キャンプや釣りなどのアウトドアシーンで活躍するシースナイフ。食材のカットのほか、薪割りなどのブッシュクラフトでも活用できます。モーラナイフ・MOSSY OAK・NEDFOSSなどの有力なブランドからさまざまな商品が販売されており、刃の長さや素材、形状も異なるため、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のシースナイフ14商品を比較して、最もおすすめのシースナイフを決定します。
比較検証は以下の4点について行いました。
果たしてどの商品がマイベストが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?シースナイフの選び方のポイントもご説明しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
Wilderness Risk Management Japan理事・日本アウトドアネットワーク会員。約20年間野外教育施設で活躍。その後アウトドアコンサルタントとして企画・開発をはじめ、自然環境やアウトドア活動に関する豊富な知識と経験を活かし、チームビルディング・教育研修も行う。アウトドアギアの商品検証や、自治体の青少年育成事業の講師などもつとめる。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
シースナイフを選ぶうえで、バトニングのしやすさは外せないポイントです。そこで実際に、mybestでバトニングを行い、「スパイン(ナイフの背側)の叩きやすさ」「刃の食い込みやすさ」の2つをチェック。バトニングのしやすさを総合的に評価しました。
フェザリングで着火用の焚き付けを作るのもブッシュクラフトの楽しみのひとつです。そこで実際に、mybestでフェザリングを行い、「グリップの握りやすさ」「削りやすさ」の2つをチェック。フェザリングのしやすさを総合的に評価しました。
料理にも使うシースナイフは、切れ味のよさも気になるところですよね。そこで実際に、mybestで鯵・鶏ムネ肉・トマト・玉ねぎをそれぞれ切って、切れ味のよさを総合的に評価しました。
ブッシュクラフトや料理でシースナイフを使うにあたって、使いやすさもチェックしておきたいポイント。そこでmybestで「重さ」「刃渡り」「ハンドル形状」「重心」をそれぞれ評価し、使いやすさを総合的に評価しました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
シースナイフとは、シース(鞘)に刃をおさめるタイプのナイフのこと。刃とハンドルが一体となった頑丈なつくりのものが多く、食材を切ったり、釣り場で魚をさばいたりできます。
また、バトニング(薪割り)やフェザリング(焚き付けの作製)など、最近流行りのブッシュクラフトも可能です。ブッシュクラフトとは、最小限の道具を使って自然のなかで生活する技術を指し、焚き火や狩猟・釣りなどもブッシュクラフトのひとつとされます。
バトニングは慣れれば気持ちよく薪が割れ、爽快感を味わえます。さらに、フェザリングで自作したフェザースティックを使って、着火剤なしで火起こしに挑戦するのも面白いですよ。
当記事では、食材の切りやすさだけでなく、バトニングとフェザリングの行いやすさも評価しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
シースナイフを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
シースナイフを使ってブッシュクラフトに挑戦したいなら、耐久性は外せないポイントです。耐久性のポイントは、ナイフを構成する鋼板のうちハンドル内部に隠れている部分であり、タングと呼ばれます。
タングは構造の違いから複数の種類に分かれますが、そのなかでもブッシュクラフトに向いているのはフルタングといわれるタイプです。フルタングはハンドルの後端まで鋼板が通っていて頑丈なので、ナイフに強い力を加えるバトニングに適しています。
また、刃の断面の形状を示すグラインドも大切です。グラインドには主に、フラット(セイバー)グラインド・スカンジグラインド・フルフラットグラインド・ホローグラインドの4種類がありますが、なかでもフラット(セイバー)グラインドとスカンジグラインドは木材に刃が食い込みやすいので、ブッシュクラフトにおすすめです。
料理で使いたいなら、どんな食材でもよく切れるナイフがほしいところです。今回検証した結果、切れ味の鋭さに大きく関わるポイントは「刃の薄さ」「グラインドの形状」の2点であることがわかりました。刃が薄いものほど抵抗なく食材に刃が入り込み、スムーズに切れます。
また、食材を切るのに向いているのはホローグラインドです。ホローグラインドは刃が湾曲しているので、切った食材が貼り付きにくいという特徴があります。
とはいえ、刃の薄さやグラインドは一見わかりにくいもの。ランキングでは商品ごとに切れ味をレビューしているので、ぜひ参考にしてくださいね。
シースナイフの使いやすさに大きく関わるのは刃の長さです。刃の長さは商品によって8~15cmと幅がありますが、なかでも10cm以上のものがおすすめ。この程度の長さがあれば、食材を切る際やブッシュクラフトをする際に長さが足りないということがほとんどないため、ストレスを感じにくいでしょう。
また、手に持った際の重心が刃寄りのものほど、自重を利用して軽い力で切れるのでおすすめです。一方、重心がハンドル寄りのものは、カットする際に刃側に力を込める必要があるため、やや切りにくさを感じるでしょう。
シースナイフの主な素材として、ステンレススチール(ステンレス)とカーボンスチール(炭素鋼)の2種類が挙げられます。カーボンスチールのほうが切れ味がよいといわれていますが、今回の検証では両者の間でほとんど差はありませんでした。
初心者には、サビにくくてメンテナンスの手間が少ないステンレススチールがおすすめです。カーボンスチールには、はじめて使ったその日のうちにサビるものがあるため、使用後すぐ丁寧に水気を拭き取る必要があります。しかし、ステンレススチールはそれほど水気を気にせずともほとんどサビないので、神経質になって管理する必要がありません。
検証の結果、ハンドルの持ちやすさに素材はそれほど関係なく、ハンドルの形状と太さが重要であることがわかりました。丸みがあって太いものほどフィット感がよく、滑りにくいのでおすすめです。一方で、ハンドルが角ばっていて細いものは握りにくい傾向がありました。
また、ナイフにヒルト(つば)があると、手が滑った際にストッパーの役割を果たし、ケガをしにくいといえます。とくに、魚を締める際など刺すように使う場合は、刃側へ手が滑る可能性があるので、ヒルトつきのナイフを選びましょう。
シースナイフのブランドは数多くありますが、そのなかでも有力なブランドをピックアップして紹介します。それぞれのブランドの特徴を知り、商品購入時の参考にしてください。
1891年にスウェーデン中部のモーラ地方で創業したナイフブランドで、130年以上の長い歴史を持つモーラナイフ。その品質の高さから、スウェーデンを代表するメーカーのみに与えられる、王室御用達の認定を受けています。
同ブランドのシースナイフは、安価で入手しやすいのが魅力で、多くの国内キャンパーが愛用しています。さらに、握りやすさを重視し、ほぼすべてのモデルのグリップ素材にラバーを採用。滑りにくく、手にほどよくフィットした状態で使えます。
鍛冶屋トヨクニは、高知県南国市亀岩を拠点とする刃物メーカーです。伝統的な手法と現代のコンピューター技術を組みあわせ、時代にあわせた新しい刃物を開発しています。
家庭用の包丁から農作業用の鉈やのこぎりまで幅広いラインナップがあり、目的にあわせて細かく選べるのが特徴。さらに、デザインにもこだわっており、ミリタリー・欧風のものから、日本らしさを前面に押し出したものまでさまざま。
シースナイフは剣鉈という名前で販売され、大きな特徴はグリップに頑丈な樫(かし)の木を採用している点です。ほかのブランドではなかなか見られないため、ほかの人とかぶらない商品がほしいキャンパーに向いているといえます。
1986年にアメリカで創業し、狩猟用品をメインに開発しているモッシーオーク。主に狩猟用のアパレルを取り扱っています。
同ブランドが販売するナイフは、手頃な価格で入手しやすく、多くのアウトドア愛好家が使用しているのが特徴。さらに、革製のシースからはアウトドアらしい雰囲気を感じられます。シースナイフはフルタングのものが多く、料理からブッシュクラフトまで幅広く使用可能。何より安価なので、コストを重視する人向けの商品といえるでしょう。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||
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バトニングのしやすさ | フェザリングのしやすさ | 切れ味のよさ | 使いやすさ | 刃の素材 | 刃長 | 全長 | 刃厚 | 重量 | 重心 | シース(鞘)素材 | ヒルト(つば)付き | ハンドル(柄)素材 | グラインド(刃の断面図)形状 | タング構造 | |||||||
1 | 鍛冶屋トヨクニ 土佐アウトドア剣鉈120 磨|tautodoa_cp-007 | ![]() | 取扱なし | ブッシュクラフトも料理もそつなくこなす優れもの | 日立青紙2号(鋼) | 約12.0cm | 約26.5cm | 約4.0mm | 約220g | 刃寄り | 革製 | 木製 | フラット(セイバー)グラインド | 不明 | |||||||
2 | モーラナイフ モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー | ![]() | 1位 | ラバー製のグリップが握りやすく、ブッシュクラフトに向いている | カーボンスチール | 約10.4cm | 約22.4cm | 約3.2mm | 約101g(ナイフのみの重量) | ハンドル寄り | 樹脂製 | TPEラバー | スカンジグラインド | 不明 | |||||||
3 | インペリアル・シュレード アウトドアナイフ|SCHF36 | ![]() | 重厚感溢れるつくりで、軽い力でバトニングできた | 1095ハイカーボン鋼 | 約13.0cm | 約35.6cm | 約6.0mm | 約540g | 刃寄り | 樹脂製 | 樹脂製 | フラット(セイバー)グラインド | フルタング | ||||||||
4 | Reino Kamppila アハチ レウク 90 | ![]() | 食材によって切れ味は異なるが、幅広のグリップが握りやすかった | カーボンスチール | 約9.0cm | 約21.5cm | 約3mm | 約168g | ハンドル寄り | 革製 | 不明 | 木製(カーリーバーチ:樺の木) | スカンジグラインド | 不明 | |||||||
4 | カウハバンプーコパヤ カウハバンプーコパヤ ヴィサ85#104|03-01-paja-0002 | ![]() | どの食材も気持ちよく切れ、力を細かく調節しやすい | 炭素鋼 | 約8.5cm | 約19.2cm | 約3.0mm | 約68g(シース含まず) | ハンドル寄り | 革製 | カーリーバーチ | スカンジグラインド | 不明 | ||||||||
6 | ムエラ トゥアレグ 茶マイカルタ シースナイフ|TUAREG-10G | ![]() | フェザリングはしにくいが、どの食材も簡単に切りやすかった | Sandvic 14C28N ステンレス | 約10.0cm | 約21.0cm | 約4.0mm | 約201g | ハンドル寄り | 革製 | ジュート マスタード マイカルタ | フラット(セイバー)グラインド | フルタング | ||||||||
7 | ベアボーンズ NO6 フィールドナイフ2.0|20233009000000 | ![]() | 5位 | フェザリングには不向きだが、刃渡りがあって食材が切りやすい | 高炭素鋼 | 約15.2cm | 約26.6cm | 約4.3mm | 約318g | 刃寄り | ワックスド キャンバス シース | ウォールナット | フルフラットグラインド | フルタング | |||||||
8 | NedFoss Bowie Knife | ![]() | 4位 | やや大きくて重く感じるが、食材の種類を問わず切りやすかった | ステンレス鋼 | 約13.0cm | 約27.0cm | 約3.6mm | 約285g | 刃寄り | PUレザー | 木製 | ホローグラインド | フルタング | |||||||
9 | Columbia Saber コロンビアナイフ|D052 | ![]() | どの食材も抵抗なく切れるが、ブッシュクラフトでは使いにくい | ステンレス鋼 | 約20.0cm | 約32.7cm | 約3.0mm | 不明 | 刃寄り | 樹脂製 | 木製 | フラット(セイバー)グラインド | フルタング | ||||||||
10 | SWISS+TECH シースナイフ | ![]() | 3位 | 切れ味は良好だが、バトニングの際に叩きにくかった | ステンレス鋼(3CR13) | 約10.0cm | 約23.0cm | 約3.2mm | 約240g | ハンドル寄り | 革製 | 天然木材 | ホローグラインド | フルタング |
刃長 | 約12.0cm |
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全長 | 約26.5cm |
グラインド(刃の断面図)形状 | フラット(セイバー)グラインド |
タング構造 | 不明 |
1946年に高知県で創業し、さまざまな種類の刃物を手がける鍛冶屋トヨクニの「土佐アウトドア剣鉈120 磨」。ヨーロッパ全域からカスタムナイフメーカーが集結したロシア・アウトドアナイフショーにて、2年連続で大賞を受賞した商品です。
全体的な切れ味はまずまずで、食材によって切り心地がやや異なる印象でした。鯵・トマトの皮はわずかに切りにくく、やや硬めの玉ねぎを切った際は刃に貼り付くような抵抗も。しかし、鶏ムネ肉は身も皮もスムーズに切れました。
やや重いものの刃寄りに重心があるので、自重を利用して軽い力で切れました。刃渡りも十分にあるため、ブッシュクラフト・料理問わず困らないでしょう。ハンドルは十分な太さがあるうえ、丸いので手にしっくりと馴染んでフィットします。
スパイン(ナイフの背側)は厚みがあってバトニングしやすく、それほど強く叩かなくても刃が薪へ食い込むのは好印象です。フェザリングを行った際も、それほど抵抗を感じることなくすっと刃が薪に入り込み、きれいなフェザースティックを作製できました。
どんなシーンでも快適に使用できるナイフなので、キャンプでブッシュクラフトと料理のどちらも楽しみたい人に向いている商品です。
シース(鞘)素材 | 革製 |
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ハンドル(柄)素材 | 木製 |
土佐アウトドア剣鉈120 磨 tautodoa_cp-007をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
刃長 | 約10.4cm |
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全長 | 約22.4cm |
グラインド(刃の断面図)形状 | スカンジグラインド |
タング構造 | 不明 |
1891年にスウェーデン中部のモーラ地方で創業し、現在では有力ナイフメーカーのひとつとしてキャンパーに広く普及しているモーラナイフの「モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー」。古くから多くのキャンパーに愛用されている市場の定番であり、常に売れ筋上位に位置する商品です。
切れ味はまずまずで、鶏ムネ肉やトマトの皮を切るのにわずかに手間がかかる印象。カットする際に何度か刃を動かす必要がありました。一方で、鯵や玉ねぎはほとんどストレスなくスムーズに切れます。
軽くて取り扱いやすく、持ったときの重心はハンドル寄りなので、細かく力を調節しながら食材を切ったりブッシュクラフトをしたりできます。刃渡りもあって大きな食材も快適にカットでき、ラバー製で丸みのあるハンドルが手にしっかりフィットするのは好印象です。
スパイン(ナイフの背側)は厚いので叩きやすいですが、ナイフそのものが軽いため叩く力はそれなりに必要。フェザリングでは、小ぶりな刃によって細かく力を調節でき、簡単にフェザースティックを作れました。
料理もブッシュクラフトもしっかりこなせるうえ、安価な点も魅力なので、はじめての1本を選びたい初心者におすすめです。
シース(鞘)素材 | 樹脂製 |
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ハンドル(柄)素材 | TPEラバー |
モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
刃長 | 約13.0cm |
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全長 | 約35.6cm |
グラインド(刃の断面図)形状 | フラット(セイバー)グラインド |
タング構造 | フルタング |
1892年にジョージ・シュレードがイギリスで創業したナイフブランド、インペリアル・シュレードの「アウトドアナイフ」。鋼材に1095ハイカーボン鋼を用いており、硬度が高いのが特徴です。
刃が厚いためか食材の切れ味はまずまずですが、自重が切りやすさを補っている印象です。鯵・鶏ムネ肉・トマト・玉ねぎのいずれも、一度切れ込みを入れてしまえば自重で簡単にカットできました。
重くてがっしりとした頑丈なつくりをしており、非常に刃寄りの重心をしているので、細かな作業にはそれほど向いていないといえます。しかし、刃渡りは十分にあり、ハンドルもラバー製で手にフィットしやすいので滑りませんでした。
スパイン(ナイフの背側)は非常に厚くて叩きやすいうえ、ナイフの自重のおかげでそれほど強く叩かずとも刃が薪へ食い込んでいったのは好印象です。その反面、大きくて取り回しがしにくいため、フェザリングの際に力加減を調節するにはある程度の慣れが必要といえるでしょう。
サイズも大きく、重厚感溢れる頑丈な構造をしているので、料理よりもブッシュクラフトでのバトニングメインで楽しみたい人に向いている商品です。
シース(鞘)素材 | 樹脂製 |
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ハンドル(柄)素材 | 樹脂製 |
シュレード アウトドアナイフ SCHF36をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
刃長 | 約9.0cm |
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全長 | 約21.5cm |
グラインド(刃の断面図)形状 | スカンジグラインド |
タング構造 | 不明 |
ブッシュクラフト発祥の地のひとつである北欧フィンランドで創業し、伝統的なアウトドア用ナイフを開発・販売しているReino Kamppilaの「アハチ レウク 90」。北欧独特の民族的な外観が所有欲をそそる一品です。
切れ味はまずまずで、食材によって若干切り心地に差があります。鯵・トマト・玉ねぎはそれほど力を入れずともスムーズに切れましたが、鶏ムネ肉の皮を切る際は、刃を軽く押し付けつつ何度か往復させる必要がありました。
刃渡りが少し物足りない印象でしたが、ほどよい重さで持ち心地がよく、ハンドルも幅広で丸みを帯びているので手にしっかりフィット。ブッシュクラフトでも料理でも快適に使えるでしょう。重心はややハンドル寄りでしたが、使用上支障はないといえます。
スパイン(ナイフの背側)は厚くて叩きやすいですが、刃部分が軽いのでやや強く叩く必要があるでしょう。刃の食い込みは良好で、叩くたびに気持ちよく薪に食い込んでいきました。フェザリングも行いやすく、刃を走らせながら細かく力を調節できたのは好印象です。
シース(鞘)素材 | 革製 |
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ハンドル(柄)素材 | 木製(カーリーバーチ:樺の木) |
刃長 | 約8.5cm |
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全長 | 約19.2cm |
グラインド(刃の断面図)形状 | スカンジグラインド |
タング構造 | 不明 |
古くからブッシュクラフトが盛んな北欧フィンランドの職人によって作られている、カウハバンプーコパヤの「カウハバンプーコパヤ ヴィサ85#104」。ナイフだけでなく、職人によって作られた革製のシースも味がある商品です。
切れ味は非常によく、食材による切りやすさの違いはほとんどありませんでした。鯵のぜいごを取る際は、一度も引っかからずに切り取れ、鶏ムネ肉やトマトの皮も抵抗なくカットできます。玉ねぎを切る際はわずかな抵抗を感じましたが、ほとんど気にならないレベルでしょう。
とても軽量でハンドル寄りの重心のため、細かな作業は行いやすい一方で、刃渡りは短く大きな食材を切る際はやや手間に感じるかもしれません。しかし、木製のハンドルは丸みがあってそれなりに太く、手にしっかりと馴染みました。
小ぶりながらもスパイン(ナイフの背側)は厚くてバトニングしやすいですが、ナイフが軽いので強めに叩く必要があるでしょう。フェザリングは小さな刃のおかげで非常に行いやすく、力を細かく調節しながら思いどおりのフェザースティックを作れました。
シース(鞘)素材 | 革製 |
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ハンドル(柄)素材 | カーリーバーチ |
刃長 | 約10.0cm |
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全長 | 約21.0cm |
グラインド(刃の断面図)形状 | フラット(セイバー)グラインド |
タング構造 | フルタング |
1950年にスペインで創業した老舗刃物メーカー、ムエラの「トゥアレグ 茶マイカルタ シースナイフ」。シンプルなデザインのハンティング向けナイフで、手に馴染むよう3D加工されているのが特徴です。
切れ味は良好で、力をいれずともスムーズに刃が食い込んでいくのが好印象でした。とくに鶏ムネ肉の皮は、ナイフをそれほど動かさずとも気持ちいいくらいに切れます。トマトも刃を皮に軽く当てるだけで切り込めるので、実の形をつぶすことはないでしょう。
手に持った際にほどよい重量を感じ、ハンドル寄りの重心なので力を細かく調節しながら軽い力で切れます。大きな食材を切るには刃渡りはやや物足りないですが、使用上問題ないでしょう。ハンドルはほどよく丸く、滑りどめ加工がされているので手にしっかりフィットします。
スパイン(ナイフの背側)の厚みは問題ありませんが、刃の先端部がわずかにカーブしたデザインのため、やや叩きにくい印象です。しかし、刃は抵抗をほとんど感じることなく薪へ食い込みました。一方で、フェザリングの際は薪への切り込みにくさを感じたため、ある程度使ってコツをつかむ必要がありそうです。
シース(鞘)素材 | 革製 |
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ハンドル(柄)素材 | ジュート マスタード マイカルタ |
刃長 | 約15.2cm |
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全長 | 約26.6cm |
グラインド(刃の断面図)形状 | フルフラットグラインド |
タング構造 | フルタング |
ポータブル電源やLEDランタンを数多く手がける人気のブランド、GOAL ZEROの創業者であるロバートワークマンが立ち上げたアウトドア用品ブランド、ベアボーンズの「NO6 フィールドナイフ2.0」。ほかのメーカーではなかなか見られない、ヴィンテージ感に溢れたデザインが特徴の商品です。
総じて切れ味は良好で、どの食材でもスムーズに切れました。鯵や鶏ムネ肉もすっとカットでき、トマトの皮もスムーズに切れます。また、表面に加工をしているためか、ほかの商品で貼り付きがちな玉ねぎが貼り付かなかったのは好印象です。
一見するとサイズは大きいですが、重さはそれほどなく取り回しは良好でした。また、刃渡りも十分にあって刃寄りの重心なので、自重を利用してブッシュクラフトや食材のカットができます。ハンドルはほどよく厚くて手に馴染みますが、もう少し長いとさらに持ちやすい印象。
スパイン(ナイフの背側)は非常に厚くてバトニングしやすく、あまり強く叩かずとも刃が薪へ食い込んでいきました。フェザリングの際はやや切り込みにくく、薪の表面で何度か滑る場面も。フェザリングを上手に行うためには、ある程度慣れる必要がありそうです。
シース(鞘)素材 | ワックスド キャンバス シース |
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ハンドル(柄)素材 | ウォールナット |
刃長 | 約13.0cm |
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全長 | 約27.0cm |
グラインド(刃の断面図)形状 | ホローグラインド |
タング構造 | フルタング |
1949年にオレゴン州ポートランドで創業したナイフブランド、NEDFOSSの「Bowie Knife」。ハンドルに特殊コーティングを施すことで、見た目のきれいさと防水性を両立させている点が特徴的な商品です。
切れ味は非常によく、どの食材もほとんどストレスなくカットできました。鯵や玉ねぎはもちろん、鶏ムネ肉やトマトの皮は刃を置いて軽く動かすだけで切れるほど。食材をカットするうえで不都合に感じる部分はないといえるでしょう。
サイズがあってやや重いので、若干使いにくい印象。さらに、ハンドルが少し角ばっているので、高いフィット感は得られませんでした。一方で、ブッシュクラフトでも食材のカットでも困らないほど刃渡りが長いうえ、刃寄りの重心だったのは、使いやすさの面ではうれしいポイントです。
スパイン(ナイフの背側)の先端部はやや薄めなので、若干叩きにくさを感じました。しかし、それほど強く叩かなくても刃が薪へ食い込みます。フェザリングを行った際は、最初こそ刃が食い込みにくいものの、一度入ればスムーズにフェザースティックを作製できました。
シース(鞘)素材 | PUレザー |
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ハンドル(柄)素材 | 木製 |
刃長 | 約20.0cm |
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全長 | 約32.7cm |
グラインド(刃の断面図)形状 | フラット(セイバー)グラインド |
タング構造 | フルタング |
各種ECショップで販売しているColumbia Saberの「コロンビアナイフ」。高級感のある質感と造形美を兼ね備えていながら、手頃な価格で入手できる商品です。
切れ味はよく、どの食材でも驚くほど気持ちよく切れました。玉ねぎは大きくて硬い分ほんのわずかな切りにくさを感じましたが、鯵・鶏ムネ肉・トマトはどれもほとんど力いらずでスムーズにカットできます。鶏ムネ肉やトマトの皮も、刃を軽く動かすだけであっさりと切れたのは好印象です。
ハンドルはやや角ばっており、形状のためかあまり持ちやすくはない印象です。しかし、サイズのわりに持ちやすい重さで刃渡りが十分にあって、重心も刃寄りなので、用途を問わず幅広く使えるといえるでしょう。
スパイン(ナイフの背側)はそれほど厚くないため、若干の叩きにくさを感じました。さらに、薪に刃が食い込みにくいので、ある程度力強く叩く必要があります。また、刃が大きすぎるためか、フェザリングで細かい力調節をするのは難しく、削りすぎてしまう場面がありました。
シース(鞘)素材 | 樹脂製 |
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ハンドル(柄)素材 | 木製 |
刃長 | 約10.0cm |
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全長 | 約23.0cm |
グラインド(刃の断面図)形状 | ホローグラインド |
タング構造 | フルタング |
1996年にアメリカのオハイオ州で創業し、鍵型ツールナイフをメインに開発・販売をしているSWISS+TECHの「シースナイフ」。ハンドルにウッド材を使用しており、低価格ながらも高級感溢れる外観をしています。
切れ味は非常によく、どの食材もほとんどストレスなく切れました。トマトの皮はスムーズに切れなかったものの、鯵・鶏ムネ肉・玉ねぎには刃がすっと入り込んで楽にカットできます。ホローグラインドのためか、切った食材が刃に貼り付かなかった点も好印象でした。
ハンドルは角ばっていて扁平なため、あまり手に馴染まずフィット感はそれほどありませんでした。しかし、重すぎることもなく、刃渡りもそれなりにあるので使いやすい印象です。さらに、重心はハンドル寄りなため、力を細かく調節しながら切れるでしょう。
刃はそれほど抵抗なく薪に食い込みますが、スパイン(ナイフの背側)の先端側がやや薄いので、叩きにくい印象です。フェザリングの際は、削り出しはやや鈍いものの、一度食い込めば細かく力を調節しながらフェザースティックを作製できました。
シース(鞘)素材 | 革製 |
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ハンドル(柄)素材 | 天然木材 |
刃長 | 10cm |
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全長 | 23.2cm |
グラインド(刃の断面図)形状 | スカンジグラインド |
タング構造 | フルタング |
世界で初めてカッターナイフを発明したメーカーであるオルファの「アウトドアナイフ サンガ」。人間工学に基づいてデザインされているので握りやすいと謳っています。
切れ味は良好で、鯵の頭を切り落とすときに少しだけ抵抗を感じたものの、それ以外の食材はスムーズにカットできました。とくに玉ねぎとトマトはよく切れ、トマトの皮も身をつぶすことなく軽い力でカット可能。鶏ムネ肉は身と皮の両方がすっと切れた点が好印象です。
ハンドルは丸みを帯びていてゴム素材なので、手にフィットする感覚がありました。刃の長さは少し短いものの、食材は問題なくカットできます。重心はハンドル寄りなので、力先も繊細に動かしやすいでしょう。
一方、スパイン(ナイフの背側)が薄いので、バトニングの際はやや叩きにくく感じました。また、ナイフが軽いため、力を込めて何度も叩く必要があります。一方でフェザリングは比較的しやすい印象で、刃が短いためスライドさせやすく、思い通りに削れました。
シース(鞘)素材 | ポリプロピレン |
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ハンドル(柄)素材 | ポリプロピレン、エラストマー |
刃長 | 約14.5cm |
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全長 | 約27.5cm |
グラインド(刃の断面図)形状 | ホローグラインド |
タング構造 | フルタング |
Amazonを中心に、楽天やYahoo!ショッピングなどの各種ECサイトでアウトドア向けのナイフを販売しているMOSSY OAKの「シースナイフ」。ハンドルにウッド材を用いており、やさしい手触りを楽しめます。
それほど切れ味はよくなく、食材によって切れ味に差がありました。鯵や玉ねぎはそれほど抵抗を感じずにカットできましたが、鶏ムネ肉とトマトは皮を切るのにある程度力を込める必要があるのがストレスに感じます。
シースナイフのなかではやや重く、ハンドルは平面的で厚みがないのでフィット感はいまいち。しかし、刃渡りは何を切るにも不都合がないほど長く、ハンドル寄りの重心なので細かく力を調節できるといえます。
スパイン(ナイフの背側)は薄めなものの、叩きにくさは感じませんでした。また、刃はスムーズとまではいきませんが、問題なく食い込みます。フェザリングの際は、刃がわずかに食い込みにくく、力を細かく調節しにくい印象です。
シース(鞘)素材 | 革製 |
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ハンドル(柄)素材 | 木製 |
刃長 | 約10.0cm |
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全長 | 約22.7cm |
グラインド(刃の断面図)形状 | ホローグラインド |
タング構造 | フルタング |
アメリカのテネシー州で創業したナイフメーカーである、マスターカトラリー社が手がけるナイフブランド、Elk Ridgeの「アウトドアナイフ ジェントルマンズ」。通常のステンレスよりもクロムを多く含有する440ステンレスを採用しているので、耐食性に優れ、錆びにも強いのが特徴です。
切れ味は良好で、どの食材でも変わらずにすっとカットできました。特に、鯵とトマトはよく切れ、トマトの皮も軽い力でカットできます。鶏ムネ肉と玉ねぎもほとんど力を必要とせずに切れました。
ハンドルはやや角ばっていて厚みもそれほどないので、あまり手に馴染みませんでした。一方で、刃の長さは十分なうえにハンドル寄りの重心なので、力を細かく調節できます。
スパイン(ナイフの背側)が薄いので、バトニングの際は叩きにくさを感じました。さらに、薪への食い込みは芳しくない印象です。フェザリングも同様で、薪へ食い込みにくく、ある程度力を込める必要がありました。
シース(鞘)素材 | ナイロン |
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ハンドル(柄)素材 | パッカーウッド |
刃長 | 13.3cm |
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全長 | 27.3cm |
グラインド(刃の断面図)形状 | フラットグラインド |
タング構造 | フルタング |
明治25年創業の金物卸問屋である馬場長金物の「多喜火鉈 ステンレスナイフ型」は、刃にラインがついているのでバトニングがしやすいと謳っています。
刃が厚いため、どの食材もスムーズには切れませんでした。力を込めてのこぎりのように切る必要があるので、ストレスを感じやすいといえます。とくにトマトや鶏ムネ肉は皮が切りにくく、トマトは身がつぶれてしまった部分がありました。
また、ハンドルが角ばっているため、やや手にフィットしにくい印象です。しかし、刃渡りの長さは十分で、手に持つとほどよい重量感があります。ハンドル寄りの重心なので細かく力を調節しやすく感じました。
刃が長いうえにスパイン(ナイフの背側)が厚めなのでバトニングしやすく、それほど力を込めずとも薪へ食い込んでいきました。フェザリングも力が不要でスムーズに切り込める印象。一方で重さがあるため、細かく削るには少しコツが必要でしょう。
シース(鞘)素材 | 牛革 |
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ハンドル(柄)素材 | ウォールナット |
今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のシースナイフ14商品をすべて集め、検証を実施。どれが最も優れた商品かを決定しました。なお、mybestではバトニングやフェザリングなどブッシュクラフトがしやすく、食材の切れ味もよくて使いやすい商品を優れたシースナイフと定義しています。
選び方のポイントをふまえ、検証項目は以下の4点としました。
検証①:バトニングのしやすさ
検証②:フェザリングのしやすさ
検証③:切れ味のよさ
検証④:使いやすさ
今回検証した商品
シースナイフを選ぶうえで、バトニングのしやすさは外せないポイントです。そこで実際に、mybestでバトニングを行い、「スパイン(ナイフの背側)の叩きやすさ」「刃の食い込みやすさ」の2つをチェック。バトニングのしやすさを総合的に評価しました。
フェザリングで着火用の焚き付けを作るのもブッシュクラフトの楽しみのひとつです。そこで実際に、mybestでフェザリングを行い、「グリップの握りやすさ」「削りやすさ」の2つをチェック。フェザリングのしやすさを総合的に評価しました。
料理にも使うシースナイフは、切れ味のよさも気になるところですよね。そこで実際に、mybestで鯵・鶏ムネ肉・トマト・玉ねぎをそれぞれ切って、切れ味のよさを総合的に評価しました。
ブッシュクラフトや料理でシースナイフを使うにあたって、使いやすさもチェックしておきたいポイント。そこでmybestで「重さ」「刃渡り」「ハンドル形状」「重心」をそれぞれ評価し、使いやすさを総合的に評価しました。
薪割りや木を切るシーンでは、シースナイフだけでなく鉈や斧も持っておくと便利。以下の記事ではアウトドア用の鉈と斧を紹介しているので、気になる人はあわせてチェックしてみてください。
1位: 鍛冶屋トヨクニ|土佐アウトドア剣鉈120 磨|tautodoa_cp-007
2位: モーラナイフ|モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー
3位: インペリアル・シュレード|アウトドアナイフ|SCHF36
4位: Reino Kamppila|アハチ レウク 90
4位: カウハバンプーコパヤ|カウハバンプーコパヤ ヴィサ85#104|03-01-paja-0002
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