大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
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CREAL(クリアル)は投資家として最初の一歩を踏み出す人におすすめです。直近10案件の平均募集口数は63,450口にのぼり、そのうち3案件は15万口以上の大型案件と十分な規模。比較した29社中募集口数の相場が1万口を超えていたのは6社だけで、そのなかでもトップクラスの規模を誇ります。
公開される新規案件数は年間28件でした。比較したサイトの全体平均である年間12件を大きく上回り、案件数が多いといえます。月2〜3件ペースで新案件が追加されるため、新たな投資先に出会いやすいでしょう。公式サイトでは各物件の詳細な情報が確認でき、初心者も投資先を選びやすいですよ。
運営元は東証上場企業で、運営年数も5年以上と長い点も安心材料。資本金が12億円以上である点も、比較したほかのクラウドファンディングサイトよりも信頼できる要素です。想定利回りは4%前後とおおむね平均的なので、リターン重視の人より堅実な投資を望む人向きです。
劣後出資割合は非公開ですが、投資家登録をすれば確認できます。「当選しづらい」という口コミが存在するのも、人気案件が多く応募が殺到するがゆえ。そのぶん、高頻度で新たな案件が登場するので、常にウォッチしてチャンスを掴みましょう。不動産投資の道へ一歩を踏み出す人は、ぜひチェックしてみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
CREAL(クリアル)は、元本割れ0円(※執筆時点)を謳う不動産クラウドファンディングサイト。運営しているのは「誰もが手軽に、楽しく、安心して資産運用できる社会」を目指し、投資目的での不動産形成や運用、保全などの業務を行う、株式会社クリアルです。
そもそも不動産クラウドファンディングとは、インターネットを通じて投資家が出資し、事業者がその資金をもとに不動産投資を行うサービス。REIT(リート)やソーシャルレンディングとの大きな違いは、物件を直接選べるので狙った物件に投資できることです。
損失が出た場合に、投資家側の出資分が優先的に守られる優先劣後出資制度を採用している企業が多いのも特徴的。ほかの投資方法に比べ、自身の資産を守りやすいというメリットがあります。
なお、不動産クラウドファンディングはサイトによって案件数や案件の内容が異なるうえ、募集枠が即座に埋まることも多々あります。そのため、複数のサイトを利用して応募の選択肢を増やしておくことが大切でしょう。
今回はCREAL(クリアル)を含む人気の不動産クラウドファンディングサイトを調査して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
CREAL(クリアル)には月2〜3件ペースで新しい案件が追加されるため、頻繁に新たな投資機会に出会えるのがポイント。比較したサイトのうち、月2件以上の新規案件を公開しているのは29社中6社とかなり少なく、案件の豊富さが伺えます。
公式サイトでは各物件の詳細な情報が確認できる点も魅力的。初心者でも自分にぴったりな案件に投資できる環境が整っているといえるでしょう。
比較したなかで募集口数の相場が1万口を超えているのは29社中6社のみで、crealはそのなかでもトップクラスの規模を誇ります。
人気案件では応募が殺到して募集枠が埋まってしまうため、「当選しづらい」という口コミが存在するのも事実。ただし、高頻度で新たな案件が登場するので、常にアンテナを張っておけば投資のチャンスを逃しにくいでしょう。
劣後出資割合とは、不動産購入の際に事業者が出資する割合のこと。この数字が大きいほど運用中に発生した損失において、事業者側が負担する比率が高くなるため、自己資産を守りやすくなります。
1年以上の投資なら、劣後出資割合が30%を目安に選びたいところ。しかし、比較したなかで劣後出資割合が平均20%を超えるサイトは29社中13社と決して多くありません。
投資期間やリスク許容度に合わせ慎重に案件を選ぶためにも、投資判断の重要指標である劣後出資割合は、登録前から確認できることが望ましいでしょう。
比較した全サイトの想定利回りの平均は4.53%。4%を超えているのは29社中20社と多数を占めており、大きなリターンを狙う人には少々物足りなく映りそうです。
とはいえ、CREAL(クリアル)想定利回りは突出して高いわけではないものの、極端に低いわけでもないバランスの取れた水準。「投資すればしっかりとプラスになって還ってくる」との口コミにもうなずけます。堅実な投資を望む人に向いているといえるでしょう。
なお、投資物件が満室の状態を想定したうえで、賃料収益÷物件価格で算出するのが、想定利回り。入居者が集まらなければ想定利回りを下回ることもありますが、CREAL(クリアル)では建物を一括して借り上げることで賃料収⼊が保証されるマスターリース契約を行い、運⽤物件の空室リスクの対策をしています。
そもそも投資にリスクはつきものなので、どの案件にも元本割れの可能性があります。なかでも利回りが高い案件は、そのぶんリスクも上がることを覚えておきましょう。
年間の案件数 | 22件 |
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直近10案件の募集口数の相場 | 113,250口 |
優先劣後方式 | |
直近10案件の劣後出資の割合 | 不明 |
直近10案件の想定利回り | 2.40〜5.00% |
運営年数 | 6年 |
良い
気になる
最低投資金額 | 10,000円 |
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組合契約 | 匿名組合型 |
優遇サービスあり | |
物件の開示情報 | 築年数、住所、運営会社、面積、容積率、用途地域、接道状況、事業内容 |
運用レポートの共有あり |
年間の新規案件数は26件で募集口数の相場は62,480口と、初心者でも応募チャンスをつかみやすい環境が整っているのも利点です。
想定利回りの平均は4%を超えています。特筆してハイリターンを狙えるわけではありませんが、利回りの高い案件も見つけられる水準です。
1.投資家登録(口座開設)
2.引き出し先口座の設定
3.投資資金のチャージ
4.ファンドへ投資申込
個人出資者の場合、分配金は雑所得に分類され総合課税扱いになります。給与所得を1か所から受けていて、給与所得や退職所得以外の所得合計が20万円以下の場合は例外ですが、それ以外の人は確定申告が必要です。
確定申告時に必要な年間取引報告書(支払調書)は、取引があった翌年の1月中旬~2月頃を目安にマイページで確認できます。
<CREAL × V POINTを利用する流れ)
1.CREAL × V POINTの会員登録
2.CREAL × V POINTの投資家申請(要本人確認)Vポイントの提携店は、近年どんどん増えています。普段の買い物や飲食店でポイントを貯めたい人は、ぜひチェックしてみてください。
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