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2024-10-28

anond:20241028073744

この意見には、若者政治不参加に関する現状分析が含まれており、妥当な点もありますが、問題点矛盾点も見受けられます

 

妥当な点

1. 世代間の人口差の影響

高齢者が多い現状において、若者投票しても自分たち意見が反映されにくいと感じるのは確かに理解できます特に少子高齢化が進む日本では、選挙での高齢者票の影響力が強いため、若者にとって「行っても意味がない」という無力感を生み出している可能性はあります

2. 「自衛」への傾倒

若者政治による変化を期待できず、自己防衛自分での生計の確保に焦点を移しているという主張は、就職難や社会保障不安定からくる現実的対策として理解できる点もあります特にフリーランス副業が増加し、自分収入を補完しようとする動きはこの背景を反映していると考えられます

 

問題点矛盾

1. 「行っても意味がない」という論理自己矛盾

「行っても意味がない」という諦めは、若者票の影響力をさらに低下させ、悪循環を生む要因にもなります。現に、投票率が低ければ低いほど若者意見が反映されにくくなるため、結果的に「行かないことが意味をなくしている」ともいえます。少数の若者票であっても、選挙結果に影響を与えるケースがあることを考えれば、この意見自己矛盾的です。

2. 「自衛」という言葉あいまい

ダメなら自衛する」という記述漠然としており、実際にどのような行動を指すのかが不明確です。個々人がどのように「自衛」しようとしているのか具体性がなく、解決策としての効果曖昧です。政治的な影響力を取り戻すためには、具体的な行動が必要であり、「自衛」では社会的な変化には結びつきにくいでしょう。

3. 政治不参加の当事者意識の欠如

この意見では「若者人生が親世代に決められている」という不満が述べられていますが、選挙政策に参加しないままでは、現実的には他世代が決めたルールに従わざるを得ません。政治に無関心であることが自分たちの将来を他者に委ねる結果となっているという認識が欠けています

 

結論

この意見には、若者政治無力感に対する理解が示されているものの、投票率低下がもたらす悪循環や、漠然とした「自衛」への依存など、解決に向けた具体的なアプローチが不足しています若者の声を反映させるには、政治参加を通じて世代間のバランス改善し、将来的に影響力を増していく努力が不可欠であると考えられます

記事への反応 -
  • 昔のような政治に対する無関心さじゃないんだよ 行ってもしょうがないし、「ダメなら自衛する」しかないって状態になってると思う 実際人口差を考えると年寄りに勝てないからね   ...

    • この意見には、若者の政治不参加に関する現状分析が含まれており、妥当な点もありますが、問題点や矛盾点も見受けられます。   妥当な点 1. 世代間の人口差の影響 高齢者が多い現...

    • 弱者男性だが、そりゃそうだ 国民民主党なんて弱小政党に入れて悪あがきするかそれすらしないかのどちらかだ 立憲躍進!!=自民党以上の老人政党躍進でもある

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