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選び方・特集

《2025年》軽自動車おすすめ15選!選び方やメリット、デメリットなども解説

日本で絶大な人気を誇る「軽自動車」

日本国内で販売されている自動車の中で、人気のカテゴリーと言えば「軽自動車」です。2023年に日本で販売された軽自動車の届け出台数は174万4919台でした。SUVやミニバンなどを含めた国内販売全体の39%を占めたことからも、軽自動車の高人気がうかがわれます。

では、なぜ軽自動車はそれほどに人気なのでしょうか。当記事では、軽自動車が人気の理由やメリット、デメリットを解説するとともに、選び方やおすすめの軽自動車をご紹介いたします。

<監修> 自動車ジャーナリスト 渡辺陽一郎氏

1985年に自動車雑誌を中心に扱うアポロ出版株式会社に入社。その後、同社で複数の自動車雑誌やアウトドア雑誌を手掛け、1989年に自動車購入ガイド誌「月刊くるま選び」の編集長に。1997年にはアポロ出版株式会社の取締役も兼任。2001年6月にフリーランスへ転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も大切と考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心掛けている。

軽自動車は、なぜそんなに人気? メリットは!?

軽自動車は「自動車税」が安い

軽自動車が人気である理由のひとつが、自動車を所有すると毎年かかる「自動車税」(軽自動車税)が安く済むことにあります。普通車(自家用)の自動車税は、たとえば「コンパクトカー」のようにエンジンの排気量が1L超〜1.5L以下の乗用車では3万4500円(2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた場合は3万500円)、1.5L超〜2.0L以下の乗用車では3万9500円(同3万500円)を納税します。しかし軽自動車税なら年額7200円(初回新規届け出が2015年4月1日以降の場合は1万800円)に収まります。自動車税(軽自動車税)は(一部免税をのぞけば)毎年必ずかかる税金ですので、この差は大きいですよね。

軽自動車は「車両価格」が安い

軽自動車は、車両価格が安いことも人気の理由のひとつとしてあげられます。価格が抑えられた軽自動車なら100〜140万円ほどで、スライドドアが装着されている軽自動車でも150〜180万円ほどで購入することができます。たとえば、ミドルサイズのSUVやミニバンなどの価格は250〜400万円ほどですので、比較すれば軽自動車の車両価格が安いことは明らかです。

軽自動車は「ボディサイズ」が小さいので扱いやすい

軽自動車のボディサイズは、全長が3.4m以下、全幅が1.48m以下、全高が2m以下に定められており、自動車の中では小さめなサイズになります。狭い路地が多い日本においては、軽自動車のようなコンパクトなボディサイズのほうが運転しやすいことも多く、車庫入れなどの際にも小さな車体のほうが取り回しがしやすいため、駐車場へ楽に入れることができます。そのため、クルマの運転に慣れていない初心者にも、軽自動車は扱いやすいクルマと言えるでしょう。

軽自動車は「日本独自」の規格なので使いやすい

とくに「スペーシア」や「N-BOX」などの軽ハイトワゴンには、数多くの小物入れが備わっています。画像は「スペーシア」の助手席前インパネ

とくに「スペーシア」や「N-BOX」などの軽ハイトワゴンには、数多くの小物入れが備わっています。画像は「スペーシア」の助手席前インパネ

軽自動車は日本独自の規格ですので、日本で使用した際の使い勝手なども考えて開発されています。たとえば、日本のユーザーの要望に応えるために、多くの小物入れや引き出し、カップホルダーなどが備わっていたり、小さなボディでありながら広い室内空間を備えている軽自動車なども数多くラインアップされています。

人気の軽自動車には「スライドドア」が付いていて便利

画像はスズキ「スペーシア」のスライドドア

画像はスズキ「スペーシア」のスライドドア

ハイトワゴンと呼ばれる、車高の高い軽自動車の多くには「スライドドア」が備えられています。スライドドアは、開口部が大きいために乗り降りがしやすく、ドアを開けるスペースが狭い場所でも開閉できるといったメリットがあります。スライドドアが装着された軽自動車は、日本ではかなりの人気を誇っています。

軽自動車のデメリットは!?

エンジン排気量が小さい

軽自動車のエンジン排気量は660cc以下と定められていますので、動力性能が車両重量の割に低いことが懸念点のひとつとして挙げられます。もし、複数人の同乗者を乗せる機会が多い人や、荷物を多く載せることが多いのであれば、軽自動車の中でも動力性能の高いターボエンジン搭載車などを選びましょう。

ボディサイズの大きなクルマを選べない

軽自動車は、前述の通りボディサイズに制限がありますので、車体の大きなクルマを選ぶことができません。ですが、もし迫力のあるクルマが欲しいのでしたら、フロントフェイスにすごみを持たせたカスタムモデルを選ぶという手もあります。また、車内の広いクルマがほしいのでしたら「N-BOX」などのハイトワゴンを、流行りのSUVが欲しいのであれば、スズキ「ハスラー」などを選ぶのもよいでしょう。

最大4人までしか乗れない

軽自動車は、乗車定員が最大4名までと決められています。そのため、5人乗る場合にはコンパクトカーなどを、6人以上を乗せたいのであれば、3列シートを備えたミニバンやSUVなどを選びましょう。

軽自動車の選び方

人気のボディタイプや車種で選ぶ

軽自動車の選び方として、売れている人気のボディタイプや車種から検討してみるのもいいでしょう。軽自動車でもっとも人気のボディタイプといえば、スライドドアを備えたスーパーハイトワゴンになります。ハイトワゴンは車内が広く快適で、スライドドアが装着されているので利便性が高いといった特徴を持っています。軽自動車の販売台数ランキングで、常に上位に入ってくるのもハイトワゴンになります。たとえば、ホンダ「N-BOX」などは、SUVやミニバンなどを含めたすべての乗用車の中で、新車販売台数1位を6年間連続で獲得(2017〜2022年)しているほどです。同様に、スズキ「スペーシア」、日産「ルークス」なども人気で、販売ランキングにおいてつねに上位にランクインしています。また、最近ではスズキ「ハスラー」といったSUVタイプの軽自動車も人気です。

価格の安さや燃費の良さで選ぶ

できるだけ購入予算やランニングコストを抑えたいという方には、車両価格が安く、燃費のいいクルマを選びましょう。車両価格の安さと燃費の良さを両立させている軽自動車としてあげられるのが、スズキ「アルト」です。

デザインのよさで選ぶ

近年の軽自動車は、デザインにこだわった車種が多く登場しています。スタイリッシュな軽自動車としては、N-BOXやスペーシアなどのスーパーハイトワゴンのカスタムモデルなどは、迫力のあるフロントフェイスが採用されていて人気の車種です。また、かわいい軽自動車としては、スズキ「ワゴンRスマイル」などがおしゃれな軽自動車として人気があります。

人気のおすすめ軽自動車

スライドドアを備えた人気のハイトワゴン

ホンダ「N-BOX」

ホンダ「N-BOX」

ホンダ「N-BOX」

2023年の軽自動車や登録車を含む新車販売台数において1位を獲得し、いま日本で最も売れているクルマがホンダ「N-BOX」です。爆発的な人気を誇っているその理由は、軽ハイトワゴンならではの広大な室内空間、スライドドアやシートアレンジなど使い勝手のよさ、そしてホンダ車ならではの走りのよさなどがあげられます。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

ホンダ「N-BOX」のおすすめポイントは次の3つです。
1.軽自動車で最長のホイールベースによって、軽最大級の広さを持つ室内
2.上質な内装やすぐれた乗り心地によって、小型車と同レベルの満足度
3.後席を格納すれば、自転車も積み込める大容量のラゲッジルーム

ホンダ「N-BOX」のクチコミ・レビュー(一部抜粋)
−このクルマは軽自動車規格ですが、完全に高級車です。乗り心地のよさ、エンジンの質感、走行性能、室内の広さ、静粛性など、どれをとってもケチのつけどころがありません。すべてが高い次元でまとめられています。
−我が家では、N-BOX1台しか所有しておらず、すべてをまかなうことができる万能な軽自動車ということが、この1年で実証された。毎日の通勤も、片道300kmを超える遠出も苦にならない動力性能と快適さ、ホンダセンシングによる運転支援のおかげだと思う。

ホンダ「N-BOXカスタム」

ホンダ「N-BOXカスタム」

ホンダ「N-BOXカスタム」

フロントフェイスへ横一文字に広がるライトや、フルLEDのヘッドライト、テールランプが特徴的な「N-BOXカスタム」。インテリアはブラック基調で、大理石の質感が再現されたインパネトレーが採用されています。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

ホンダ「N-BOXカスタム」のおすすめポイントは次の3つです。
1.フルLEDヘッドライトや横一文字に広がるライトの採用で精悍なフロントフェイス
2.車内が広く、質感の高さは標準ボディ以上
3.15インチアルミホイールや上級のシート表皮も選択できる

ホンダ「N-BOX JOY」

ホンダ「N-BOX JOY」

ホンダ「N-BOX JOY」

「N-BOX JOY」は、アウトドアを手軽に楽しむための内外装が施された軽スーパーハイトワゴンです。外観はアクティブな雰囲気で、内装は汚れが目立ちにくいチェック柄の撥水シートを採用。また、荷室で寛いで過ごせるように、後席を畳んだ際にはベースの「N-BOX(カスタム)」よりもフラットな荷室になったり、リアシート背面にプレートを追加したりするなどで、荷室へ快適に座れるようになっています。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

ホンダ「N-BOX JOY」のおすすめポイントは次の3つです。
1.撥水加工が施されているオシャレなチェック柄の内装
2.自宅の床に座っているようにリラックスできる荷室空間
3.アウトドアな雰囲気を醸し出すエクステリア

スズキ「スペーシア」

スズキ「スペーシア」

スズキ「スペーシア」

頑丈で大容量なコンテナをモチーフにしたエクステリアが特徴的な、スズキ「スペーシア」。広大な室内空間や両側スライドドア、低床ラゲッジルームなど、軽ハイトワゴンならではの使いやすさが特徴です。また、一部グレードのリアシートにスズキ初の「マルチユースフラップ」を採用しており、角度調整することでオットマンモードになって快適にくつろげるようになりました。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

スズキ「スペーシア」のおすすめポイントは次の3つです。
1.コンテナがモチーフとなっている、ユニークで遊び心のある内外装デザイン(標準ボディ)
2.インパネや助手席下など、豊富に用意されて便利な収納装備
3.ボディの軽さとマイルドハイブリッドの採用による良好な燃費性能

スズキ「スペーシア」のクチコミ・レビュー(一部抜粋)
−最良の軽自動車に巡り合ったと思っています。シャーシの剛性の高さ、走行安定性、静粛性、安全装備など、いいところは数え切れません。休みの日に出かける時は、自分のマツダ「MPV」は使用せずスペーシアに乗っています。運転していて楽しいから!
−街乗りメインで、便利に買い物とかで使いたい方や、車庫入れや駐車が苦手な方は、スペーシアがおすすめ。バックソナーで、障害物があったらブレーキがかかります。

スズキ「スペーシアカスタム」

スズキ「スペーシアカスタム」

スズキ「スペーシアカスタム」

メッキと艶のあるガーニッシュを採用することで、上質感や存在感が表現されている「スペーシアカスタム」。室内はセミマットなボルドー色を採用することで大人の雰囲気が演出されています。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

スズキ「スペーシアカスタム」のおすすめポイントは次の3つです。
1.存在感の強いフロントマスクやエアロパーツを標準装備
2.メッキ加飾やピアノブラックなど、上質さを感じさせる内装
3.カスタムは全車がマイルドハイブリッド搭載によって、良好な燃費

スズキ「スペーシアギア」

スズキ「スペーシアギア」

スズキ「スペーシアギア」

「スペーシアギア」は、アウトドアを満喫できるSUVのような内外装デザインや装備が採用された軽スーパーハイトワゴンです。外観はアウトドア感を覚えるデザインで、内装はカーキ色でアウトドアギアのような道具感が表現されています。また、ルーフレールや撥水加工が施されたシート、防汚タイプのラゲッジフロアなど、アウトドアを楽しめる機能や装備が採用されています。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

スズキ「スペーシアギア」のおすすめポイントは次の3つです。
1.濡れたまま乗っても汚れにくい撥水加工シート
2.泥などで汚れたものも載せられる防汚タイプのラゲッジフロア
3.先代から人気のSUVらしさ溢れるエクステリア

三菱「デリカミニ」

三菱「デリカミニ」

三菱「デリカミニ」

2023年5月に発売された、三菱の軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」。ベースモデルが「eKクロススペース」の「デリカミニ」は、デリカらしい力強いデザインや大径タイヤによるSUVらしさが溢れるスタイリングに、アウトドアから日常使いまで便利で快適な広々とした室内空間、専用にチューニングされたサスペンションや運転支援機能の「マイパイロット」など充実した安全装備が特徴となっています。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

三菱「デリカミニ」のおすすめポイントは次の3つです。
1.野性的でありながらかわいらしさも併せ持つ、愛嬌のあるフロントフェイス
2.専用のタイヤサイズ(165/60R15)でリフトアップされ、最低地上高は160mmを確保(4WDモデル)
3.アウトドアなどで付いた汚れを落としやすい、PVC素材が採用された荷室

日産「ルークス」

日産「ルークス」

日産「ルークス」

日産の軽スーパーハイトワゴンが「ルークス」です。ルークスは、「オートスライドドア」や「エマージェンシーブレーキ」、運転支援技術の「プロパイロット」など、先進的な技術が数多く搭載されているのが大きな特徴です。また、車内空間は先代よりも拡大されており、後席スライドドアの開口部が広がるなど、使い勝手の面も高められています。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

日産「ルークス」のおすすめポイントは次の3つです。
1.インパネの上面を平らに仕上げて、とても良好な前方視界
2.2台先を走行する車両まで検知できる、高い安全性を持つ衝突被害軽減ブレーキ
3.運転の疲労を軽減してくれる、運転支援機能のプロパイロットを装備

日産「ルークス」のクチコミ・レビュー(一部抜粋)
−燃費以外は満足度高い。安全性と最先端技術を考えると、この価格は納得。N-BOXも仕様変更で機能面が近づいて来たが、まだまだルークス優勢。250万円出してコンパクトカーの売れ筋ヤリス買うよりも、同じお金出してルークス買う方がおすすめ。動力性能以外すべて上だと思います。

ダイハツ「タント」

ダイハツ「タント」

ダイハツ「タント」

ダイハツ「タント」は、助手席と後席の間にあるBピラー(柱)がスライドドアに内蔵されている「ミラクルオープンドア」を採用。助手席ドアとスライドドアを開ければ、広々とした開口部になり、大きな荷物なども楽に載せ降ろしすることができます。また、また、運転席が最大540mm後方へスライドする「運転席ロングスライドシート」のオプション設定によって、運転席から後席へカンタンに移動することができるようになりました。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

ダイハツ「タント」のおすすめポイントは次の3つです。
1.左側のBピラーをスライドドアに内蔵させた、大開口のミラクルオープンドア
2.車内をスムーズに移動できる、運転席ロングスライドシート
3.1,700mmを超える全高でありながら、良好な走行安定性

ダイハツ「タント」のクチコミ・レビュー(一部抜粋)
−これ1台あれば、どんな使い方もできる。これが軽自動車で実現できているのは凄いことだと思います。もちろん、普通車のように元気よく走るわけではありませんが、街中を中心に使うのであれば、これ1台で何の不満も起きないでしょう。特に、後部座席の広さは特筆するものがあります。また、デザインも汎用的でスッキリしていて良いと思います。高速道路を使われる方は、ターボモデルを選んだ方が良いかもしれません。
−「新型タント」は、軽自動車初となる装備が満載で、そこがフューチャーされがちですが、先進安全装備の搭載、車としての基本性能(走る、曲がる、止まる)や静粛性、乗り心地が大きくレベルアップしている点が最大の魅力であると感じました。

人気上昇中の軽クロスオーバーSUV

スズキ「ハスラー」

スズキ「ハスラー」

スズキ「ハスラー」

アウトドアなど、アクティブさをイメージさせるエクステリアを備えているのが、スズキ「ハスラー」です。現行の3代目ハスラーは、全体的にSUVのタフさがより強調されながらも、先代で好評だった丸目のヘッドライトなど、愛敬のあるアクセントも採り入れられていて、愛着のわくデザインへと仕上げられています。また、新プラットフォームの採用によって、快適で広々とした室内空間を実現しています。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

スズキ「ハスラー」のおすすめポイントは次の3つです。
1.丸みを帯びて愛敬のあるヘッドライトなど、個性的なフロントフェイス
2.スペーシアに近い左右独立式のシートアレンジを後席に採用
3.汚れを落としやすい撥水加工をラゲッジルームに採用

スズキ「ハスラー」のクチコミ・レビュー(一部抜粋)
−NAですが、街乗りではまったく問題なしです。というよりいいです!これまで乗っていたスーパーハイトの軽で苦戦していた坂道も試してみましたが、予想以上でした。高速道路も試してみましたが、一人乗りではまったく力不足は感じません。かなりモーターアシストも効いている様で、快適です。最近の軽は高いという印象ですが、まあ実際に乗ってみて普通車にも劣らない安全機能、快適装備を考えると、スズキさんだいぶがんばっているのではと思います。

ダイハツ「タフト」

ダイハツ「タフト」

ダイハツ「タフト」

ダイハツの軽クロスオーバーSUV「タフト」は、スクエアなボディや高い地上高、ブラックのホイールアーチなどによって、一見すると軽自動車には見えない、迫力のある外観が特徴的です。また、すべてのグレードに大きなガラスルーフ「スカイフィールトップ」が採用されているので、明るく開放感のある車内空間を実現しています。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

ダイハツ「タフト」のおすすめポイントは次の3つです。
1.アウトドアに適したSUVらしい野性的なエクステリア
2.車内を開放的にさせてくれる「オープンフィールトップ」を全車に標準装備
3.ターボモデルに採用されたD-CVTによって、NAモデルとほぼ同じ燃費値を達成

ダイハツ「タフト」のクチコミ・レビュー(一部抜粋)
−スカイフィールトップが最高です。頭上手前からガラスになっているため、今までの車では味わえなかった世界観。流石に夏は暑いですが、開け閉めが簡単にできるのと、わずかに開けるだけでも視界や明るさが結構違います。夜のドライブでも、街並みやビルが見えてお気に入りです。

価格が安く、燃費のいい軽自動車

スズキ「アルト」

スズキ「アルト」

スズキ「アルト」

9代目のスズキ「アルト」は、外観に愛着を持ってもらうため、先代よりも丸みを持たせたボリュームあるエクステリアが採用されているのが特徴的です。また、エンジンも刷新されていて、もっとも燃費のいいグレードで27.7km/L(WLTCモード)と、軽自動車トップの燃費値(2023年12月時点)を記録しています。また、アルトは車両価格の安さにも配慮されていて、マイルドハイブリッド搭載車でも100万円前半と購入しやすい価格帯に設定されています。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

スズキ「アルト」のおすすめポイントは次の3つです。
1.マイルドハイブリッドは、27.7km/L(WLTCモード)という軽で最良の燃費を実現
2.車重が700kg前後と軽く、NAエンジンでも走りが活発
3.後席の足元空間が意外と広く、大人4名の乗車も可能

スズキ「アルト」のクチコミ・レビュー(一部抜粋)
−先代から比べて、角がとれて丸くなった感じ。女性にもうける、やわらかみを感じました。ブルーにルーフが白のツートンだったが、小さいながらも白い屋根がいい意味でアクセントとなっています。コーナーを攻めたわけでもワインディングを飛ばしたわけでもないですが、街中をスイスイと心地よく走る感じ。都内の狭い道も試乗コースにはいってたが、小回りもきいて運転しやすかったです。スズキでは1番廉価版だと思いますが、値段を考慮すると十分すぎると思います。

ダイハツ「ミライース」

ダイハツ「ミライース」

ダイハツ「ミライース」

「低燃費」「低価格」「省資源」など、軽自動車の本質となる経済性を重視するクルマとして生まれたのが、ダイハツ「ミライース」です。ミライースは、もっとも燃費のいいグレードでは35.2km/L(JC08モード)という省燃費性能を誇り、最も価格の安いBグレードは860,200円(税込)と、財布にもやさしい軽自動車となっています。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

ダイハツ「ミライース」のおすすめポイントは次の3つです。
1.価格が90万円以下のグレードが用意されるなど低価格で購入できる
2.ボディが軽いため、25km/Lと良好な燃費値(WLTCモード)
3.視認性にすぐれたデジタルメーターを全グレードに標準装備

ダイハツ「ミライース」のクチコミ・レビュー(一部抜粋)
−9,000km走って、平均燃費は26km/L(メーター表示)と優秀。60km/hくらいが一番いい。信号の少ない郊外路を走ると、35km/Lを超えることがある。
−急坂道や急勾配が多かったですが、満タン法で26.32km/Lでした。(走行距離520.1km÷給油量19.76L) 燃費達成率は76.96%でした。メーター上の平均燃費は28km/L後半くらいでした。

スタイリッシュさが人気の軽自動車

スズキ「ジムニー」

スズキ「ジムニー」

スズキ「ジムニー」

軽自動車で唯一の悪路向けSUVとされるスズキ「ジムニー」。4代目の新型ジムニーでは初代をほうふつとさせるようなスクエアなボディが採用されていて、その武骨でカッコいいスタイリングが爆発的なヒットの一因となっています。注意点としては、ジムニーは悪路の走破性が高められた本格派オフロード車のため、乗り心地や静粛性などが気になるかもしれませんので、購入前には一度試乗して確かめることをおすすめいたします。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

スズキ「ジムニー」のおすすめポイントは次の3つです。
1.日本で購入可能なSUVのなかでNo.1を誇る悪路走破性の高さ
2.ターボエンジンの搭載によって動力性能にも不満なし
3.適度な野性味も備わったシンプルな外観は好感度が高い

スズキ「ジムニー」のクチコミ・レビュー(一部抜粋)
−「よく、この時代にこの形で出してくれた!」と、100点満点で200点あげたい出来。無駄のない、機能と伝統に裏打ちされたデザインだと思います。Aピラーの立ち方、バンパーの切り欠き、屋根の水切り、インタークーラーバルジのない四角いボンネットなど、シンプルで機能的。
−小さいころに父親が乗っていた初代パジェロが大好きでしたが、その時代の四駆の車のような角ばったデザインで最高です。リーク画像が出回りはじめたころからずっと注目していました。実物も純粋にカッコいい。軽には見えないゴツさがあります。これが自分の駐車場に停まっていることを想像するとニヤけてしまいます。

オシャレでかわいい軽自動車

スズキ「ワゴンRスマイル」

スズキ「ワゴンRスマイル」

スズキ「ワゴンRスマイル」

「ワゴンR」の名前を冠しながら、特徴的な丸いヘッドライトや両側スライドドアが装着されているなど、ワゴンRとは異なる新しいクルマとして誕生した「ワゴンRスマイル」。最大の特徴はデザインで、外観は丸みが多く用いられることによってやわらかな印象の造形となっていて、内装はインパネにカッパーゴールドの縁取りが施されていたり、革を手縫いしたようなステッチが施されていたりと、質感が高められたデザインが採用されています。

渡辺陽一郎氏
渡辺陽一郎氏

スズキ「ワゴンRスマイル」のおすすめポイントは次の3つです。
1.丸目ヘッドライトの採用で個性あふれるフロントマスク
2.マイルドハイブリッドの搭載によって良好な燃費値を達成
3.実用性の高いシートアレンジで幅広い使い方に対応

スズキ「ワゴンRスマイル」のクチコミ・レビュー(一部抜粋)
−かわいいというよりも、親しみやすいデザインだと思います。全体的に丸っこくて、他の箱型には無い愛嬌があります。パーソナルユースでの利用を想定していると思われますが、後席の居住性はしっかりと確保されているので、大人2人、子供2人で乗っても、全く問題無い仕上がりの車です。他のスーパーハイト系と比較して、全高が低いですが、2週間乗ってみて、個人的にはデメリットはなにも感じませんでした。総じて、良い車だと思います。

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桜庭智之(編集部)
Writer / Editor
桜庭智之(編集部)
自動車専門メディアで編集者として10年間勤務した後「価格.comマガジン」へ。これまで、国産を中心とした数百の新型車に試乗しており、自動車のほかカーナビやドラレコ、タイヤなどのカー用品関連も担当する。
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