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銀行、システム開放に遅れ フィンテック企業を警戒
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銀行とフィンテック企業との間に不協和音が生じている。銀行のシステムへの接続を認める「オープンAPI」を渋り、両者の契約交渉が遅れている。フィンテックが提供する会計支援などのサービスの中断が懸念される事態になってきた。フィンテックを潜在的な脅威とみなす銀行の抵抗感が背景にある。
全国銀行協会によると、外国銀行を除く約140行のうち、3月末時点でシステム開放の準備が整っているのは95行。遅れが目立つ...