厳しい経営続く中小の食品卸し業界、何が何でも前年クリアは最低目標で今年の予算は前年比110%、とりわけ最大の稼ぎ時の歳末商戦をどう乗り切るかが今年度の業績を左右することになる。計画案は出たものの去年と違うことをやらねば前年クリアは難しい。課題のベネフィット、ソリューション、売り改革、商品開発、新規開拓など提案するも具体的な方策までは至らず、会議ではだんまり . . . 本文を読む
卸売業の歳末戦は小売業の繁忙期より一ヶ月ほど早くスタートする。企画書や計画が最重要でそれらを総チェックしてバイヤーに提出、承諾を得ると初めて商材手配&納品となる。多少増減あるが11月末には概ね今年の歳末戦の成績が決まるということだ。大量生産・大量消費の流通革命に対し今どきは個の時代、自分化消費や価値多様化での選択肢は多岐に渡り受注生産で少量消費が主流、それ . . . 本文を読む
〈最強クラスの台風10号の接近で今日の教室は順延、そこでシリーズのブログを描く。〉小倉「旦過市場」に続いて博多の台所「柳橋連合市場」を指導、福岡市からの依頼で業者卸しから消費者市場への挑戦が課題だった。プライド高い店主達の意識改革にはひと苦労、集団行動の発想でどうにか消費者解放日を決めイベントを開催したのだ。その頃 . . . 本文を読む
4月から新しい職場・部署で働き始めた人や進学した人が環境の変化に適応できず、心身のアンバランスとか不調感を訴える「五月病」?年寄りには縁なきことだが取分けGW(長期休暇)明けの今ごろが一番気を付けたいところ。対処法①ストレスは当たり前と思って接する。②親しい人と話し不安回避&イライラしない。③笑うこと . . . 本文を読む
相次ぐ値上げラッシュで一品単価は上がったものの買上点数は伸び悩み、購入の選択肢はさらに複雑化する。客単価は物価高の勢いで平均的に高止まり傾向、だが買上点数は低く対策を打つ必要がありそうだ。売場担当として買上点数策をどれだけ熟知し手を打てるかがポイント。直ぐに効果上がらずとも最善の一手で点数を元に戻すことはできるものだ。ここにきてディスカウントストアや業務スーパー、スーパードラッグストアが従来の食品 . . . 本文を読む
今では考えられないがコンサル全盛期は企業の数だけ個々の経営案件あり過酷なストレスを抱え込む日々。そのためストレス太りで胃潰瘍&ポリープ切除は毎年の通例だった。『ここにストレスに対処するための二段階の処方がある。第一ステップ、小さなことにくよくよするな。第二ステップ、すべては小さなことであるのを忘れるな。』(アンソニー・ロビンズ)我流のストレス対処術は目先の . . . 本文を読む
朝晩どころか日中も16℃に達すると服装も食事メニューにも変化?秋への入れ替えが早まるのも理解できる。我が家も衣替えを済ませたがどうも暫く寒暖が続くようだ。体感温度20℃が半袖と長袖の境界線、この体感まで下がるとフリースが着たくなる。気温に鈍感な年寄りも少々風邪気味で辛抱できず。温度マーチャンダイジングとは気温変化で客の暮らしや購 . . . 本文を読む
年中無休の食品卸業、とりわけ中小企業は休みも交代で俗に言うグレー企業?求人募集をハローワークなどに出すも応募どころか問い合わせすらない。そこで賃金アップで再提出、それでも反応なし。募集内容を再検討!従業員の身になれば賃金も大事だが今どきは労働環境の改善が必要なようで見直すことにした。悪循環断ち切るため業務改革を推進、従業員の頭数を増やしてシフト制の導入を決定、そうなれば . . . 本文を読む
「ドリルを売るには穴を売れ!」はマーケティングの入門書でドリルを買いに来店する顧客が求めているのは「穴を開けること」、くれぐれも「ドリルを買うこと」ではない。顧客は価値を達成するためにドリルを買うのであってドリルを買うのが目的ではない。
①ベネフィット⇒顧客にとっての価値を考える。②セグメンテーションとターゲティング⇒顧客を分けて絞る。③差別化⇒競合 . . . 本文を読む
コロナも一因だが実のところ消費変化に対応できず深刻な客離れと売上激減、巻き返す気力もなく事業をたたみたい!?知合いの個人事業主からの相談だった。廃業の可能性を確かめるため資金繰りや財務帳票類を診せてもらった。
「近年は会社や店舗の廃業(休業)が破産(破綻)件数の凡そ7.4倍と急増、負債を完済して事業をたたむのも一理あり。因みに廃業理由は経営者の高齢化問題が38%、売上・収益の減少 . . . 本文を読む
足早な2月、サラリーマンや年金受給者には一ヶ月が短くラッキー!だがフリーランスや時給労働者は稼ぎ少なく辛抱の月かも知れない。電気代や食料品など世の中の値上げラッシュは依然と生計に重く圧し掛かる。
『どんな冬もいつか終わる。そして、春は必ずやって来る。』(ハル・ボーランド)
消費伸びず商売低調とされる二八(ニッパチ)月。要因は正月(盆)の出費が嵩み切り詰めたり、2 . . . 本文を読む
価格高騰の要因挙げるより値上げラッシュが消費者を直撃、とりわけ防衛策は不要な品や余分なモノなど買わぬこと、購入総額は変わらずとも結果として買上点数は下がり商品回転率もすこぶる悪化することになる。
買上率を上げたいのは小売店だけでなく流通業界はどこも同じ状況、売れ行き悪ければ商品も在庫もだぶつき追加発注は僅か。これが続けば小売どころか卸しも製造も物流も業績が伸び悩むことになる。
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若い時分に路地裏の占い師から背中を押されたことを思い出す。狭いサラリーマンの世界より自由気ままに行動できるフリーランスが向いている!その後の生き方や人生そのものを大きく変えることに気付かされたアドバイスだった。
「多くの縁に恵まれようと離れてゆく手相。ただ不思議なことに新たな縁が次々と生まれてくる運命が見える。」 (「天神の母」?記憶定かではない)
仏壇の前にひ . . . 本文を読む
昨日もスムーズな定例会議、発表の当事者なのに形勢が悪くなると急にダンマリ決め込む一人の幹部に目が留まる。いろいろ聞き出し助言するも下を向いたままひと言も発せず、まさに貝みたいに固まる。
会議も中断する沈黙時間、後回しで次の議題に入ると同じ幹部がまるで別人のように資料開きながら説明を始める。だが想定外の質疑が出ると又しても口閉ざし応答なし。思い出すといつものパターン、メンバーも諦め . . . 本文を読む
去年のフレッシュ社員も1年が経過、そこそこの経験を重ね仕事に慣れてきたのはいいが余裕出ると気のゆるみ御用心、何度かの個別ヒアリングで性格より仕事の正しい進め方を知らない?こんな比喩で檄を飛ばしたものだ。経営現場から社員教育まで社外アドバイザーの役割は大きい。
「初めての自転車乗り!後ろ支えられハンドル握り力いっぱいペダル踏み出す、ふらふらしながら何度も転倒?それでも踏み続けただろ . . . 本文を読む