモハ164と対になるモハ165ができましたので簡単にご紹介。タネ車はクモハ165(T)です。基本的には車体をホビセンで買ってきたモハ165にすげ変えれば一丁上がり!なのですが、先頭車は運転台側のオーバーハングが長いので床板側の調整が必要です。床板を約5mmカットします。ただ、単純に車端寄りをカットするとカプラーの位置が変わってしまうため、台車寄りを約5mm幅で短冊状にカットして詰めたのちABS板で補強しました。これは車内側で、カプラー部の突起を避ける形で長めに補強してあります。床下側は台車の集電ツノの切り欠きなどを避けるため狭い帯材で補強。ジャンパ栓が奥まったままですが、目立たない部分なのでこのま...モハ165も完成

  • 「みすず」と「つがいけ」の動力整備

    「快速みすず」と「急行つがいけ」の動力整備を一括して行います。「快速みすず」のクモハ169(元クモハ165)の台車とモーターを「急行つがいけ」のモハ164に移植し、「つがいけ」編成の動力2セットをKATO165系の旧動力に統一します。一方、無動力になった「快速みすず」のクモハ169にはKATOの新しいパワートラックを装着します。FK-130SHを使う案はお蔵入りとなりました。165系どうしなら下回りを入れ替えるだけでよかったのですが、クモハ169の床下は大手術の末に「169系」になり切ってしまっていたので面倒な移植手術となりました。【快速みすず用クモハ169】ドライブシャフト付きの動力台車とモーターを外し、主抵抗器と主制御器の間の空いた空間に30gの板ウエイトを2枚詰め込みます。台車の逃げ穴はパワトラ対応...「みすず」と「つがいけ」の動力整備

  • 急行つがいけ発車できそうです

    昨日ホビーセンターカトー東京へ買い物に行ったら、半端モノコーナーにこんなものが山積みされているのを発見!!黄かん色だけ塗られたクハ165の素ボディです。もしかして奇数向きクハを作ることになったので余ってしまった??とりあえず「顔」が欲しくて4本買いましたが、まだ10数本はあったのでご入用の方はぜひ。で、ホビセンへ行った目的は「急行つがいけ」用パーツの買い出しです。床下セットとか動力台車とか品切れになっている模型店が多いので。結局モハ164-500番台はやめて、名古屋方4両をモハ165入りのTc-M-M'-Tc編成とし、今あるクモハ165のボディだけモハ165に交換して車体まわりの改造はナシとしました。その代わり、「快速みすず」のクモハ169(クモハ165旧製品改)の台車とモーターを「つがいけ」のモハ164...急行つがいけ発車できそうです

  • 一筋縄ではいかない165系

    先日の投稿では「『快速みすず』をもって手持ちの165系の編成仕立てのメドがついた」みたいなことを書いたわけですが、意外な落とし穴があることが分かって見直しを迫られました。169系化を断念した車両たちは、モハ164が低屋根の800番台でないことから、1975年頃の中央西線系統の「急行つがいけ」(名古屋~南小谷)8連にでも仕立てようと考えていました。当時の所属区であった名シン(神領電車区)の配置表を見ながら、なるべく改造を避けてスのままで組めるように、また、モハ165が入らずクモハ+モハのユニットで組めるように・・・、等々配慮したつもりでしたが赤丸の部分に見落としがありました。モハ164-83は中間電動車のモハ165-20と組まないといけないようです。晩年になるにつれ新製時のユニットというのはバラけるものかと...一筋縄ではいかない165系

  • 急行「伊那」の動力刷新

    先日投稿した、KATO165系改169系を「快速みすず」に仕立てるプロジェクトをもって、わが家にある約30両のKATO165系の編成見直しの方向性がほぼ決まったのですが、唯一の悩みの種が急行「伊那」として仕立てた4連に入るモハ164の動力でした。モーターの無い増結セットを使い、MCR3B00モーターによる片台車駆動としたのですが悲しいほどに牽引力が無く3%勾配を登りません。室内に置いたモーターはお洒落なフレンチブルーでその存在感をいかんなく発揮w。その部分はシートも取り外しました。動力台車は、たまたまモーター不調で余剰になったキハ58の台車枠をDT32に差し替えたものを流用したので、ボルスター+センターピンに相当する部分をキハ58の床板からそっくり切り抜いて移植。やっつけ的に見えますが、これはこれで問題な...急行「伊那」の動力刷新

  • 169系「快速みすず」を仕立てる(1)

    KATOの165系を169系化改造中の編成をタネ車にして、新長野色の169系「快速みすず」に仕立てていきます。プロトタイプは長ナノ時代にN35編成を名乗っていた次の編成を想定していますが、もはや実車が鬼籍入りして検証のしようがないので完全な特定番号モデルではありません。塗色変更が1992年10月頃らしいので90年代中盤頃の姿ということになります。【N35】↑岡谷クモハ169-23(KATO初期ロットクモハ165改;M車)モハ168-23(同上モハ164改)サハ165-9(KATO新製品サハ165)クハ169-20(KATO初期ロットクハ165改)↓長野・飯田ライトをシールドビーム化しタイフォンをシャッター式にするため、オリジナルのライトケースを外し、スリット型タイフォンは削り取ります。ライト部分にt1.0...169系「快速みすず」を仕立てる(1)

  • こちらの103系も再出発

    編成仕立ての見直しが続いています。PLUMの201系を五日市線に投入?することにしたので、「五日市線の103系」として仕立てていた編成を南武線に転籍させることにしました。南武線仕様を予定していたPLUMの209系をE231系800番台に振り替えてしまったので、その後釜という感じです。これはPLUMドミノなのか?笑もともと「五日市線の103系」は天賞堂の103系セットをいくつか譲り受けた際にオレンジのクハが余るので、中間に自作の2両を足して4連に仕立てようということで進めていました。アクセントをつけるため非ユニット窓のモハユニットを選んであります。あとは窓サッシを入れて屋根上を作れば完成する段階でしたが、あまりにもハッキリすぎる色の差(モハはGMスプレー)に唖然として手が止まっていました。そんなこんなで方向...こちらの103系も再出発

  • 169系再出発

    2015年というともう8年前になりますが、KATOの165系旧製品を改造して169系化しようと試みたことがありました。改造冷房車であるKATO製品に対し冷房準備車(=新製冷房車)設計の169系ではいろいろ違いがみられ、特に床下は協調運転関係機器の搭載とも相まって大改造する羽目になったのです。このため、当初は「妙高」「志賀」併結の12両編成を目指したものの、クモハ、モハ、クハ各1両とサハシを改造しただけでストップしてしまいました。今回、クモユ141を含む信越本線の普通列車を仕立てたので、この勢いを借りて残りの6両(サロ2両は無改造でいけるはずなので)も改造にようかと考えたのですが、8年以上にわたるブランクは大きく、もはや当時のような情熱を注くことはできないと感じ仕切り直すことにしました。すなわち、床下がほぼ...169系再出発

  • お座敷運転会

    恒例のお座敷運転会でした。2023年のシメにふさわしく8名が集合して賑やかでした。ヤードにはあんな車両もこんな車両も・・・♪以下、管理人が走らせた車両の一部です。クモユ141はライト関係が未装備ですが、一応完成したので編成に組み込みました。EF63×2+クモユ141+115系1000番台冷房準備車5連の信越本線普通列車です。ロクサンはTOMIX製で最近整備したと思い込んでいたところ、インレタなど一切貼っていないまっさらな状態だったので数周だけ。。ロクサンには速度調整SWが付いて最速にセットしても電車の方が速いのが心配でしたが、特に問題なく安定した走行でした。中央東線の客レ(一応423列車のつもり)は予定通りED61(マイクロエース)に牽かせました。重連で貨物牽引がメインでごくたまに旅客列車を牽くことはあっ...お座敷運転会

  • クモユ141を仕上げる(後編・完成)

    窓ガラスのうち曇りガラスになっている箇所は、透明ガラス(ポリカーボ)の表面を耐水ペーパーでこすって半透明にしたものを貼っています。ドア窓にはYAMA模型の保護棒印刷済ガラスを貼り、その他の保護棒が見えている窓にも同じものを貼り重ねてあります。〒マークはIMONのインレタで、曇りガラスの表面に転写したのですが、透け過ぎなので、裏側に白い紙を貼り重ねました。屋根上は賑やかです。AU12クーラーと押込み型ベンチレーター、避雷器はエンドウパーツ、PS23パンタグラフはTOMIX製で、郵便業務室の換気扇?はハーフガラベンを削ってそれらしくしたものです。これらは早い段階で仮取付を行って塗装も済ませてあったので、取付作業はスピーディーにできました。前面窓の裏側にはエコーのデフロスターを接着し、ワイパーとジャンパケーブル...クモユ141を仕上げる(後編・完成)

  • 423レ客車の仕上げ

    こちらも運転会前整備の一環です。中央東線の1973年初頭頃を想定した423列車に組み込む、張り上げ屋根のオハ352144とスロ62からの先祖返り工事車(あくまで模型の上での話です笑)オハ612625の仕上げが終わって出発準備が整いました。オハ35はデッキドア窓入れのみが残っていたので、窓の大きさギリギリにカットした窓セルをはめ込みました。無接着ですが1か所だけ緩くなってしまったので少量の接着剤で止めてあります。ちょっとホコリが気になりますね。。車内側なのでとりあえずこのままにしておきます。ところで、実車写真をもとに4か所すべて窓桟無しとしたのですが、たまたまこのドアだけだったらどうしよう・・・との懸念は拭い去れません。。オハ61は窓ガラスすべてが未装着だったので入れていきますが、まずはデッキドアのHゴムを...423レ客車の仕上げ

  • クモユ141を仕上げる(前編)

    信越本線がまだ横軽でつながっていた頃、115系普通列車にぶらさがって郵便を運んでいた長ナノ時代のクモユ141。これもだいぶ放置したなぁと思って前回の投稿を探したら2021年6月でした。なーんだ最近じゃん♪笑ちなみに素材は小高のペーパーキットで、前面のみ自作パーツに置き換えています。週末の運転会に持っていく新作がないのでコレを仕上げます。押し寄せる苦手意識を何とか払いのけてポスカの「はいいろ」でHゴム描き。まあ・・・人に見せられる程度には出来たかな。。レタリングはプラ完成品の残りインレタを活用して入れました。クモユが無いのでクモハとオユを合成。側面がのっぺりしていて目安となるものが無いため、写真のように紙帯に中心線を描いて貼り込み位置を決めています。郵便マークはかなり古いインレタしかなかったのですが、IMO...クモユ141を仕上げる(前編)

  • やっぱり201系も作ろう

    PLUMの201系プラキットであります。罪キットを仕方なく取り崩してきたいわゆる「罪キ崩し」ではなく、遅ればせながら新規購入しました。中央快速線と中央・総武緩行線は、101系800番台1本と103系2本(快速、緩行各1)がフル編成であるので201系以降はとりあえずいいかなと思っていたのですが(最近E233系に興味を示したことはあった・・・)、車両の置き場所もなくなってきたし、何より大量の未着手・仕掛り品がこの先完成できるのか?という切実な問題もあるので、「中央東線とその周辺」への選択と集中をもう一段強化することにしたものです。今後は中央線に馴染みのある車両を中心に入れ替えを行っていくつもりなので泣く泣くバイバイするする車両も出てきましょう。匂わせ投稿を逃さずキャッチしてください。笑さて、今回購入したのはク...やっぱり201系も作ろう

  • 大雪渓

    机の両脇に積み重なった「山」を崩していたら、信州安曇野にある蔵元の大雪渓酒造さんから送られたDMが出てきました。出張の晩にふらりと入った居酒屋で目にして飲んで感激。帰ってからさっそく通販で取り寄せて以来、季節の便りとともにDMが送られるようになりました。今年はお世話になっている人への贈答用と自分用を注文。着荷が楽しみです。味わいもさることながら「山の酒・大雪渓」というキャッチがいいじゃないですか。黙って俺の酒を飲んでみろ・・・的な。で、うまい酒のアテは80分の1丁目的にはやっぱり大糸線。2018年に撮影したE257系と、そのおよそ40年前のスカイブルーの旧国を愛でながらいただく準備をしましょう。山肌が多めで少々大雪渓感が足りませんけど・・。。あ、シメの蕎麦も買ってこないと♪(大糸線信濃森上~白馬大池間をゆ...大雪渓

  • モハ72近代化改造車

    横浜線の3扉・4扉混合旧国4連の続きです。モハ72の近代化改造車030は妻窓の問題も解決したので、PCで原図を作成して出力し、窓抜きまで完了。今回、Hゴムの表現には、西武411系前面窓で試したt0.25×w0.5プラ帯材(プラストラクト製)を使う方法を本格導入しようと思っていたのですが、肝心のブツが行方不明になってしまったのでt0.3程度の適当なアート紙を細く切って代用することに。失敗してもいいように妻板で試行。最初から0.5mm幅でやると作業中に切れてしまうので、後で削ることを前提に1.5mm程度の幅に切り出した帯材を窓の周囲に瞬着で貼っていきます。なんとか貼れました。接着面だけでなく全体に瞬着を浸み込ませておきます。t0.2の真鍮板をスペーサーにしてカッターで余分なところをカット。ん~~・・・みごとに...モハ72近代化改造車

  • やっぱり旧国は旧国だった

    横浜線のクモハ60・72系混成編成。モハ72近代化改造車の側板をPCで作画して出力して窓抜き中なのですがモンモンとしています。1965年(昭和40年)頃に東神奈川区に居たであろう車番と、毎度お世話になっている「我が心の飯田線」の「旧型国電編73形モハ72-1」の写真からモハ72030を選んだのですが、見えない部分の特定に時間を費やして、ペンならぬカッターが止まっています。戦時設計のモハ63形を徹底的に改造して誕生した72系。そのうちの0番台といわれるグループの一部の車体を骨組みまでバラして全金属化したのがこの近代化改造車ということですが、改造にあたった大井、浜松、吹田などの各工場の技術陣が腕を競った結果?、パッと見で分かる部分から細部に至るまで様々な形態が出現したとされています。上記でリンクしたページのモ...やっぱり旧国は旧国だった

  • 投稿再開します

    お久しぶりです。仕事の関係で工作時間が取れなくなりしばらく放置してしまいましたが、一段落したので再開したいと思います。突然のブランク失礼しました。とはいえ、止まっていたのは手先だけでアタマの方はフル回転していました。むしろ時間がない時の方が想像力がたくましくなって浮気し放題・・・。またまた新たな編成仕立てを企てている次第です。笑浮気ネタ素材はこちらのKATOクモハ41+クハ55セット。リニューアル発売時に勢いでポチッたものの就職先が見つからず、宇部小野田線や大糸線などを妄想したあげく、去年には身延線の旧国編成(中央東線の甲府ローカル)・・・という設定までなんとか漕ぎつけたのでした。しかし、ふとしたことからこちらのサイトを発見し、73形全盛期以前の横浜線にはクモハ60やクハ55を先頭にしてモハ72とサハ78...投稿再開します

  • こっちの4扉通勤車も頑張ってみようか・・・

    今年も残すところ2か月ちょっと。「2023年は完成の年!」と高らかに宣言したかどうか忘れましたが(笑)、青梅線103系がなんとか完成しそうなので、西武とか仕掛り事案はモロモロあるものの、熟成歴が長いこちらの電車を久しぶりにいじってみようと思います。小田急の大型4扉通勤車の歴史を開いた2600形です。ざっと検索したところ、おそらく最終の投稿は2016年5月のこちらの記事かなと思います。前面窓の寸法取りをミスって意気消沈してそのままになったという典型例。その後も2019年頃に「とれいん」誌で2600形が特集された時に再開しかけた形跡(写真が何枚かフォルダにあった)が見つかりましたが何も動かなかったはずです。。汗なにより6両分の窓・ドアが全部抜けててサーフェーサーまで吹いてあったのが背中を押された原因です。これ...こっちの4扉通勤車も頑張ってみようか・・・

  • 腕木式信号機と旧型国電

    だいぶ以前にフィルムスキャンしてそのままになっていた画像データが出てきました。身延線の旧型国電などを写した数カットで、撮影日や撮影場所、車号などが不明だったのですが、このたび一定の解明ができましたので公開したいと思います。撮影はおそらくすべて同一日で、アコモ改造以外の旧型国電が淘汰される1981年の少し前、1979~1980年頃の撮影ではないかと思われます。腕木式信号機が写っていますが、この時期に旧型国電と腕木式信号機の組み合わせは珍しかったそうです。西富士宮以北はタブレット閉塞でもあったとのこと。画像ファイル名は恐らくコマ順なのだと思われますが、その先頭に移っていたのがこのクハ55でした。顔つきは一見して奇異で強烈なインパクトがあるのはもちろん、貫通扉も中間車然とした「おざなり改造」でサハ57からの改造...腕木式信号機と旧型国電

  • クモニ13を組んでみた

    先日の鉄道模型ショーで買ってきたモデルワークスのクモニ13を少しだけ組んでみました。同梱されているパーツの全体です。車体はアートポスト系で、窓やドアは美しくレーザーカッティングされています。床板はABS板ですが屋根板には木を用いていて昨今のペーパールーフ+積層オデコ勢とは一線を画しており、昭和のペーパーキット世代としては安心感を感じます。車体側板の下にあるのは短冊状に抜かれた保護棒パーツで、まさにレーザーカッティングの真骨頂ともいうべき繊細さに驚かされます。側板と前面は内・外貼りが貼り合わせ済みとなっています。窓、ドア位置を合わせて広い面積を奇麗に貼り合わせるのは経験者でもなかなか難しいのでこれは親切設計。今回は荷物車なので、まず、ドアのスペーサーを貼ります。ドアは2枚構成なのでこれも貼り合わせます。組立...クモニ13を組んでみた

  • ありがとう200万アクセス/青梅線103系(13)

    このたび、拙ブログの開設からの累積訪問者数が200万アクセス(ユニークユーザー数)を突破しました。これもひとえに皆様方のご愛顧のおかげと深く感謝申し上げます。2009年(平成21年)9月に本ブログを立ち上げ、100万アクセスを突破したのが2019年(平成31年)4月で約9年半を要しました。そして今般、2023年(令和5年)10月の200万アクセス突破までは約4年半と、およそ2倍のペースでご訪問いただいたことになり、ただただ驚きと感謝の気持ちで一杯です。この4年半の記憶は新型コロナウイルス感染症のまん延、これに尽きます。初めて経験する緊急事態宣言。まち中から人が消え、リモートワークが伸展して働き方も変わりました。管理人は元々フリーランスとして自宅兼オフィスといった環境であったことから生活スタイルが変わること...ありがとう200万アクセス/青梅線103系(13)

  • 模型ショーへ行ってきました

    大田区産業プラザで開催されている「第48回日本鉄道模型ショー」を除いてきました。昨年は会場が分散していましたが、今年は1Fの大展示ホールに全ブースが集結していて好きなだけグルグル観て回ることができました。行った時間も午後2時をまわっていたので大きな混雑もなく、現地で遭遇した友人・知人と模型談義をしながら、気が付けば2時間近くの滞在となりました。いつもはトラムウェイやアクラスあたりのB級品ボディを戦利品と称して連れて帰るのですが今回は違いました。モデルワークスさんのペーパーキット「クモニ13」です。モハ33・34形を改造した002~016で旅客車時代の窓配置が残るタイプです。1両モノなのでスクラッチしてもたかが知れてはいるのですが、最近は1両でも窓抜きが億劫になるというヘタレ状態なので渡りに船。お値段も会場...模型ショーへ行ってきました

  • 青梅線103系(12)

    サハ103の窓ガラス入れが終わりました。週に1両ペースですが何とか前に進んではいます。。こと車体に関しては前回のモハ102と同じなので特筆すべきことはありません。並行して電気配線にも着手しました。今回は4両編成と手頃なので、「簡易引き通し」という手法がどの程度効果があるか試してみようと思います。2回路接続が可能な通電カプラーの集電安定化効果は実際に使ってみてその威力を実感したのですが、長編成になるとコスト負担も跳ね上がってきます。そこで、一般的なドローバーを使って1回路のみを隣接車両間で引き通したらどうなるかを検証してみようというものです。これが「簡易」の意味です。編成を上から見た状態を模式図にしたものです。「_」又は「 ̄」が台車の集電側を示し1台車2軸です。モハ以外は集電側を揃えてあるため4軸集電となり...青梅線103系(12)

  • 青梅線103系(11)

    スカイブルー時代の青梅線の103系を撮った唯一のプリントがあるのですが、退色・変色が激しく掲載を諦めていました。しかし、列車番号が「25」と表示されており、今回製作中の編成のモデルとなった写真(※注)と同じであることに気付き親近感が湧いたのでフォトレタッチソフトで無理矢理補正してみました。かなりバグった色合いになっていますが、ほぼ同時期に撮影したと思われるクモハ103をしんがりに据えた奥多摩行が拝島駅2番線で発車待ちする姿が浮かび上がってきました(撮影日不詳)。(※注)芝生將行様HP「103系列車編」の23、24枚目写真で撮影日は1978年1月7日さて、模型の方は・・・相変わらず難儀しております。ドア部分のモールドの影響で戸袋窓に貼るガラスの幅がマチマチです!!笑(車体中心に対して左右対称らしいことは分か...青梅線103系(11)

  • 青梅線103系(10)

    窓ガラスが細切れで時間がかかっている青梅線の103系ですが、クモハ103に続きモハ102の窓ガラス入れが終わりました。この車は動力車です。エンドウのシールが見えますがギヤはIMON製で、EN-22モーターとともにt1.0真鍮床板に組み付けてあります。車体と床板は四隅のタッピングネジで固定しますが、重さで中央がたわむので、写真のような張り出しを設けてタップを立て、M2ネジでとめられるようにしました。クモハ103と連結して走行テストを行います。動画を撮るまでもないので流し撮りで快調な走りをご想像ください。車両側が流れる流し撮りです。笑ところで、先日の投稿でパンタの向きが逆になっているのをご指摘いただいたので、パン下げ用のシリンダが前位側にくるように反転させました。引き続き残り2両(サハ・クハ)の窓ガラス入れを...青梅線103系(10)

  • クハ115が回送される

    某リサイクルショップに眠っていた「クハ1152100(身延色)」をゲットし、本日、無事回着しました。先日発見されたモハユニットをクモハ1152000+モハ1142600に改造し、これと組ませようというストーリーです。外見的には1000番台の雪切り室をなくしたのが2000番台なのでいけるはず。ハロウィンまでに完成したらおなぐさみ・・・てなノリです。しかしこのクハは奇数向き、すなわちクモハ115と同じ向きなので3連のジャンパ栓収めが華々しく出っ張っています。ジャンパ栓そのものも含めて方転改造が必要です。にしても・・・なんかこの栓収めの台座、曲がってないですか??別パーツならそれに越したことはないので、恐る恐る引っ張ったら取れたのはいいのですが、その裏側は予想に反して穴だらけでゲンナリ!!まあ、この台座はクモハ...クハ115が回送される

  • 115系が発見される

    まだ1か月も先なのに巷ではもうハロウィングッズが溢れています。便乗するわけではありませんが、わが家ではキャスター付きストッカーの引出しの中から“カボチャ電車”こと115系が発見されました。そんな場所に入れるなよって話ですが、最近とみに車両が増えてきて置き場所不足が深刻です。発見されたのはTOMIXのモハ114+モハ115のワンユニットで、悪いことに(笑)モーター付です走ります。どうやら、「横軽を越えた普通電車」の一環で115系1000番台のモハユニットを2組調達したものの、知合い様より冷房準備車3両セットを譲っていただいたために余ったものだということを思い出しました。手持ちの115系との組み合わせを色々模索しているうちに沙汰止みとなってしまったんですね。もう2年前の話ですか。。ご存じのとおり先頭車の入った...115系が発見される

  • 青梅線103系(9)

    屋根まわりを塗装しました。屋根はタミヤの呉海軍工廠グレイ(TS-66)、ベンチレーターは同じくタミヤのロイヤルライトグレイ(TS-81)です。窓ガラスを入れます。実はこれが大変なことに・・・。このキットは市販の窓ガラス、いわゆる窓セルを使う前提で窓部分の外板厚が薄くなるように成形されています。なのでドア、戸袋、サッシ窓のすべてを分割して貼る必要があるのです。少しでも実感的に・・・というホビーモデルさんの愛情と、頑張らんか~い!というムチ、もとい叱咤激励を感じます。。さらに今回はIMONの窓ガラス(t0.3ポリカ)を使ってみたのですが、他社のと違って両面に保護シールがついていて剥がす手間が倍になりました。。これも傷や指紋がつかないようにとのIMONさんの優しさ・・・と理解したのですが、今回のようにブツ切りに...青梅線103系(9)

  • 創意工夫待ったなし!

    マイクロエースから1/80の103系プラキットが復刻再生産されることがアナウンスされています。古くはアリイブランド(その前はナカセイ=中村精密時代があった?)のプラモデルとして人気を博し、少し前にネコ・パブリッシングから「創意工夫キット」として復刻発売されたもののリニューアル版ということのようです。近年流行りのプラキットですが、こちらは元々がプラモデル出身ということで実はあまり食指が動かず、先日のJAMでもチラ見しただけで写真も撮らずスルーしていました。しかし先日、ひょんなことからカツミのジャンクの485系・583系からはずしたDT32(エンドウの刻印あり)をいじっていたらブレーキシリンダがついていないことに気付き、むむ、これはもしかして「103系ボディ」+「ブレーキシリンダの無いDT32」=「走っちゃえ...創意工夫待ったなし!

  • 下河原線廃線跡1979

    引き続き下河原線と101系にまつわる写真や証言などを収集しているのですが、競馬の大きなレースが開催された日に東京や千葉から乗り入れたとされる直通電車の待機場所に関する興味深い情報を発見しました。これについては本稿の後半でご紹介しますが、これと少し関係する写真をまず載せていきたいと思います。武蔵野線にその任を譲って下河原線の旅客営業が終了したのが1973年(昭和48年)3月31日。それから6年後の1979年に廃線跡を歩いていました。貨物営業は1976年(昭和51年)まで続いていたそうなので、鉄道としての機能廃止から数えると3年後で、まだ線路や架線柱がかなり残された状態でした。フィルムカメラ時代で学生の身分となれば撮影枚数も限られます。もっと撮っておけよと当時の自分に言いたい気持ちを抑えて下図の地点から見た当...下河原線廃線跡1979

  • 青梅線103系(8)

    Hゴムの色差しをしました。何十回やっても慣れない作業で奇麗にできたためしがないのですが、このプラキットのようにモールドやエッチングで表現されたHゴムと「ポスカ」の相性は抜群でスイスイ作業がはかどります。国鉄時代なので「はいいろ」を使用。今回、トップコートは、クレオスの「水性プレミアムトップコート」(半光沢)を使ってみました。吹く前は「はいいろ」がもっと白っぽかったのですが、だいぶ明度差がなくなってしまいました。。とはいえ、プレミアムと銘打っているだけあって、しっとり落ち着いた感じに仕上がりは納得です。もう少し艶があってもよかったかなとは思いますが、「光沢」だとHゴムまでキラキラしてしまうので悩ましいところです。「ポスカ」のようなフェルトペン先の色差しツールがあるといいんですけど。。一説には綿棒を使うとよい...青梅線103系(8)

  • 下河原線最後の日に走ったのは101系トプナン・ユニットだったのか?

    以前、「下河原線を走った101系・・・半世紀前の歴史をたどる」と題した投稿の中で、下河原線の営業最終日に走った5両編成の列車の中にクモハ100+クモハ101とみられるユニットが含まれていたことをご紹介しました。より正確に申し上げるならば、Mc+M'cのユニットではなく、M+M'cの「M」すなわちモハ101をクモハ101に差し替えたものではないかというニュアンスの文章を書いていました。当該の編成は次の写真です。国分寺駅へ戻ってゆく列車を後追いで撮影されたものです。(出典:-70年代の追憶-鉄道ファンだった頃「在りし日の下河原線」)これについて読者の方より、「クモハ100+クモハ101は『クモハ100-1+クモハ101-1』ではないかと思います。」との情報をいただきました。ご教示いただいたzyusai様ありが...下河原線最後の日に走ったのは101系トプナン・ユニットだったのか?

  • 青梅線103系(7)

    塗装をしました。予告通り3両がスカイブルーでクハの1両のみオレンジバーミリオンの混色編成です。床下もマットブラックを吹きました。表記類はTOMIX完成車のインレタの余りをメインに使い、所属(西トタ)と定員表記のみくろま屋のインレタです。今回は特に数字の並びが似ている153系のインレタが大活躍しました。ボディと下回りを組み合わせて記念撮影。手前から順に(立川←)クモハ103-29+モハ102-116+サハ103-68+クハ103-537(→奥多摩)です。オレンジバーミリオンのクハ側から。このあとHゴムの色差しをしてから半光沢トップコートを吹き、マスキングして屋根を艶消しグレーに塗り分ける予定です。青梅線103系(7)

  • 青梅線の103系(6)

    パンタまわりの配管を仕込みます。プラで成形された配管止めはイカついですが、キットの持ち味を活かすためあえてそのまま使います。その代わり母線と空気作用管は指定より細いφ0.6と0.3を使いました。写真は真鍮線を曲げた母線で配管止めを串刺しにしたところ。このまま車体に当ててパンタ側から順番に接着していきます。さらっと済ますつもりが鍵外しまで作ってしまいました。(笑)ただし正確なものではなく“なんちゃって鍵外し”です。貫通路脇ではさすがにゴツい配管止めは入らないので省略してあります。前面は、ヘッドライトケースはキット付属のものを、テールライトケースはエコーのパーツをそれぞれはめ込みました。手すりはキット付属のφ0.4真鍮線を曲げたもので、指定のない屋根上の手すりも取り付けました。左のクモハ103のジャンパ栓収め...青梅線の103系(6)

  • 青梅線103系(5)

    最近は(も?)着工しすぎて車両置き場がジャングルの様相を呈しています。もっともここは車両置き場ではなくてレイアウトの駅予定地なのですが・・・。そして今回は表題の通り久しぶりに青梅線の103系を前へ進めます。右奥の方に2両ずつ分割して置いてあるのがソレです。前回の記事はこちら。まずは立川向き先頭車のクモハ103ですが台車を交換しました。サロマニア氏が日光モデルのDT33(ピボット)を無限回収しているとのことで、1両分のみですが供出することにしてカツミのDT33に履き替えました。最近のエン・カツ台車はMPボルスター仕様なので床板の心皿のモールドを0.2mmぐらい残して削り取ります。φ11.5mm車輪のフランジとのクリアランスをとるために車輪周辺の梁のモールドもカットしています。センターピン穴が作業しているうち...青梅線103系(5)

  • E231系800番台の試作

    PLUMの209系からE231系800番台(メトロ東西線乗り入れ車)を作る話。試しにサハを1両試作してみたところ何とかイケそうな気がしてきたので南武線ナハ32編成は撤回し、こちらへ完全移行することにしました。模型の前に実物の話を少々。床下機器の情報が不十分なので、本日早朝より三鷹車両センターの周りをうろついて情報収集してきました。現場へ着くと、K3編成に続いて先ごろ機器更新工事を受けたK1編成に火が入っていたので、いよいよ営業運転開始か!?と浮足立ったのですが、本日運用分の3編成がすべて出区しても動く気配なし。編成写真は撮れませんが床下や各部のディティールは辛うじて撮れたのでラッキーでした。更新はVVVFインバータの換装のほか、将来的なメトロ東西線のATO化やホームドア設置などをにらんだ改造が行われている...E231系800番台の試作

  • PLUMの209系を再開したいと思い

    PLUMの209系プラキットを発売と同時に3箱6両購入し、南武線のナハ32編成にすべく製作を開始したもののシルバーの定着が悪くマスキングテープに色移りしてしまい意気消沈。帯を3色に塗り分けるためにベースホワイトを吹いたらボテ塗りになってしまったことも相まって、以来、ずっと放置状態でしたが、このままにしておくのも勿体ないので重い腰を上げることにしました。そもそもの原因は、風のある日に屋外でシルバーを吹いたことや、古くガス圧の下がったベースホワイト(要はホワイトサフなので粒子が荒い)を使ったことなど思い当たるフシは多々あり、管理人の不徳の致すところなので塗料メーカーに非はありません。ましてや、こんなことが原因でせっかくの良好なプラキットを放置するとはPLUM様に対して失礼至極!成敗じゃぁ~!!というわけで再開...PLUMの209系を再開したいと思い

  • 張り上げ屋根のオハ35(3・完)と仲間たち

    張り上げ屋根のオハ35がほぼ完成しました。同時に作業していた2両とあわせてご紹介します。中央東線の1973年初頭の編成記録や当時の松本運転所配置車両から、新宿~長野間の423レをイメージした編成に仕立てたいと思います。ぶどう色2号(GM)を吹いた車体。上から順にオハ612625(ペーパースクラッチのスロ62を先祖返り工事)、オハ353217(トラムウェイの戦後型B級品ボディ;元はブルー)、オハ352144(張り上げ屋根;KATO改)です。オハ352144とオハ612625はキャンバス屋根のため、今回初めてタミヤの「NATOブラック」(TS-63)を使ってみました。ジャーマングレーより黒く、光線の具合によっては若干緑っぽさがみられます。これを風の強い日に遠めの距離からミストのように吹きかけ、なるべくザラザラ...張り上げ屋根のオハ35(3・完)と仲間たち

  • 張り上げ屋根のオハ35(2)

    オハ352144(長モト)の続きです。写真は継ぎ目瞬着充填→研磨→溶きパテ塗布→研磨まで終わった状態で、張り上げ部分を中心にさらにサーフェーサー吹きと研磨を繰り返すため、窓から下をマスキングしてサーフェーサーで厚塗りにならないように養生したところです。おおむね下地が出来たところでデッキ上部の水切りをプラ帯で表現します。実車には縦樋が見当たりませんが、水切りは妻面に向かって緩い勾配がつけられているように見えるため、おそらく縦樋は内部に埋め込まれているのではないかと思われます。あと、こちらのブログの2枚目の写真を見ると、デッキドアの窓は中桟がない1枚ガラスとなっています。荷物車では見かけますが客車のドアでは初めて見ました。写真ではこの1か所しか分からないので全てのドアがこのタイプか確証は持てませんが、スマート...張り上げ屋根のオハ35(2)

  • 張り上げ屋根のオハ35

    罪庫をどんどん開封していくシリーズですが、さすがに仕掛り品置き場が満杯になってきたので今回でいったん最後にしたいと思います。今度のブツはKATOのオハ35(茶)です。これも今年に入ってから買ったのかな??オハ35にはノーシル・ノーヘッダーや張り上げ屋根など、車体構造の近代化研究を目的とした「異端車」が多く存在したことが知られています。こちらのブログには、見る者を圧倒する(笑)張り上げ屋根のオハ352144(長モト)の鮮明な写真が掲載されているので、当鉄道でも1両作ってみようということになったものです。こちらの投稿にも、側面からの写真とブログ主様が製作された模型の写真が掲載されています。実車は全溶接構造のようなので、まずはリベットをすべてカッターでそぎ落とし、#600と#800の耐水ペーパーで均しておきます...張り上げ屋根のオハ35

  • JAM2023行ってきました

    この日曜にJAMを観てきました。最近はあまり各ブースをじっくり観察するということもなくなっていて、今回もなかば「買い物」にいったような感じです。笑毎年真っ先にお邪魔するギミックさん。2023の今年は残念ながらこてはし鉄道さんがご入院されていたのでお会いできませんでしたが、お仲間の手で無事完成されたと思われる素晴らしい「EF58ボディ吊り上げギミック」がしっかり実演されていました。今年の開催テーマ「電気機関車」に合わせて製作されたものです。どうかお早いご快復をお祈りいたします。そのあとはモデラー出展をざっと一巡してから模型店巡り。(笑)まずはトラムウェイのブースで101系やEF13など気になる新製品をチェック。3Dレジンの西武2000系の現物も見ましたが出来はなかなか良さげです。ただ、価格はかなり↑↑↑にな...JAM2023行ってきました

  • 下河原線を走った101系・・・半世紀前の歴史をたどる

    前回クモハ40の記事を投稿したときは気にしていなかったのですが、下河原線の旅客営業が廃止されたのが1973年ということで、今年はそこから数えて50年目という節目の年に当たるわけです。むしろ「武蔵野線開業50周年」と言った方が「エエ!もうそんなに経つの?」という感覚になりますが、それはさておき、今回はその半世紀前に下河原線を走った(であろう)101系のことについて考察めいたことを書いてみようと思います。当時を記録した文献やサイトはそう多くありません。クモハ40はまだしも101系に至っては残された写真はだいぶ限られるようです。その中で注目されるのが「-70年代の追憶-鉄道ファンだった頃」というHPの中にある「在りし日の下河原線」というページです。更新が途絶えてから久しいと思われるページは作成者の名前・連絡先も...下河原線を走った101系・・・半世紀前の歴史をたどる

  • 下河原線のクモハ40

    これは割と最近買ったものなので、そう開封を急ぐ必要もないのですが、西武E851との絡みがあるので開封・整備していこうと思います。KATOのクモハ40(1-422)で、パワトラから両軸駆動に変更された再生産ロットのものです。今回はこれを下河原線運用時の姿に仕立てます。下河原線は、中央本線国分寺駅から東京競馬場前駅間5.6kmを結んでいた中央本線の支線で、1973年(昭和48年)3月31日付でその役割を新たに開通する武蔵野線に譲って廃止されました。途中の北府中駅から分岐して多摩川に接する下河原駅まで結ぶ貨物線もありましたが、それもほどなく廃止され、現在は全線のほとんどが緑道として整備されています。KATOの完成品なのでほとんどレディ・トゥ・ランの状態ですが、手すりなどいくつかのパーツはユーザーが取り付けなけれ...下河原線のクモハ40

  • どんどん開封・着工

    未開封・未着工品に手をつけていくシリーズ(?)お次はキハ07です。非電化時代の甲府ローカル(甲府~韮崎)で活躍した車両を再現すべく、SHOP-KIHAさんに半完成ボディをオーダー。予定より大幅に前倒しで組み立てていただき、今年の3月末に着荷していたものの手付かず状態でした。さすがに申し訳ないので組み立てていくことにします。製品は、窓枠が貼り込み済みで立体になっていますが、両端の運転室部分が屋根を含めてバラバラの状態でマスキングテープで止めてあります。ドアも別パーツとして同梱されていました。まずはこれらを組み付けて完全な鋼体に仕上げていきます。流線形のカッコいい運転室部分をボディに接着。まず木工用ボンドで位置を微修正しながら固定し、追って裏から瞬着を流して完全固定しています。オデコも積層貼り合わせ済みなので...どんどん開封・着工

  • 八高線1980,昼下がりのクセ強め編成

    最近、買ったはいいが開封しない付属パーツも付けない“買いっぱ”車両が増えてきました。いけませんねぇ。。そこで盆休み中にいくつか手を入れるべく、まずはTOMIXのキハ402000番台に火を入れることにしました。これは今年の3月に発売されたもので5か月寝かせての開封となります。キハ40欲しいけど中央東線と接点ないしなぁ・・・と諦めかけたところ、キハ35系のイメージが強い八高線にも一時期在籍していたと知って購入を決めたものです。実車は1980年8月に高崎第一機関区に新製配置されたもので番号は2085~2089の5両。小所帯ゆえ付属のインレタには当該番号の収録なし。もちろん1文字ずつ拾ってもいいのですが、2000番台なら客車の余りインレタを探せばいくらでも出てくるだろうと安易に考えて探し始めたものの80番台が出て...八高線1980,昼下がりのクセ強め編成

  • 西武E851形電機の製作(2)

    E851の続きです。丸窓はTMSの1/80図面を測るとφ6mm強なので、恐らくφ500mmの丸窓ではないかと推定し、大きめの丸刀でザクザク近似円の形に穴を開けたあと瞬着を断面に浸み込ませ、乾燥したところでφ6.2mmドリルでだましだまし仕上げました。ひと通り内貼りを貼ります。機器室のルーバーは、エバーグリーンの波板(#2020「カーサイディング」;0.5mmピッチ)を使います。そのままでは溝が浅いのでPカッターを使って心持ち深くしてやります。溝に沿って引いていくだけですが、そのままだととこまで引いたか分からなくなるので、開始点に黒ペンを塗っておき、引いたところが白くなって判別できるようにしています。引く前(下)と引いた後(上)ではこのぐらいの差があります。ルーバーの大きさに切り、さらに三分割して間に0.2...西武E851形電機の製作(2)

  • 線路設備モニタリング装置を模型視点で見る

    最近チラホラ見聞きしていた「線路設備モニタリング装置」。営業列車として走りながら軌道の変位やレール締結装置の状況などを自動的にモニタリングする装置だそうで、自分の模型的にはあまり関係ないかなと思っていたら、先日着手しかけた211系のN601編成にはこれが搭載されていると知り、とりあえずどんなものか見ておこうと昨日ですが1時間弱かけて高尾駅まで行ってきました。自身の模型製作のための備忘録としてUPするものなので、興味ない方は読み飛ばしていただければ幸いです。同装置はN601編成の場合、下り甲府・松本方面行き列車の先頭となるクハ210-1に取り付けられているとのこと。当日の運用情報サイトを確認したところ、高尾発17:45の甲府行543Mに間に合いそうだったのでカメラ抱えて出撃。高尾駅の下り列車は駅舎から最も遠...線路設備モニタリング装置を模型視点で見る

  • 西武沼は深かった・・・E851の製作(1)

    また横っ飛びして新物に手を出しております。私鉄界随一のF級電機として人気の高いE851形電気機関車。いいないいなと思いつつ指をくわえていたのですが、意外とハードルが低いことに最近気付き、ついに着工してしまいました。10連の電車を作ってる最中に「今じゃないだろ」というのはありますが、501系の湘南顔をカッコよく作らなければ、というプレッシャーを跳ねのけるための気分転換が必要であります。。汗なんでハードルが低いかというと下回りにEF81のパーツがそっくり使えるからです。実車はEF81やEF64-1000番台と同じDT138(両端)・DT139(中間)という台車を履いていて、これはKATOから台車モーター方式のAssyパーツが出ています。レッドベア(DF200)を作った時と同じ発想です。同車ではEF510用の台...西武沼は深かった・・・E851の製作(1)

  • ペーパーで作る西武赤電(501系編[4])

    サハに続いてクモハを作っていきます。側板にヒノキ補強材を貼って箱にしますが、20m級車体の場合、補強材1本の長さは230~240mmなので、市販の900mmのヒノキ材から1両分4本が取れないのが悩ましいところ。下心を出して端材を2本つないだら折れ目が出てしまったので、“添え木”をしてなんとか直線に戻したのが中央に見えるものです。ちなみに一番効率がいいのは18m級車体で、きっちり4本分取れます。運転台側は別組みした湘南顔を合体する予定で仕切り板のみ接着。中央下部に見えるのは尾灯/通過標識灯光源をはめ込むガイドで、φ1mm光ファイバーを2列で差込む穴が開けてあります。で、別組みの工程をいろいろ考えたのですが暑さで考えがまとまらず、結局、立体になった車体にパーツを順に組み付けていく方法に変更しました。一応、腰板...ペーパーで作る西武赤電(501系編[4])

  • ペーパーで作る西武赤電(501系編[3])

    クモハの湘南形前面がまだ出来ていないので中間のサハ1501形2両(奇数、偶数)を先に組み立てます。内貼りと補強材を貼った側板と、同じく内貼りを貼った妻板を組み合わせて立体にしているところ。屋根板は、のぞみ工房/YAMA模型の「ほぼピッタリ屋根板H」を使いますが、幅は確かに35mm+αぐらいで“ほぼピッタリ”な一方、肩部分はご覧のようにかなり垂直に切り立っており、このシリーズ1、2位を競うほどに「削る楽しみいっぱい」なアイテムとなっています。しかしここで挫けては先に進めないので頑張って整形。下回りも同時進行で作ります。台車は日光のTR11(コロ軸・スポーク車輪)、床下機器はIMONのサハ1501形用(もう1両はサハ1551形用=1501形とほぼ同じ)、カプラーはIMONの通電カプラーです。まだ仮組みなので未...ペーパーで作る西武赤電(501系編[3])

  • 「115系300番台発売近し」の報を聞き

    先日、PLUMから突如として115系300番台の開発状況に関するツイートがありました。失礼ながら立ち消えか延期を予想していたので良い意味で裏切られました。3Dショットを見ると窓幅なども是正されたようでかなり期待できる仕上がりのようです。しかし300番台はエンドウのスカ色の3+2+3の8連が既にあるので、前にも1、2度つぶやいた長野色の貫通6連を仕立てる方向で考えてみようと思います。(115系300番台長ナノC9編成;2009.5.19高尾駅にて)で、115系の話はここまでで、115系出るんじゃこっちを先に片づけとかなきゃね・・・というナゾ理論で、寝かせておいたパーミルの211系の袋を取り出してゴソゴソ始めましたというお話がメインです。笑こちら、「1000、3000番台基本3両セット」ということで少々物足り...「115系300番台発売近し」の報を聞き

  • ペーパーで作る西武赤電(501系編[2])

    501系が少し進みました。真鍮エッチング製のドアにメタルプライマーを塗ります。本格的なブラス工作をやらないのでマッハとかいさみやのプライマーは使ったことがなく、ウチではずっとクレオスのメタルプライマーをお手軽に筆塗りしています。「改」になって密着力が上がり、最近買い換えたものには「透明度UP!!」のシールが貼ってありました。進化してますね。サーフェーサー処理を済ませた車体側板にドアを貼ります。クモハ(最上段と最下段)はプレスなし、初期車のサハ(中2段)はプレスありです。片開きドアは開閉方向に注意が必要なので、戸袋の位置を裏にマークして間違わないようにしました。今回はすべてIMON製品を使いましたが、戸当たりゴムが表現されていていい感じです。床板も準備しました。クモハ1両を動力車とし、パーツボックスで見つけ...ペーパーで作る西武赤電(501系編[2])

  • コキ5500を組んでみよう(後編)

    コキ5500の後編です。インレタが入手待ちなのですが、一応「ほぼ完成」としたいと思います。全体をサーフェーサーでコーティング。#800耐水ペーパーをひと通りかけていますが、凹凸が多いので“なめる”程度です。数か所メインフレームと床板との間に接着不良がみられたので瞬着を流し込んでおきました。デッキ側のカプラー取付ビス穴はやはり気になるので、ナットによる盛り上がりを削ったうえで紙片でフタをし、パテとサーフェーサーで均しましたが、盛り上がりを完全になくすことはできませんでした。繰り返しになりますが薄型ナット必須です。塗色は赤3号です。以前に“コキ10000改”のコキ5500を作った時は何を使ったのだろう?と自分のブログを読み返したところモリタのビン塗料を使ったと書いてありました。たかだか4両塗っただけなのでまだ...コキ5500を組んでみよう(後編)

  • コキ5500を組んでみよう(前編)

    “罪庫”とはよく言ったもので・・・。笑昭和の貨物列車用にチマチマと買い貯めた面々です。中にはインレタ貼るだけじゃん!みたいなのも含まれていますが、いずれにせよ手付かずなのは間違いない。あまり溜めると精神衛生上よくありませんので作っていきましょう。前の写真の右上に置いてある、パンケーキコンテナ(甲府モデル)のコキ5500初期型のペーパーキットを組み立てます。その下に見える「V19コンテナ」は「V11コンテナ」(5個積み規格の通風コンテナ)の間違いなのですが、それを乗せるために最近買ったものです。コキ5500は以前にKATOのコキ10000を改造して4両ほど作りかけたものがあって、共用すればいいやぐらいの軽い気持ちでいたのですが、コンテナ4個積みに改造された晩年タイプ(27000番台)であったことに今さらなが...コキ5500を組んでみよう(前編)

  • ペーパーで作る西武赤電(501系編[1])

    似たようなタイトルが乱立しております。笑「ペーパーで作る」と題したものはクハ1411形で一度アップしたのですが、8連から10連プロジェクトに戻ったため、今後は501系編でこのタイトルを使うようにします。501系はクモハでサハ2両をサンドイッチした4両編成です。「竣工図」には主要寸法しか載っていませんが、基本的にはそれ以前のクハ1411形、もっとさかのぼれば国鉄クハ55と見るからに同寸なので、窓幅800mm、柱幅100mmとして図面を起こし、一気に窓抜きを行いました。なお「湘南顔」の部分はまだ寸法を検討中です。今回は1975年時点で新宿線に転入していた編成の中から第3編成(503F)をプロトタイプに選びました。この編成のサハは初代501系(のちの351系)とともに製造されたため、クモハとは床高さや屋根カーブ...ペーパーで作る西武赤電(501系編[1])

  • zugプラキットで作る西武赤電(411系編[9])

    3連休初日の昨日は恒例のお座敷運転会。今回も多種多様な車両が集まりました。管理人は165系アルプスにED61重連が牽く短編成貨物列車など中央東線風列車を眺めながらゴロゴロ。。西武411系の完成デビューを目指したのですがあと一歩のところで断念しました。ということで411系の製作記を続けます。アルミサッシと窓セルの貼り込みは終わったのですが、このキットの特徴でもある窓下のクッションゴム表現で、最初はセルの下端2mmにマットブラックを塗っていたのですが、ロングシートの背もたれの上から“黒い帯”が見えてカッコ悪いので、以後は下端を空けて窓セルを貼り、ゴム部分はマットブラックを塗った薄紙(写真下)を別に貼る方法に変更しました。ゴム表現自体は見た目が締まって見えるのでいいと思います。続いてライト関係の難関をやっつけま...zugプラキットで作る西武赤電(411系編[9])

  • 10連への思い断ち難く

    「西武『赤電』への思い断ち難く」と題して投稿したのが3月。新宿線の10両編成運転を再現すべく、zugのプラキットの改造を中心に411系、701系、551系の組み合わせを模索したものの、自分の好きな1970年代初頭の西武赤電スタイルでは無理があることが分かり、クモハ411の台車をFS40したり、10連をやめて8連とするために551系4連を451系2連に変更したりといったチューニングを行った結果、なんとか1973年の時代設定でうまく収まることになりました。しかししかし、堂々たる10両編成運転への思いは断ち難く再度の方針変更を行うことにしました。いまいちど西武新宿線の10両編成運転の開始についておさらいすると次のとおりです。(西武鉄道会社要覧2022データ集「年譜」より)・1975年6月2日西武新宿~本川越間急...10連への思い断ち難く

  • zugプラキットで作る西武赤電(411系編[8])

    411系編を続けます。元々クセのあるキット(褒めてます)なのに色々手の込んだことをし始めために時間を食ってしまい牛歩状態。でもなんとか進んでいます。電気関係で大きな方針変更をしました。編成内のカプラーは701系なども含めてエンドウのドローバーを予定していて、すでにマウントも整えて取付済みだったのですが、軽量なプラ車体ということで引き通し化することにしました。カプラーはIMONの通電カプラーを使用。前作の富山地鉄クハ173号で試用して非常に高い通電安定効果がみられたため引き続きの採用となりました。車体側への給電に車体コーナーにある固定用ビスを利用するため、ラグ端子板を加工してカプラーと一体的に配線しました。ちなみにこちらはクモハの動力台車側のようす。こちらはクハの前部側のようす。車内をなるべくすっきりさせる...zugプラキットで作る西武赤電(411系編[8])

  • zugプラキットで作る西武赤電(411系編[7])

    クハの方も塗りあがったのでレタリングをほどこします。赤電のいいところは手持ちの国鉄/JRのインレタがそのまま使えることですが、社紋だけはシールで自製することにして、先日の駅撮りで撮影したこの写真を下敷きにしてWordで原図を起こしました。シール紙にプリント。将来のために2000系用も作ってあります。笑こんな感じで貼り付け。外周を図柄ギリギリに丸くカットするのが難しくお座なりに・・・。ま、雰囲気重視ということで。。で、調子に乗ってこちらも雰囲気重視で手持ちのインレタから「形式」と「自重」と「検査標記」を転写。もちろん中身はデタラメです。毒を食らわば皿まで・・・と「定員」も。。なんか白い文字が書いてあればヨシ!若干の前面パーツを取り付けてからクリアコートを吹きます。まずはヘッドライトケース。メーカー不詳の10...zugプラキットで作る西武赤電(411系編[7])

  • zugプラキットで作る西武赤電(411系編[6])

    411系の続きです。クモハ411のブレーキシリンダを外すのを忘れていたので、カッター、マイナスドライバー、ピンセットなどを駆使して剥ぎ取りました。FS40は台車シリンダ方式なので車体側は不要なのです。結果、この周辺ががらんどうになってしまったのですが仕方ないですね。。前面下部の補強板ですが、実車はおそらく4mmとかそのぐらいの鉄板を巻いているはずです。模型で用意できる薄板もしくは薄紙ではどう頑張っても0.1mmが限界でゴツくなるのは避けられないので塗装で表現することとし、マスキングしてサーフェーサーを4~5回吹き重ねました。結果は、ちょっとインパクトに欠けますがまあ雰囲気は出たかな?という感じ。この状態ではまだマスキングの段差を消していないのでだいぶ盛った写真になっています。パンタランボード、パンタ台、配...zugプラキットで作る西武赤電(411系編[6])

  • トレインドリームさん訪問

    昨日、神奈川県相模原市にある話題のレンタルレイアウト店「トレインドリーム」(TD)さんを初訪問し、いつものお座敷運転会メンバー3名とともに運転を楽しみました。全部で4線のエンドレスがある情景付き16番ゲージのレイアウトで、緩い勾配はあるもののほぼ平坦に近く、伸び伸びとした運転が楽しめます。今回は西武の完成を見込んで私鉄を多く持ち込みましたが、結局未完成に終わり、この友人の801系に朝まで塗装中だったw411系をつないで2周だけ試運転し協調可能なことを確認しました。現在この801系はわが手元にあり、来月のお座敷運転会まで借りて目の保養をさせていただくことに。借り賃として若干の整備をする予定です。こちらも同行者の名鉄7000系パノラマカーと近鉄特急。10100系ビスタとスナックカーの混成でしたっけ?ちゃんと聞...トレインドリームさん訪問

  • 製品化は嬉しいけど・・・

    新製品情報をチェックしていたら気になるモノを見つけました。トラムウェイからEF13箱型が、模型工房パーミルから213系5000番台が発売されるようです。発売時期は前者が2023年末予定、後者が今月末となっていますが、前者はプラス1年ぐらい見といた方がいいですかね?■トラムウェイのEF13ほかの新製品に関する情報(HP)■模型工房パーミルの213系5000番台に関する情報(Twitter)製品化は嬉しいけどまた先を越されちゃいました。もぉ~もたもたしてるから・・・wwプラEF13はいいですね。CAD画が正しければウチの作りかけとはスタイルが違いそうだし、これで36k円なら買いかな。ぶどう色2号一択ならウチのをぶどう色1号で決めたい(未だに迷いがあった)のでもう少し情報が欲しい。213系は・・・。。ステンレス...製品化は嬉しいけど・・・

  • 「RhB レーティッシュ鉄道の世界」講演会を聴講

    少し前ですが、Twitterを眺めていたら「RhBレーティッシュ鉄道の世界」という講演会があるとのお勧め情報が流れてきたのでさっそく申し込み、今日参加してきました。神奈川県の平塚と新百合ヶ丘(川崎市)に店舗をもつ「railways湘南ライン」という模型店の主催で、「氷河特急」をはじめとするスイス・レーティッシュ鉄道(RhB)のNゲージを展開する(株)関水金属の関良太郎氏を招き、製品開発の経緯や同鉄道の魅力などを講演していただくという企画です。会場は小田急線新百合ヶ丘駅に隣接する「新百合21」という複合ビルの研修室ということで、新宿から8000系の快速急行に乗って新百合ヶ丘を目指します。だいぶ数を減らしつつもまだ第一線で活躍する普通鋼製の8000系。自分が小田急に乗るときは選ばなくてもこれに当たることが多く...「RhBレーティッシュ鉄道の世界」講演会を聴講

  • ワフを組む(3)

    テールライトは極小のチップLEDを灯具の裏側に仕込むことでなんとか点灯化のメドが立ったので、次に室内灯を組み込んでいきます。このワフ22000なる緩急車、生まれは戦後ということになっていますが見るからに古めかしいスタイルです。当然室内灯は裸電球・・・と思ったら、なんと蛍光灯を装備していたようです。元国鉄職員(車掌)でいらしたこちらの方のブログ記事を読むと、「室内には非常に小さく暗い蛍光灯しかなく、蛍光灯が「ピー」と音を出していたのが印象に残っています。」と書かれています。1970年代末から1980年頃に乗務されたときの記憶ということで、この頃はすでに一般家庭にも蛍光灯は普通にありましたから、後年の改造であれば「ピー」と鳴るような蛍光灯にはならず最初から蛍光灯だったのでしょう。もっとも製造当初は「電気設備さ...ワフを組む(3)

  • ワフを組む(2)

    このキットは補重用のウエイト板を貨物室内に敷き込むようになっていますが、重さが十分でないのと重心が偏ってしまうので、車掌室側の空いている空間にウエイトを追加します。まずは台枠の隙間に手持ちのt1.0鉛板を2枚重ねにして敷き込みます。まだ軽いので3枚重ねにしたものを車掌室のベンチの中に押し込みます。しかし中央付近を持って持ち上げるとまだバランスが取れていません。屋根裏の見えにくい場所に貼ってなんとか釣り合いました。この程度なので脱線するほどの重心の上昇はありません。ステップを接着します。ステーが細いのでなんかイメージ違うなと思ったら、どうやらワフ21000をプロトタイプにしているフシがあります。ここは深入りせずこのままにします。テールライトはこんなパーツが入っています。豪華なロストパーツも出ていますが、ここ...ワフを組む(2)

  • ワフを組む

    先日入線したED61に牽かせる貨車のことを考えつつ雑誌をぺらぺらめくり、ネットをふらふら徘徊していると、1970年代の中央東線をゆく黒貨車には車掌車又は緩急車を編成の両端に連結しているものが散見されることに気づきました。例えばこんな感じです。(アントンK様「趣味の履歴簿」ブログより)ED61だけでなくEF64が牽く列車でも機関車の次位にワフかヨの姿が確認できるのでED61限定でもなさそうです。こちらでは両方の例が写っています。(故芝生將行氏HP「懐かしの国鉄列車・車両編中央線-その4」より)他線区への乗り入れの関係でしょうか?東京方面からみると小淵沢から小海線、辰野から飯田線、塩尻から篠ノ井線方面はいずれも“順方向”で入って行けますから、考えられるとすれば、身延線に入る列車は甲府で向きが変わるのでその関係...ワフを組む

  • zugプラキットで作る西武赤電(701系編[7])

    701系の車体を仕上げていきます。キットの新101系は雨樋位置が高い“張上げ屋根風”スタイルなので、車体を箱に組んだ状態でまず雨樋を削り取り、さらに自然な肩Rになるように削り込みます。側板と屋根板の合わせ目の隙間が大きいところはパテを盛り、#320の耐水ペーパーで凹凸をざっと均しておきます。下地整えは雨樋を貼ってから行います。奥が削る前、手前が削った後です。801系にすればこの手間は省けますが、なぜそうしないかというと801系は模型仲間がブラス編成を持っているからです。前の運転会でその編成を見て触発されて「ウチも赤電欲しい!」となりました。分かりやすい展開でしょ?笑新101系の前面パーツを土台にして701系顔に改造しているところ。オデコのRが全く違うので一時は諦めかけたのですがなんとかモノになりそうです。...zugプラキットで作る西武赤電(701系編[7])

  • ED61ペア入線!

    「中央東線とその周辺」と言いながら最近は「周辺」の方ばかり走っているので、たまには本線の方を走りたいと思います。マイクロエースのED61(中古)を2両購入しました。某店の委託に出ていたものを「買わない後悔より買う後悔!」と、なかば勢いで引き取ってきたかたちです。17時間ぐらい経ちますがとりあえず今のところ後悔していません。笑18両しか製造されておらず、メインが八王子~甲府間の貨物牽引用という地味な存在だったのでオールジャパン的にみればマイナーな存在。自分も写真はおろか見た記憶もない(年代的には知らずにすれ違っているはず)のですが、カツミの入門用電機にも通ずる可愛らしさがあって好きなカマです。埃をかぶっていたレイアウト用地を久しぶりに整備して撮影。とはいえ力もあって回生制動付きの、可愛いだけじゃない頼れるヤ...ED61ペア入線!

  • ペーパーで作る西武赤電(クハ1411編[2])

    クモハ451+クハ1411のうち、まず簡単なクハ1411の方から作っていきます。タイトルも両形式を分離しました。窓を抜きます。丸刀を使うのはドア上のRだけなのでサクサクと一気に。Hゴム満載の晩年旧型国電より楽です。妻面は内外貼りを貼り合わせ済み。サーフェーサーを吹いて軽く研磨してからドアを貼ります。今回はIMONの真鍮エッチングパーツ(BD1001旧国プレスドア)を使いました。戸当たりゴムのラインが表現されています。プロトタイプは前面貫通扉が連結面と同じ800mmの広幅タイプとしました。最初は不格好であまり好きになれなかったのですが、没して久しい今となっては“西武らしい顔”として逆に愛着を感じます。西武新宿向き奇数車として編成の先頭に出てもらう予定です。テールライトは外付けのいわゆるガイコツ型ですが、光フ...ペーパーで作る西武赤電(クハ1411編[2])

  • zugプラキットで作る西武赤電(411系編[5])

    エンドウのHPを見ていたらFS40台車の在庫があったので、急ぎ池袋の店舗で購入してきました。クモハ411は1971~72年頃にすべてこれに換装されているので1973年頃を想定した編成ではダウトになってしまう・・・と前回書きましたが、これで台車問題は解決しました。本当は釣合梁式のTR14A(模型ではDT10コロ軸)がよかったのですが、同じ切妻顔のクモハ451を作ることにしたのでこちらは妥協したかたち。ちなみにお値段は諭吉さんでお釣が来ませんw。排障器がセットされています。何やら説明書が・・・。なになに絶縁側の車軸に絶縁ワッシャーを入れろ??なるほど、ロスト製と思われる台車枠はディティールフルで気合入ってますが、気合入りすぎて車輪とのクリアランスがほとんどありません。で、このワッシャーって買ってこないといけな...zugプラキットで作る西武赤電(411系編[5])

  • ペーパーで作る西武赤電(クモハ451+クハ1411編[1])

    はじめは西武新宿線の赤電10両編成を1970年代初頭の仕様で作る予定でしたが、歴史を紐解くといろいろ無理があることがわかりました。一時は矛盾に目をつむって「ボクの西武新宿線」で強行突破しようと考えたのですが、少しでも“ありそうな”形に近付けられないか考えた末に次のような方針変更を行うことにしました。●10両はやめて8両編成にする●この時期に新宿線に実在しなかった551系4連をやめ、多数存在していたクモハ451+クハ1411の2連に変更するWikipediaの「西武鉄道のダイヤ改正」には1973年11月29日のダイヤ改正で西武新宿発着の急行・準急が8連化されたとの記述がみられるため、ここをターゲットにすればクモハ411の台車(1971~1972年にFS40に換装されたとされる)がダウトになるだけで、電照式方...ペーパーで作る西武赤電(クモハ451+クハ1411編[1])

  • お座敷運転会

    小笠原から帰った翌日は恒例のお座敷運転会でした。一気に「鉄」づくし生活に逆戻りです。とりあえず着替えが入ったままのキャリーバッグの中身をぶちまけてユニトラックに入れ替え(笑)、動きそうな車両を「棚からひとつかみ」状態でみつくろって出かけました。まだ内装を入れていませんがとりあえず走るので、ペーパーフルスクラッチの最新作、富山地鉄クハ173号車を運転会デビューさせました。推進する動力車はこの運転会のメンバーでもあったO氏の形見であるエンドウのモハ14760形。通電カプラーが奏功してヘッドライトも室内灯も安定した走行にひと安心です。やっと走らせることができましたよ見てますかー?大半径カーブを行く長モトの115系1000番台R7編成。登場当時の冷房準備仕様でモハ114のうちの1両は新製冷房車を先祖返り加工したも...お座敷運転会

  • 小笠原から戻りました

    先週の金曜日に小笠原から戻りました。前後の移動を入れて11日間は海外旅行を除けばをたぶん人生初ではないかと思います。後半は天候に恵まれたこともあって時間がたつのも早く、思えばあっという間の11日間でした。滞在最終日の朝、車を返しがてらドライブしていると道路脇の崖の途中で何やら動くものを発見。車を止めて確かめに行くとなんとクロヤギが3匹、盛んに草を食んでいました。かつて電車の線路脇で発見された「崖の上のポニョ」そのまんまです。落成防止用ネットを巧みに使って自由自在に移動しています。レンタカー屋で聞いてみるとやはり野生のヤギだそうで、しかもかなりの頭数がこの周辺にいるとのことでした。出港準備中の「さるびあ丸」です。いつもは伊豆諸島航路(しかも大島、新島、式根島、神津島といった近場)を運航する東海汽船の船ですが...小笠原から戻りました

  • 小笠原へ来ています(5)

    実は本日午後、東京へ戻ってきたのですが、最終日の話なのでまだ小笠原にいるテイで書きます。父島へ来てからちょうど1週間がたちました。今日もオフです。なにせ帰る船が明日まで無いのですから。天気も上々なので、朝散歩の代わりに、朝ドライブで今まで行けてなかった南部の海岸を訪ねてみることにしました。まず、村営バスの終点にもなっている「小港海岸」へ向けて車を走らせます。15分ほどで駐車場に到着。海岸はここから先5、600m先ですが、道が狭くなるのでここからは歩きになります。しばらく歩くと幅広な川が寄り添ってきます。八ッ瀬川という川で、急峻な崖が海まで迫っている父島ではこのようにゆったり流れる川景色は珍しいといえます。さらに進むと大きな木をまん中に据えたロータリーが見えてきました。ここが村営バスの終点・小港海岸バス停で...小笠原へ来ています(5)

  • 小笠原へ来ています(4)

    月曜の母島で今回の仕事はひととおり終わったので、東京行の船が出る木曜までの間の2日間はオフとなりました。日課の?朝散歩で近所を歩きます。来島してから気になっていたトンネルを抜けてみることにしました。大村隧道と清瀬隧道という2本のトンネルが大神山の下をまっすぐ貫いています。これは二見港岸壁側の大村トンネルの入口。戦前に掘られたとのことで、海沿いに都道が整備されて現在は人と自転車専用ですが、以前は車も通るメインルートだったそうです。大村隧道は短いですが清瀬隧道はかなり長く、入口から少し入った場所に左右から衝立のようにせり出した場所があります。そして1か所だけ写真のような「扉」が畳んだ状態で固定されていました。貼り出された解説を読むと、戦時中にこのトンネルは防空壕として使われ、そのため鉄製と木製の2重の扉が両サ...小笠原へ来ています(4)

  • 小笠原へ来ています(3)

    前回の投稿でハッシュタグを付けておきながら書くのを忘れていたことがあります。去る日曜日のこと、この日もオフなので車で宿の近くの長崎展望台というところまで上ってみました。父島の北側に位置し、海を挟んで1km足らずで対岸の兄島を見ることができます。上っていく途中で二見港が見えました。長崎展望台からの眺め。左側に半島のように突き出しているのが兄島で、右奥に見える小さな島が東島。どちらも無人島です。兄島はかつて空港建設計画がありましたが、生物調査の結果多様な固有種が生息していることが確認されて中止となった経緯があります。展望台から少し先へ行った場所に「枕状溶岩」の露頭がみられます。小笠原諸島周辺は海底火山の噴火によって堆積した溶岩が隆起して島々が形成されたとのことで島内の随所でゴツゴツした岩肌を見ることができます...小笠原へ来ています(3)

  • 小笠原へ来ています(2)

    おがさわら丸が出航していった翌日の金曜朝。仕事時間まではまだ間があるのですが、部屋の掃除とベッドメイキングのため1時間ほど宿を追い出されます。ベッドメイキングというと聞こえがいいですが、要は宿のおかみさんが来てガーッと掃除機かけてタオルとシーツを取り替えていくという・・・そんな感じです。ホテルという名のワンルームアパートです。窓と入口のドアを開けると風が通り抜けて居心地は最高です。期せずして朝散歩が日課になりました。近くの大神山神社に登ってみます。見上げるほどの石段。石段の先に見えるのは一の鳥居?らしく本殿は先のようです。。膝の調子がよくないので途中2回休憩しましたが何とか鳥居までたどりつきました。二見港を見下ろします。曇ってますがいい眺めです。ベンチがあったので汗が引くまでひと休み。どの植物から発せられ...小笠原へ来ています(2)

  • 小笠原に来ています

    仕事で小笠原は父島に来ています。11日間の“非鉄生活”も明けて金曜には4日目になりますが何とか耐えています。笑小笠原行きの唯一の交通機関が「おがさわら丸」で、伊豆諸島航路と同じく東京・竹芝さん橋から出航します。これが出航前に見た最後の「鉄」物件。何だか分かりますか?再開発で取り壊したビルの中から現れた東京モノレール浜松町駅の延伸部分です。今しか見られない光景としてマニアの間で密かに注目を集めているのだとか・・・って何のマニア??出航日の東京はよく晴れていました。小笠原は自分にとって初めての地です。よーし行くぞオガサワラ!!レインボーブリッジがお見送り。さらば東京・・・。まあ行き先も東京都内ですが。。竹芝~父島間は24時間の船旅です。特2等寝台を利用させていただきました。狭いながらも個室で横になれるのは有難...小笠原に来ています

  • zugプラキットで作る西武赤電(701系編[6])

    模型製作に戻ります。キットの前面パーツを活用して新101系顔から701系顔へ整形していきます。まずはフロントガラスから行先・種別表示窓までをざっくりと切り抜きます。左はカッターで抜いたものですが、右は少し楽をしようとモーターツールを使って抜いたのでボソボソです。。抜きカスは思うところあって捨てずに保存しておきます。ヘッドライトケースも位置が変わるので削ります。周囲のボソボソをヤスリで仕上げます。棒ヤスリ→耐水ペーパー#320→#400→#800てな感じで。t0.3プラ板を“穴”より少し大きめのホームベース型に切り出し、山折りにしてから“穴”の形に合わせて仕上げます。これを瞬着で貼り込み、さらにオデコのRが大きくなるためt1.0プラ板で裏打ちしておきます。オデコを中心にあらあら削ってみたところ。窓は組み立て...zugプラキットで作る西武赤電(701系編[6])

  • 西武電車・・・プチ撮り鉄と模型資料集め

    門型送電鉄塔のジャングルの中を進んでくる電車・・・そんなちょっと非日常な写真が撮れるらしいと知って、子どもの日の昨日、西武多摩川線のプチ撮り鉄に繰り出しました。併せて東村山市にあるクハ1101形を用いた「くめがわ電車図書館」も訪ね、模型製作の参考となる写真を撮ってきました。JR中央線を武蔵境駅で降りて西武多摩川線ホームへ。高架化前後にかかわらず記憶にある限り初めての乗車です。中央線の窓からちょいちょい眺めてはいたもののずっと乗らずじまいの「身近な非攻略路線」でした。何の違和感もなく乗車し今の今まで気付かなかったのですが、もしかしてフロントの窓周りがベージュの新101系っていわゆるリバイバル塗装なんでしょうか???乗車といっても1区間だけ。高架を駆け下りて左へカーブした先にある1つ目の新小金井駅で下車し、住...西武電車・・・プチ撮り鉄と模型資料集め

  • zugプラキットで作る西武赤電(701系編[5])

    今回は西武鉄道の411系2連、551系4連、701系4連をつなげて私鉄界初と言われた10両編成運転を再現しようとしています。しかも「中央東線周辺」縛りの一環ということで西武新宿線を想定して。。しかしこれは無理がありました。薄々は無理と感じてはいたのですが、この他にも「前面は電照式方向幕導入前のサボ受時代(当然ブタ鼻ライトではない)」「釣り掛けの411系と551系の電動台車は空気バネのFS40へ換装する前のTR14A時代」「551系は6連化せずに4連のまま残った編成をチョイス」などなど自分好みで縛りに縛った結果「実在する時代はナシ」というアンサーが返ってきたのであります。おい頼むぜチャットGPS(違う)。台車やサボ受けなどが共存するのはギリギリ1970年まで。これは想定通りでしたが、10両運転を開始したのは...zugプラキットで作る西武赤電(701系編[5])

  • zugプラキットで作る西武赤電(701系編[4])

    2冊の西武電車関連の本を買いました。模型製作の資料に・・・という意図もないわけではありませんが、どちらかといえば目の保養であったり、純粋に読み物として購入したものです。GWの暇つぶしにと思っていたらほぼ読み切ってしまいました。笑後藤文男「西武の電車1赤い電車編」(交友社)西尾恵介「所沢車両工場ものがたり」(RMライブラリー30・31復刻版、NEKOPUBLISHING)前者は形式写真を主体とした資料集で、1970年代の主力として活躍した311系から801系・411系までの「赤電」時代の姿と荷電が収録されています。形式図(竣工図)や配置表なども収録されており、形式写真はなるべく1~4位すべての方向からの写真を揃えたという極めて資料性の高い1冊。その分厚さから1万円以上はする豪華本か?と買うのを躊躇していたの...zugプラキットで作る西武赤電(701系編[4])

  • zugプラキットで作る西武赤電(701系編[3])

    今日は701系の前面加工に挑戦する予定でしたが、別の案件で予想外に時間を費やしてしまったので持ち越しになりました。別の案件といっても701系関連なのですが、形式図のベンチレーター位置がどうも怪しいので検証しようとしたら、なかなか真横から撮影された写真が見つからずに時間がかかってしまいました。下は701系登場時に鉄道ファン誌に掲載されたM2車(モハ701形偶数車)の形式図の抜粋ですが、前後対称かと思ったら、赤丸印のところなどが窓と比べると微妙にズレているように見えます。パンタ付はこれでいいかも知れませんが、ではパンタ無しのM1車(同奇数車)はどうしたらいいの??結論から言うと、どうやら形式図が間違っているらしく、クハも含めてすべて前後対称かつ同じ場所に配置されていたようです。サイドビュー写真でお馴染みのかけ...zugプラキットで作る西武赤電(701系編[3])

  • zugプラキットで作る西武赤電(701系編[2])

    先頭車2両と中間車2両の合計4両分のキットには貫通扉なしが4枚、ありが2枚の合計6枚の妻板が入っています。701系も広幅貫通路なので411系と同様に広幅化します。貫通扉なしの4枚は左右の窓幅を縮める方法で割と簡単に完了。貫通扉ありの2枚は戸袋窓の大きさが開閉窓と異なりますが、あまり見えない連結面なのでしれっと同じように加工してしまうことを考えたのですが、戸袋側の裏側がご覧のように薄肉化されておらずこのままでは使いにくい。もしかしたら以前に上信500形を作った時の余りがあるのでは?と探したところ・・・ありました!こういう成功体験しちゃうから断捨離が進まないのですがそれは置いておき、とりあえず貫通扉なし妻板が1枚確保できました。これ以上はいくら探しても出てこないので、残る1枚は貫通扉付のものから改造することに...zugプラキットで作る西武赤電(701系編[2])

  • サハネ581をゲット

    某店の委託にTOMIX16番のサハネ581が出ているのを発見したので朝イチで駆け込んでゲットしてきました。寝台特急「金星」の編成仕立て用に欲しかったものです。「屋根にキズ有り」とされていたので確認したところ、確かに目立つ傷ですが走行性能には関係ないし放っておいてもいいレベル。まあ必要なら追い追いペーパーかけて部分修復でもしますかといった状態なのでいい買い物でした。わが家のTOMIX583系はクハネ581の基本セットとモハネ増結セット(M)、それにサロとサシを加えた8両でスタートしたので「彗星」(新大阪~宮崎)にしていました。その後12両フル編成に伸ばすべくモハネ1ユニットを小高のペーパーキットで作り(未完成)、TOMIXのサハネ581も1両手に入ったのですが、残りもう1両のサハネ581が入手できずにいまし...サハネ581をゲット

  • zugプラキットで作る西武赤電(701系編[1])

    次はzugの西武新101系/301系プラキットを使って、赤電時代の代表選手ともいえる701系4連を作っていきます。411系では中間車から平妻の先頭車を生成しましたが、今回は素直に先頭車は先頭車、中間車は中間車のキットを使って701系化を目指します。ちなみに701系はこういう電車です。西武赤電時代の写真を探しても見つからなかったので、上信電鉄へ譲渡後にクモハ+クモハの2連に改造後の姿で失礼します。(上信電鉄150形:クモハ156+クモハ155/元西武鉄道701系モハ755(クハ1755の運転台取付)+モハ756(クハ1756の運転台取付))しかしコレが701系になるのだろうか・・・?各部を検証した結果、、結論「なります!」笑まず手始めに優しい側面から加工します。上が改造前です。新101系は運転室が拡大されて...zugプラキットで作る西武赤電(701系編[1])

  • zugプラキットで作る西武赤電(411系編[4])

    クモハ411形の車体を作ります。基本的には先行したクハ1451形と作り方は変わらず、中間車の側板に乗務員ドアを付けて先頭車化します。第一段階として乗務員ドアになる部分を大きくくり抜き、ドア次位の800mm窓を500mm幅に狭めたところ。力の入れ方が分かってきたので糸鋸やモーターツールは使わず、結局2両分4か所の改造箇所全部をカッターだけで切り抜きました。プラ板ではなくペーパー製のユニットパーツをはめ込むのも同じ。パテとサーフェーサーで仕上げます。一度OKにしたのですが、乾燥したら継ぎ目が浮いてきたので、濃い目のサーフェーサー(=溶きパテ)を塗って乾燥中の状態。箱に組んでからコーナーの目止めと併せて研磨仕上げをする予定。屋根板もクハ同様、製品のモールドをすべて削り取ったあと所定の位置にグロベンの取付穴を開け...zugプラキットで作る西武赤電(411系編[4])

  • zugプラキットで作る西武赤電(411系編[3])

    昨日は4月11日ということで「411系竣工の日」を祝えればよかったのですが、その気配もなく、いつもながらの作業を淡々と行ったのでした。。クハに続いてクモハ411形の下回りを作ります。実車は701系などの付属編成という位置づけで釣り掛け駆動の2両編成として誕生しているので、模型の方も併結メインながら、“一応2両でも走れます”的なパワーセットにします。すなわち虎の子EN22は使わずに、マブチFK-130SHモーター+IMONギヤの組み合わせで片台車のみ駆動することにします。床板にはLN型モーター相当の細長い穴が開いているので、付属の「塞ぎ板」をカットして前後を縮め、一方で横幅を広げてFK-130SHモーターが入るように加工します。モーターを固定するブラケットは、出力軸側はラグ端子をL字型に折り曲げたものをモー...zugプラキットで作る西武赤電(411系編[3])

  • zugプラキットで作る西武赤電(411系編[2])

    411系のTc、クハ1451形の下回りを作ります。運転台側のカプラーは連結を考慮してTNカプラーを使用。あいにく電連付の市場在庫が払底しているようなので、とりあえず電連無し・グレーのHO-C52を購入しました。キットの床板にはマウント用の突起がモールドされネジの下穴も開いているので、カプラー取付座の一部をカットして高さを合わせるだけで取り付けられます。願わくばもう0.5mmぐらい前に出したいところ。床下中央にはウエイトとしてt1.0の鉛板(マッハ)を敷き込み、両サイドにはt=1.2mm×W=5mmのプラ板を貼ります。鉛板が公称値よりわずかに厚かったのでt1.2を使用して高さを合わせたもの。床板がABSですべて異種素材どうしの接着となるのでボンドG17を使っています。床下機器は旧フクシマの製品を受け継いだI...zugプラキットで作る西武赤電(411系編[2])

  • zugプラキットで作る西武赤電(411系編[1])

    西武の赤電は今まで小出しにしてきましたが、大体の方針が固まったので追番付き投稿としてUPしていきたいと思います。編成としては411系2連、551系4連、701系4連の10両です。このうちzugの新101系/301系プラキットから改造する411系と701系を先行させます。まずは411系編から。キットの妻板の上にt0.3プラ板を貼り重ねた前面。手すりとヘッド・テールライトの穴を下の妻板まで貫通させます。出来上がった前面。ちょっと寸法取りをミスってヘッドライトの高さが違ってしまったので、この後、低い方は上へ、高い方は下へ少しずつ拡大してだいたい揃うようにしました。長穴になりますが、フチ付きのライトケースを差し込むのでぎりぎりバレないことを確認済み。笑乗務員ドアは、隅のRをプラ板できれいに抜くウデが絶望的に無いこ...zugプラキットで作る西武赤電(411系編[1])

  • 模型シーズン再開

    もう3日目になってしまいましたが新年度が始まりました。仕事もなんとか収束して模型作りの時間が復活します。毎年今頃がバラ色のシーズンなんですが、なんとなくユルユルと過ごしてしまうのであっという間に繁忙期突入!という繰り返しでした。今年こそは仕掛り品退治だ!と、固く誓いましたがまたパーツが着荷しました。着荷というか、今回はわざわざ買いに行ったんですけど・・・。本来お友達であるはずの鉄道模型がこうなってくると“敵”であります。笑キハ07用がメインです。奥に横たわっているのはエンドウの「電動車ユニットC」。DT20付の旧国用ですが今回は西武551系の動力に使います。ちょっとしたホテルディナーが楽しめるお値段です。どうしてこうなった!!??ww551系には日光のDT10コロ軸を履かせ、捻出したDT20はこちらのモハ...模型シーズン再開

  • パーツが押し寄せた

    先日は西武赤電・・・701系クハ用のFS072台車を仮組みしましたが、その後いろいろチェックして、日光規格の車輪でもいけることがわかったので本組みしてみました。金属フレームを木片の四隅に仮止めし、この状態で軸受メタルを差し込んで半田付けします。ボルスター取付用のボスねじも半田付けしてフレームは出来上がり。3点のパーツをすべてフレームの内側に取り付けることでナット止め車輪の幅に合わせることができました。ボルスターへ組み付けて抵抗なく転がることを確認。プラの台車枠も取り付けて写真を撮ろうと思ったのですが、引っ掛かりが弱くてハラリと落ちてしまうので裸フレームのままで失礼。さて、台車ひとつでもたもたしてるうちにIMONさんに注文していたブツが到着。zugの新101系プラキット2セットと床下機器、ギヤなどなど。衝動...パーツが押し寄せた

  • 所沢工場やってます

    西武所沢車両工場といえば戦後から平成初期まで、自社車両のみならず地方私鉄向け車両の製造などを行ってきた異色の車両工場。zugのプラキットをいじりながら今その気分です。中間車に運転台をつけます。実車でも盛んに行われている改造。元々上信電鉄の200形に改造するために予定していた作業だったのですが、あちらは半流スタイルなので“首ごとすげ替え”を目論んでいたところ、こちらは平妻なので側板に穴を開ける羽目になりました。まずは大きく口を開けて・・・切り抜いたパーツの一部を使って運転室次位の窓を再建し、残りの部分をt0.5プラ板で埋めます。接着はまだ。ここに乗務員ドアを現物合わせでケガいてからドア・窓抜きをして晴れて接着となります。埋め戻したところ。窓のラインがヘロヘロなので修正します。ドアや窓のRをドリルで開けてから...所沢工場やってます

  • 西武「赤電」への思い断ち難く

    毎年恒例の年度末の多忙で落ち着いて模型いじりができないのをいいことに、気分転換のつもりで色々と浮気物件をかじっております。わがPCには本気浮気問わずちょっと作りたくなった車両ごとのフォルダがあって、ネットからダウンロードした写真や形式図などが収めてあるのですが、だいぶ前に作って、さすがに自分でもヤバいと思ってそれ以来封印していた「西武赤電10連」フォルダに再び目が行ってしまいました。自分で「無謀企画」と書いてるあたり本気ではないのが見え見えですが、その3つ上にある上信200形2次車(zug改)と結びついて、これを方針変更すればいけるかも?ということになりました。もともとは上信オリジナルデザインの東洋工機製の200形1次車を作りたかったものの、zugの「西武新101系・301系」キットを使えば手っ取り早く2...西武「赤電」への思い断ち難く

  • 富山地鉄モハ14750形の製作(2)

    車体も作り始めました。いつもどおりWordで作図して出力。前後対称なので側面図を1枚作ったら3枚コピペすればOK。今回は木製屋根板を使うので展開寸法を求める必要もなく、ラクに2両分の型紙が出来ました。ペーパールーフの場合は紙の目を横にしてケガキますが、旧型電車のように柱が細くて屋根板を用いる車両の場合は目を縦にとってケガキます。スイスイ窓抜き・・・といけばよかったのですが花粉症がひどくて1両分でギブアップ。今年の花粉は量が多いだけでなく目にも来るタイプだそうで、涙でケガキ線がボヤけて見えないのでやめました。この辛いシーズンが過ぎ去って欲しいと切に願うばかりです。富山地鉄モハ14750形の製作(2)

  • 富山地鉄モハ14750形の製作(1)

    クハ173は内装がまだ残ってますが、運輸省規格型電車の誘惑に負けてモハ14750形を作り始めました。ダブグレー消費プロジェクト第1弾(笑)です。自分で撮った写真がないので手書きイラストでプロトタイプをご説明。戦後生まれながら改造に改造を重ねているため、わずか4両の小所帯にもかかわらず個体ごとに特徴が少しずつ違っています。当然、時期によってもスタイルが違うのですが、1990年代初頭の特急塗装時代を照準に定めてモハ14751とモハ14755の2両をチョイスしました。釣掛け駆動ですが、ブレーキがHSCに改造されてモハ10020形などの新性能カルダン車と連結できたそうです。クモニ83みたいな感じでしょうか。モハ14751はモハ1501として竣工した車両でこのグループのトップナンバー。腰板の張替えによって前面、側面...富山地鉄モハ14750形の製作(1)

  • 規格破りの規格型電車

    戦後の混乱期に運輸省規格型でつくられたとされる富山地鉄のモハ14750形(落成時はモハ1500形)の謎に迫るべく訪れた「ポッポの丘」の話の続きです。同所の新たな展示車両として加わった長野電鉄のモハ1000形1003号車(所有は「運輸省規格型電車保存会」)が、ほぼ、地鉄のモハ14750形のコピー車体であることを知って訪れたわけですが、迫りたかった謎はただひとつ、正確な寸法です。モヤモヤの解消に実車の採寸ほど特効薬はありません。以下は、参考資料(原典は鉄道ピクトリアル)を元に、運輸省規格型電車の規格と実車の対比をしながら「規格破り」な点を考察しています。運輸省規格型電車というと運輸省が規格を制定して守らせた印象がありますが、正確には「社団法人日本鉄道協会が運輸省の指導をうけて、地方鉄道・軌道の新製車両に対する...規格破りの規格型電車

  • 房総横断大人の遠足

    今日は久しぶりにリアル鉄をしてきました。千葉県を走る小湊鉄道といすみ鉄道の2大非電化ローカル私鉄を乗り通して房総半島を横断してのですが、主目的は乗り鉄ではなく、以前にも訪ねたことがある保存車両のワンダーランド「ポッポの丘」の再訪です。ちょっと気になる車両が新しく仲間入りしたというので観察してきました。いかんせん本数の少ないローカル線で、特に小湊鉄道は途中折返しが多く終点の上総中野まで行ける列車は限られるので、少し早めに家を出て午前8時半前には内房線の五井駅に降り立ちました。今日はレンタサイクルも使うので体力温存のため東京駅から快速のG車を奮発しました。模型は毎日見ていますが209系の実車を見るのは久しぶりです。快速電車が走り去ったあと、目の前に広がる五井機関区にたたずむ小湊鉄道の車両群を目の当たりにして気...房総横断大人の遠足

  • 青梅線103系(4)

    クモハ103を組み立てました。これで4両すべての素組みが完了です。モハ102を動力車にしたのでこの車はトレーラーです。車体の組み立ては他と同じなので例によって省略。φ11.5mm車輪付のDT33台車を使用するため心皿を0.5mm削ります。元々のモールドが横梁より0.5mm程度高くなっているので、横梁の高さを目安にカッターであらあら削り耐水ペーパーで水平に仕上げました。床下機器を取り付けます。主抵抗器や主制御器が付くので4両の中でも一番密度が高く、重量もかなりなものになりました。トレーラーにしておくのがもったいないくらいです。出来上がりはこんな感じ。2-4位側から。反対側も撮りました。主抵抗器がデンと構える1-3位側こそクモハ103の真骨頂!笑ここで誤算というか困ったことが。日光モデルの台車は改良を重ねるご...青梅線103系(4)

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