厳しくいえば、大学までの6年間勉強した英語にくらべやさしい外国語など存在しないと思った方がいいでしょう。第二外国語に当てられる時間は僅かです。特に目的も趣味もなければ、もっとも単位のとり易い外国語を選択するべきでしょう。そのためには同じ大学の先輩に秘訣を聞くしかない筈です。
第二外国語をいやいや学ぶ人にとって、話すチャンスが多いかどうかは関係ないでしょう。6年間あるいは10年間勉強した英語を話すチャンスが多いのでよかったと思う一般の社会人がどれほどいるか考えたら分かると思います。第二外国語のチャンスは英語より少ない訳ですから。
何語であれ外国語を一から学ぶにはそれだけの覚悟がなければ出来ません。何語が実用性があるかというのはその言葉をある程度話せるようになっていえることです。ちなみにロマンス語といわれるイタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ルーマニア語は姉妹語ですから難しさ、易しいさはどれを選んでも同じです。何れもラテン語から派生した言葉ですから、ラテン語、フランス語を多数取り入れている英語の理解にも役立ちます。これらの言葉のうちどれか一つをマスターすれば五カ国内および中南米諸国でかなり通じます。(観光旅行程度であれば問題なく通じます)
アジア系の言葉は今後重要性を増すと思いますが、英語の基礎がほとんど役立たないので、全く一から出直しとなり、第二外語で実用レベルに達するのはかなり難しくなります。
賢明な選択をしてください。