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カント哲学の本

カント哲学、というかカントの思想(=カント哲学ですかね?)に興味があって本を読もうと思っています。 哲学書は昔にソフィーの世界?という子供向けのものを読んだ経験のみです。 できれば入門書のように他人が解説したものでなく、なるべく本人、カント自身の言葉を読みたいです。 翻訳の問題もあるでしょうから、あまり難しい日本語で書かれていないカントの本でお勧めを教えていただきたいです。 あとお時間あれば、回答者様のお好きな哲学者、哲学書も教えてください。よろしくお願いします。

みんなの回答

  • maskkazu
  • ベストアンサー率0% (0/0)
回答No.3

 カント自身による「純粋理性批判」(初版)の要約本「プロレゴメナ」をお勧めしますが・・・、これもかなり難しい部類に入ると思います。他には批判前期(「純粋~」を執筆する以前の著作群)の代表作「視霊者の夢」とか・・・。著名な「啓蒙とは何か」、「永遠平和について」等の小著もカントの著作に触れるには適当と思います。

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回答No.2

岩波文庫に入っているカントの翻訳は信頼性が低いので注意したほうがいいです。『純粋理性批判』を読まれるのであれば、平凡社ライブラリーのものを最近の哲学科の学生は使うことが多いように思います。読みやすさを取るのであれば、光文社の中山訳でしょうか。 私は分析哲学に興味があるので、例えば、フレーゲ『算術の基礎』などがお薦めしたい本の1つですね。この本の数学論はカントの数学論とも密接に関わっているので、カントに関心がおありなら、名前くらいは覚えておかれるといいと思います。

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  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.1

 カントに限らず、哲学書や文学書をお読みになるのであれば、その著者が記したモノを読む以外にはありません。差し詰め『カント全集』(岩波書店)もしくは岩波文庫にあるカントの著作をお読みになることをお薦めします。  尚、個人的に興味関心のある哲学者・思索家はキェルケゴールやニーチェそしてハイデガーです。これに伴いフッサールやメルロ・ポンティなどにも時におれて触れることがあります。書物のタイトルとしては『あれかこれか』『人生行路の諸段階』『ツァルトゥストラ』『善悪の彼岸』『存在と時間』『ニーチェ論(『美と永劫回帰』)(『ヨーロッパの価値観の顚倒』)』などがあります。キェルケゴールをお読みになるのであれば、同時にドフトエフスキーの作品『カラマーゾフの兄弟』やら『罪と罰』をお読みになってからの方が理解し易いかと存じます。  カントの『人間学』はオモシロイので是非一読をお奨めします。ハイデガーの『存在と時間』に関しては手塚富雄氏が邦訳した『有と時』(中央公論社刊の『世界の思想』)が言葉としてこなれているのでお奨めできます。

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