日本国内の身近な企業に投資できるため、情報を集めやすいことが魅力の「日本株投資信託」。直近20年間は米国株などの外国株に成績で負けていますが、為替の影響を受けづらく外国資産のリスクヘッジに使えるため、決して不要な商品ではありません。しかし、購入できる金融機関はSBI証券や楽天証券など幅広く、日経平均やTOPIXなど目標としている指数も銘柄ごとに異なるので、どこでどの日本株投資信託を買えばいいか迷ってしまいますよね。
今回は、人気の日本株投資信託10銘柄を、3つのポイントで比較して徹底検証。おすすめの日本株投資信託をランキング形式でご紹介します。
mybestが定義するベストな日本株投資信託は「ローコストでリターンの実績も高いうえ、急落時に下落を抑えていた銘柄」。インデックスファンドやアクティブファンドを含め、徹底検証してわかった日本株投資信託の本当の選び方を解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
スキラージャパン株式会社代表取締役、伊藤亮太FP事務所代表を務める。 2006年に慶應義塾大学大学院 商学研究科経営学・会計学専攻を修了。在学中にCFP®資格を取得する。卒業後、証券会社を経て2007年11月に「スキラージャパン株式会社」を設立。個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランニングの提案を行う傍ら、法人に対する経営コンサルティング、相続・事業承継設計・保険設計の提案・サポート等を行う。 金融をテーマにした豊富な講演実績を持つほか、CFP®受験講座の講師としても活躍する。著書に、『ゼロからわかる金融入門 基本と常識』『高配当投資ランキング大全』『7日でマスターNISA&iDeCoがおもしろいくらいわかる本』等がある。
投資教育家の第一人者として、グローバルファイナンシャルスクール(GFS)校長を務める傍ら、ソフトバンクグループが設立した私立サイバー大学で客員教員として指導。ラジオNIKKEI『投資のベースキャンプ』パーソナリティ、TBSドラマ『トリリオンゲーム』の投資監修を担当。主な著書・監修書籍に『投資で利益を出している人たちが大事にしている45の教え』(日経新聞出版)、『0からわかる!株超入門(ソシム)』などがある。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
コストの安さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「信託報酬がインデックスファンドの業界最安水準である0.10%以下の銘柄」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
リターンの高さ(実績)が十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「20年間積立投資したときに、投資資金が3倍になる年率10.10%以上のトータルリターンの銘柄」とし、以下の方法で各銘柄の検証を行いました。
下落率の低さ(実績)が十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「暴落時に下落せず、逆に上昇した銘柄」とし、以下の方法で各銘柄の検証を行いました。なお、金融商品本来のリスクは期間中にどれだけ変動するかを指すものですが、短期的な大きい下落は投資家の売買判断に大きく影響する情報です。そこで、今回紹介している日本株投資信託すべてが経験しており、十数年に一度起きるかどうかの暴落であるコロナショックの期間を対象に、暴落時の下落率をリスクとして集計・評価しました。
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検証結果を2024年10月4日時点の情報で更新し、ランキングをアップデートしました。
検証結果を2024年7月30日時点の情報で更新し、ランキングをアップデートしました。
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検証結果を2024年4月1日時点の情報で更新し、ランキングをアップデートしました。
日本株投資信託は、投資の勉強をはじめたい人や、自分で資産構成を決めて運用したい人にはおすすめの商品です。
トヨタやソフトバンクなどの国内企業へ投資しているため、新聞やニュースで情報を集めやすいのが魅力。外国の資産へ投資している商品だと、集まる情報が英文だったりそもそも日常で目にする機会がなかったりします。日本株投資信託なら状況を把握しやすく、集まった情報からなぜ値動きしたかの分析もできるので、ほかの投資先と比べわかりやすくて投資の勉強もしやすいといえるでしょう。
また、投資する地域・商品を分散する分散投資を自分で行うときは、各投資先の商品が必要になるため日本株投資信託も当然必要。例えば、日本と先進国の株式と債券に25%ずつ投資する場合、日本株・先進国株・国内債・先進国債の投資信託を購入します。自分で分散投資をすると、状況に応じて資産を細かく変えるなど自由に運用できるメリットもあるので、日本株投資信託は必要な商品といえるでしょう。
なお、直近20年間のパフォーマンスを見ると、日本株投資信託は人気の米国株投資信託やバランスファンドなどに負けています。しかし、今年に入ってからは米国株より高いリターンを出す場面も出てきました。実際、期間によって日本株が1番優秀なときもあるので、直近であまり人気ではないからといって選択肢から外さないよう注意しましょう。
日本経済は徐々に上向きになっており、将来的にリターンが見込まれる状況になっています。
経済が良くなっている理由の一つは新NISA制度。一般の人でも気軽に投資をはじめられる環境が整い、国内市場にお金がより出回りつつあります。
さらには企業による増配などで内部留保の放出が進み、株主還元が進んでいることも今後の日本経済に期待がかかる理由です。
日本株投資信託は、すべて国内の企業へ投資している商品なので、大枠の値動きは変わりません。たとえば、全体が上昇しているときは上げ幅に差異はあっても、基本的にはどの銘柄も上昇しています。そのため、日本株投資信託を購入するときは、運用成績より運用方法に注目して選ぶのがおすすめです。
日本株投資信託の運用方法は、低コストな運用の「インデックスファンド」と目標以上のリターンを目指せる「アクティブファンド」の2種類。以下では、経験や目的別にどの運用方法の日本株投資信託がおすすめかを紹介するので、参考にしてください。
日本株投資信託ではじめて資産運用をするなら、信託報酬が0.2%以下のインデックスファンドがおすすめです。信託報酬は投資信託の管理費用のことで、保有中は常に自動で支払われています。信託報酬が安いほど売却したときの利益が多く残るので、資産運用で低コストな銘柄を選ぶことは欠かせません。
また、インデックスファンドは一般的に、連動する指数によって運用成績が変わるといわれています。しかし、日本株の有名な指数である日経平均とTOPIXを比較すると、直近20年間のリターンに大きな差はありませんでした。そのため、日本株投資信託の運用ではコストを削ることが重要だといえます。
なお、インデックスファンドの信託報酬は年々安くなっており、20年前と比べると半分ほどになっています。今低コストで話題な「eMAXIS Slimシリーズ」や「たわらノーロードシリーズ」などは、どれも信託報酬が0.2%以下です。今後も低コスト化が続くことを考えると、今の時点で最安水準の0.2%以下の銘柄を選んでおくのが無難だといえるでしょう。
信託報酬以外のインデックスファンドの利点として、銘柄が自動的に入れ替ることが挙げられます。インデックスファンドは、業績が悪い企業は除外され、良い企業は組み込まれる仕組み。自分で手間ひまかけずとも、業績が安定した企業に投資し続けることができるのが魅力ですよ。
人気の日本株インデックスファンド6銘柄のなかで最も優秀だったのは、「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」でした。商品名どおり日経平均に連動しているインデックスファンドで、信託報酬が0.143%と検証した銘柄のなかで最安水準です。
また、2018年2月2日から2025年1月18日までのリターンは年率9.61%と高い水準です。毎月2万円を20年間積立した場合、約1,455万円と投資した資金が約3.0倍に成長します。コロナショック時は-16.79%とそこそこ大きい下落だったものの、ローコストで高いリターンを狙って運用できる銘柄といえるでしょう。
日経平均やTOPIX以上のリターンを目指すなら、アクティブファンドがおすすめです。
アクティブファンドは担当者が投資する株式の選定をするので、指数の対象外の小型株へも投資可能。日本には、ニッチな分野において世界で活躍する企業が多く、それらの企業は指数には入っていないものの成長力が高い傾向があります。そういった小型株を拾うなら、選択肢は自分で見つけて購入するかアクティブファンドを購入するかの2択。担当者が選定してくれるアクティブファンドのほうが手間はないでしょう。
ただし、アクティブファンドはインデックスファンドの数倍コストがかかるので注意してください。ほかにも、うまくいくかは担当者の腕次第であるため、指数以下のパフォーマンスになることもあります。これらは避けられないことなので、最低限どんなアクティブファンドか把握するためにも、銘柄の詳細が記載されている目論見書や月次レポートを購入前に必ず確認しましょう。
なお、アクティブファンドを購入するときには投資している株式の数にも注目しましょう。数十銘柄に投資対象を絞っているものもあれば、数百銘柄に投資しているものもあります。アクティブファンドの魅力は担当者厳選の株式に投資できることでもあるので、せっかくなら数十銘柄に絞っている商品を選ぶのがよいでしょう。
人気の日本株アクティブファンド4銘柄のなかで最も優秀だったのは、「年金積立 Jグロース」でした。TOPIXを超えることを目標に運用されています。信託報酬は0.902%と検証した商品のなかでは割高なほうですが、アクティブファンドのなかでは比較的ローコストといえる水準です。
2018年2月2日から2025年1月18日までのリターンは年率8.23%と、目標にしているTOPIXの運用成績を上回っていました。加えて、この銘柄ができたときからのリターンでも、TOPIXの約1.03倍とわずかに上回る成果を残しています。コロナショック時は-17.39%と日本株全体の下落幅より大きいものの、ローコストで運用できるアクティブファンドを探している人なら選択肢に入る銘柄でしょう。
短期間のリスクとして急落時の下落率を紹介していますが、長期間のリスクを測れる標準偏差という指標もあります。標準偏差は、一定期間における価格の振れ幅を数値化したもので、数値が小さいほど変動が少ない、つまりリスクが小さいことを表す指標です。価格変動を気にしたくない人は、銘柄の選びの際に参考にするのも良いでしょう。
ただし、長期投資では日々の値動きを気にせず保有し続けることが重要なので、標準偏差をあまり意識する必要はないといえます。この銘柄・資産構成で運用した場合、日々の値動きも含めてどれくらい利益が出そうかを表すトータルリターンのほうが重要だといえるでしょう。もちろん銘柄の特徴を掴むために標準偏差を参考にするのはありですが、それだけで選ばないように注意してください。
集計したデータ、及びシミュレーションの結果は過去のものであり、運用成果を保証するものではありません。
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商品 | 画像 | おすすめスコア | リンク | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||
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コストの安さ | リターンの高さ(実績) | 下落率の低さ(実績) | 主な取扱金融機関 | 運用スタイル | 連動指数 | 信託報酬 | トータルリターン(1年) | トータルリターン(3年) | トータルリターン(5年) | トータルリターン(検証時) | 標準偏差(1年) | 標準偏差(3年) | 標準偏差(5年) | シャープレシオ(1年) | シャープレシオ(3年) | シャープレシオ(5年) | 信託財産留保額 | つみたて投資枠対象銘柄 | 純資産総額 | 純資産推移 | 基準価額 | 設定日 | 運用会社 | ||||||
1 | 三菱UFJアセットマネジメント eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) | ![]() | 日本株で効率よく運用するならこの銘柄!コスト・リターンが優秀 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、三菱UFJ銀行 | インデックス型 | 日経平均 | 0.143% | 21.07% | 13.55% | 12.96% | 9.61%(2018年2月2日~2025年1月18日) | 13.1% | 15.28% | 16.53% | 1.31 | 0.71 | 0.83 | 0% | 1,347.55億円(2024年10月4日) | +52.53億円 | 18,778円(2025年1月18日) | 2018年2月2日 | 三菱UFJ国際投信 | ||||||
1 | ニッセイアセットマネジメント <購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド | ![]() | 日本の有名企業へ投資するなら注目!比較的高いリターンを狙える | SBI証券、楽天証券、SMBC日興証券、auカブコム証券、岡三オンライン、松井証券、マネックス証券、ソニー銀行、東海東京証券、三菱UFJ銀行 | インデックス型 | 日経平均 | 0.143% | 21.18% | 13.55% | 12.97% | 9.67%(2018年2月2日~2025年1月18日) | 15.97% | 15.28% | 16.54% | 1.31 | 0.71 | 0.83 | 0% | 966.14億円(2024年10月4日) | +23.94億円 | 25,067円(2025年1月18日) | 2016年11月21日 | ニッセイアセットマネジメント | ||||||
1 | アセットマネジメントOne たわらノーロード 日経225 | ![]() | 日本株を長期で運用したいなら必見!コストを抑えてリターンも狙える | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、みずほ証券、auカブコム証券、みずほ銀行、三菱UFJ銀行 | インデックス型 | 日経平均 | 0.143% | 21.02% | 13.50% | 12.91% | 9.58%(2018年2月2日~2025年1月18日) | 15.98% | 15.28% | 16.53% | 1.30 | 0.70 | 0.83 | 0% | 1,827.03億円(2024年10月4日) | +47.46億円 | 23,110円(2025年1月18日) | 2015年12月7日 | アセットマネジメントOne | ||||||
4 | 三菱UFJ国際投信 eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | ![]() | コストがかなり優秀。幅広い日本株へ分散投資できる銘柄 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券、松井証券、SMBC日興証券、岡三オンライン、GMOクリック証券、三菱UFJ銀行 | インデックス型 | TOPIX | 0.143% | 20.30% | 14.49% | 12.63% | 7.94%(2018年2月2日~2025年1月18日) | 12.21% | 11.80% | 13.68% | 1.34 | 1.00 | 0.97 | 0% | 2,288.33億円(2024年10月4日) | +66.07億円 | 20,865円(2025年1月18日) | 2017/02/27 | 三菱UFJ国際投信 | ||||||
5 | 三井住友DSアセットマネジメント 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | ![]() | 低コストかつ高めのリターン。コツコツ資産を増やしたい人に | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券 | インデックス型 | TOPIX | 0.176% | 20.27% | 14.45% | 12.60% | 7.92%(2018年2月2日~2025年1月18日) | 12.23% | 11.81% | 13.69% | 1.33 | 1.00 | 0.97 | 0% | 1,437.10億円(2024年10月4日) | +26.65億円 | 47,314円(2025年1月18日) | 2011年12月9日 | 三井住友DSアセットマネジメント | ||||||
6 | 野村アセットマネジメント 野村インデックスファンド・TOPIX | ![]() | リターンの水準は魅力的。類似商品より高コストなのはネック | SBI証券、楽天証券、SMBC日興証券、イオン銀行、auカブコム証券、野村證券、松井証券、マネックス証券、東海東京証券 | インデックス型 | TOPIX | 0.44% | 19.91% | 14.15% | 12.30% | 7.65%(2018年2月2日~2025年1月18日) | 12.21% | 11.80% | 13.68% | 1.31 | 0.98 | 0.95 | 0% | 75.72億円(2024年10月4日) | +1.78億円 | 40,302円(2025年1月18日) | 2010年11月26日 | 野村アセットマネジメント | ||||||
7 | 日興アセットマネジメント 年金積立 Jグロース | ![]() | TOPIXを超えるリターン。指数以上の成績を狙う人なら選択肢に | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、大和証券、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、イオン銀行 | アクティブ型 | -(参考指数はTOPIX) | 0.902% | 19.21% | 10.64% | 12.10% | 8.23%(2018年2月2日~2025年1月18日) | 13.35% | 13.91% | 15.69% | 1.18 | 0.60 | 0.84 | 0% | 968.45億円(2024年10月4日) | +18.11億円 | 47,160円(2025年1月18日) | 2001年10月31日 | 日興アセットマネジメント | ||||||
8 | ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント GS 日本フォーカス・グロース 毎月決算コース | ![]() | 信託報酬も高めでコストがかかるが、高水準のリターンは要チェック | SBI証券、楽天証券、auカブコム証券、岡三オンライン、松井証券、マネックス証券、東海東京証券 | アクティブ型 | 不明 | 1.683% | 22.37% | 9.56% | 13.95% | 10.04%(2018年2月2日~2025年1月18日) | 14.18% | 16.42% | 16.13% | 1.58 | 0.53 | 0.92 | 0.1% | 237.17億円(2024年10月4日) | +4.58億円 | 10,696円(2025年1月18日) | 2015年6月17日 | ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント | ||||||
9 | レオス・キャピタルワークス ひふみプラス | ![]() | 日本株のなかでも下落を抑えていた。ほかと比べリターンは低め | SBI証券、楽天証券、SMBC日興証券、イオン銀行、三菱UFJ銀行、ソニー銀行、auカブコム証券、岡三オンライン、GMOクリック証券、大和証券、野村證券、松井証券、マネックス証券、東海東京証券 | アクティブ型 | -(参考指数はTOPIX) | 1.078% | 12.59% | 5.59% | 7.99% | 4.26%(2018年2月2日~2025年1月18日) | 13.11% | 12.90% | 13.75% | 0.88 | 0.24 | 0.70 | 0% | 5,698.08億円(2024年10月4日) | +67.59億円 | 58,889円(2025年1月18日) | 2012年5月28日 | レオス・キャピタルワークス | ||||||
10 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント インバウンド関連日本株ファンド | ![]() | 下落率は平均レベル。信託報酬は1.705%とかなり割高 | SBI証券、楽天証券、大和証券 | アクティブ型 | -(参考指数はTOPIX) | 1.705% | 25.63% | 14.95% | 9.53% | 4.77%(2018年2月2日~2025年1月18日) | 11.19% | 11.14% | 14.09% | 1.49 | 0.75 | 0.67 | 0% | 630.65億円(2024年10月4日) | +0.51億円 | 17,939円(2025年1月18日) | 2015年9月7日 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント |
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.143% |
トータルリターン(検証時) | 9.61%(2018年2月2日~2025年1月18日) |
良い
気になる
「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」は日経平均に連動しているため、有名な国内企業の株式で運用したい人におすすめ。リターンが高水準なうえ、コストである信託報酬も安いので効率の良い運用が狙えます。
信託報酬は今回比較した日本株投資信託の平均0.746%や、インデックスファンドの平均0.198%より割安な0.143%でした。毎月2万円で20年間積立投資した場合のコストは約6.9万円と安く、効率よく長期運用したい人には魅力的です。
高いリターンもうれしいポイント。2018年2月2日から2025年1月18日までのリターンは9.61%で、この水準で20年間積立投資ができた場合は投資資金が約3倍まで成長します。あくまでシミュレーションの結果ではありますが、日本株を長期運用してリターンを狙いたい人にとっては有力候補な銘柄です。
一方で、下落率が大きめな水準な点はネック。コロナショック時は-16.79%と、同じ日本株の指数であるTOPIXに連動する銘柄より大きい下落でした。とはいえ、外国株よりは下落幅を抑えており、類似商品の下落水準とは変わらないので、特別値動きの激しい銘柄ではないでしょう。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、三菱UFJ銀行 |
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トータルリターン(1年) | 21.07% |
トータルリターン(3年) | 13.55% |
トータルリターン(5年) | 12.96% |
標準偏差(1年) | 13.1% |
標準偏差(3年) | 15.28% |
標準偏差(5年) | 16.53% |
シャープレシオ(1年) | 1.31 |
シャープレシオ(3年) | 0.71 |
シャープレシオ(5年) | 0.83 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 1,347.55億円(2024年10月4日) |
純資産推移 | +52.53億円 |
設定日 | 2018年2月2日 |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)の口コミ・評判は?リターン・コストを検証してよい点・気になる点を解説!
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.143% |
トータルリターン(検証時) | 9.67%(2018年2月2日~2025年1月18日) |
良い
気になる
「ニッセイ 日経平均インデックスファンド」は日経平均に連動しており、ソニーやトヨタなどの有名企業へ投資したい人に向いている銘柄です。購入時・売却時の手数料がなく信託報酬も安いことに加え、リターンの水準も高いため日本株でも値上がりを期待した運用ができます。
2018年2月2日から2025年1月18日までのリターンが9.67%と高水準でした。この成績を20年間維持して積立投資した場合は、投資資金が約3.1倍まで成長します。過去の実績なので想定どおりになるかは予測できないものの、長期で見たときに十分資産を大きくできるスペックを持った銘柄です。
コストの安さも魅力。信託報酬が0.143%と今回比較した日本株投資信託のなかでもトップクラスの安さでした。長期運用をした際の費用をほかの銘柄より抑えられるので、効率的に運用したい人にはぴったりの銘柄といえます。
一方で、コロナショック時は-16.77%と大きめの下落。今回比較したTOPIXに連動する銘柄や、一部のアクティブファンドより下落率が大きいのはネックといえます。とはいえ、リスクが高いといわれる外国株よりは下落を抑えているので、変動の激しすぎる銘柄とはいえないでしょう。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、SMBC日興証券、auカブコム証券、岡三オンライン、松井証券、マネックス証券、ソニー銀行、東海東京証券、三菱UFJ銀行 |
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トータルリターン(1年) | 21.18% |
トータルリターン(3年) | 13.55% |
トータルリターン(5年) | 12.97% |
標準偏差(1年) | 15.97% |
標準偏差(3年) | 15.28% |
標準偏差(5年) | 16.54% |
シャープレシオ(1年) | 1.31 |
シャープレシオ(3年) | 0.71 |
シャープレシオ(5年) | 0.83 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 966.14億円(2024年10月4日) |
純資産推移 | +23.94億円 |
設定日 | 2016年11月21日 |
運用会社 | ニッセイアセットマネジメント |
ニッセイ日経平均インデックスファンドはおすすめ?利回り・下落率・コストを調べてよい点や気になる点を解説!
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.143% |
トータルリターン(検証時) | 9.58%(2018年2月2日~2025年1月18日) |
良い
気になる
「たわらノーロード 日経225」は日経平均に連動しており、日本の有名企業へ幅広く投資できます。長期運用で重要なコストが割安で、検証した期間におけるリターンも高いため、日本株を長期運用したい人におすすめの銘柄です。
信託報酬は今回比較した日本株投資信託の平均や、インデックスファンドの平均より安い0.143%。毎月2万円で20年間積立投資した場合のコストを日本株投資信託の平均と比べると、約31万円ほどコストを抑えられます。日本株を効率よく運用したい人には注目の銘柄といえるでしょう。
高水準のリターンも魅力。2018年2月2日から2025年1月18日までのリターンは9.58%で、この成績で20年間積立投資をした場合は投資資金が約3倍まで成長します。あくまで過去の実績なので運用成果は約束できませんが、日本の有名企業へ幅広く投資して、リターンを狙いたい人には選択肢に入る銘柄です。
しかし、コロナショック時は-16.80%とTOPIXに連動する銘柄を超える下落でした。同じ日本株に連動している銘柄に劣っている点はネックです。とはいえ、外国株より下落率を抑えられていたため、特別値動きの激しい銘柄ではないといえるでしょう。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、みずほ証券、auカブコム証券、みずほ銀行、三菱UFJ銀行 |
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トータルリターン(1年) | 21.02% |
トータルリターン(3年) | 13.50% |
トータルリターン(5年) | 12.91% |
標準偏差(1年) | 15.98% |
標準偏差(3年) | 15.28% |
標準偏差(5年) | 16.53% |
シャープレシオ(1年) | 1.30 |
シャープレシオ(3年) | 0.70 |
シャープレシオ(5年) | 0.83 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 1,827.03億円(2024年10月4日) |
純資産推移 | +47.46億円 |
設定日 | 2015年12月7日 |
運用会社 | アセットマネジメントOne |
たわらノーロード 日経225の評判は?手数料は安い?値上げ・値下げ幅を検証してよい点・気になる点を徹底解説!
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.143% |
トータルリターン(検証時) | 7.94%(2018年2月2日~2025年1月18日) |
良い
気になる
特徴は、TOPIXに連動しているため、東証市場に上場している約2,200銘柄に投資できる点です。トヨタやソニーなどの有名な企業へも投資できるので、幅広い日本株を拾いたい人は注目すべき銘柄といえます。
検証では、信託報酬が0.143%とかなりの低コストでした。2018年2月2日から2025年1月18日までのリターンも7.94%と高く、この成績で20年間積立投資できた場合は投資した資金が約2.5倍まで成長します。あくまでシミュレーションした結果ですが、一定以上のリターンを狙いつつ低コストで運用できる銘柄といえるでしょう。
コロナショック時は-15.03%と、日本株全体の下落幅とほぼ同水準でした。今回比較した日経平均に連動している銘柄よりは下落を抑えていた点は魅力的です。さまざまな日本株に分散投資しつつ、資金を増やしたい人なら検討の価値がある銘柄といえます。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券、松井証券、SMBC日興証券、岡三オンライン、GMOクリック証券、三菱UFJ銀行 |
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トータルリターン(1年) | 20.30% |
トータルリターン(3年) | 14.49% |
トータルリターン(5年) | 12.63% |
標準偏差(1年) | 12.21% |
標準偏差(3年) | 11.80% |
標準偏差(5年) | 13.68% |
シャープレシオ(1年) | 1.34 |
シャープレシオ(3年) | 1.00 |
シャープレシオ(5年) | 0.97 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 2,288.33億円(2024年10月4日) |
純資産推移 | +66.07億円 |
設定日 | 2017/02/27 |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.176% |
トータルリターン(検証時) | 7.92%(2018年2月2日~2025年1月18日) |
良い
気になる
「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」は、三井住友DSアセットマネジメントが提供する日本株投資信託です。
特徴は、TOPIXに値動きが連動するよう運用しているインデックスファンドであること。この銘柄1つで日本を代表する有名企業を含めた約2,200銘柄に投資でき、購入手数料も無料なので幅広い日本株に気軽に投資できます。
検証では、信託報酬が0.176%と今回比較した日本株投資信託のなかでは比較的低コストでした。2018年2月2日から2025年1月18日までのリターンも7.92%と高い水準といえます。過去の実績ではあるものの、この成績を20年間維持した場合、積立投資をしていると投資資金が約2.4倍まで成長するため、ある程度は資産を増やせるスペックを有している銘柄といえるでしょう。
コロナショック時は-15.03%と、日経平均に連動している銘柄より下落を抑えていました。安定資産の債券と比べると下落率は大きいものの、日本株のなかでは比較的リスクを抑えています。日本株を長期で保有して、コツコツ資産を増やしたい人には一考の価値がある銘柄といえるでしょう。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券 |
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トータルリターン(1年) | 20.27% |
トータルリターン(3年) | 14.45% |
トータルリターン(5年) | 12.60% |
標準偏差(1年) | 12.23% |
標準偏差(3年) | 11.81% |
標準偏差(5年) | 13.69% |
シャープレシオ(1年) | 1.33 |
シャープレシオ(3年) | 1.00 |
シャープレシオ(5年) | 0.97 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 1,437.10億円(2024年10月4日) |
純資産推移 | +26.65億円 |
設定日 | 2011年12月9日 |
運用会社 | 三井住友DSアセットマネジメント |
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.44% |
トータルリターン(検証時) | 7.65%(2018年2月2日~2025年1月18日) |
良い
気になる
特徴は、購入する金融機関によっては最大1.1%の購入手数料がかかる点です。100万円購入する場合、運用開始時に最大1.1万円の購入手数料がかかるので、購入前にいくらかかるか確認しておきましょう。
検証では、2018年2月2日から2025年1月18日までのリターンが7.65%と高めの水準でした。この水準を維持して20年間積立投資すると、約2.4倍まで投資資金が成長します。あくまでシミュレーションの結果なので想定どおりになるとは限りませんが、ある程度のリターンは狙える銘柄といえるでしょう。
コロナショック時は-15.10%と類似商品と同水準の下落でしたが、信託報酬は0.44%とインデックスファンドとしては高めのコストでした。今回比較したTOPIXまたは日経平均に連動する銘柄のなかで、最も高いコストなのはネックです。低コストで運用できる類似商品があることを考えると、今回の検証では選択の優先順位は低い銘柄といえます。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、SMBC日興証券、イオン銀行、auカブコム証券、野村證券、松井証券、マネックス証券、東海東京証券 |
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トータルリターン(1年) | 19.91% |
トータルリターン(3年) | 14.15% |
トータルリターン(5年) | 12.30% |
標準偏差(1年) | 12.21% |
標準偏差(3年) | 11.80% |
標準偏差(5年) | 13.68% |
シャープレシオ(1年) | 1.31 |
シャープレシオ(3年) | 0.98 |
シャープレシオ(5年) | 0.95 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 75.72億円(2024年10月4日) |
純資産推移 | +1.78億円 |
設定日 | 2010年11月26日 |
運用会社 | 野村アセットマネジメント |
運用スタイル | アクティブ型 |
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信託報酬 | 0.902% |
トータルリターン(検証時) | 8.23%(2018年2月2日~2025年1月18日) |
良い
気になる
検証では、2018年2月2日から2025年1月18日までのリターンが8.23%と、TOPIXに連動する銘柄を超えていました。この成績で20年間積立投資できた場合、投資した資金は約2.5倍まで成長します。過去の実績なので将来の成果を約束するものではありませんが、指数以上のリターンを求めている人は注目すべき銘柄といえるでしょう。
一方で、信託報酬は0.902%と高コストで、コロナショック時は-17.39%とTOPIXに連動する銘柄より大きな下落でした。今回比較した日経平均に連動する銘柄よりも大きな下落だった点もネックです。コストとリスクどちらも抑えたい人には、あまり向かない銘柄といえます。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、大和証券、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、イオン銀行 |
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トータルリターン(1年) | 19.21% |
トータルリターン(3年) | 10.64% |
トータルリターン(5年) | 12.10% |
標準偏差(1年) | 13.35% |
標準偏差(3年) | 13.91% |
標準偏差(5年) | 15.69% |
シャープレシオ(1年) | 1.18 |
シャープレシオ(3年) | 0.60 |
シャープレシオ(5年) | 0.84 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 968.45億円(2024年10月4日) |
純資産推移 | +18.11億円 |
設定日 | 2001年10月31日 |
運用会社 | 日興アセットマネジメント |
運用スタイル | アクティブ型 |
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信託報酬 | 1.683% |
トータルリターン(検証時) | 10.04%(2018年2月2日~2025年1月18日) |
良い
気になる
特徴は、長期にわたり持続的な成長が期待できる日本株を25〜40銘柄程度に厳選して運用しているアクティブファンドである点です。また、毎月決算を行っており、場合によっては分配金を出しています。分配金を出す銘柄は積立投資にはあまり向いていませんが、まとまった資金で運用して定期的に現金化したい人には一考の余地がある銘柄でしょう。
検証では、2018年2月2日から2025年1月18日までのリターン(分配金再投資をした場合)が10.04%で、この成績で20年間積立投資をした場合、約3.2倍のリターンが望める高水準という結果に。あくまでシミュレーションの結果なので今後どうなるかはわかりませんが、日本株でも高いリターンを狙う人はチェックしておきたい銘柄です。
ただ、コロナショック時は-12.83%とTOPIXより下落を抑えていたのに対し、信託報酬は1.683%とかなりの高コストでした。今回比較した日本株投資信託の最安水準と比べると10倍近い値です。コストを抑えて利幅を拡大させたい人に、あまり向かない銘柄といえるでしょう。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、auカブコム証券、岡三オンライン、松井証券、マネックス証券、東海東京証券 |
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トータルリターン(1年) | 22.37% |
トータルリターン(3年) | 9.56% |
トータルリターン(5年) | 13.95% |
標準偏差(1年) | 14.18% |
標準偏差(3年) | 16.42% |
標準偏差(5年) | 16.13% |
シャープレシオ(1年) | 1.58 |
シャープレシオ(3年) | 0.53 |
シャープレシオ(5年) | 0.92 |
信託財産留保額 | 0.1% |
純資産総額 | 237.17億円(2024年10月4日) |
純資産推移 | +4.58億円 |
設定日 | 2015年6月17日 |
運用会社 | ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント |
運用スタイル | アクティブ型 |
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信託報酬 | 1.078% |
トータルリターン(検証時) | 4.26%(2018年2月2日~2025年1月18日) |
良い
気になる
特徴は、国内外の割安な銘柄を運用担当者が選定して投資するアクティブファンドであること。一部マイクロソフトなど外国株も組み入れられていますが、全体の割合で見ると5%ほどで9割以上は日本株が運用されています。
検証では、2018年2月2日から2025年1月18日までのリターンが4.26%と、比較した日本株投資信託のなかではやや低めの水準でした。この成績で20年間積立投資をすると、投資した資金は約1.6倍に成長します。あくまでシミュレーションした結果ですが、日本株でリターンを狙いたい人にあまり向かない銘柄といえるでしょう。
信託報酬はアクティブファンドなこともあり1.078%と高コストですが、コロナショック時は-10.94%と比較した銘柄のなかで最も下落を抑えていました。TOPIXに連動している銘柄と比べても5%近く下落を抑えています。日本株をできるだけリスクを抑えて保有したい人は、検討の余地がある銘柄といえます。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、SMBC日興証券、イオン銀行、三菱UFJ銀行、ソニー銀行、auカブコム証券、岡三オンライン、GMOクリック証券、大和証券、野村證券、松井証券、マネックス証券、東海東京証券 |
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トータルリターン(1年) | 12.59% |
トータルリターン(3年) | 5.59% |
トータルリターン(5年) | 7.99% |
標準偏差(1年) | 13.11% |
標準偏差(3年) | 12.90% |
標準偏差(5年) | 13.75% |
シャープレシオ(1年) | 0.88 |
シャープレシオ(3年) | 0.24 |
シャープレシオ(5年) | 0.70 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 5,698.08億円(2024年10月4日) |
純資産推移 | +67.59億円 |
設定日 | 2012年5月28日 |
運用会社 | レオス・キャピタルワークス |
運用スタイル | アクティブ型 |
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信託報酬 | 1.705% |
トータルリターン(検証時) | 4.77%(2018年2月2日~2025年1月18日) |
良い
気になる
検証では、2018年2月2日から2025年1月18日までのリターンは4.77%と、比較した日本株投資信託のなかではやや低めの水準でした。この水準を20年間維持した場合、積立投資をすると約1.7倍に投資資金が増えます。過去の実績で将来の成果を約束することはできませんが、積極的にリターンを狙うには少し物足りない水準の銘柄といえるでしょう。
コロナショック時は-15.23%と日本株全体と同じ水準の下落ですが、信託報酬は1.705%と高コストでした。今回比較した日本株投資信託のなかで最も高いコストであり、最安水準の銘柄と比べると約12倍の値です。コストを抑えて効率よく運用したい人に、あまり向かない銘柄といえます。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、大和証券 |
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トータルリターン(1年) | 25.63% |
トータルリターン(3年) | 14.95% |
トータルリターン(5年) | 9.53% |
標準偏差(1年) | 11.19% |
標準偏差(3年) | 11.14% |
標準偏差(5年) | 14.09% |
シャープレシオ(1年) | 1.49 |
シャープレシオ(3年) | 0.75 |
シャープレシオ(5年) | 0.67 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 630.65億円(2024年10月4日) |
純資産推移 | +0.51億円 |
設定日 | 2015年9月7日 |
運用会社 | 三井住友トラスト・アセットマネジメント |
mybestではベストな日本株投資信託を「ローコストでリターンの実績も高いうえ、急落時に下落を抑えていた銘柄」と定義。
そんなベストな日本株投資信託を探すために人気の日本株投資信託10銘柄を集め、以下の3つのポイントから徹底検証しました。
検証①:コストの安さ
検証②:リターンの高さ(実績)
検証③:下落率の低さ(実績)
今回検証した商品
コストの安さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「信託報酬がインデックスファンドの業界最安水準である0.10%以下の銘柄」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
日本株投資信託の運用管理費用である信託報酬を公式サイトで調査。調査した信託報酬を以下の点数テーブルと照らし合わせ、信託報酬が安いものほど高評価として点数づけを行いました。
【信託報酬の点数テーブル】
5点:0.10%以下
4点:0.20%
3点:0.40%
2点:0.70%
1点:1.00%以上
リターンの高さ(実績)が十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「20年間積立投資したときに、投資資金が3倍になる年率10.10%以上のトータルリターンの銘柄」とし、以下の方法で各銘柄の検証を行いました。
各日本株投資信託の2018年2月2日〜2025年1月18日におけるトータルリターンを公式サイトから集計。集計したトータルリターンを以下のテーブルと照らし合わせ、高いものほど高評価として点数づけを行いました。なお、検証した日本株投資信託のなかで設定日が最も新しいものの日付を開始日として、集計期間を設定しました。
【トータルリターンの点数テーブル】
5点:10.10%以上
4点:6.60%
3点:2.60%
2点:0.50%
1点:0.00%以下
下落率の低さ(実績)が十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「暴落時に下落せず、逆に上昇した銘柄」とし、以下の方法で各銘柄の検証を行いました。
なお、金融商品本来のリスクは期間中にどれだけ変動するかを指すものですが、短期的な大きい下落は投資家の売買判断に大きく影響する情報です。そこで、今回紹介している日本株投資信託すべてが経験しており、十数年に一度起きるかどうかの暴落であるコロナショックの期間を対象に、暴落時の下落率をリスクとして集計・評価しました。
各日本株投資信託の2020年2月3日の基準価額と、2020年3月31日の基準価額を集計。集計した基準価額から下落率を算出して以下のテーブルと照らし合わせ、低いものほど高評価として点数づけを行いました。
【下落率の点数テーブル】
5点:0.00%以下
4点:10.00%
3点:15.00%
2点:30.00%
1点:50.00%以上
投資信託を購入する際には購入手数料が発生します。そのため、日本株投資信託は店舗型の証券会社より購入手数料の安いネット証券で購入するのがおすすめ。実は、購入手数料は同じ商品であっても金融機関ごとに異なり、無料のところもあれば有料のところもあります。ネット証券は購入手数料を無料にしているケースが多いため、ローコストで資産運用をはじめられる金融機関といえるでしょう。
また、ネット証券のなかでもおすすめなのは「SBI証券」と「マネックス証券」の2社。この2社は今注目されているクレカ積立に対応しているだけでなく、ポイントの還元率が高いのも魅力です。SBI証券ではカードのクラス次第で積立額の最大3.0%がポイント還元され、マネックス証券ではカードのランクに関係なく積立額の1.1%がポイント還元されます。
ハイクラスのカードで業界最高水準の還元率を狙いたい人ならSBI証券、手軽なお得さを求めている人ならマネックス証券がおすすめだといえるでしょう。
なお、「楽天証券」「auカブコム証券」の2社もクレカ積立に対応しています。上記2社も含めたこの4社は、クレカ積立ができるだけでなく手数料が安かったり、取扱商品が豊富であったりとサービスも充実。今後クレカ積立に対応する証券会社が増える可能性もありますが、現状であればこの4社のなかから選んで口座開設するのがおすすめですよ。
日本株投資信託は、新NISAのつみたて投資枠やiDeCoでも購入の選択肢には入ります。もし、新NISAのつみたて投資枠やiDeCo以外で外国の株式や債券に投資しているなら、為替リスクを抑えられる日本株投資信託はリスクヘッジとして活用できるので、新NISAのつみたて投資枠やiDeCoで購入しても問題はないでしょう。銀行預金以上の利回りにも期待できるため、運用益を非課税にできる制度との相性も悪くないといえます。
一概にはいえませんが、ここ20年間の成績で比べると外国株やバランスファンドより優先度は低いといえます。実際、直近20年間のリターンは外国株やバランスファンドより低い水準でした。とはいえ、期間によっては勝っているときもあるため、過去の実績にとらわれず自分の年齢や経験などに合う投資先を選ぶことが重要ですよ。
株式のようにリアルタイムで売買したいのであれば、日経平均やTOPIXに連動しているETFへ投資するのもよいでしょう。投資信託とETFは売買できるタイミングが異なります。投資信託は1日1回15時以降の終値での売買であるのに対し、ETFは株式が取引される取引所が開いている間はいつでも売買可能です。
ETFのほうが自由に売買できてよさそうに見えますが、成行や指値などの注文方法を駆使してどの値段で買うかを考えなければいけません。投資信託はそういったことを考えずにシンプルに売買できます。一長一短はありますが、初心者であればシンプルに投資できる投資信託が向いているでしょう。
日本株投資信託は、今年中は株価が堅調な可能性があります。円安やインバウンド、東京証券取引所が出したPBR改善要請を受けて、日経平均は直近でバブル以来の高値を更新しました。もちろん上昇した分の調整はあると考えられますが、秋頃にある企業の決算発表で好材料が見られれば、年末に向けて株価が再上昇する可能性もあると考えられるでしょう。
1位: 三菱UFJアセットマネジメント|eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
1位: ニッセイアセットマネジメント|<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド
1位: アセットマネジメントOne|たわらノーロード 日経225
4位: 三菱UFJ国際投信|eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
5位: 三井住友DSアセットマネジメント|三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
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投資初心者から上級者まで幅広い層に人気のインデックスファンド。運用コストの安さや運用の手軽さも支持を集めているポイントです。しかし、配当金なしで儲かる方法や利回りなどがわからず、疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、インデックスファンドの仕組みや種類、始め方やメリット・デ...
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