極太のタイヤが目を引く、ファットバイク。雪道から荒れた山道まで走れる、走破性の非常に高い自転車です。その迫力あるルックスはファッション性も高く、通勤や街乗りなど、日常の足としても人気を博しています。ブロンクス・ハマーなど、特徴ある人気ブランドも豊富ですよね。
そこで今回は、ファットバイクのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。スタンダードなモデルから、小径タイプや電動アシスト付きのものまで紹介。値段も比較して、ぜひ自分にぴったりのファットバイクを見つけてください。
アウトドア用品・工具・カー用品・自転車など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。現在は、ホビー分野のコンテンツを担当。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
ファットバイクとは、幅4インチ(約10cm)前後の太いタイヤを使用した自転車のこと。4インチというと、一般的な自転車の約3倍もの太さです。
この太いタイヤは、普通のタイヤでは沈んでしまって走れない、雪や砂の上を走るのに適しています。また、タイヤのクッション性を活かし、凹凸のある荒れた道でも安定して快適に走行できるのが特徴です。
しかし、車体が重く取り回しも悪いため、スピードを出すのは苦手。速度や軽快さよりも、豪快さや安定感を重視して走りたい人におすすめですよ。
街中で見かける自転車の代表が、クロスバイクとマウンテンバイク。どちらもフラットハンドルを装着していて、違いがわかりにくいですよね。ファットバイクは、それらと何が違うのでしょうか?
それぞれ、以下のような特徴があります。
・クロスバイク:舗装路向けの細いタイヤ、軽快さ重視
・マウンテンバイク:未舗装路向けの太いタイヤ、走破性重視
・ファットバイク:雪道にも対応する極太タイヤ、走破性をさらに重視
舗装路の走行に適したクロスバイクに対し、マウンテンバイクとファットバイクはどちらも未舗装路を走るための自転車です。なかでもファットバイクは、ひときわ走破性に特化。軽快さやスピードなどと引き換えに、極太のタイヤでグイグイ走れる個性的な自転車です。
もし、機敏さや軽快さを重視したいなら、クロスバイクのような舗装路用の自転車がおすすめですよ。
市販のファットバイクには、タイヤの直径と太さに様々なラインナップがあります。そのなかで最もスタンダードなのが、直径26インチ・幅4インチ前後のモデル。
タイヤが非常に太く、かつ直径も大きいため、注目を集める迫力満点のルックスです。異様にも見えるそのデザインは、厳しい自然環境に立ち向かう特殊なシーンを想起させ、アウトドア系やミリタリー系のファッションと相性が良いでしょう。
もちろん、実際にアウトドアを楽しむ際にも活躍。太いタイヤが路面の凹凸を吸収し、荒れた道でも安定した走行が可能です。また、タイヤ径が大きいため乗り越え性能も高く、木の枝や埋もれた岩など、普通の自転車ではつまずいてしまう障害物のある道でも楽に走り続けられます。持ち前の走破性と安定感を活かした走りで、路面の荒れを気にせず自然の空気を楽しめますよ。
アウトドアファッションに身を包み、ときには自然のなかでゆったりとした時間を過ごしたい…と思っている人に、特におすすめの自転車です。
ファットバイクのなかには、タイヤの直径が小さい小径車もあります。一般的なファットバイクのタイヤ径が26インチなのに対し、小径車は20〜24インチほどです。
ストリート系自転車のBMXをイメージさせる見た目で、都会的な印象を与えます。大きすぎないタイヤの小径車は26インチモデルより都市部になじみやすく、一方でほどよいアクセントにもなるアイテム。さりげない主張をできるのが、小径ファットバイクの強みでしょう。
漕ぎ出しやハンドリングが軽いのも特徴。26インチモデルに比べ、停車・発進の繰り返しや入り組んだ場所の走行が得意です。走破性は26インチモデルに比べるとやや劣りますが、その分都市部で扱いやすい車体性能ですよ。
車体のサイズもコンパクトで軽量な傾向があるので、身長の低い人や、力に自信のない人にもおすすめです。
家の周りに坂道や信号が多いなら、電動アシスト付きの自転車がおすすめ。車体の重さが気になる、上り坂を楽に走れて、停車・発信もスムーズに行えますよ。ファットバイクの弱点をカバーし、乗り心地の良さや安定感といった強味を存分に活かした走りができます。
買い物で荷物が多いという人にも、電動アシスト付きがおすすめ。ファットバイクの安定感も相まって、快適な走行ができるでしょう。
デメリットは、価格が高いことと、充電が必要になること。10万円以上の車体が多く、日常的に充電も必要となるため、気軽に扱いたい人にはやや不向きかもしれません。
電動アシスト自転車は、アシストの強さに日本独自の法律があります。しかしネット通販では、まれに日本では違法の海外モデルが売られているようです。購入の際には、日本のルールに対応したものか、念のため確認しておきましょう。
もし主な用途が雪道や山道の走行なら、一度プロショップに相談してみるのが無難でしょう。
雪道や山道の走行では、路面からの衝撃で車体に大きな負荷がかかり、ブレーキや車体の操作性に求められるレベルが上がります。用途に合った設計の車体でなければ、大事故にも繋がりかねません。自分の想定している用途にはどんな車体が合っているか、プロショップで専門的な知識を持つ店員さんに相談し、納得がいくものを選びましょう。
スポーツ用ファットバイクの人気ブランドとおおよその予算の目安は、以下のとおりです。
・Surly(サーリー):30万円~
・Salsa(サルサ):30万円~
・Canyon(キャニオン):22万円~
・Kona(コナ):19万円~
・Rocky Mountain(ロッキーマウンテン):19万円~
・Mongoose(マングース):15万円~
ネット通販の安価なものは5万円前後であることを考えると、かなり高価ですよね。しかしその分、安全なだけでなく、軽量で高性能なので、走りそのものを楽しみやすいという特徴がありますよ。
一部の商品データはAIで自動入力しており、現在のデータ正解率は平均約90%です。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイトで内容をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
タイヤサイズ | 適応身長 | 変速ギア付き | |||||
1 | shouzhengmaoyi スノーバイク ファットバイク | ![]() | 極太タイヤとシマノ7段変速で快適な通勤通学を実現 | 24インチ | 165-180CM | ||
1 | shouzhengmaoyi スノーバイク ファットバイク | ![]() | 極太タイヤとシマノ7段変速で安定と快適を両立 | 20インチ | 140-170CM | ||
3 | WLWLEO Espodファットタイヤマウンテンバイク | ![]() | 機械式ディスクブレーキで長期間の使用と強力な停止力を両立 | 26インチ | 160~185cm | ||
4 | NENGGE マウンテンバイク | ![]() | オフロードで活躍でき、持ち運びやすいファットバイク | 20インチ | 不明 | ||
5 | BRONX ファットバイク|20BRONX-DD | ![]() | 極太ファットタイヤで砂地や雪上も走行できる | 20インチ | 不明 | ||
6 | WLWLEO 26インチ マウンテンバイク | ![]() | 高耐摩耗性のタイヤと変速システムで、雪道でも走れる | 26インチ | 170~195cm | ||
7 | WLWLEO スポーツ用マウンテンバイク | ![]() | 高耐摩耗性のタイヤと強いグリップ、滑り止めを搭載 | 26インチ | 160cm~185cm | ||
8 | WLWLEO ファットタイヤバイク | ![]() | 高弾性のサドルで快適に乗れるファットタイヤバイク | 26インチ | 175~195cm | 不明 | |
9 | Rainbow Products Japan Rainbow BRONX|26bronx4.0-dd-glossblackpolish | ![]() | 26インチ極太タイヤと7段変速付きのファットバイク | 26インチ | 不明 | ||
10 | WLWLEO マウンテンバイク | ![]() | ファットタイヤがさまざまな地形に対応 | 26インチ | 160cm〜185cm |
ファットバイクなどのスポーツ自転車には、通常、ライトや鍵が付属しません。
無灯火での走行は大変危険かつ違法なので、フロントライトとリアライト(または反射材)を購入しましょう。盗難されるのを防止するための鍵も欠かせません。
また、ヘルメットの着用が、2023年4月から努力義務化されます。年齢を問わず、すべての自転車利用者が対象です。おしゃれでカジュアルなモデルも増えているので、ヘルメットを被るようにしましょう。
自転車も車と同じように、定期的に整備や点検が必要です。安全・快適に乗るために、メンテナンスできる環境は欠かせません。
注意したいのは、ネットで購入した場合、専門の実店舗でも備品の取り扱いがなく、整備を断られてしまうケースが多いということ。車体に問題が起きたとき、対処してくれる場所がない可能性もあります。
特に、自転車に大きな負荷のかかるスポーツ走行や、使用頻度の高い通勤・通学に使用するなら、お店に相談したうえで購入先やモデルを決めるのがおすすめです。実店舗での購入なら、車体のサイズやセッティングを自分に合わせ、快適に走行できますよ。
1位: shouzhengmaoyi|スノーバイク ファットバイク
1位: shouzhengmaoyi|スノーバイク ファットバイク
3位: WLWLEO|Espodファットタイヤマウンテンバイク
4位: NENGGE|マウンテンバイク
5位: BRONX|ファットバイク|20BRONX-DD
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