相棒はリアリティのある描写でも有名だが、犯人の一人である元被害者の女の動機に、
ここからは多少ネタバレになるが、犯人の一人である女は、後に被害者となる交際相手の彼氏とデートをしていた
そこに、ヤバいDQN女二人が武器を持ってカップルを恐喝しようと脅し始めた
その現場にたまたま通りかかった、無関係のオッサンは、DQN女二人に脅され「酷い事をやれ」と命じられた
そして「酷い事」をされた犯人女が、復讐を行う…という粗筋だった
ここまでの登場人物として
②女の彼氏
③二人組のDQN女
がいるが、③はどう考えても加害者であり元凶だろう。ここに異論は無い
②も情けないと言えば情けないが、デート中に話の通じ無さそうな人間に襲われて、冷静な判断が出来なかった可能性は高い。それまでは①とはラブラブだったという
④は、結果的には加害者となってしまったが、それは③に脅されての事であり、仮に断っていたとしたら同様に被害者となっていたか、昨今の事情を考えると
「痴漢された!」などと嘘を付かれ、冤罪により加害者にさせられる危険性すらあった。この状況で脅迫もされ、結果的に加害行為をしてしまったとしても、情状酌量の余地は多分にあるだろう
その手口もまたエグく、「女」を利用したものだった
犯人女は、元刑事のおっさんの同情を引き、元刑事が実行してくれると分かった上で、唆した
実際の実行犯は元刑事ただ一人。作中で4人殺害した彼は、おそらく死刑になるだろう
女だけが罪にならず、男だけが責任を取る…現代社会の構図の凝縮だ
これもまた現在の権力勾配、ジェンダー格差、性別差別、女尊男卑の構図を描いているといえるだろう
一般的に考えれば、殺しても良い罪を犯したのは、どう考えても③のDQN女達一択なのだ
後の二人は、結果的に女の意に沿わぬ事をしたが、殺される様な罪を犯した訳では無いだろう
にも関わらず、元彼氏は殺害され、その親までも復讐の対象にされた
大切な大切な一人息子を殺害された母親は、やっと傷が癒えて信頼出来る人も現れた時に
その「信頼出来る人」、つまり犯人女と実行犯の刑事の二人に裏切られた(彼女らはボランティアを装って②の親に近づいていた)
どう考えてもここまで報復される程、酷い事はしてないと思うのだけれども、作中ではDQN女達と同列の扱いしかされていなかったのには呆れた
現代社会でも同様の事が起こっているのはご存知の通り
女が女を加害する事などあり得ない、なんて事はあり得ない
AED問題一つにしても、実際に救助者の男を訴え和解金として数百万円をせしめている事例が出てきてしまった
にも関わらず女は、何故か異性救助を萎縮する元凶となった冤罪製造女では無く、萎縮した男達、冤罪可能性を指摘する男達に敵意を向け、叩き、醜悪な言葉で罵る
どうも女の場合、実際に「自分に加害する女」「男に自分を加害しろと命じる様な女」「女が蔑視される様な事をする女」よりも
「自分を助けないような男」「自分の利にならないような男」の方を恨み、より憎むようだ
AED問題一つにしても、実際に救助者の男を訴え和解金として数百万円をせしめている事例が出てきてしまった そんな事件あったっけ? なんか度を越した虚言癖のおっさんが言ってたや...
無いよ!