中島鳥山の猟（漁）日記

夕方トラを探しに山へ行くと薬の効果が早くも出たのか姫の動きがしゃんとして来た。
おまけに幸が見落としていた道路際の繁みへ走り込みコジュケイを追い出す。
早くも治療の効果が出たのか？。
薄暗くなるまで探すがトラに会えず。
帰宅後犬達の餌の準備をしていると電話が鳴る。
慌てて出てみると北島の猟師さんで自身も甲斐犬を飼育しイノシシ猟をしている事からわしのブログを見てくれていてトラとおぼしき犬が大麻～大谷間の道路南側で寝そべっていたと教えてくれる。
電話を６回位かけてくれていたらしい。（今日は外出時間が殆んどで申し訳ない事でした）
犬の事を良く知っていて、わしが家と反対方向で山から離れすぎている様なのでトラで無いかも？と
言うと、犬は体調が悪い状態になれば方向感覚も狂って人が想像出来ない行動をする事もあると
教えてくれる。
なるほど重態になれば無意識の行動をする事もあるだろう。
明日明るい時に見て回ることにしよう。（夜は見えないので）
それにしても自分の犬のように心配をしてくれる人が何人も居て感謝です。
ありがたく思います。
写真は今日の昼にご馳走なった”どんぐり家”の蕎麦定食です。
美味いし場所が浮世離れした所なのでのんびり１日がかりで遊びに行くと気分転換になり生き返りますよ。

１７年位前に九州のアカヤマドリ猟で知り合った名古屋の獣医さんで猟の達人でもあり射撃大会での優勝も当たり前の名手Ｋ先生に犬のダニ避けのフロントライン（当時はスプレー式）を送っていただいて以来犬には液状も出始めたフロントラインを使用してきたのでダニの被害も無かったのだが掛りつけの犬猫先生が病院をたたみ美郷で生活を始めたので市販のフロントラインもどきや粉薬で処理をしていたが効果が無かったようで姫がピロに罹っていた。
行方不明のトラも多分ピロだったのだろう。
手立てを講じていたが市販の薬はダメだと分かる。
やはり病院よりフロントラインを購入する以外に効果が無いようだ。
今朝先生に電話をすると往診してあげると言うが片道５０ｋｍは申し訳ないのでこちらから姫を連れて美郷まで走る。
着いて直に口と目の内側をみてピロに間違いなしとの判断で車の横で点滴と注射をする。
その間姫は大人しくしていた。
明日の点滴２種類分とチュウブに飲み薬１０日分を貰う。
明日はわしが治療？する。
自分の犬に薬をやるので問題はないだろう。
過去２０年もダニによるピロ病には縁がなかったし一応薬？は使用していたので疑わなかったのが大失敗だった。
ピロは温暖な地域にしか発生しない犬の病気でも厄介な部類に入り、致死率は非常に高いのでもっと早く気付けばトラも死地を探して姿を消す事も無かっただろうに・・・・・・。
駄目でおろかな親父に飼われた犬達が哀れである。
所で治療後に”どんぐり家”の取材に徳島の女性向けの月刊誌ＣＵ（きゅう）の記者の若い女性が来た。
一瞬、安達裕実と見間違えた程良く似た可愛い人でした。
取材のおかげでわしも手打ち蕎麦をはじめ美味しい料理を頂いてきた。
犬の薬も原価に（治療診察代は無し）してくれたので大助かりでした。
ただ帰りに車の中で姫が食べていた物を全部あげてしまう。
薬の影響？それとも山道での車酔い？。
外へ出してやると何事も無かった素振りなので安心した。
帰宅後犬達の肉を買うためにキョーエイへ行って来た。
焼肉風にしてやろう。

長年犬を飼育しているので犬達の様子で体調の具合は大体分かるのだが、その原因が何から来るものかまでは医学知識も無いので分からず。
ただ自己判断で病院まで行く事も無い程度と思っていたのが甘かったようだ。
姫とトラがよく似た状態なので食べ物？ダニ、ノミ取り薬？熱中症？あるいはそれ以外の原因が有るのか知り合いの獣医さんに聞いてみよう。
実を言うと娘も一応獣医師の登録をしているのだが仕事上犬猫等の部門から外れているようなので聞くこともせず。
トラを探して今朝も濡れながらめぼしい場所を探してみたが杉山のような場所でなく歩く道さえない山の茂みの中を探すのは簡単に行かず。
諦めながらの捜索になる。
結局今朝も会えずに帰宅。