ハオとは、
- 『シャーマンキング』に登場するキャラクター。本稿で記述する。
- ゲーム『クッキングファイター好(ハオ)』の主人公。
- 中国語教室『ハオ中国語アカデミー』。
- 好(ハオ)とは中国語で良いの意味である。英語のgoodに当たる。
概要
本作のラスボス。葉と瓜二つの顔をした少年で、素肌の上に直接マントを纏っている。人の心を読むことのできる霊視能力を持つ。口癖は「ちっちぇえな」。
その正体はかつてグレート・スピリッツ(G.S)で人類を滅ぼして優れたシャーマンだけの世界を作ろうとした麻倉家の大陰陽師・麻倉葉王。 500年前に葉賢に敗れてからもシャーマンキングになるために幾度となく転生を繰り返し、葉の双子の兄として現代に転生した。
作中最強キャラであり、125万とあまりにも圧倒的な巫力値を誇る(参考までに最終段階の葉の巫力は108000)。持霊は5大精霊の一つ「スピリット・オブ・ファイア(S.O.F)」で、圧倒的な炎の力を自在に操る。更に五行の力をも極めていることから、S.O.Fの属性を水・木・金・土に変えることが可能。それにより、原水爆・中性子爆弾・X線レーザーなどの大量破壊兵器をも完全に無効化する。
これだけでも作中の誰をも寄せ付けないチート級の実力者だったのだが、完全版の最終巻にて更にパワーアップ。シャーマンキングとなってG.Sと一体化したことで、星中にあまねく魂そのものとなり、見るだけで相手を魂ごと消滅させたり、地球上で観測されたすべての出来事(太陽面爆発や超新星爆発、ブラックホールなど)を再現するなど、全知全能の存在となった。
・・・のだが、続編である「シャーマンキングFLOWERS」では実はシャーマンキングの力を行使するのは歴代7人のシャーマンキングの過半数以上の賛成が必要であり、元々人間を滅ぼうとしていたり、地獄をトレーニングジムの如く私物化したり、シャーマンキングになった暁には蘇生できるとは言え、シャーマン達を殺害及びその魂をスピリット・オブ・ファイアに食わせて冥界の神々に迷惑を掛ける等、色々とやらかしまくっていたハオには当然歴代の信頼などなく、神なのに何もできていない現状に嫌気がさしている。暇ではないと言いながらも明らかに暇そうにしていたりネコにたかられたり甥っ子の顔を見に行くおじさんになっている。しかしそこで終わる彼ではなく、特に対立している先代シャーマンキングである資本主義の創始者フラ・ヤービスとその陣営チームヤービスと葉とアンナの息子花を始めとしたチームハオとで「FOM(フラワーオブメイズ)」を開催し戦っている。どこまでも迷惑な奴である。
つまり、大体こいつのせいである。
原作では最後まで無敵のまま倒されることはなかったが、アニメ版では普通に倒されている。
作者の暴走プリンセス☆ハオ
その名も プリンセスハオ
長い旅路の果てについに姫のとらわれたG.S城に辿り着いたのです
まん太の夢の中に出てきたドレスに女装した姿のハオのことなのだが・・・今では「アニメ化もした人気漫画であってもジャンプのアンケートシステムの前では打ち切りになってしまう可能性がある」現象を総じて「プリンセスハオ」という場合がある。
完全版ではプリンセスハオ以降の本当の最終回まで描かれており、まん太の悪夢の中にちょくちょく登場してくる。ちなみにおまけ漫画によると魔女に毒りんごを潰されてみかんになってしまった最強にして最弱のラスボス。らしい。葉に「あいつ強がってるだけなんよ」と言われて即デレている。ちょろい。
無駄に女装姿が似合っており20周年の人気投票では14位と好成績を残している。