GAFAMをはじめとした成長力の高い米国株を中心に投資できる「米国株投資信託」。過去20年間の利回りを見ると、日本株投資信託やバランスファンドと比べて高いリターンを出しているのが魅力です。S&P500と同じ動きをする米国株のみの銘柄から、新興国の株式にも投資する銘柄まで種類はさまざま。金融機関によってどの銘柄を購入できるかも異なるので、何をどこで買えばよいか迷ってしまいますよね。
今回は、人気の米国株投資信託11銘柄を、3つのポイントで比較して徹底検証。おすすめの米国株投資信託をランキング形式でご紹介します。
mybestが定義するベストな米国株投資信託は「ローコストでリターンの実績も高いうえ、急落時に下落を抑えていた銘柄」。人気のインデックスファンドである「eMAXIS Slim 全世界株式」や「楽天・全米株式インデックス・ファンド」なども含め、徹底検証してわかった米国株投資信託の本当の選び方を解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
スキラージャパン株式会社代表取締役、伊藤亮太FP事務所代表を務める。 2006年に慶應義塾大学大学院 商学研究科経営学・会計学専攻を修了。在学中にCFP®資格を取得する。卒業後、証券会社を経て2007年11月に「スキラージャパン株式会社」を設立。個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランニングの提案を行う傍ら、法人に対する経営コンサルティング、相続・事業承継設計・保険設計の提案・サポート等を行う。 金融をテーマにした豊富な講演実績を持つほか、CFP®受験講座の講師としても活躍する。著書に、『ゼロからわかる金融入門 基本と常識』『高配当投資ランキング大全』『7日でマスターNISA&iDeCoがおもしろいくらいわかる本』等がある。
投資教育家の第一人者として、グローバルファイナンシャルスクール(GFS)校長を務める傍ら、ソフトバンクグループが設立した私立サイバー大学で客員教員として指導。ラジオNIKKEI『投資のベースキャンプ』パーソナリティ、TBSドラマ『トリリオンゲーム』の投資監修を担当。主な著書・監修書籍に『投資で利益を出している人たちが大事にしている45の教え』(日経新聞出版)、『0からわかる!株超入門(ソシム)』などがある。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
コストの安さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「信託報酬がインデックスファンドの業界最安水準である0.10%以下の銘柄」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
リターンの高さ(実績)が十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「20年間積立投資したときに、投資資金が3倍になる年率10.10%以上のトータルリターンの銘柄」とし、以下の方法で各銘柄の検証を行いました。
下落率の低さ(実績)が十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「暴落時に下落せず、逆に上昇した銘柄」とし、以下の方法で各銘柄の検証を行いました。なお、金融商品のリスクは本来運用中にどれだけ変動したかを指すものですが、短期的な大きい下落は投資家の売買判断に大きく影響する情報です。そこで、今回紹介している米国株投資信託すべてが経験しており、十数年に一度起きるかどうかの暴落であるコロナショックの期間を対象に、暴落時の下落率をリスクとして集計・評価しました。
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検証結果を2025年1月18日時点の情報で更新し、ランキングをアップデートしました。
検証結果を2024年10月4日時点の情報で更新し、ランキングをアップデートしました。
検証結果を2024年7月30日時点の情報で更新し、ランキングをアップデートしました。
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検証結果を2024年4月1日時点の情報で更新し、ランキングをアップデートしました。
米国株投資信託とは、米国株を中心に運用している投資信託のことです。
GAFAMをはじめ成長力の高い企業へ投資できるので、リターンは高い傾向があります。実際、100万円を20年間運用した場合の利益を日本株と比べると、643万円ほど利益は高い結果でした。さまざまな投資信託のなかから、できるだけ資産を大きくできる商品を探す人にとって必見の銘柄といえるでしょう。
また、米国をはじめ先進国は新興国と比べて、国内情勢が落ち着いているのも魅力です。国内が安定していると取引が活発になり資金が多く集まってくるため、現金化がしやすく値動きも安定します。債券などのリスクが小さい商品とは比べられませんが、新興国株式より変動が小さく長期保有しやすい投資先といえるでしょう。
なお、資産運用では長期投資が推奨されています。リスクの高い変動の激しい株式であっても、長期投資すると変動が小さくなり、安定した利益を狙えるからです。実際、20年ほど長期で運用した場合をシミュレートするとどの投資先も運用結果はプラスでした。
そのため、リターンの水準が高い米国株投資信託は、20〜30代の運用期間を長く見積もれる人におすすめの銘柄といえます。
米国株投資信託の魅力は、持続する高い成長性にあります。GAFAMをはじめとしたアメリカの巨大企業は、時価総額で頭一つ抜けた存在です。これらの巨大企業はM&Aなどを通じ成長し続けることが予想され、アメリカが世界経済を牽引し続けることは間違いないといえます。
米国株投資信託は、「米国株のみで運用する銘柄」「欧州や日本なども含めた先進国の株式で運用する銘柄」「新興国も含めた全世界の株式で運用する銘柄」に分かれます。どれも米国株が運用資産の過半数を占めていますが、それぞれリターンは異なるため注意しましょう。
以下では、投資目的別におすすめの米国株投資信託を紹介するので、参考にしてください。
将来への資金をできるだけ増やしたいなら、米国株投資信託のなかでも高いリターンだった米国株のみで運用する銘柄がおすすめです。文字どおり米国の株式市場に上場している銘柄のみで運用されています。
米国株は世界各国に事業を展開している企業が多く、そもそもの競争力・成長力が高いことが特徴です。加えて、株主への還元意識が強く配当金や自社株買いに積極的なので、株式を保有するメリットが大きく長期的に株価が上昇しやすくもあります。その国の経済規模を図るGDPも世界最大であるため、ほかの投資先と比べ高いリターンを実現していると考えられるでしょう。
実際、先進国株式や全世界株式の銘柄と比べて、過去20年間の年率リターンで勝っています。毎月2万円を20年間積立した場合、約350〜444万円多く利益が生まれる水準です。過去の実績なので将来の結果を約束できませんが、米国株投資信託のなかでもリターンを追求できる銘柄といえます。
人気の米国株のみで運用する投資信託5銘柄のなかで最も優秀だったのは、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」でした。米国株式市場に上場する500社で構成されるS&P500に連動しています。米国株式の時価総額の約80%をカバーしているため、米国の経済動向をほぼカバーできる銘柄といえるでしょう。
検証では、信託報酬が0.08140%とかなり割安な水準でした。2019年9月26日から2025年1月18日までのリターンも年率23.84%とかなりの高水準で、20年間毎月2万円を積み立てると約1.1億円まで成長します。コロナショック時は-18.11%とやや大きめの下落でしたが、ハイリターンに期待して運用するなら必見の銘柄といえるでしょう。
人気の投資信託にばかり投資するのは、分散投資できていない点でおすすめできません。
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は当然のことながら、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」もアメリカの大企業を多数対象とし、米国株の比率が6割から6割5分もあるため、両方運用すると投資先が重複してしまいます。人気の「eMAXIS Slim」シリーズに投資する場合は、アメリカの企業以外の比率が高い銘柄にも投資すると、分散した投資ができますよ。
リターンを求めつつも安心して長期投資したいなら、先進国株式で運用する銘柄がおすすめです。運用資産は米国株が7〜8割を占めていますが、欧州や日本の株式にも投資しています。
先進国は新興国と比べて、国内の政治・経済が安定していることが特徴です。株価は企業の動向だけでなく政治・経済によっても左右され、属する国の情勢が不安定だと下落することもあります。実際、どれだけ変動するかを表す標準偏差で先進国株式と新興国株式のリスクを比べると、先進国株式は18.7 %・新興国株式は22.3%と新興国株式のほうが変動は激しいという結果が出ました。
もちろん、株価が上昇する要因には成長力が欠かせません。そのため、成長の余地が大きい新興国株式のほうが大きなリターンに期待できるでしょう。しかし、要所要所の短期的な値下がり幅は先進国株式のほうが小さいので、リスクが気になる人に向いている銘柄といえるでしょう。
標準偏差は、一定期間における価格の振れ幅を数値化したもので、数値が小さいほど変動が少ない、つまりリスクが小さいことを表す指標です。価格変動を気にしたくない人は、銘柄の選びの際に参考にするのも良いでしょう。
ただし、長期投資では日々の値動きを気にせず保有し続けることが重要なので、標準偏差をあまり意識する必要はないといえます。この銘柄・資産構成で運用した場合、日々の値動きも含めてどれくらい利益が出そうかを表すトータルリターンのほうが重要です。もちろん銘柄の特徴を掴むために標準偏差を参考にするのはありですが、それだけで選ばないように注意してください。
人気の先進国株式で運用する投資信託2銘柄のなかで最も優秀だったのは、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」でした。日本を除いた米国・欧州を中心とする先進国の株式で運用されています。加えて、購入手数料が無料の商品なので、売買コストを気にせず運用をはじめられるでしょう。
検証では、信託報酬が0.09889%とかなり安い水準でした。2019年9月26日から2025年1月18日までのリターンは年率21.44%と高水準で、20年間毎月2万円を積み立てると約7,874万円まで成長します。コロナショック時は-20.20%と大きな下落ですが、そこからの回復は目覚ましいので、急落時のことはあまり気にせず保有するのがおすすめの銘柄といえるでしょう。
リスクやリターンは考えずにとりあえず株式投資をはじめたい人には、全世界株式で運用する銘柄がおすすめです。運用資産は米国株が5〜6割ほどを占めていますが、先進国だけでなくインドをはじめ新興国の株式にも投資しています。
全世界株式の特徴は、世界中の株式へ投資しているので世界経済の成長が自分のリターンにつながること。世界の名目GDPの推移と全世界株式の値動きを見比べると、多少の差はあるものの、基本的にどちらも右肩上がりになっています。これは、米国株や先進国の株式だけでなく、新興国の株式にも投資しているからだといえるでしょう。
また、どの国にどれだけ投資しているかの比率は、各国・各企業の成長に合わせて自動調整されます。どの国がこれから成長するかを見極められなくても、成長に応じて比率が自動で増えるため、気軽に株式投資をはじめたい人にはうってつけの銘柄です。
人気の全世界株式で運用する投資信託4銘柄のなかで最も優秀だったのは、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」でした。MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスという指数に連動しており、インドや中国などの新興国の株式も含めた世界中の株式で運用されています。
検証では、信託報酬が0.05775%とトップクラスの安さでした。2019年9月26日から2025年1月18日までのリターンは年率19.72%と高水準で、20年間毎月2万円を積み立てると約6,060万円まで成長します。米国株のみの銘柄や先進国株式の銘柄と比べるとリターンは劣っていますが、資産自体は大きく成長しているので、難しく考えずに運用をはじめたい人はチェックすべき銘柄であるといえるでしょう。
米国株投資信託では、信託報酬が0.20%以下の低コストな銘柄を選ぶのがおすすめ。信託報酬は、運用中常に発生する投資信託の管理費用です。数%の違いが10年・20年の運用によって数十万円の差になるので、信託報酬が安いほど高いリターンを狙える米国株投資信託で稼いだ利益が多く残りますよ。
また、運用会社は顧客獲得を狙って信託報酬を年々下げています。直近20年間で0.80%から0.42%と半分ほどになっており、「eMAXIS Slimシリーズ」などの人気のインデックスファンドもほとんど0.20%以下の信託報酬です。今後も低コスト化が続くことを考えると、今の時点でも十分安いといえる水準の0.20%以下の銘柄を購入しておけば、コスト面でほかの銘柄に負けることはあまりないでしょう。
なお、直近では日興アセットマネジメントが信託報酬0.05775%と、業界最安のインデックスファンドを販売開始しました。今まで0.09〜0.10%ほどが最安水準でしたが、その水準よりさらにコストを抑えた商品です。さすがに際限なくコストを下げ続けることはないと考えられますが、今後もさらに低コストの商品は出てくる可能性が高いでしょう。
集計したデータ、及びシミュレーションの結果は過去のものであり、運用成果を保証するものではありません。
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商品 | 画像 | おすすめスコア | リンク | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||
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コストの安さ | リターンの高さ(実績) | 下落率の低さ(実績) | 主な取扱金融機関 | 運用スタイル | 投資範囲 | 信託報酬 | トータルリターン(1年) | トータルリターン(3年) | トータルリターン(5年) | トータルリターン(検証時) | 標準偏差(1年) | 標準偏差(3年) | 標準偏差(5年) | シャープレシオ(1年) | シャープレシオ(3年) | シャープレシオ(5年) | 信託財産留保額 | つみたて投資枠対象銘柄 | 純資産総額 | 純資産推移 | 基準価額 | 設定日 | 運用会社 | ||||||
1 | 三菱UFJアセットマネジメント eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | ![]() | 米国株で効率よく運用するならこの銘柄!コスト・リターンが優秀 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、三菱UFJ銀行 | インデックス型 | 米国の有名企業 | 0.08140% | 40.78% | 21.19% | 23.19% | 23.84%(2019年9月26日〜2025年1月18日) | 0.15% | 0.20% | 0.17% | 2.71 | 1.25 | 1.33 | 0% | 679.09億円 | -51099.50億円 | 33,896円(2025年1月18日) | 2018年7月3日 | 三菱UFJ国際投信 | ||||||
1 | SBIアセットマネジメント SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | ![]() | 米国の有名企業へ投資するなら注目!高いリターンが魅力 | SBI証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、auカブコム証券 | インデックス型 | 米国の有名企業 | 0.0938% | 40.7% | 21.11% | 23.07% | 24.11%(2019年9月26日〜2025年1月18日) | 0.15% | 0.20% | 0.17% | 2.70 | 1.25 | 1.33 | 0% | 210.24億円 | -16998.78億円 | 31,539円(2025年1月18日) | 2019年9月26日 | SBIアセットマネジメント | ||||||
3 | 三菱UFJアセットマネジメント eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | ![]() | 手軽に世界中の株式に投資するならこの銘柄!最安クラスのコストが魅力 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、三菱UFJ銀行 | インデックス型 | 世界の主要株式 | 0.05775% | 32.48% | 17.72% | 18.73% | 19.72%(2019年9月26日〜2025年1月18日) | 0.12% | 0.17% | 0.16% | 2.61 | 1.22 | 1.15 | 0% | 540.55億円 | -40,759.31億円 | 27,548円(2025年1月18日) | 2018年10月31日 | 三菱UFJ国際投信 | ||||||
4 | ニッセイアセットマネジメント <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド | ![]() | コストとリターンが優秀。先進国株に投資したいなら選択肢に | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、ソニー銀行 | インデックス型 | 先進国の主要株式 | 0.09889% | 34.61% | 19% | 20.49% | 21.44%(2019年9月26日〜2025年1月18日) | 0.13% | 0.16% | 0.17% | 2.68 | 1.22 | 1.20 | 0% | 81.26億円 | -7215.92億円 | 44,683円(2025年1月18日) | 2013年12月10日 | ニッセイアセットマネジメント | ||||||
4 | アセットマネジメントOne たわらノーロード 先進国株式 | ![]() | 米国・欧州の株式へ投資するならコレ!低コストでリターンも優秀 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券、みずほ銀行、三菱UFJ銀行 | インデックス型 | 先進国の主要株式 | 0.09889% | 34.56% | 18.99% | 20.49% | 21.44%(2019年9月26日〜2025年1月18日) | 0.13% | 0.16% | 0.17% | 2.67 | 1.21 | 1.20 | 0% | 75.57億円 | -6232.79億円 | 36,434円(2025年1月18日) | 2015年12月18日 | アセットマネジメントOne | ||||||
4 | SBIアセットマネジメント SBI・全世界株式インデックス・ファンド | ![]() | 世界中の株式へ投資するならコレ。類似商品のなかで最も低コスト | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券 | インデックス型 | 世界の主要株式 | 0.1022% | 30.37% | 16.94% | 17.98% | 18.87%(2019年9月26日〜2025年1月18日) | 0.12% | 0.17% | 0.16% | 2.59 | 1.18 | 1.11 | 0% | 24.85億円 | -2153.51億円 | 25,485円(2025年1月18日) | 2017年12月6日 | SBIアセットマネジメント | ||||||
7 | 楽天投信投資顧問 楽天・全米株式インデックス・ファンド | ![]() | 低コストとハイリターンが魅力的。米国の全銘柄を狙うなら選択肢に | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、ソニー銀行 | インデックス型 | 米国全域 | 0.162% | 39.13% | 19.92% | 22.33% | 23.02%(2019年9月26日〜2025年1月18日) | 0.14% | 0.20% | 0.18% | 2.74 | 1.16 | 1.25 | 0% | 185.51億円 | -15551.37億円 | 34,439円(2025年1月18日) | 2017年9月29日 | 楽天投信投資顧問 | ||||||
8 | 大和アセットマネジメント iFree S&P500インデックス | ![]() | 高いリターンが魅力。コスト面でほかの銘柄に劣るのはネック | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、大和証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、三菱UFJ銀行、イオン銀行 | インデックス型 | 米国の有名企業 | 0.198% | 40.55% | 21.01% | 23.03% | 24.09%(2019年9月26日〜2025年1月18日) | 0.15% | 0.20% | 0.17% | 2.69 | 1.23 | 1.32 | 0% | 38.99億円 | -2823.91億円 | 38,312円(2025年1月18日) | 2017年8月31日 | 大和アセットマネジメント | ||||||
8 | 楽天投信投資顧問 楽天・全世界株式インデックス・ファンド | ![]() | 世界中の株式で運用可能。コストとリターンで類似商品に劣った | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、ソニー銀行 | インデックス型 | 世界の主要株式 | 0.192% | 30.71% | 16.78% | 18.02% | 18.95%(2019年9月26日〜2025年1月18日) | 0.12% | 0.17% | 0.16% | 2.57 | 1.17 | 1.12 | 0% | 57.25億円 | -5007.38億円 | 26,215円(2025年1月18日) | 2017年9月29日 | 楽天投信投資顧問 | ||||||
10 | 三井住友DSアセットマネジメント 三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド | ![]() | 幅広い株式へ投資できるのが魅力。コスト面は懸念点 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券 | インデックス型 | 世界の主要株式 | 0.275% | 32.78% | 17.68% | 18.83% | 20.22%(2019年9月26日〜2025年1月18日) | 0.13% | 0.16% | 0.17% | 2.59 | 1.20 | 1.14 | 0% | 29.97億円 | -2471.25億円 | 60,252円(2025年1月18日) | 2011年4月18日 | 三井住友DSアセットマネジメント |
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.08140% |
トータルリターン(検証時) | 23.84%(2019年9月26日〜2025年1月18日) |
良い
気になる
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」はS&P500に連動しているため、米国の有名企業に投資したい人におすすめ。インデックスファンドのなかでも割安なコストに加え、リターンの水準も高いので米国株で効率の良い運用が狙えます。
信託報酬は今回比較した米国株投資信託の平均0.28%より割安な0.08140%。毎月2万円で20年間積立投資した場合のコストは約3.9万円と安く、長期運用でもコストを抑えて効率の良い運用ができるでしょう。
高水準なリターンも魅力。2019年9月26日から2025年1月18日までのリターンは23.84%と、この水準で20年間積立投資ができた場合は投資資金が約23.8倍まで成長します。あくまで過去の実績なので将来の運用成果を約束するものではありませんが、値上がりに期待できる銘柄を探している人には最有力候補の銘柄です。
一方で、コロナショック時は-18.11%と大きめの下落でした。国内株や安定資産の債券と比べると、大きな下落幅といえるでしょう。とはいえ、先進国や新興国などの外国株式の下落率とほぼ同水準であるため、高いリターンを狙う商品としては平均的なリスクの銘柄といえます。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、三菱UFJ銀行 |
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トータルリターン(1年) | 40.78% |
トータルリターン(3年) | 21.19% |
トータルリターン(5年) | 23.19% |
標準偏差(1年) | 0.15% |
標準偏差(3年) | 0.20% |
標準偏差(5年) | 0.17% |
シャープレシオ(1年) | 2.71 |
シャープレシオ(3年) | 1.25 |
シャープレシオ(5年) | 1.33 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 679.09億円 |
純資産推移 | -51099.50億円 |
設定日 | 2018年7月3日 |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はなぜ人気?利回り・信託報酬を検証してよい点・気になる点を解説
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.0938% |
トータルリターン(検証時) | 24.11%(2019年9月26日〜2025年1月18日) |
良い
気になる
「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」はS&P500に連動しており、AppleやAmazonなど米国を代表する企業へ投資したい人に向いている銘柄です。リターンが高水準なことに加え、運用中のコストである信託報酬も安く、コストを抑えて利幅をできるだけ大きくすることも狙えます。
2019年9月26日から2025年1月18日までのリターンが24.11%と高水準でした。この成績を20年間維持して積立投資した場合は、投資資金が約24.8倍まで成長します。あくまでシミュレーションの結果なので想定どおりの運用になるかはわかりませんが、高い値上がりに期待した運用が可能な銘柄といえるでしょう。
低コストな点も魅力です。信託報酬は0.0938%と今回比較した米国株投資信託の平均の半分以下でした。運用期間が長くなってもコストを抑えて運用できるので、効率的に運用がしたい人には相性の良い銘柄といえます。
しかし、コロナショック時は-18.13%とリスクのある外国株式と同水準の下落でした。国内株より下落率が大きい点は、ネックだといえるでしょう。とはいえ、似たような投資先で運用している別の銘柄と比べ、激しい値動きではないため、長期投資で保有するときは短期的な値動きはあまり気にしないほうがよいといえます。
主な取扱金融機関 | SBI証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、auカブコム証券 |
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トータルリターン(1年) | 40.7% |
トータルリターン(3年) | 21.11% |
トータルリターン(5年) | 23.07% |
標準偏差(1年) | 0.15% |
標準偏差(3年) | 0.20% |
標準偏差(5年) | 0.17% |
シャープレシオ(1年) | 2.70 |
シャープレシオ(3年) | 1.25 |
シャープレシオ(5年) | 1.33 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 210.24億円 |
純資産推移 | -16998.78億円 |
設定日 | 2019年9月26日 |
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
SBI・V・S&P500(SBIバンガードS&P500)の口コミ・評判は?よい点・気になる点やeMAXIS Slimとの違いも解説!
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.05775% |
トータルリターン(検証時) | 19.72%(2019年9月26日〜2025年1月18日) |
良い
気になる
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」はMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動しているため、日本を含めた世界中の株式へ投資できます。長期運用で重要なコストが業界最安水準で、検証した期間におけるリターンも高いので、手軽に世界中の株式で運用したい人におすすめです。
信託報酬は今回比較した米国株投資信託の平均よりかなり割安な0.05775%。業界トップクラスな安さであり、毎月2万円で20年間積立投資をした場合のコストを米国株投資信託の平均と比べると、約10万円ほど割安です。世界の幅広い株式で効率よく運用したい人には注目の銘柄といえます。
リターンの水準が高いのもうれしいポイント。2019年9月26日から2025年1月18日までのリターンは19.72%で、この成績で20年間積立投資をした場合は投資資金が約12.6倍まで成長します。過去の実績を元にしたシミュレーションなので運用成果は約束できませんが、値上がりに期待した運用をしたい人には選択肢に入る銘柄です。
しかし、コロナショック時は-19.93%と国内株や新興国債券より大きく下落しました。とくに、低リスクな国内債と比べた場合20倍近い差がつくので、リスクは高めの銘柄だといえます。とはいえ、類似商品と比べた場合下落率は同水準であるため、リスク許容度の高い人には平均的な水準の商品といえるでしょう。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、三菱UFJ銀行 |
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トータルリターン(1年) | 32.48% |
トータルリターン(3年) | 17.72% |
トータルリターン(5年) | 18.73% |
標準偏差(1年) | 0.12% |
標準偏差(3年) | 0.17% |
標準偏差(5年) | 0.16% |
シャープレシオ(1年) | 2.61 |
シャープレシオ(3年) | 1.22 |
シャープレシオ(5年) | 1.15 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 540.55億円 |
純資産推移 | -40,759.31億円 |
設定日 | 2018年10月31日 |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の評判は?オルカンをおすすめしない人とは?S&P500との違いも解説
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.09889% |
トータルリターン(検証時) | 21.44%(2019年9月26日〜2025年1月18日) |
良い
気になる
特徴は、MSCIコクサイ・インデックスと連動しているため、米国だけでなく欧州を含む先進国の株式にも投資できる点です。この銘柄1つで国内情勢が安定している先進国の株式を網羅できますよ。インデックスファンドであることもあり、検証では信託報酬が0.09889%とコストが非常に安い銘柄でした。
加えて、2019年9月26日から2025年1月18日までのリターンは21.44%とかなり高い水準です。この水準を20年間維持した場合、積立投資をすると投資した資金が約16.4倍に成長します。あくまでシミュレーションの結果なので将来の成果を約束することはできませんが、数十年後に大きな資産を残したい人は選択肢に入る銘柄といえるでしょう。
しかし、コロナショック時は-20.20%と国内株より大きく下落しました。リスクの低い債券と比べると20倍近く下落していた点もネックです。とはいえ、投資先が類似しているほかの銘柄と比べると遜色はないため、特別値動きが激しい銘柄ではありません。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、ソニー銀行 |
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トータルリターン(1年) | 34.61% |
トータルリターン(3年) | 19% |
トータルリターン(5年) | 20.49% |
標準偏差(1年) | 0.13% |
標準偏差(3年) | 0.16% |
標準偏差(5年) | 0.17% |
シャープレシオ(1年) | 2.68 |
シャープレシオ(3年) | 1.22 |
シャープレシオ(5年) | 1.20 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 81.26億円 |
純資産推移 | -7215.92億円 |
設定日 | 2013年12月10日 |
運用会社 | ニッセイアセットマネジメント |
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.09889% |
トータルリターン(検証時) | 21.44%(2019年9月26日〜2025年1月18日) |
良い
気になる
また、2019年9月26日から2025年1月18日までのリターンは21.44%でした。この成績を維持して20年間積立投資した場合、投資資金が約16.4倍まで成長するためかなり高い水準のリターンといえるでしょう。過去の実績なので成果を約束することはできませんが、長期投資して高いリターンを狙いたい人にはコストの安さも相まって魅力的な銘柄といえます。
一方で、コロナショック時は-20.20%と大きな下落でした。安定資産である債券の下落率はもちろん、国内株の下落率も超えている点はネックです。とはいえ、先進国株全体の下落率とは同水準であることを考えると、類似商品と比べてリスクが高すぎる銘柄とはいえないでしょう。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券、みずほ銀行、三菱UFJ銀行 |
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トータルリターン(1年) | 34.56% |
トータルリターン(3年) | 18.99% |
トータルリターン(5年) | 20.49% |
標準偏差(1年) | 0.13% |
標準偏差(3年) | 0.16% |
標準偏差(5年) | 0.17% |
シャープレシオ(1年) | 2.67 |
シャープレシオ(3年) | 1.21 |
シャープレシオ(5年) | 1.20 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 75.57億円 |
純資産推移 | -6232.79億円 |
設定日 | 2015年12月18日 |
運用会社 | アセットマネジメントOne |
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.1022% |
トータルリターン(検証時) | 18.87%(2019年9月26日〜2025年1月18日) |
良い
気になる
特徴は、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動しており、世界中の株式へ投資できること。米国をはじめとする先進国はもちろん、新興国の株式へも投資できます。検証では、信託報酬が0.1022%とかなり安い水準だったので、幅広い銘柄へ効率よく投資したい人は注目すべき銘柄といえるでしょう。
また、2019年9月26日から2025年1月18日までのリターンは18.87%とかなり高い水準でした。米国株のみや先進国株で運用されている銘柄には劣りますが、この成績で20年間積立投資できた場合、投資資金は約11.1倍まで成長します。過去の実績ではあるものの、とりあえず株式で運用をはじめてみたい人には十分な水準だといえるでしょう。
一方、コロナショック時は-19.96%と大きな下落でした。国内株より約5%以上下落しており、リスクは高めの銘柄といえるでしょう。とはいえ、分散範囲が広いからか先進国株より下落を抑えられた点は、長期投資を考えている人にとってうれしいポイントです。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券 |
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トータルリターン(1年) | 30.37% |
トータルリターン(3年) | 16.94% |
トータルリターン(5年) | 17.98% |
標準偏差(1年) | 0.12% |
標準偏差(3年) | 0.17% |
標準偏差(5年) | 0.16% |
シャープレシオ(1年) | 2.59 |
シャープレシオ(3年) | 1.18 |
シャープレシオ(5年) | 1.11 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 24.85億円 |
純資産推移 | -2153.51億円 |
設定日 | 2017年12月6日 |
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.162% |
トータルリターン(検証時) | 23.02%(2019年9月26日〜2025年1月18日) |
良い
気になる
特徴は、米国株式市場の時価総額のほぼ100%をカバーできる、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動している点です。この銘柄1つで米国株式市場で取引可能な約4,000社へ投資できます。検証では信託報酬が0.162%と、コストが非常に安い銘柄でした。
また、2019年9月26日から2025年1月18日までのリターンは23.06%でとても高い水準です。この水準で20年間積立投資できた場合、投資した資金は約21.1倍まで成長します。あくまでシミュレーションの結果なので想定どおりの運用になるかはわかりませんが、高いリターンを目指して米国株を丸ごと買いたい人は注目すべき銘柄といえるでしょう。
一方で、コロナショック時は-19.44%と大きく下落しました。安定資産の債券はもちろん、国内株よりも大きな下落率だったのはネックです。今回比較した米国株のみで運用されている銘柄と比べても下落率は大きいため、とにかく米国株を幅広く拾いたい人以外にあまり向かない銘柄といえます。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、ソニー銀行 |
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トータルリターン(1年) | 39.13% |
トータルリターン(3年) | 19.92% |
トータルリターン(5年) | 22.33% |
標準偏差(1年) | 0.14% |
標準偏差(3年) | 0.20% |
標準偏差(5年) | 0.18% |
シャープレシオ(1年) | 2.74 |
シャープレシオ(3年) | 1.16 |
シャープレシオ(5年) | 1.25 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 185.51億円 |
純資産推移 | -15551.37億円 |
設定日 | 2017年9月29日 |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.198% |
トータルリターン(検証時) | 24.09%(2019年9月26日〜2025年1月18日) |
良い
気になる
特徴は、米国株式の代表的な指数であるS&P500と連動している点です。GAFAMはもちろん、エヌビディアやテスラなど今話題の銘柄へも投資できます。検証では、信託報酬が0.198%と低コストの銘柄の目安である0.20%と同水準で、投資信託全体で見た場合でも安いといえるコストでした。
また、2019年9月26日から2025年1月18日までのリターンは24.09%とかなり高い水準です。この成績で20年間積立投資できた場合、投資した資金は約24.8倍まで成長します。あくまでシミュレーションの結果なので将来的にどうなるかはわからないものの、高いリターンを狙って運用したい人は候補に入る銘柄といえるでしょう。
一方で、コロナショック時は-18.11%と下落は大きめでした。国内株や安定資産の債券より大きい下落幅なのはネックです。比較した米国株のみで運用されている銘柄のなかに、より低コストで運用できる銘柄があったことも考えると、米国株を効率よく運用したい人にあまり向かない銘柄といえます。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、大和証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、三菱UFJ銀行、イオン銀行 |
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トータルリターン(1年) | 40.55% |
トータルリターン(3年) | 21.01% |
トータルリターン(5年) | 23.03% |
標準偏差(1年) | 0.15% |
標準偏差(3年) | 0.20% |
標準偏差(5年) | 0.17% |
シャープレシオ(1年) | 2.69 |
シャープレシオ(3年) | 1.23 |
シャープレシオ(5年) | 1.32 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 38.99億円 |
純資産推移 | -2823.91億円 |
設定日 | 2017年8月31日 |
運用会社 | 大和アセットマネジメント |
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.192% |
トータルリターン(検証時) | 18.95%(2019年9月26日〜2025年1月18日) |
良い
気になる
特徴は、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動しており、先進国・新興国を含む世界中の株式へ投資できること。また、信託期間が無期限となっており途中で運用を終了する繰上償還が起こる可能性も低いため、長期投資しやすい銘柄です。検証では信託報酬が0.192%と安く、コスト面でも長期投資に向いた銘柄といえます。
加えて、2019年9月26日から2025年1月18日までのリターンは18.95%でした。この成績を20年間維持した場合、積立投資をしていると投資資金が約11.2倍まで成長します。過去の実績なので将来の成果は約束できませんが、世界中の株式へ投資して高いリターンを目指している人なら選択肢に入る銘柄といえるでしょう。
しかし、コロナショック時は-19.98%と国内株より大きな下落でした。類似商品の下落率と比べると同水準であった点は魅力的ですが、比較した類似商品のなかにコスト面・リターン面で勝る銘柄があったため、今回の検証では選択の優先順位は低い銘柄といえます。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、ソニー銀行 |
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トータルリターン(1年) | 30.71% |
トータルリターン(3年) | 16.78% |
トータルリターン(5年) | 18.02% |
標準偏差(1年) | 0.12% |
標準偏差(3年) | 0.17% |
標準偏差(5年) | 0.16% |
シャープレシオ(1年) | 2.57 |
シャープレシオ(3年) | 1.17 |
シャープレシオ(5年) | 1.12 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 57.25億円 |
純資産推移 | -5007.38億円 |
設定日 | 2017年9月29日 |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
運用スタイル | インデックス型 |
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信託報酬 | 0.275% |
トータルリターン(検証時) | 20.22%(2019年9月26日〜2025年1月18日) |
良い
気になる
加えて、2019年9月26日から2025年1月18日までのリターンは20.22%でした。この成績を20年間維持した場合、積立投資をしていると投資した資金が約13.6倍に増えます。過去の実績ではあるものの、有望な新興国の株式も拾いながら老後の資金を大きくしたい人は選択肢に入る銘柄です。
しかし、コロナショック時は-20.12%と大きく下落しました。類似商品と同水準の下落率ですが、国内株などと比べて大きく下落しているためリスクの高い銘柄ではあります。比較した全世界株のなかにより低コストな銘柄があったので、コストを抑えて幅広い株式を拾いたい人は慎重な判断が必要な銘柄といえるでしょう。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券 |
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トータルリターン(1年) | 32.78% |
トータルリターン(3年) | 17.68% |
トータルリターン(5年) | 18.83% |
標準偏差(1年) | 0.13% |
標準偏差(3年) | 0.16% |
標準偏差(5年) | 0.17% |
シャープレシオ(1年) | 2.59 |
シャープレシオ(3年) | 1.20 |
シャープレシオ(5年) | 1.14 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 29.97億円 |
純資産推移 | -2471.25億円 |
設定日 | 2011年4月18日 |
運用会社 | 三井住友DSアセットマネジメント |
運用スタイル | アクティブ型 |
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信託報酬 | 1.727% |
トータルリターン(検証時) | 21.33%(2019年9月26日〜2025年1月18日) |
良い
気になる
特徴は、ベンチマークのS&P500を上回るように、運用担当者が銘柄の選定をするアクティブファンドである点です。さらに、基準価額の推移に合わせて毎月受け取れる分配金が提示されています。例えば、基準価額が14,000円以上なら分配金は500円というように、自分がいくら受け取れるか予想がつくのはうれしいポイントといえるでしょう。
検証では、2019年9月26日から2025年1月18日までのリターンが21.33%とかなり高めのリターンでした。この成績で20年間積立投資できた場合、投資した資金は約16.1倍まで成長します。あくまでシミュレーションの結果ですが、今回検証した他の商品と比較するとリターンが大幅に伸び、リターン狙いの人は注目しておきたい銘柄です。
コロナショック時は-9.76%と外国株の投資信託のなかでは下落を抑えていたものの、信託報酬が1.727%と高コストでした。例えば、100万円で運用した場合は年間で1.7万円コストがかかります。低コストな銘柄で長期投資をしたい人にあまり向かない銘柄といえます。
主な取扱金融機関 | SBI証券、楽天証券、イオン銀行、auカブコム証券、岡三オンライン、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、大和証券、野村證券、松井証券、マネックス証券、りそな銀行、東海東京証券、三菱UFJ銀行、SMBC日興証券 |
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トータルリターン(1年) | 39.13% |
トータルリターン(3年) | 17.11% |
トータルリターン(5年) | 23.39% |
標準偏差(1年) | 0.20% |
標準偏差(3年) | 0.20% |
標準偏差(5年) | 0.18% |
シャープレシオ(1年) | 1.97 |
シャープレシオ(3年) | 0.88 |
シャープレシオ(5年) | 1.29 |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額 | 348.92億円 |
純資産推移 | -28108.12億円 |
設定日 | 2014年9月16日 |
運用会社 | アライアンス・バーンスタイン |
mybestではベストな米国株投資信託を「ローコストでリターンの実績も高いうえ、急落時に下落を抑えていた銘柄」と定義。
そんなベストな米国株投資信託を探すために人気の米国株投資信託11銘柄を集め、以下の3つのポイントから徹底検証しました。なお、今回は運用資産のうち米国株の比率が50%以上のものを米国株投資信託として扱ったため、先進国株式や全世界株式を含む投資信託も選定されています。
検証①:コストの安さ
検証②:リターンの高さ(実績)
検証③:下落率の低さ(実績)
今回検証した商品
コストの安さが十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「信託報酬がインデックスファンドの業界最安水準である0.10%以下の銘柄」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
米国株投資信託の運用管理費用である信託報酬を公式サイトで調査。調査した信託報酬を以下の点数テーブルと照らし合わせ、信託報酬が安いものほど高評価として点数づけを行いました。
【信託報酬の点数テーブル】
5点:0.10%以下
4点:0.20%
3点:0.40%
2点:0.70%
1点:1.00%以上
リターンの高さ(実績)が十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「20年間積立投資したときに、投資資金が3倍になる年率10.10%以上のトータルリターンの銘柄」とし、以下の方法で各銘柄の検証を行いました。
各米国株投資信託の2019年9月26日〜2025年1月18日におけるトータルリターンを公式サイトから集計。集計したトータルリターンを以下の点数テーブルと照らし合わせ、高いものほど高評価として点数づけを行いました。なお、検証した米国株投資信託のなかで設定日が最も新しいものの日付を開始日として、集計期間を設定しました。
【トータルリターンの点数テーブル】
5点:10.10%以上
4点:6.60%
3点:2.60%
2点:0.50%
1点:0.00%以下
下落率の低さ(実績)が十分な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「暴落時に下落せず、逆に上昇した銘柄」とし、以下の方法で各銘柄の検証を行いました。
なお、金融商品のリスクは本来運用中にどれだけ変動したかを指すものですが、短期的な大きい下落は投資家の売買判断に大きく影響する情報です。そこで、今回紹介している米国株投資信託すべてが経験しており、十数年に一度起きるかどうかの暴落であるコロナショックの期間を対象に、暴落時の下落率をリスクとして集計・評価しました。
各米国株投資信託の2020年2月3日の基準価額と、2020年3月31日の基準価額を集計。集計した基準価額から下落率を算出して以下の点数テーブルと照らし合わせ、低いものほど高評価として点数づけを行いました。
【下落率の点数テーブル】
5点:0.00%以下
4点:10.00%
3点:15.00%
2点:30.00%
1点:50.00%以上
米国株投資信託に限らず、投資信託はネット証券で購入するのがおすすめです。ネット証券では、投資信託を購入する際に発生する購入手数料が無料のケースが多く、店舗型の証券会社と比べお得に投資をはじめられます。
また、ネット証券のなかでも毎月の積立額をクレジットカードで支払えるクレカ積立に対応しているのは、「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」「auカブコム証券」の4社だけです。クレカ積立を行うと積立額に対してポイント還元を受けられるので、上記の4社はネット証券のなかでもお得に投資をはじめられる証券会社だといえるでしょう。
上記4社のなかでも、ハイクラスのカードなら還元率の高い「SBI証券」と、カードのクラスに関係なく還元率が高い「マネックス証券」がおすすめです。
SBI証券では、毎月の積立額の支払いに設定したクレジットカードのクラスが、ゴールドなら1.0%・プラチナなら3.0%のポイント還元を受けられます。ゴールドカードでも十分高い還元率ですが、プラチナカードならほかのサービスを圧倒するほどの高い還元率なので、将来的にクラスの高いカードの作成を考えている人には魅力的なネット証券だといえるでしょう。
マネックス証券は、カードのクラスに関係なく毎月の積立額に対して1.1%のポイント還元を受けられます。SBI証券はゴールドカードで、楽天証券はプラチナカードで1.0%の還元率であるのに対し、通常カードでも1.1%の還元率がつくのは破格といえるでしょう。クレジットカードのクラスにあまり興味がない人であれば、手軽にお得さが得られるネット証券だといえます。
米国株投資信託のメリットは、成長力の高い企業へ投資できることです。ほとんどの銘柄で、GAFAMをはじめとした最先端分野で活躍する企業へ投資できます。銘柄によっては、今後の経済発展に期待できる新興国の株式にも投資しているため、高いリターンを狙って資産を大きくしたい人には魅力的といえるでしょう。
一方で、幅広い投資先で運用しているバランスファンドより値動きが激しいのはもちろん、為替の影響を受けるため日本株投資信託よりもハイリスクなのはデメリットです。とはいえ、リスクの高い商品でも長期投資ならリスクを軽減できるので、老後まで期間の長い20〜30代の人ならあまり不安にならなくても大丈夫だといえるでしょう。
20〜30代の人なら長期投資でリスクを軽減できるため、米国株投資信託だけで運用をはじめても問題はないでしょう。また、「今後米国以外の国が成長するのでは?」と考えている人なら、先進国・新興国の株式へも投資している全世界株式の銘柄で運用をはじめるのがおすすめです。
後々、ほかの投資先で運用している投資信託を追加で購入しても問題ありません。そのため、まずは米国株投資信託で運用をはじめ、年齢や家族構成の変化に合わせてほかの投資信託を追加して、リスク・リターンを調整するのも手ですよ。
シンプルに売買したいなら投資信託、株式のようにタイムリーに売買したいならETFがおすすめです。投資信託とETFにはさまざまな違いがありますが、最も異なるのは売買方法。投資信託は1日1回、15時以降に決まる終値での売買であるのに対し、ETFは取引所が開いている限りいつでも売買できます。どちらも一長一短があるので、自分の好みに合うほうで取引するのがよいでしょう。
米国株投資信託は、今年の後半から上がる可能性があります。理由としては来年に大統領選挙があるから。戦後18回大統領選挙がありましたが、その前年の株価は上昇する傾向があります。
背景としては、各候補者が大統領になるために経済政策を打ち出すので、投資家が将来の好景気に期待して株式へ先に投資していたからです。実際、大統領選挙の前年に株価が下落したのは2015年のみでした。あくまでそのような傾向があるというだけですが、参考にしてください。
NYダウは、米国を代表する有名企業30社で構成された指数です。各社の株価を平均して算出しているため、株価の高い銘柄の影響を受けやすい指数といえます。
構成銘柄が30社と聞くと分散範囲が狭いように思えますが、S&P500に選出された企業のなかから業種のバランスに配慮して銘柄を選定しているため、米国の株式市場をある程度はカバーしている指数だといえるでしょう。
S&P500とは、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している企業のなかから、採用基準を満たした約500社で構成される指数のことです。米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしており、時価総額の加重平均で指数を算出しているため、NYダウより精緻に米国の経済動向を表す指数だといわれています。
NASDAQ100とは、ベンチャー企業の多いNASDAQに上場する企業のなかから、基準を満たした100社で構成される指数です。ハイテク・IT関連など今勢いのある企業が多く、パフォーマンスの高さで注目を集めている指数でもあります。
NASDAQ100は流動性の高さや時価総額の大きさが採用基準であるため、新興市場とはいえネットフリックスやテスラなど規模の大きい企業も多く採用されています。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、米国株式市場で取引可能な約4,000社で構成されています。大型株から小型株まで網羅しており、米国株式市場の時価総額のほぼ100%をカバーしているため、米国全域へ投資したい人におすすめの指数といえるでしょう。
1位: 三菱UFJアセットマネジメント|eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
1位: SBIアセットマネジメント|SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
3位: 三菱UFJアセットマネジメント|eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
4位: ニッセイアセットマネジメント|<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
4位: アセットマネジメントOne|たわらノーロード 先進国株式
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