
高コスパの代名詞!ワークマンの「クライミングパンツ」2023年モデルを一斉チェック
1900円から手に入る、お手頃価格がうれしいワークマンのクライミングパンツ。定番の「エアロストレッチクライミングパンツ」に加え、防虫、ゆったりシルエット、耐久撥水、ショートパンツ、デニムなど、今シーズンも派生モデルが充実。気になる2023年春夏のラインナップを特徴と共に紹介します。ユニセックスモデルが中心ですが、一部レディースやジュニア向けも展開していますよ!
2023/09/29 更新
目次
ワークマンの「クライミングパンツ」が、今シーズンも“良さげ”です!
低山ハイクで活躍するアイテムが低価格で揃い、山好きにも親しまれている<ワークマン>。なかでも「クライミングパンツ」は、毎シーズン“ばか売れ”の人気商品なのだそう。
定番の「エアロストレッチクライミングパンツ」からの派生モデルも多数展開。今回は2023年春夏シーズンモデルにフィーチャーし、その特徴をチェックしていきたいと思います!

ワークマンのベストセラー「エアロストレッチクライミングパンツ」
ワークウエア由来の優れた機能性に定評がある「エアロストレッチクライミングパンツ」。山で穿いている人を、一度は見かけたことがあるのでは?
めっちゃ伸びる!全方向ストレッチ最大130%
最大の特長とも言えるのがストレッチ性の高さ。生地を引っ張ってみると、特に斜め方向によく伸びます。
採用しているストレッチ素材は、ポリウレタンを使っていないため経年劣化しにくいのが利点。“エアロストレッチ”のモデル名の通り、空気のような軽さを追求しているのだとか。持ってみると確かに軽いです。
開脚もスムーズ!クライミングカット180%
一般的なクライミングパンツと同様のガゼット・クロッチ(=180度開脚できるような股下のマチ)仕様。そもそも90度くらいしか開脚ができない筆者には、この特性を活かすことができなそうですが……足上げをしやすいことは確かです。
曲げ伸ばし楽々!膝の立体裁断
ご覧ください、ハンガーにかけた状態でも膝カックンしているような見事な立体フォルムを。
なくてもいいけどあると役立つカラビナループ
ベルトループとは別に、カラビナループが付いています。
ポケットが全部で6つも!
右モモ部分はスナップボタン付きのフラップポケット。なんと、フラップの上からペンが差せるようになっています。作業服のワークマンならではの仕様ですね。
左モモは縦ジップのポケット。“FieldCore”の文字は、リフレクターになっています。
右膝裏にもリフレクターあり。
バックポケットは2つ。左はスナップボタン付きのフラップポケット、右はオープンポケットです。
両サイドにもポケットがあります。落とし物防止のためにも、ジップがあるのは安心ですね。引き手が付いており、開閉しやすいのもいいところ。
6つのポケットの裏地はすべてメッシュ素材になっています。ジップを開放すれば、ベンチレーション代わりにもなりそうです。
わがままボディでもOK!? ウエストはゴム仕様
ウエストはお腹に優しいゴム+スナップボタンの仕様。ドローコードはありませんが、ベルトループがあるので手持ちのベルトで微調整できます。
細身シルエット、それでいて動きやすい!
吸汗速乾!ベタつきにくい独自開発の裏地に注目
裏地をよ~く見てみると、小さい正方形が端正に並んでいるのがわかるでしょうか。これはドライ感のある穿き心地を追求した、ワークマン独自開発の裏地。凹凸により肌に触れる面積を少なくすることで、汗によるベタつきを軽減しているんです。
撥水性はないので注意
接触冷感&防虫加工の「エアロガード ストレッチ アイス クライミングパンツ」
防虫加工が施された「AERO GUARD(エアロガード)」シリーズに今シーズン仲間入りしたのが、軽量冷感素材「AERO GUARD ICE(エアロガードアイス)」。ひんやり感と驚きの軽さ、虫を寄せ付けにくい機能、滑らかな着心地を兼ね備えた注目作です。
動きやすさや基本の機能は定番の「エアロストレッチクライミングパンツ」と同様。右足部分のポケットは外に出すとサコッシュに。裾の後ろに反射材が付いています。
夏の外遊びにぴったりの「エアロストレッチ クライミングショートパンツ」
夏はショーツ派の人には、「エアロストレッチ クライミングショートパンツ」がぴったり。
ショーツもポケットが充実していて、フロントにジップポケットが4つ、バックヒップにオープンポケットが2つあります。背中側は、ウエストのゴム仕様が表に出るデザイン。
ウェビングベルトでウエストのサイズ調整可能
ロングパンツとは異なり、ウエストはバックル付きのウェビングベルト仕様。サイズの微調整がしやすくなっています。
小物の装着に役立つ丸カン付き
ロングパンツにはカラビナループがありましたが、ショーツには丸カンが付いています。
ポケットの裏地はすべてメッシュ仕様。
ユニーク発想のサコッシュまで!

ベーシックカラーだけでなく、バンダナや波のような柄など目を引くデザインが揃っています。
デニムクライミングパンツは、飛び火に強い焚き火パンツに進化
エアロストレッチクライミングパンツのデニムタイプが、2023年春夏シーズンは焚き火パンツ「FLAME TECH® クライミングパンツ」として登場!
防融加工「FLAME-TECH」を採用
ウエストやポケットの仕様をチェック
写真は2021年モデルの「AEROSTRETCHデニムクライミングパンツ 」。デザインはほぼ同じですが、ウエストやポケットの仕様が若干異なります。
デニムタイプも、ウエストはゴム+バックル付きのウェビングベルトの仕様。ウエストゴムが表側には見えない点は、ショーツと違うところです。
ポケットの数は本家・エアロストレッチクライミングパンツと同じですが、サイドポケットがジップではなくスナップボタン式。裏地はすべてメッシュ素材。右サイドのベルトループ下に、カラビナループを備えています。
クライミングカットや膝の立体裁断は共通
究極のクライミングパンツ!耐久撥水モデルも見逃せない
ちょっとの雨ならレインパンツは穿きたくない!そんな人には、ワークマンのなかで究極のクライミングパンツと言われている「DIAMAGIC DIRECT®クライミングパンツ」がおすすめ。
高水準の耐久撥水!
最大のポイントは、耐久性の高い撥水加工“DIAMAGIC DIRECT®”が施されているところ。水弾きの良さはもちろん、汚れがついても落ちやすいのだそう。
ジップポケットの上部に、水の侵入をガードするカバーまで付いているのは驚き。摘まみやすい引き手があるので、開閉もスムーズ。ただしジップは止水ではなく、“止水風”です。
エアーダクトメッシュで蒸れ対策
撥水加工されたパンツは、水を弾いてくれる反面、内側からの体の蒸気も抜けにくくなりがち。蒸れ対策として、腰部分はエアーダクトメッシュになっています。
伸縮することで、通気性UPだけでなく、腰の曲げ伸ばしをしやくする役割も兼ねているようです。
撥水サコッシュが便利
ショーツと同じ撥水加工が施されたサコッシュを装備。水滴をしっかり弾いてくれます。
2つの表情を楽しめる!
実は、裾を取り外してショーツとしても使える2WAYパンツなんです。
左右どちらの裾なのかがすぐに分かるよう、片側だけジップに色がついています。なんとも気が利いていますね!
ウエストやポケットの仕様をチェック
ウエストはゴム+バックル付きのウェビングベルトの仕様。背中側は、FieldCoreのロゴが入ったウエストゴムが表からも見えるデザインです。
両モモ部分は、マチ付きのジップポケット。左ヒップはスナップボタンのフラップポケット、右はオープンポケットです。裏地はすべて、ベンチレーションを兼ねたメッシュ仕様。
後ろ裾はゴムベルトになっているので、脱ぎ穿きも楽ちん。
前後にリフレクターも付いています。
2023年春夏シーズンは、斬新な柄物も!
手頃な価格だから“色ち買い”も断然あり!
新色が追加されたり、特別仕様が出たりと、毎シーズン目が離せないワークマンのクライミングパンツ。手持ちの登山ウエアと上手に組み合わせれば、低山ハイクで十分に活躍してくれるはずです。