少額から不動産投資に挑戦したい人におすすめの不動産クラウドファンディング。1万円から投資できるうえ、通常の不動産投資よりもリスクが低いのが魅力です。しかし、さまざまな企業が運営しているうえ仕組みも複雑なので、どこに登録すべきか迷う人も多いのではないでしょうか。
今回は、人気の不動産クラウドファンディングサイト29サイトを、5つのポイントで比較して徹底検証。おすすめの不動産クラウドファンディングサイトをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな不動産クラウドファンディングサイトは「応募機会が多く、劣後出資の割合・想定利回りが高い案件の取り扱いが多いうえ、運営会社の安定性が高いサイト」。徹底検証してわかった不動産クラウドファンディングサイトの本当の選び方を解説しますので、ぜひ参考にしてください。
スキラージャパン株式会社代表取締役、伊藤亮太FP事務所代表。 2006年に慶應義塾大学大学院 商学研究科経営学・会計学専攻を修了。在学中にCFP®資格を取得する。卒業後、証券会社を経て2007年11月に「スキラージャパン株式会社」を設立。個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランニングの提案を行う傍ら、法人に対する経営コンサルティング、相続・事業承継設計・保険設計の提案・サポート等を行う。 金融をテーマにした豊富な講演実績を持つほか、CFP®受験講座の講師としても活躍する。著書に、『ゼロからわかる金融入門 基本と常識』『高配当投資ランキング大全』『7日でマスターNISA&iDeCoがおもしろいくらいわかる本』等がある。
FPオフィスノーサイド代表、NPO法人ら・し・さ(終活アドバイザー協会)副理事長、東京都出身。大手住宅メーカーで30年以上、顧客の相続対策支援、不動産活用、分譲地開発などに携わる。独立後は、終活、相続、住宅、不動産投資を中心にセミナー、コンサルティング、執筆等を行っている。 執筆:「よくわかる不動産の相続2023年版(日本経済新聞・共著)」など 保有資格:終活アドバイザー CFP® 1級FP技能士 不動産コンサルティングマスター
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
年間の案件数の多さが十分なサイトとして、ユーザーがとても満足できる基準を「検証した不動産クラウドファンディングサイトのなかで最も年間の新規案件数が多いサイト」とし、以下の方法で各サイトの検証を行いました。
募集口数の多さが十分なサイトとして、ユーザーがとても満足できる基準を「検証した不動産クラウドファンディングサイトのなかで募集口数の多い案件を最も多く取り扱っているサイト」とし、以下の方法で各サイトの検証を行いました。
劣後出資割合の高さが十分なサイトとして、ユーザーがとても満足できる基準を「検証した不動産クラウドファンディングサイトのなかで、劣後出資の割合が高い案件を最も多く取り扱っているサイト」とし、以下の方法で各サイトの検証を行いました。
想定利回りの高さが十分なサイトとして、ユーザーがとても満足できる基準を「検証した不動産クラウドファンディングサイトのなかで、想定利回りが高い案件を最も多く取り扱っているサイト」とし、以下の方法で各サイトの検証を行いました。
運営会社の安定性の高さが十分なサイトとして、ユーザーがとても満足できる基準を「検証した不動産クラウドファンディングサイトの運営会社が安定していて信頼できるサイト」とし、以下の方法で各サイトの検証を行いました。
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マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
検証結果を2024年9月25日時点の情報で更新し、ランキングをアップデートしました。
以下の情報を追加・刷新しました。
目次
不動産クラウドファンディングとは、事業者がインターネットを通じて投資家から資金を集め、その資金をもとに不動産投資を行うサービスのこと。1口1万円と少額からはじめられ、面倒な手続きはすべて事業者が代行してくれます。不動産への投資を小口化することで、通常の不動産投資と比べはじめやすいのが大きな魅力です。
不動産クラウドファンディングでは、投資先を自分で選ぶことができます。REITやソーシャルレンディングでは、物件を直接選ぶことはできないので、狙った物件に投資できるのはメリットのひとつです。さらに、優先劣後出資制度を採用しているケースが多く、不動産投資の損失リスクを軽減することができます。
優先劣後出資制度とは、運用中に損失が出た場合、事業者側の出資分から減っていき、投資家側の出資分は優先的に守られる仕組みのこと。REITやソーシャルレンディングには、優先劣後出資は基本的にありませんが、不動産クラウドファンディングでは採用されている場合が多いので、自身の資産を守りやすいのも特徴のひとつです。しかし、他の商品と同様、元本割れが起こる可能性はあるため、注意が必要です。
不動産クラウドファンディングに限った話ではありませんが、リスク分散のために1つの物件に集中して投資せず、分散投資するのがよいでしょう。居住用だけでなく、商業施設やオフィスなどの不動産や株式・債券の組み入れも検討してください。
不動産クラウドファンディングはサイトによって案件数や案件の内容が異なるため、複数のサイトを利用して応募の選択肢を増やすことが重要です。
また、不動産クラウドファンディングは人気が高く、すぐに募集枠が埋まってしまうこともよくあります。そのため、案件数や募集口数が多いサイトを複数活用することで、できる限り応募機会を増やすことが大切です。
なかには、不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディングどちらの案件も取り扱っているサイトがあります。その場合は、案件ごとの募集金額や利回りだけでなく、分配金の仕組みや契約体系など投資概要をしっかり確認しましょう。
不動産クラウドファンディングサイトを選ぶ際にとくに重要なのは、年間の新規案件数と募集口数の多さです。今回、人気の不動産クラウドファンディングサイトを比較検証した結果、おすすめのサイトは「COZUCHI」と「creal」でした。
年間の案件数と募集口数が多いと、応募機会が増えます。「COZUCHI」・「creal」は、多くの新規案件を公開しており、投資家にとって投資の機会が多いのが特徴。また、1案件ごとの平均的な募集口数も多いため、応募しやすいサイトといえるでしょう。
また、COZUCHIは劣後出資割合は平均をやや下回ったものの、想定利回りが高い案件は平均よりも多い傾向にあり、会社の安定性も資本金1億円で経営年数5年と一般的な運営状況でした。crealは劣後出資割合が実際に応募しないと確認できないのがネックですが、想定利回りが高い案件は平均よりも多く、会社はグロース市場に上場しているため安定性は高いといえます。
想定利回りや劣後出資割合は案件によって異なるので、直近10案件が平均を下回っていても、割合が高い案件を選ぶことはできます。ただし、そのためには応募機会を増やすことが重要になるので、まずは案件数・募集口数が多いこの2サイトから検討するのがおすすめですよ。
不動産クラウドファンディングサイトを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
不動産クラウドファンディングは、すぐに案件が埋まることも多い人気のサービス。目をつけた案件へ投資するためにも、投資のしやすさが上がる「案件数」「募集口数」についてご紹介します。
不動産クラウドファンディングを始める際には、新規案件数が多く公開されるサイトがおすすめです。サイトによって案件数や募集している案件の内容は異なるため、案件数が多いサイトのほうが投資先の選択肢が増えます。
今回、不動産クラウドファンディングサイトの2023年9月1日〜2024年8月31日の年間新規案件数を調査したところ、多いところでは50件を超えていた一方、0件のサイトもあることが分かりました。案件が追加されるタイミングは、多いサイトでもまちまちですが、応募先をしっかり選定するために、今回の検証結果を参考にしてみてくださいね。
また、不動産クラウドファンディングは人気が高く、案件がすぐに埋まることが多いため、案件数が少ないと応募すらできないことも考えられます。新規案件数が多いサイトを選ぶことで、応募機会が増え、自分の投資ニーズに合った案件も探しやすくなりますよ。
応募機会を増やすために、募集口数の多い案件が充実したサイトがおすすめです。案件数だけでなく、募集口数が多いと投資チャンスがさらに増えるでしょう。募集口数が多い案件とは、たくさんの投資家から資金を集めているということ。募集口数が多い案件を取り揃えているサイトほど、応募機会を確保しやすいといえます。
今回、不動産クラウドファンディングサイトの直近10案件の平均的な募集口数を調査したところ、多いサイトでは10,000口を超えていましたが、1,000口ほどの案件が多いサイトもありました。口数は案件によって異なるので、最終的には各案件の口数を確認する必要がありますが、応募機会を確保しやすいサイトを探すなら、今回の検証結果を参考にしてみてくださいね。
なお、スポット的に募集口数が多い案件を用意するサイトもありますが、新規案件数が多いうえで募集口数が多い案件を公開しているサイトがおすすめです。
募集方法は先着・抽選どちらの案件があるかも確認しましょう。先着の場合、人気が高い案件はすぐに募集枠が埋まってしまうので、募集のタイミングを逃さないように常にアンテナを張っておく必要があります。
初心者には、投資判断に時間をかけられる抽選の案件が応募しやすいでしょう。ただし、人気案件は倍率も高いので当選確率が低くなる点には注意が必要です。
不動産クラウドファンディングでは、リスクを抑えられるかが重要。リスクを抑えた運用ができるサイト・案件かを見極めるためにも、ここでは「優先劣後方式」についてご紹介します。
不動産クラウドファンディングで採用されている優先劣後出資方式とは、運用終了時に損失が発生した場合、運営会社(劣後)側が出資した分だけ先に損失を負担する仕組みのこと。劣後出資割合が高い案件を選ぶことで、自分が損失するリスクを減らすことができます。
リスクを抑えて運用するためにも、劣後出資割合が高い案件を多く取り扱っているサイトを選びましょう。劣後出資割合は案件によって異なりますが、割合が高い案件を多く取り扱っているサイトほど、低リスクな運用を実現しやすいといえます。
1年以上の投資であれば、劣後出資割合が30%を目安にしましょう。不動産価格は年間10%程度の変動があるとされており、仮に3年間価格が下落し続けても、劣後出資割合が30%あれば資産が守られる確率は高くなります。
今回、不動産クラウドファンディングサイトの直近10案件の劣後出資割合の平均値を調査したところ、30%を超える物件を多く扱っているサイトは限られることがわかりました。案件の掲載状況は日々変わるので、常に割合が高い案件が多いとは限りませんが、低リスクな運用をするために、参考にしてくださいね。
1年未満の短期間であれば10%程度でも検討できます。短期間であれば不動産価格の変動はばも大きくないといえるので、元本割れのリスクも低くなります。
不動産クラウドファンディングでは、しっかりリターンが狙えるかも重要。リターンの高い物件があるサイトか見極めるために、ここでは「想定利回り」についてご紹介します。
不動産投資では、想定利回りを1つの目安にリターンを狙える物件かどうかを判断します。想定利回りとは、投資物件が満室な状態を想定した賃料収益を物件価格で割って算出した利回りのこと。入居者を集められなかったり、途中で退去されて物件に空きが出たりすると、提示されていた想定利回りより低い利回りになることもあります。
また、新築物件や人気エリアの物件ほど需要もあり物件価格が高くなるため、想定利回りは低く算出されます。一方で、物件に人が集まりやすく定期的な賃料収入が得られるので、安定した収益を狙えるでしょう。中古物件や人気のない物件は、新築物件と比べると需要が低く物件価格も安いため、想定利回りが高く算出されますが、安定して入居者を呼べるわけではないのでリスクは高い傾向にあります。
投資する物件選びは想定利回りだけでなく、運用期間・物件種別・劣後出資割合などさまざまな要素とのバランスを重視すべきです。例えば、想定利回りが高いハイリスクな物件でも劣後出資割合が高ければ、事業者側がある程度の損失をカバーしてくれる物件だと判断できます。とはいえ、投資したい物件が相場より高いリターンかどうかの判断も必要なので、全国のワンルームマンションの平均想定利回りである4%程度を参考にしてください。
想定利回りは必ずしも高いほどよい訳ではありません。たとえば、田舎の物件だと買い手が少なく物件の価格が安いため、想定利回りが高くなっているケースもあります。
気になる物件の想定利回りが、周辺物件の利回りと乖離しているのであれば、何かしら理由があるはずなので注意してください。
不動産クラウドファンディングでは、どの案件にも元本割れの可能性があります。投資にリスクはつきものですが、利回りが高い分リスクも上がることを常に意識しておきましょう。
想定利回りが4%以上の案件が多いサイトを選ぶと、リターンを狙える案件を見つけやすくなります。ただし、同じサイトでも案件によって想定利回りは異なるので、投資先をしっかりと比較検討することは重要です。
今回、不動産クラウドファンディングサイト29サービスの直近10案件の想定利回りを調べたところ、すべての案件で想定利回りが4%以上だったのは23サービスありました。そのなかでも「TECROWD」「利回り不動産」は、直近10案件の平均想定利回りが7.90%以上と高い利回りです。想定利回りはあくまで想定なので注意が必要ですが、リターン重視の案件を狙っている人にはおすすめといえるでしょう。
運営会社が安定しているかどうかを確認することは、不動産クラウドファンディングを行う上で非常に重要です。安定している運営会社を選ぶことで、投資家の資金が守られるだけでなく、信頼性の高い案件に投資できるでしょう。投資する前に運営会社の実績や信頼性をしっかりと確認することがおすすめです。
信頼できるサイトを選ぶために、サイトの運営年数や運営会社が上場しているかを確認しましょう。不動産クラウドファンディングは最終的に物件を売却するため、きちんと売却できるかが重要。運営年数が長いサイトや運営会社が上場していて信頼度が高いサイトなら、売れる物件の仕入れや売り先を見つけるノウハウが貯まっている可能性が高いといえます。
また、運営会社の資本金にも注目。資本金が多ければ急な入居者の退去による配当金の支払い遅滞にも、対応してくれる可能性があります。運営会社の経営体力も測れるため、急な倒産も少なく投資しやすいでしょう。
不動産クラウドファンディングは、新しいサービスなので安全なのか不安な人もいると思います。少なくとも上場していれば、コンプライアンスを守るために詐欺まがいのことはしない可能性が高いですよ。
加えて、不動産クラウドファンディング関連の法整備も進み、詐欺まがいのことをする業者は淘汰されてきたので、資金の持ち逃げを心配する必要はあまりないでしょう。
「CREAL」は、本ランキングの募集口数の評価で1位を獲得した不動産クラウドファンディング。検証結果では、募集口数1万口以上の案件が10件中9件という最も高い割合に。商業施設・宿泊施設・保育園など、あまり扱われていない不動産へ投資できるうえ、募集口数が10万口以上のめずらしい案件もあるので、投資チャンスの多さで選びたい人におすすめです。
上場企業が運営しており、初心者がトライしやすい点も魅力。1万円から始められて、想定利回りも4.0~5.5%(年利)で安定的な資産運用ができます。
サービス開始から2024年2月末時点まで元本割れがないことも見逃せないポイント。検証では年間16件・毎月1件以上の案件を公開していることがわかりました。まずは案件をチェックするためだけでも登録して損はないでしょう。
プレゼント企画は予告なく中止、変更される場合がございます。
商品 | 画像 | おすすめスコア | リンク | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||
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年間の案件数の多さ | 募集口数の多さ | 劣後出資比率の大きさ | 想定利回りの高さ | 運営会社の安定性の高さ | 年間の案件数 | 直近10案件の募集口数の相場 | 優先劣後方式 | 直近10案件の劣後出資の割合 | 直近10案件の想定利回り | 最低投資金額 | 募集方法 | 組合契約 | 物件の種類 | 優遇サービスあり | 物件の開示情報 | 出金手数料 | 運用レポートの共有あり | 運営年数 | 運営会社の資本金 | 上場 | ||||||
1 | LAETOLI COZUCHI | 応募機会はトップクラス!投資デビューするなら最有力候補 | 29件 | 62,820口 | 3.10〜23.10% | 4.00〜10.00% | 10,000円 | 先着、抽選 | 匿名組合型、任意組合型 | アパート・マンション、商業施設、オフィス | 住所、運営会社、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 | 月1回まで無料(それ以降は330円) | 5年 | 100,000,000円 | ||||||||||||
2 | クリアル creal | 募集口数が多い案件が最多!新規案件数も多く投資しやすい | 22件 | 113,250口 | 不明 | 2.40〜5.00% | 10,000円 | 先着 | 匿名組合型 | アパート・マンション、商業施設、オフィス、保育所、学校、宿泊施設 | 築年数、住所、運営会社、面積、容積率、用途地域、接道状況、事業内容 | 105円(楽天銀行の場合)、150円(楽天銀行以外で3万円未満の場合)、229円(楽天銀行以外で3万円以上の場合) | 6年 | 1,245,424,950円 | ||||||||||||
3 | シーラ 利回りくん | 年間の新規案件数は優秀。募集口数もまずまず | 41件 | 7,055口 | 2.50〜5.02% | 3.00〜5.50% | 10,000円 | 先着、抽選 | 匿名組合型、任意組合型 | 戸建、アパート・マンション | 築年数、住所、財務情報、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 | 無料 | 3年 | 446,522,660円 | ||||||||||||
4 | TECRA TECROWD | 新興国に投資できる。想定利回りの高い案件が多い点が魅力 | 27件 | 6,249口 | 5.00〜10.00% | 8.00〜11.45% | 100,000円 | 先着、抽選 | 匿名組合型 | 戸建、アパート・マンション、オフィス | 住所、運営会社、財務情報、面積、事業内容 | 無料(楽天銀行)、振込手数料(楽天銀行以外) | 3年 | 156,600,000円 | ||||||||||||
5 | プロパティエージェント Rimple | 年間の新規案件数が充実。劣後出資割合の高い案件も多い | 22件 | 6,759口 | 30.00% | 2.70% | 10,000円 | 抽選 | 匿名組合型 | アパート・マンション | 築年数、住所、事業内容 | 無料 | 5年 | 618,730,000円 | ||||||||||||
6 | ワイズホールディングス 利回り不動産 | リターン水準の高い案件が多い。応募機会が平均以上なのも魅力 | 16件 | 15,390口 | 10.00% | 5.20〜12.00% | 10,000円 | 先着、抽選 | 匿名組合型 | 戸建、アパート・マンション | 築年数、住所、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 | 無料(GMOあおぞらネット銀行)、145円(他行あて) | 3年 | 100,000,000円 | ||||||||||||
7 | グローベルス 大家.com | 運営会社の安定性に期待できる。年間の新規案件数も多い | 23件 | 3,500口 | 0.53〜25.90% | 3.50〜7.00% | 10,000円 | 先着、抽選 | 匿名組合型 | アパート・マンション | 住所、運営会社、財務情報、収支シミュレーション、事業内容 | 無料(GMOあおぞらネット銀行)、145円(他行宛) | 4年 | 100,000,000円 | ||||||||||||
8 | イーダブルジー トモタク | 年間の新規案件数は高水準。想定利回りの高い物件も多い | 34件 | 1,643口 | 10.00% | 5.80〜7.00% | 100,000円 | 先着、抽選 | 匿名組合型 | アパート・マンション、オフィス | 築年数、住所、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 | 1回のみ無料(125円(GMOあおぞらネット銀行)、250円(GMOあおぞらネット銀行以外)) | 4年 | 100,000,000円 | ||||||||||||
9 | TSON TSON FUNDING | 年間の案件数が最多!リスクが軽減されている案件も多かった | 52件 | 912口 | 10.00〜27.98% | 5.70〜6.00% | 100,000円 | 先着、抽選 | 匿名組合型、任意組合型 | 戸建、アパート・マンション | 築年数、住所、運営会社、面積、事業内容 | 無料(匿名組合ファンド)、振込手数料(任意組合ファンド) | 4年 | 100,000,000円 | ||||||||||||
10 | FJネクストホールディングス GALA FUNDING | 運営会社の安定性は魅力。劣後出資割合の高い物件が多い | 9件 | 3,651口 | 30% | 3.00% | 10,000円 | 先着、抽選 | 匿名組合型 | アパート・マンション | 築年数、住所、運営会社、財務情報、収支シミュレーション、面積、容積率、事業内容、建築確認番号 | 無料(GMOあおぞらネット銀行)、145円(他行宛て) | 2年 | 2,774,400,000円 |
年間の案件数 | 29件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 62,820口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 3.10〜23.10% |
直近10案件の想定利回り | 4.00〜10.00% |
運営年数 | 5年 |
良い
気になる
関東エリアのアパート・マンション・商業施設・オフィスなど、好立地で収益性の高い不動産を多く取り扱っていることが特徴。多くの不動産クラウドファンディングサービスでは、契約期間中の解約はできませんが、COZUCHIでは手数料がかかるものの、途中解約が可能です。
検証では、年間の新規案件数が29件と平均して毎月2件以上を公開しており、今回検証したサイトの平均12件を大幅に超えていました。また、募集口数に関しても直近10案件の相場が62,820口と、検証したサイトの平均である9,563口を超えているため、応募機会に恵まれたサイトといえます。
直近10案件の想定利回りの平均は目安の4%を超えているものの、直近10案件の劣後出資割合の平均は7.14%と、全体平均の18.02%より低い結果に。ただし、案件によっては20%を超えているものもあり、リスクが低い案件を選ぶことはできました。応募機会の恵まれた不動産クラウドファンディングをはじめる際の最有力候補といえるでしょう。
最低投資金額 | 10,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型、任意組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 住所、運営会社、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
不動産クラウドファンディングのCOZUCHIは怪しい?当たらないって本当?口コミ・評判をもとに徹底調査!
年間の案件数 | 22件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 113,250口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 不明 |
直近10案件の想定利回り | 2.40〜5.00% |
運営年数 | 6年 |
良い
気になる
保育所や学校など、社会インフラへ投資ができる不動産クラウドファンディングサイトの「creal」。2018年11月より6年間運営しています。
資本金は12.4億円であり、上場もしているため安定性は高いといえるでしょう。募集案件が居住用や保育所、宿泊施設など幅広い点が特徴。無料セミナーも開催しているため、不動産投資の知識をつけたい人にもおすすめです。
検証においては、年間の新規案件数が22件と今回検証したサイトの平均12件を大幅に超えており、多くの案件を公開していました。加えて、直近10案件の平均的な募集口数は113,250口とトップクラスな点も魅力。投資チャンスが多く、とにかく投資できるサイトを探している人には有力候補といえます。
最低投資金額 | 10,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、面積、容積率、用途地域、接道状況、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
CREAL(クリアル)の評判は?元本割れのリスクは高い?メリット・デメリットを徹底調査!
年間の案件数 | 41件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 7,055口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 2.50〜5.02% |
直近10案件の想定利回り | 3.00〜5.50% |
運営年数 | 3年 |
良い
気になる
検証においては、年間の新規案件数が41件であり、月に3件以上は案件を公開しています。直近10案件の募集口数の相場は7,055口と各サイトの相場である2,528口を超えており、案件によっては1万口を超えるものもあります。新規案件数が多く募集口数も標準的な水準を超えているため、投資できる確率は高いといえるでしょう。
直近10案件の想定利回りは3.0~5.5%と幅広く、平均も4.2%と目安である4%以上です。劣後出資割合は2.5〜5%で平均は4.16%と出資割合は小さいものの、直近10案件中10件は運用期間1年以内の短期案件が中心であるため、ある程度はリスク軽減が図られているサイトといえるでしょう。応募機会が多く、投資チャンスもあるサイトを探している人には魅力的なサイトといえます。
最低投資金額 | 10,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型、任意組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、財務情報、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
利回りくんは怪しい?元本割れのリスクは?キャンペーンやポイ活についても口コミ・評判をもとに徹底調査!
年間の案件数 | 27件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 6,249口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 5.00〜10.00% |
直近10案件の想定利回り | 8.00〜11.45% |
運営年数 | 3年 |
良い
気になる
今回の検証では、年間の新規案件数が27件と比較したサイトの平均12件を超えていました。直近10案件の募集口数は3,000口程度のものから20,000口を超えるものまであり、案件によって差が大きいです。応募機会も多く、案件によっては投資チャンスも高いサイトといえるでしょう。
新興国の物件が多く、直近10案件の想定利回りの平均は9.43%と高めでした。一方で、劣後出資割合は平均8.0%と低く、直近10案件のなかには運用期間が1年以上の長期案件もあるので、リスクは高めな案件が多いといえます。多少リスクが高くてもリターンを狙いたい人には選択肢の1つになるサイトでしょう。
最低投資金額 | 100,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 住所、運営会社、財務情報、面積、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 22件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 6,759口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 30.00% |
直近10案件の想定利回り | 2.70% |
運営年数 | 5年 |
良い
気になる
「Rimple」は、プロパティエージェントが運営する不動産クラウドファンディングサイトです。2020年2月より運営開始。運営会社は資本金6.1億円で、東証に上場しているので安定性は高い会社といえるでしょう。
他社サービスのポイントを自社で運営しているリアルエステートコインに交換できるのが特徴。交換したポイントは不動産投資に回せるので、ポイ活したい人にはメリットといえます。
検証では、年間の新規案件数は22件と平均12件より多い結果でした。募集口数は直近10案件の相場だと6,759口と比較したサイトの相場を超えており、投資チャンスは多い不動産クラウドファンディングといえるでしょう。
また、直近10案件の劣後出資割合はすべて30%であり、リスク対策も十分できます。ただし、直近10案件の平均的な想定利回りが2.7%と目安の4%より低い点がネック。ローリスクな案件に積極的に応募したい人には魅力的なサイトといえます。
最低投資金額 | 10,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 16件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 15,390口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 10.00% |
直近10案件の想定利回り | 5.20〜12.00% |
運営年数 | 3年 |
良い
気になる
案件に投資すると投資金額に応じて、独自ポイントのワイズコインが付与されるのが特徴です。貯めたコインは投資資金やギフト券との交換が可能。他社ポイントとも交換できるため、ポイ活をしたい人には魅力的ですよ。
検証では、新規案件数は年間16件と平均の12件より多い結果でした。直近10案件の平均的な募集口数は15,390口で比較したサイトの平均より多いため、投資チャンスは多いでしょう。出資上限額を設けた案件もあるため、経験問わず投資チャンスの恵まれたサイトといえます。
また、直近10案件の劣後出資割合はすべて10%と平均より低いものの、10案件中8案件が運用期間が1年未満の短期案件なのでリスクが軽減された案件が多いといえます。直近10案件の平均的な想定利回りも7.92%と目安の4%も大きく超えていました。なかには10%以上の想定利回りをつける案件もあるため、リスクを抑えつつ積極的に利益を狙いたい人にとっては候補に入るサイトでしょう。
最低投資金額 | 10,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 23件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 3,500口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 0.53〜25.90% |
直近10案件の想定利回り | 3.50〜7.00% |
運営年数 | 4年 |
良い
気になる
株式会社グローベルスが運営している不動産クラウドファンディングサイト「大家.com」。2020年10月から3年以上運営しています。運営会社の親会社が東証スタンダード市場に上場しているので、安定性は高いサイトといえるでしょう。
今回の検証では、新規案件数が年間で23件と検証したサイトの平均である12件を超えていました。しかし、直近10案件の平均的な募集口数が3,500口と検証したサイトの平均より少なく物足りない結果に。投資機会は少ないものの、応募機会は恵まれているサイトといえます。
直近10案件の想定利回りは3.5〜7%で平均は4.98%と、目安の4%を超えている案件を多く取り扱っています。劣後出資割合は0.53〜25.9%と案件によってかなり差があるので、リスクを抑えたい人は投資する前に案件ごとの劣後出資割合を確認するのが良いでしょう。目安以上の利回りを狙っている人には検討の価値がある会社といえます。
最低投資金額 | 10,000円 |
---|---|
組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 住所、運営会社、財務情報、収支シミュレーション、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 34件 |
---|---|
直近10案件の募集口数の相場 | 1,643口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 10.00% |
直近10案件の想定利回り | 5.80〜7.00% |
運営年数 | 4年 |
良い
気になる
検証した結果、年間の新規案件数が年間34件と検証したサイトの平均を大きく超えていました。一方で、直近10案件の平均的な募集口数が1,643口で、比較したサイトの平均を下回っている点はネックです。案件への応募機会は多いものの、募集口数が少ないためすぐに埋まってしまう可能性が高いサイトといえます。
直近10案件の想定利回りの平均は6.83%でした。目安の4%以上のリターンに期待できる案件を多く取り扱うサイトといえるでしょう。また、劣後出資割合は全案件で10%であり、直近10案件中7案件が運用期間が1年以内の短期案件なため、運用期間に見合った劣後出資割合の案件を多く取り扱っていました。リスクを抑えた運用がしたい人には、検討できる不動産クラウドファンディングサイトです。
最低投資金額 | 100,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 52件 |
---|---|
直近10案件の募集口数の相場 | 912口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 10.00〜27.98% |
直近10案件の想定利回り | 5.70〜6.00% |
運営年数 | 4年 |
良い
気になる
今回検証したなかでは、年間の新規案件数が最多の52件と比較したサイトの平均12件を大幅に上回る結果でした。ただし、直近10案件の平均的な募集口数が912口と小口の案件が多いため、応募機会には恵まれているものの、投資機会の多いサービスとはいえません。
また、想定利回りは直近10案件の平均が5.82%と、目安の4%以上の水準の案件を多く取り扱っていました。直近10案件の劣後出資割合もすべて10%以上で、直近10案件はすべて運用期間が1年以内の短期案件だったことを考えると、基本的にリスク軽減がされているといえるでしょう。バランスの良い案件を狙っている人には、魅力的な不動産クラウドファンディングサイトといえます。
最低投資金額 | 100,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型、任意組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、面積、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 9件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 3,651口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 30% |
直近10案件の想定利回り | 3.00% |
運営年数 | 2年 |
良い
気になる
株式会社FJネクストホールディングスが運営している不動産クラウドファンディングサイトの「GALA FUNDING」。2022年5月に営業開始。運営会社は上場しており、資本金は27.7億円と倒産リスクは比較的低い点は魅力といえます。
今回の検証では、年間の新規案件数が9件と比較したサイトの平均12件より低く、直近10案件の平均的な応募口数も4,000口未満と少ないため、応募機会・投資機会は少ないサイトといえます。
直近10案件の劣後出資割合はすべて30%と、検証したサイトの平均を大きく上回りました。一方で、直近10案件の想定利回りの平均は3%と目安の4%より低く物足りない結果に。低リスクな案件を探している人には、検討の価値があるサイトといえます。
最低投資金額 | 10,000円 |
---|---|
組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、財務情報、収支シミュレーション、面積、容積率、事業内容、建築確認番号 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 9件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 2,985口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 12.00〜30.00% |
直近10案件の想定利回り | 4.00〜8.00% |
運営年数 | 3年 |
良い
気になる
「FUNDROP」は、不動産投資事業を中心に活躍するONE DROP INVESTMENT株式会社の不動産クラウドファンディングサイトです。運営開始は2021年8月。スマホを使って最短5分で利用登録できるので、できるだけ早く投資をはじめたい人にはうれしいポイントといえます。
検証においては、年間の新規案件数は9件、募集口数は直近10案件の相場だと2,985口でどちらも検証したサイトの平均を下回りました。とにかく応募できるサービスを探している人には慎重な判断が必要なサイトといえます。
一方で、劣後出資割合が20%以上の案件が直近10案件のなかで9件もありました。運用期間が1年以内の案件がほとんどで、リスク軽減が十分されている案件を多く取り扱っているといえます。想定利回りの相場も5.3%と目安の4%以上だったので、リスク・リターンのバランスが良い案件を探している人には検討の価値がある不動産クラウドファンディングサイトといえるでしょう。
最低投資金額 | 10,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 8件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 3,910口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 10.00〜30.00% |
直近10案件の想定利回り | 2.00〜3.50% |
運営年数 | 5年 |
良い
気になる
穴吹興産株式会社が運営する「ジョイントアルファ」。2019年4月から5年以上運営しており、東証に上場しているうえ、資本金は7.5億円以上と多いのは魅力。運営会社の安定性は高水準なサイトといえるでしょう。
検証においては、新規案件数が年間8件と検証したサイトの平均を下回る結果に。直近10案件の平均的な募集口数も3,910口と検証したサイトの平均を下回っていました。応募・投資機会の多いサイトで積極的に投資したい人にはあまり向いていないでしょう。
また、直近10案件の想定利回りの平均は2.9%と目安の4%を下回りました。しかし、直近10案件の劣後出資割合は10〜30%であり、直近10案件はすべて運用期間が1年以内の短期案件だったことも考えると、劣後出資によるリスク軽減がされている案件が多いといえます。。ローリスクな運用を目指す人には一考の余地があるサイトといえるでしょう。
最低投資金額 | 100,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、財務情報、面積、容積率、用途地域、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 9件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 2,955口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 30.00〜67.00% |
直近10案件の想定利回り | 3.90% |
運営年数 | 4年 |
良い
気になる
首都圏を中心に不動産業を営む株式会社良栄の不動産クラウドファンディングサイト「ちょこっと不動産」。運営会社は上場していないものの、設立から3年以上経っており資本金は3.8億円と安定性は高いといえるでしょう。
検証では、年間の新規案件数は9件と平均の12件と比較して物足りない印象。直近10案件の平均的な募集口数も3,000口に届かず、投資のしやすさについては不安の残るサイトといえます。
直近10案件の想定利回りはすべて3.9%と目安の4%に近い水準で、劣後出資割合はすべて30%以上と高い結果でした。加えて、直近10案件はすべて運用期間が1年以内の短期案件が多く、リスクを十分に抑えた案件が多いといえます。短い期間であっても物件価格の急落に備えたい人には、魅力的な不動産クラウドファンディングサイトでしょう。
最低投資金額 | 10,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、財務情報、収支シミュレーション、面積、事業内容、建築確認番号 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 6件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 8,904口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 20.00% |
直近10案件の想定利回り | 6.00〜7.10% |
運営年数 | 17年 |
良い
気になる
みんなで大家さん販売株式会社が運営している不動産クラウドファンディングサイト「みんなで大家さん」。みんなで大家さん販売株式会社は、都市綜研インベストファンド株式会社が営業するみんなで大家さんシリーズの販売代理に特化した企業。どちらの会社も上場はしていませんが、都市綜研インベストファンド株式会社の資本金が29億円あり、運営会社の安定性は高い水準であるといえます。
今回の検証では、年間の案件数が6件と比較したサイトの平均12件を大きく下回る結果に。しかし、直近10案件の平均的な応募口数は8,904口と検証したサイトの平均に近い水準です。応募機会に恵まれているサイトではないものの、投資機会は平均並みのサイトといえます。
直近10案件の劣後出資割合の平均が20%と、検証したサイトの平均より高水準でした。想定利回りの平均も6.83%だったので、リスクを抑えつつ一定以上のリターンも狙える案件を多く取り扱っているサイトといえます。バランスの良い案件へ投資したい人には検討の価値がある不動産クラウドファンディングサイトといえるでしょう。
みんなで大家さん販売株式会社は、2024年6月17日付で東京都からの不動産特定共同事業法に基づく行政処分を受け、2024年6月21日(金)〜2024年7月20日(土)の期間、一部案件の勧誘・契約の停止を発表しています。また、2024年6月18日(火)時点で一時停止していた譲渡契約締結の受付は、2024年7月29日(月)より再開を発表しています。詳細は公式サイトを必ずご確認ください。
最低投資金額 | 1,000,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、面積、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 7件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 1,910口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 0.61〜4.95% |
直近10案件の想定利回り | 3.47〜5.57% |
運営年数 | 3年 |
良い
気になる
「プレファン」は、株式会社プレサンスリアルタが運営している不動産クラウドファンディングサイトです。運営会社の親会社であるプレサンスコーポレーションは東証スタンダード上場企業であり、安定性は高いといえるでしょう。プレサンスグループが手掛けた自社ブランド「プレサンスマンション」をファンドで運営しています。
検証においては、年間の新規案件数が7件と平均の12件を下回りました。しかし、直近10案件の平均的な募集口数は1,910口と検証したサイトの平均より少なかったため、投資できる確率は高くないでしょう。
直近10案件の平均的な想定利回りは4.53%であり、10案件中9件が目安の4%を超える利回りでした。一方で、劣後出資割合は直近10案件だと0.61〜4.93%で平均も3.44%とかなり低い水準です。利回りの高さは魅力的ですが、リスクを抑えた運用をしたい人にはあまり向かないサイトといえます。
最低投資金額 | 10,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、財務情報、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 6件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 2,100口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 1.16〜30.00% |
直近10案件の想定利回り | 2.00〜10.00% |
運営年数 | 2年 |
良い
気になる
今回の検証では、新規案件数が6件と平均を下回る結果に。直近10案件の平均的な募集口数が2,100口と検証したサイトの相場より少ない点もネックです。応募機会・投資機会どちらも恵まれないサイトといえるでしょう。
直近10案件の劣後出資割合は1.16〜30%で、想定利回りも2〜10%と案件によってかなり差がありました。とはいえ、直近10案件のなかで6案件は想定利回りの目安である4%を超える水準なのは魅力です。事前に案件の詳細を確認するのは必須ですが、高いリターンを狙って運用したい人には一考の余地があるサイトといえるでしょう。
最低投資金額 | 10,000円 |
---|---|
組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、収支シミュレーション、容積率、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 4件 |
---|---|
直近10案件の募集口数の相場 | 15,500口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 18.00〜25.00% |
直近10案件の想定利回り | 4.00〜6.50% |
運営年数 | 5年 |
良い
気になる
トーセイ株式会社が運営する「トーセイ不動産クラウド」は、不動産クラウドファンディングサイト。2020年1月から5年近く運営しており、資本金は66.2億円あるうえ東証に上場しています。SPCを導入しているため不動産が運営会社の資産から分別管理され、運営会社が倒産しても投資家の資産は守られやすいでしょう。
検証した結果、年間の新規案件数は4件と平均12件を大幅に下回る結果となりました。しかし、直近10案件の募集口数はすべて1万口以上で検証したサイトの募集口数の平均を超えています。応募機会には恵まれませんが、投資チャンスの高い大型案件を狙っている人には向いているサイトといえます。
また、直近10案件の想定利回りは4〜6.5%で平均も5.06%と目安の4%を超えていました。劣後出資割合は公開していない案件も多く、なかには劣後出資していない案件がある点には注意が必要です。一定以上のリターンを狙った運用をしたい人には一考の余地があるサイトといえるでしょう。
最低投資金額 | 10,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、面積、容積率、用途地域、接道状況、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 8件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 1,276口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 20.00% |
直近10案件の想定利回り | 3.00〜4.50% |
運営年数 | 3年 |
良い
気になる
案件は賃貸市場で人気のデザイナーズマンションを対象としているため、魅力的な物件で運用したいと考えている人には向いているといえるでしょう。
今回の検証では、年間の新規案件数が8件と平均を下回る結果に。直近10案件の平均的な募集口数も1,276口と低く、人気の案件はすぐに埋まってしまうことが考えられます。応募機会も少ないので、積極的に応募したい人にはあまり向かないサイトといえるでしょう。
直近10案件の想定利回りの平均も3.67%と目安の4%を下回る水準なのはネックです。一方で、劣後出資割合は直近10案件ですべて20%と比較したサイトの平均より高い水準でした。運用期間も短い案件が多いため、急な物件価格の変動に備えたい人には一考の余地があるサイトといえるでしょう。
最低投資金額 | 10,000円 |
---|---|
組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、財務情報、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 3件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 8,820口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 5.00〜10.00% |
直近10案件の想定利回り | 6.00〜6.50% |
運営年数 | 5年 |
良い
気になる
検証においては、年間新規案件数が3件と平均12件に比べて低い結果でした。募集口数の相場は8,820口と平均に近い水準です。投資のチャンスは少なくないといえるものの、応募機会に恵まれないサイトといえます。
劣後出資割合は直近10案件だと5%もしくは10%であり、案件によっては物足りない結果に。一方で、直近10案件の想定利回りは6~6.5%と安定しており、平均も6.2%と目安の4%を超えています。リターン重視の運用をしたい人には一考の余地があるサイトといえるでしょう。
最低投資金額 | 10,000円 |
---|---|
組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 5件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 1,279口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 10.00〜30.00% |
直近10案件の想定利回り | 3.00〜8.00% |
運営年数 | 5年 |
良い
気になる
「LSEED」は、不動産の売買・管理事業を中心に展開している株式会社ランドネットが運営する不動産クラウドファンディングサイトです。運営会社は東証に上場しており、資本金は7億円と多い水準といえます。2019年4月から5年以上運営しており、運営会社の安定性は高いといえるでしょう。
検証では、年間の新規案件数が5件と検証したサイトの平均より少ない結果でした。直近10案件の平均的な募集口数も1,279口と検証したサイトの相場より少ない点がネックです。応募・投資機会どちらも少なく、積極的に投資したい人にはあまり向かないサイトといえるでしょう。
直近10案件の劣後出資割合は10〜30%と幅広いものの、運用期間に応じて十分な劣後出資をしていました。加えて、想定利回りの平均も4.83%と目安の4%を超えている点が魅力です。リスク・リターンのバランスが良い案件へ投資したい人には一考の余地があるサイトといえるでしょう。
最低投資金額 | 10,000円 |
---|---|
組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、面積、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 7件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 437口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 30.00〜40.00% |
直近10案件の想定利回り | 4.50% |
運営年数 | 3年 |
良い
気になる
香陵住販株式会社が運営している不動産クラウドファンディングサイトの「KORYO Funding」。2022年3月に営業を開始した比較的新しいサービスですが、運営会社は上場しており資本金は3.7億円と多いので、運営会社の安定性は高いといえるでしょう。
茨城県の案件を多く取り扱っている点が特徴です。他のサイトは東京の案件が多いなか、地方の案件に投資したい人には魅力でしょう。
今回の検証では、新規案件数が年間で7件と比較したサイトの平均12件より低い結果でした。募集口数の直近10案件の相場は437口と検証したサイトの平均を下回るため、投資チャンスが限られるサイトといえます。
一方で、直近10案件の想定利回りはすべて4.5%と目安の4%を超えていました。直近10案件の劣後出資割合もすべて30%以上と高水準な点も魅力です。リスクとリターンのバランスが良い案件を探している人なら、一考の余地があるサイトといえるでしょう。
最低投資金額 | 100,000円 |
---|---|
組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、財務情報、収支シミュレーション、面積、容積率、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 4件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 700口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 30.00% |
直近10案件の想定利回り | 8.00〜15.00% |
運営年数 | 5年 |
良い
気になる
「PARTNERS Funding」は、株式会社パートナーズが運営する不動産クラウドファンディングサイトです。資本金は1億円なものの、2019年12月から5年近く運用しており、東証に上場していることから運営会社の安定性は高いサイトといえるでしょう。
今回の検証では、年間の新規案件数が4件と全体平均を大きく下回る結果に。直近10案件の募集口数の相場も700口と検証したサイトの平均より少なかったため、応募・投資機会を増やしたい人には物足りないでしょう。
直近10案件の想定利回りの平均は8.7%と目安の4%より高いリターンに期待でき、劣後出資割合はすべて30%と高水準でした。直近10案件すべての運用期間が1年以内だったことを考えると、リスク軽減がしっかりされた案件を多く取り扱っているといえます。リスク・リターンどちらも意識した運用を行いたい人には検討できる不動産クラウドファンディングサイトといえるでしょう。
最低投資金額 | 10,000円 |
---|---|
組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、面積、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 6件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 400口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 7.00〜17.00% |
直近10案件の想定利回り | 2.00〜5.00% |
運営年数 | 3年 |
良い
気になる
株式会社ビーロットの不動産クラウドファンディングサイト「B-Den」。運営会社は東証に上場しており、資本金は19.9億円と大規模です。運営も3年以上行っているので、運営会社の安定性は高いといえるでしょう。
今回の検証では、年間の新規案件数が6件と平均の12件より低い結果でした。直近10案件の平均的な募集口数も1件を除き400口以下と比較したサイトの平均より少なく、積極的に応募したい人には向かないサイトといえるでしょう。
直近10案件の劣後出資割合は不明の案件が多く、想定利回りの平均も3.35%と目安の4%以下でした。リターン重視の運用がしたい人には、物足りない印象を受ける不動産クラウドファンディングサイトといえます。
最低投資金額 | 100,000円 |
---|---|
組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 3件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 370口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 2.46〜64.29% |
直近10案件の想定利回り | 5.00〜10.00% |
運営年数 | 4年 |
良い
気になる
「TASUKI FUNDS」は、保育園の開発事業を行う株式会社タスキが設立した不動産クラウドファンディングサイトです。2020年10月から4年近く運営しており、資本金は22億円と多く、運営会社も東証に上場しています。運営会社の安定性には期待できるサイトといえるでしょう。
検証では、年間の新規案件数が3件と検証したサイトの平均を下回りました。直近10案件の平均的な募集口数も370口と検証しサイトの相場より少なく、応募機会・投資機会ともに恵まれないサイトといえます。
直近10案件の想定利回りの平均は6.69%と目安の4%より高く、劣後出資割合も不明な案件があるものの平均は27.68%でした。運用期間が1年以内の短い案件が多くあり、最大40%劣後出資割合のある案件もあったので、リスク対策は十分な案件を多く取り扱っているといえます。リスクを抑えて運用したい人には、検討できる不動産クラウドファンディングサイトでしょう。
最低投資金額 | 100,000円 |
---|---|
組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 0件 |
---|---|
直近10案件の募集口数の相場 | 8,790口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 4.00〜10.00% |
直近10案件の想定利回り | 3.40% |
運営年数 | 3年 |
良い
気になる
「property+」は、東証に上場する飯田グループ傘下の株式会社リビングコーポレーションが手がける不動産クラウドファンディングサイトです。商品によってはマスターリース契約を組むことで、賃料保証をしている点が特徴。
また、投資家の資産を信託銀行で分別管理しているため、倒産しても未投資資金が返ってこない可能性は低いでしょう。運用中含め、万が一の事態に備えたい人には魅力的なサイトといえます。
検証では、年間の新規案件数が0件とかなり少ない結果に。直近10案件の平均的な募集口数は8,790口と検証した平均並みで、なかには1万口以上の大型案件を取り扱っている点は魅力です。投資のチャンスが一定以上はあると考えられますが、現状では応募機会のないサイトといえるでしょう。
直近10案件の劣後出資割合はすべて4%、想定利回りもすべて3.4%と検証したサイトの平均や目安の4%を下回っていました。とくに、直近10案件のほとんどが運用期間1年以上の長期案件だったため、劣後出資割合の低い案件が多い点はネックです。ローリスクで運用したい人・高いリターンに期待したい人どちらにもあまり向いていない不動産クラウドファンディングサイトといえるでしょう。
最低投資金額 | 10,000円 |
---|---|
組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、財務情報、面積、容積率、用途地域、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 0件 |
---|---|
直近10案件の募集口数の相場 | 1,978口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 30.00% |
直近10案件の想定利回り | 4.00% |
運営年数 | 6年 |
良い
気になる
株式会社GA technologiesが運営している不動産クラウドファンディングサイト「RENOSY クラウドファンディング」。2018年7月から6年以上運営しており、資本金も72.6億円と大規模なうえ、東証に上場しています。運営会社の安定性は高いサイトといえるでしょう。
今回の検証では、年間新規案件数が0件と案件の公開をしていませんでした。直近10案件の平均的な募集口数が1,978口と検証したサイトの相場より低い結果に。応募機会・投資機会ともに少ないサイトといえるでしょう。
一方で、直近10案件の想定利回りはすべて目安の4%と同水準であり、劣後出資割合はすべて30%とリスク対策は十分といえます。しかし、新規案件の公開がないとそもそも応募自体できないため、検討の候補には入れづらいサービスといえます。
最低投資金額 | 10,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、面積、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 1件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 854口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 30% |
直近10案件の想定利回り | 4.50〜6.70% |
運営年数 | 5年 |
良い
気になる
株式会社アンビション DX ホールディングスが運営している不動産クラウドファンディングサイト「A funding」。運営会社の資本金は4億円あり、東証に上場しているのも魅力的です。2020年1月より5年近く運営しているので、運営会社の安定性は高いサイトといえるでしょう。
検証では、新規案件数が1件、直近10案件の平均的な募集口数は854口とどちらも検証したサイトの平均より少ない結果でした。応募機会を多くしたい人には向いていないでしょう。
直近10案件の想定利回りの平均は5.31%、劣後出資割合は公表している案件についてはすべて30%
でした。どちらも検証したサイトの平均を超えている点は魅力です。応募機会は少ないものの、リターン・リスクどちらを重視している人にも一考の余地があるサイトといえます。
最低投資金額 | 10,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、財務情報、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 2件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 282口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 5.00〜20.00% |
直近10案件の想定利回り | 3.80〜5.00% |
運営年数 | 3年 |
良い
気になる
株式会社インヴァランスが運営する不動産クラウドファンディングサイト「72crowd」。資本金は1.4億円ですが、2021年7月から3年以上運営しており、運営会社も東証に上場しているため、安定性は高いサイトといえるでしょう。
今回の検証では、年間新規案件数が2件と平均12件を下回る結果でした。直近10案件の募集口数もすべて400口未満と低水準です。応募・投資機会は少ないサイトといえるでしょう。
直近10案件の劣後出資割合は5~20%と案件によってばらつきがあります。想定利回りの平均は直近10案件だと4.33%と目安の4%を超えている点は魅力的です。一定以上のリターンを狙いたい人には一考の余地があるサイトといえるでしょう。
最低投資金額 | 100,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の案件数 | 0件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 172口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 17.65〜30.00% |
直近10案件の想定利回り | 5.00% |
運営年数 | 4年 |
良い
気になる
特徴は、愛知県や岐阜県など中部地方の物件を中心に取り扱っている点です。なかには、出資者限定のキャンペーンもあり、投資以外の特典も欲しい人には魅力的といえるでしょう。
今回の検証では、年間の新規案件数が0件と対象期間中に案件を募集していませんでした。直近10案件の平均的な募集口数も172口と少なく、積極的に応募したい人にはあまり向いていないサイトといえるでしょう。
直近10案件の劣後出資割合の平均は28.77%と、検証したサイトの平均を上回っていました。想定利回りも直近10案件の平均が5%であり、一定以上のリターンにも期待できるでしょう。リスクを抑えつつ、ある程度のリターンも狙いたい人には一考の余地があるサイトといえます。
最低投資金額 | 10,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、財務情報、収支シミュレーション、面積、容積率、用途地域、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
マイベストではベストな不動産クラウドファンディングサイトを「応募機会が多く、劣後出資の割合・想定利回りが高い案件の取り扱いが多いうえ、運営会社の安定性が高いサイト」と定義。
そんなベストな不動産クラウドファンディングサイトを探すために、人気の不動産クラウドファンディングサイト29サイトを集め、以下5つのポイントから徹底検証しました。なお、今回は匿名組合型の商品を取り扱っていることを前提に、不動産クラウドファンディングサイトを選定しました。
検証①:年間の案件数の多さ
検証②:募集口数の多さ
検証③:劣後出資比率の大きさ
検証④:想定利回りの高さ
検証➄:運営会社の安定性の高さ
今回検証した商品
年間の案件数の多さが十分なサイトとして、ユーザーがとても満足できる基準を「検証した不動産クラウドファンディングサイトのなかで最も年間の新規案件数が多いサイト」とし、以下の方法で各サイトの検証を行いました。
各サイトの2023年9月1日〜2024年8月31日の間に公開された案件数を調査。公開された案件数が多いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
募集口数の多さが十分なサイトとして、ユーザーがとても満足できる基準を「検証した不動産クラウドファンディングサイトのなかで募集口数の多い案件を最も多く取り扱っているサイト」とし、以下の方法で各サイトの検証を行いました。
各サイトで公開されている直近10案件の募集口数を調査。調査した募集口数が多いものほどおすすめとして1案件ごとスコア化し、直近10案件のスコアの平均値を算出しました。なお、公開されている直近案件数が10件に満たないものに関しては、公開されている分だけ集計しスコア化しました。
劣後出資割合の高さが十分なサイトとして、ユーザーがとても満足できる基準を「検証した不動産クラウドファンディングサイトのなかで、劣後出資の割合が高い案件を最も多く取り扱っているサイト」とし、以下の方法で各サイトの検証を行いました。
各サイトで公開されている直近10案件の劣後出資割合を調査。調査した劣後出資割合が高いものほどおすすめとして1案件ごとスコア化し、直近10案件のスコアの平均値を算出しました。なお、公開されている直近案件数が10件に満たないものに関しては、公開されている分だけ集計しスコア化しました。劣後出資の割合が取得できなかったものは、優先劣後方式を採用している案件のみ平均点とし、優先劣後方式を採用していない案件は最低点としました。
想定利回りの高さが十分なサイトとして、ユーザーがとても満足できる基準を「検証した不動産クラウドファンディングサイトのなかで、想定利回りが高い案件を最も多く取り扱っているサイト」とし、以下の方法で各サイトの検証を行いました。
各サイトで公開されている直近10案件の想定利回りを調査。調査した想定利回りが高いものほどおすすめとして1案件ごとスコア化し、直近10案件のスコアの平均値を算出しました。なお、公開されている直近案件数が10件に満たないものに関しては、公開されている分だけ集計しスコア化しました。
運営会社の安定性の高さが十分なサイトとして、ユーザーがとても満足できる基準を「検証した不動産クラウドファンディングサイトの運営会社が安定していて信頼できるサイト」とし、以下の方法で各サイトの検証を行いました。
運営会社の安定性の高いサイトとして下記検証条件に記載した評価項目を設定し、該当数を調査。該当項目が多いほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
不動産クラウドファンディングのメリットは、少額から不動産を購入できることだと考えている人も多いでしょう。しかし、不動産クラウドファンディングのメリットは上記以外にもあります。ここでは、不動産クラウドファンディングの仕組みやメリットについて紹介します。
不動産クラウドファンディングでは、自分以外の投資家や運営会社と共同出資で不動産へ投資します。現物不動産投資の場合、自分だけで投資資金を捻出するのでまとまった資金が必要になるものの、不動産クラウドファンディングは1口1万円などの少額から投資が可能です。
不動産クラウドファンディングでは、運営会社の出資金が劣後出資扱いになるため、物件に損失が出た場合は運営会社が損失を被ります。例えば、運営会社が3,000万円出資していた場合、損失額が3,000万円以内であれば投資家の資金に対して影響はありません。本来の不動産投資よりリスクを軽減しながら、不動産へ投資できる投資手法といえるでしょう。
契約体型にもよりますが不動産クラウドファンディングでは、物件の所有権は投資家ではなく運営会社が持ちます。運営会社が物件の運用・維持・管理をするので、投資家は出資金を出したあとに追加で費用や手間がかかることはありません。自分で所有権を持つ現物不動産投資より、手間なく不動産へ投資できるサービスといえます。
不動産クラウドファンディングのメリットだけでなく、リスクや注意点などのデメリットも理解しないと投資に踏み出せない人も多いでしょう。ここでは、不動産クラウドファンディングのデメリットやリスク・注意点を紹介します。
不動産クラウドファンディングは価格変動のある不動産で運用しているため、元本は保証されていません。優先劣後出資によってリスクは軽減されているものの、災害などによって物件価格が下がり損をする可能性があります。元本保証されている投資商品は存在しないので、ほかの金融商品と変わりませんが、絶対に損したくない人は銀行預金以外は合わないでしょう。
不動産クラウドファンディングは人気の高いサービスのため、応募しても必ず出資できるわけではありません。
募集方法が先着の場合、募集を開始して数分で応募上限に到達してしまうことも。抽選の場合でも応募人数が多ければ当選倍率が上がり、落選する可能性もあります。必ず出資できるわけではないため、1つのサイトにこだわらず複数サイトに登録して応募するのが良いでしょう。
不動産クラウドファンディングは基本的に運用の途中で解約できません。クーリングオフには対応しているものの、株式や投資信託などのいつでも売却できる金融商品と比べ現金化の難しい商品といえます。とはいえ、使う予定の余剰資金で投資をすれば、急な資金需要に左右されず投資できるでしょう。
まずは各社の申込フォームでメールアドレスとパスワードを登録しましょう。
具体的な手順は以下のとおりです。
1.メールアドレス・パスワードの登録
2.住所・氏名など本人情報の入力
3.本人確認書類の提出・審査
4.口座開設・入金
5.取引開始
とくに、入力する本人情報と提出する本人確認書類の情報に、相違がないよう注意してください。相違があると不備扱いとなり、口座開設完了までの期間が延びます。
また、マイナンバーカードを用意しておくと手続きがスムーズです。本人確認後にマイナンバーを提出するケースもあり、マイナンバーカードなら1回スマホで撮影するだけで終わるため、積極的に利用するのがよいでしょう。
不動産クラウドファンディングとREITでは、投資範囲が異なります。不動産クラウドファンディングは1案件につき1つの不動産へ投資していますが、REITは1ファンドで複数の不動産へ投資することに。どちらの投資範囲が良いということはありませんが、個別の不動産を自分で選びたいという人には不動産クラウドファンディングがあっているでしょう。
また、外部要因の影響の受けやすさも異なります。不動産クラウドファンディングは、リターンの原資が賃貸収入の案件は入居者がいれば大きく損をしづらい点が特徴です。対して、REITは株式のように市場で売買できるため、金利の変動や大口投資家の売買動向が価格に直接影響します。じっくり不動産で運用をしたいと考えている人にも不動産クラウドファンディングは相性が良いでしょう。
不動産クラウドファンディングは不動産に投資するサービスですが、ソーシャルレンディングは資金を借りたい事業者へ融資するサービスです。そのため、ソーシャルレンディングには不動産の案件があるものの、それ以外の案件もあります。なかには、利回りが10%ほどの案件もありハイリスク・ハイリターンな投資がしたい人には向いているサービスでしょう。
一方で、ソーシャルレンディングには優先劣後出資方針などのリスクを軽減する仕組みがありません。案件に関する情報も貸付先の協力がないと開示できないため、投資する案件選びに苦労する可能性もあります。リスクや情報の透明度が気になる人は、不動産クラウドファンディングを選ぶのが良いでしょう。
国内の不動産クラウドファンディングの2022年度における件数は419件、出資総額は604.3億円です(参照:国土交通省「不動産特定共同事業(FTK)の利活用促進ハンドブック(令和5年7月)」)。昨年度と比べ件数は約1.85倍、出資総額は2.61倍と成長しています。今後も成長が続くかはわからないものの、成長力のある市場と考えられるでしょう。
また、世界の不動産クラウドファンディングの市場規模も成長が見込まれています。2023年時点では約210億米ドルですが、2036年までに約2兆7,247億米ドルになると考えられています(参照:Research Nester Inc.「不動産クラウドファンディング市場調査、規模、傾向のハイライト(予測2024-2036年)」)。もちろん金利・経済状況の変動など不透明な部分はあるものの、今後の成長も期待されている市場といえるでしょう。
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