うっこさんにいただいたヘメロカリスが咲きました。
ヘメロカリスの名前の由来は、ギリシャ語のヘメラ(一日)とカロス(美しい)からきているそうで、
「一日の美」という意味だということです。
その名の通り、お花は朝開いて夕方から夜にはしぼんでしまいますが、1本の花茎には
いくつもの蕾を付け、それが次々と咲いてゆくので、長く花が楽しめるとのこと。
これは、スパイダー咲きというのだそうですが、細く分かれてくるりとそり返る花びらは
その名の通り蜘蛛を思い起こさせますね。
毎日次々に開花していて少し暗かった西側の玄関口を明るくしてくれています。
うっこさん、どうもありがとう。
こちらも、うっこ庭からやって来たサーモンピンクのヘメロカリス。 初めて咲いたのが上のお花。
暑さと乾燥で葉も枯れかかっていてお花も小さめだったので、植えた場所が悪かったのかと思って
心配していたのですが・・・
2日ほど雨が続いた後のお花は、ずいぶん大きくきれいになりました。
花びらの縁のフリルが、うっこ庭のより少ない感じがしますが、これくらい咲くなら移植しなくてもよさそう。
ヘメロカリスは日本や中国原産のユウスゲやカンゾウがヨーロッパやアメリカに導入され
品種改良されたものだそうですが、品種改良されたことにより花つきがよく花が大きくなり
色も豊富になったそうです。花が短命なことからデイリリーという名前で呼ばれることもあるそうです。
元々はアジア生まれのお花なんですね。
その割には見かけることが少ないのは、あまりに個性的な色と形のせいでしょうか。
関心のある方はこちらの農園のホームページをどうぞご覧ください。→ ヘメロカリス
以前ご紹介したこちらのデイリリー(エゾカンゾウ)もヤシャブシの下の木漏れ日の中で
まだ咲き続けています。多い時には一日に20個もの花をつけてくれたんですよ。
一日花でも、こんなにたくさん長く咲き続けてくれるなら嬉しいですね。
さて、昨年からがんばって植えたお花が少しずつ咲き始めました。
ジキタリス。色はわからないままに植えましたが、最初に咲いたのがシックなこのお花。
地味な色なのにとても心魅かれるお花です。
あ、アリさん発見!
まだ小さなつぼみにはこの方も。
黒いテントウムシは害虫と聞いたけど、ほんと? きれいですけどねえ・・・
源平咲きのシモツケが見ごろになりました。
紅白の混じり方がどの花も違うので、いつも見いってしまいます。
フランネル草をバックに咲くのは2010年に鉢植えを地に下ろしてから
今年ようやく咲いたアジサイ「西安」です。
まだ、こんな色です。普通のアジサイに見えますが・・・。ほんとにあんな素敵な色になるのかちょっと心配。
どんな色かは、以前の記事をどうぞご覧くださいね。→ 「西安(シーアン)」
この記事に出てくる説明書きどおりに剪定したつもりだったのですが、
花が咲くまで3年もかかってしまいました。
お花ではありませんが、うさぎのお気に入りのこの葉っぱは、パイナップルミントです。
冬の間は、ほとんど消えてしまいますが、気温が上がってくると庭のあちこちに顔を出します。
触るとほのかにパイナップルのような甘い香りがします。
優しい色合いのせいか、どこに生えてきてもあまり違和感なく、庭を明るくしてくれています。